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[グループC]

[6月17日・第1戦・サンパウロ]
チリ4-0 日本

[6月21日・第2戦・ポルトアレグレ]
日本2-2ウルグアイ

[6月24日・第3戦・ベロオリゾンテ]
日本1-1エクアドル

 コパ・アメリカ2019ブラジル大会に参加した日本代表チームは、グループCでの戦いで3戦して1敗2引分・勝点2としましたが、各グループの3位チーム同士の比較において3番目となり、決勝トーナメント進出はなりませんでした。

 3位チーム同士の比較において、2番目のパラグアイチームとは勝点2で並んだのですが、得失点差でパラグアイ△1、日本△4となり及ばなかったのです。

 こうして観ると、返す返すも「緒戦の大敗」が堪えました。
 こうした国際大会、世界屈指の国際大会のグループステージにおいては、大敗は絶対に回避しなくてはならないのです。

 今大会には、現在の日本代表チームの主力メンバーの多くが参加できませんでした。
 ヨーロッパのプロリーグで活躍する選手たちの多くが、その契約に「コパ・アメリカへの参加によるクラブチームからの離脱」が盛り込まれていないので、今回の代表チームには参加できなかったようです。

 欧州のクラブチームが「コパ・アメリカに日本チームが参加する」と考えないのは無理もないところですので、参加可能なメンバーで創り上げた代表チームとなったのです。
 そうした中での「大健闘」であったとも言えると考えます。

 今大会を通じて感じたことは、

① 得点力の不足

 これは、常に日本代表チームに対して指摘され続けていることなのですが、今大会も3ゲームで3得点と、弱点は解消されませんでした。
 こうした大きな国際大会で、現在の様な「軽くて操作し易いボールをベースとした攻め合いのサッカー」が主流となっている時代では、3ゲームで3得点では、グループリーグを突破するのは難しいと思います。

 例えば、今大会のブラジルチームは3試合で8得点を挙げています。それも、第2戦で0-0の引分を演じながらの8得点ですから、残りの試合では、特に第3戦のペルー戦は5-0で大勝しているのです。
 こうした爆発力、「取れる時には得点を積み重ねる力」が、グループリーグ突破に向けて大きな力となることは、自明の理でしょう。

② ここぞという局面での勝負強さ不足

 日本チームにも、決勝トーナメント突破のチャンスが十分にありました。
 第3戦・エクアドル戦であと1点を挙げればよかったわけですし、そのチャンスもありました。
 もちろん、その1点が遠いこと、その1点を取ることがとても難しいことは百も承知ですけれども、「その1点が取れない限り決勝トーナメントには進出できない」のです。

 グループBの緒戦でコロンビアに0-2で敗れ、第2戦でパラグアイと1-1で引分け、2戦を終えて1敗1引分と追い込まれながら、第3戦・カタール戦を2-0で勝って、グループBを2位で勝ち抜いた、アルゼンチン代表チームの勝負強さは見事なものです。
 大きな国際大会で勝つ方法を良く知っているというか、伝統として具備しているということなのでしょう。

 「執念」といった空疎な精神論では無く、「プレーの丁寧さ」という種類の力の差という感じもします。

③ コパ・アメリカでの初勝利は遠い

 日本代表チームがコパ・アメリカ(南米選手権)に出場するのは、1999年以来2度目でした。
 1999年大会では、2敗1引分でグループステージ敗退でした。

 20年振りに出場した今大会では1敗2引分でしたから、成績は少し向上したのです。
 この1引分→2引分が「1999年から2019年までの日本サッカーの進歩量」とまでは言えないのかもしれませんが、南米各国のナショナルチームが精魂を傾けて臨む大会で日本チームが初勝利を挙げるのは、何時の事になるのでしょうか。

 今大会のグループリーグを観ても、南米各国のナショナルチームの試合運びの上手さは、相変わらずです。
 華麗なプレーや派手さこそ少ないのですが、「得点の取り方を良く知っている」上に、得点を取った後のプレー、時間の潰し方もとても上手です。

 やはり、ヨーロッパ各国のナショナルチームとは異なるサッカーが、大袈裟に言えば「サッカー文化」が、まだ厳然として存在しているのでしょう。

 「南米の上手なサッカー」を改めて感じさせてくれた、グループステージの戦いでした。
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 「強い競馬」でした。

 追い縋るキセキ、スワーヴリチャードを寄せ付けず、どんどん引き離してゴールに飛び込んだのは、リスグラシューでした。
 
 3馬身という着差も含めて、これほどの圧勝は2019年の中央競馬G1レースにおいて初めてでしょう。

 パドックでは、屈強な男馬達を前にして、460㎏のリスグラシューはいかにも牝馬という体格でした。ひとまわり小さく観える馬体からは、クラシックホースを始めとする牡馬一線級とのレースは厳しいかと感じられたのです。

 パドックでは、特にキセキが良く観えました。筋骨隆々という雰囲気で、500㎏を越える馬体が黒光りし、ツル首で悠然と走り出した返し馬では、首を低く出して、好調を印象付けました。

 スタートから、予想通りにキセキが先頭に立ちましたが、外からリスグラシューが並びかけました。「ひっかかっているのか」と思いましたが、レーン騎手の指示通り2番手に控えて向う正面を走ります。

 3角から4角にかけて、レイデオロのルメール騎手が押しに押していますから、行きっぷりが良くないか、手応えが無くなったのかもしれない、と思いました。

 4角を回って最後の直線、リスグラシューが直ぐにキセキに並びかけました。力強く美しいフットワーク。
 キセキも粘りますが、その差はじりじりと詰まり、ついに抜き去りました。
 後ろからスワーヴリチャードが追ってきますが、リスグラシューの脚色が勝ります。

 残り100mからは、リスグラシューが後続馬との差を拡大しました。
 その差は開く一方。
 リスグラシューの疾駆する馬体がとても大きく観えました。

 リスグラシューはグランプリレースを圧勝したのです。
 日本ダービー馬2頭、皐月賞馬、菊花賞馬を従えての勝利。
 語り継がれるレースです。
 
 世界の競馬を観ても「牝馬の強さ」が目立つ昨今ですが、アーモンドアイに続いて、日本競馬にも「強い牝馬」が登場しました。

 5歳と遅咲きですが、その強さは十分に世界に通用するものでしょう。

 シカゴ・カブスのダルビッシュ投手は、6月21日の対ニューヨーク・メッツ戦に先発登板しましたが、このゲームでも「勝ち負け」が付かず、これで5月4日の対セントルイス・カージナルス戦に先発登板してから「10先発登板連続で勝ち負けが付かない」という、とても珍しい記録となりました。

 調子を落とし、MLBの先発投手としては不十分な状態となれば、先発投手として登板できなくなる筈ですから、「先発投手として十分な力量が有り、その力量を発揮している」投手として、10試合も勝ち負けが付かないというのは、いかに「先発投手の勝ち負けは打線との兼ね合い」であるMLBにおいても、なかなか見られない事象でしょう。

 ダルビッシュ投手の「不思議な10登板」を観てみましょう。

① 5月4日 カージナルス戦 4と0/3イニング・81球 被安打6・奪三振4・与四死球5・失点5・自責点4 チームは勝利
② 5月9日 マーリンズ戦 4イニング・97球 被安打1・奪三振7・与四死球6・失点1・自責点1 チームは勝利
③ 5月15日 レッズ戦 5と1/3イニング・102球 被安打5・奪三振11・与四死球0・失点2・自責点2 チームは敗戦
④ 5月20日 フィリーズ戦 6イニング・95球 被安打4・奪三振7・与四死球3・失点3・自責点3 チームは敗戦
⑤ 5月25日 レッズ戦 7と0/3イニング・108球 被安打12・奪三振5・与四死球2・失点6・自責点6 チームは勝利
⑥ 5月30日 カージナルス戦 6イニング・93球 被安打3・奪三振6・与四死球4・失点1・自責点1
チームは敗戦
⑦ 6月5日 ロッキーズ戦 5と1/3イニング・95球 被安打3・奪三振6・与四死球3・失点3・自責点2 チームは勝利
⑧ 6月10日 ロッキーズ戦 6イニング・83球 被安打6・奪三振3・与四死球1・失点4・自責点4 チームは敗戦
⑨ 6月15日 ドジャース戦 7イニング・109球 被安打2・奪三振10・与四死球1・失点1・自責点1 チームは勝利
⑩ 6月21日 メッツ戦 6イニング・88球 被安打4・奪三振6・与四死球2・失点4・自責点4 チームは敗戦

 「不思議な10登板」の前半は、与四死球が多く不安定な投球が目立ちました。

 ゲーム開始直後はとても良いコントロールを魅せて、「今日は大丈夫」という雰囲気なのですが、「ある打者」「ある一球」から突如コントロールを乱し、四球を連発するのです。
 いったい何がダルビッシュ投手に起こっているのか、というゲームが多かったと感じます。

 それが、6月10日のロッキーズ戦辺りから安定してきました。
 6月15日のドジャース戦などは「7イニング1失点10奪三振」という素晴らしい投球を魅せてくれたのですが、この時は打線の援護に恵まれませんでした。
 まさに「投打が噛み合わなかったゲーム」でしょう。

 そして直近の6月21日のメッツ戦では2本塁打を浴びて4失点でした。
 「突然ホームランを打たれる」現象はまだ続いています。(そもそもホームランは、どの投手も突然打たれるものなのですが、ダルビッシュ投手の場合には、それまでの投球が上質なだけに「突然感が強い」ように思います)

 さて、ダルビッシュ有投手のピッチングは、5月中旬までより相当良くなっていると思いますので、そろそろ「勝ち負け」、それも「勝ち星」が付くと思います。

 この長いトンネルが、ダルビッシュ投手の「大連勝への跳躍台」になって欲しいものです。

 6月14日の大谷翔平選手のサイクル安打達成に伴って、様々な角度からの分析が行われ、色々な記事が掲出されています。
 Number Webの6月19日配信の記事「大谷翔平のサイクルは球史に残る?ノーヒッターよりレアな”勲章”か。」(ナガオ勝司著)も、とても興味深いものでした。

 ノーヒッター(ノーヒットノーラン)とサイクル(サイクル安打)の達成難易度等を題材とした記事です。
 2019年6月15日時点で、MLBにおけるサイクル達成者は327人、ノーヒッター達成者は300人となっているとのこと。
 人数的には、「同じような数」と判断すべきなのでしょう。

 本記事では、最初は「ノーヒッターの方が難しい」という見方を披露し、次第に「サイクルも難しい」という方向に話が進展します。
 
 そして、MLBにおける多くの公式記録が1908年以降のものであるのに対して、サイクルとノーヒッターは1800年代、ベースボール黎明期から記録が残っている点に及びます。そして、1908年以前に、サイクルは通算52度、ノーヒッターは53度、記録されているとの事であり、これはほぼ同数です。
 つまり、眼にする機会・頻度として、当時「サイクルはノーヒッターみたいなもの」であったことは間違いありません。

 最後に、ベーブルース選手は三塁打を通算136本打っているがサイクルは出来なかった。大谷選手は自身3本目の三塁打でサイクルをものにしたと締め括っています。
 この辺りになると「不思議」という感じになります。

 私は、サイクルとノーヒッターの難易度は同じくらい、ではないかと感じています。
 
 頭書の達成者数、327人対300人を観ても、毎日のように試合に出場する野手と、5試合に1試合くらいの頻度でマウンドに上がる先発投手では、そもそもサイクルやノーヒッターに挑戦する回数が異なる、サイクルの方がノーヒッターより、相当多くの試合で挑戦できるものであるにもかかわらず、100年以上の歴史の中で達成者数がほぼ同じというのは、「サイクルの達成者に成る難しさ」を示しているのではないかと考えるからです。

 いずれにしても、大谷翔平選手がMLB2年目にサイクルを達成したことは本当に凄いことであり、やはり「ベースボールの神様に祝福されている」と感じます。

 ラグビーワールドカップ2019および東京オリンピック2020のチケット購入にトライしてみました。

 悪意を持ってロボットなどを使い「大量購入」を狙う輩への対応や、「なりすまし」への対応などの為に、最新の技術を駆使した販売方法が模索され実施されたのでしょう。
 その内容には色々なポイントがあり、様々なことを考えさせられました。

① ラグビーワールドカップ2019のチケット

 一般向けの先着順販売の日、午前10時の販売開始時刻に向けて、自宅で準備をしました。
 事前のID登録は勿論済ませてありましたから、10時に向けてパソコンの前に座り、直ぐに「申込み」クリックができるよう、ワールドカップWCの公式サイトの画面も開いて待ったのです。

 さて10時、直ぐにクリックしましたが上手く行かず、しばらくして再度クリックしました。
 受け付けられました。10時0分40秒の受付時刻でした。
 「40秒も遅れてしまった」と残念でしたが、仕方がありません。

 さて、受付画面を見ると「83,000番台」の順番となっていました。
 窓口に並んでいるとすると、自分の前に83,000名余の人が並んでいる形です。
 ログアウトしてしまうと、列から離れたことになるかもしれないので、このまま待つことにしたのです。
 「窓口の数が多ければ」、列もどんどん進むかもしれない、と少し期待したのです。

 さて待つこと2時間、正午になりました。
 
 待ち順番は「72,000番台」になりました。
 つまり2時間で10,000番くらい前進したのです。

 とはいえ、午後に所用が有りましたので、このまま数時間待つのは無理ということで諦めました。
 この正午時点で、日本チームが出場するゲームは、概ね「売切れ」と表示されていました。
 
 ラグビーワールドカップ2019の人気の高さを改めて感じる出来事でした。

 翌朝、再度チケット購入にトライしましたが、九州地区の会場のゲームのチケットが2~3試合分残っているだけで、その他は全て「売切れ」でした。

 ラグビーワールドカップ2019については、その後も第二次、第三次のチケット販売が行われました。このどちらにもトライしましたが、いずれも申し込みが殺到して、前述の第一次販売と同じようなというか、より「混雑が激しい」状態に見えました。

 また、今頃になって、競技場毎の「日本代表が登場する試合」のチケット販売も行われているようです。

 では、第一次販売等での早々の「売切れ」表示は、どういう意味なのか、よくわからないというのが、今大会のチケット販売方法の最大の問題点かもしれません。

 もちろん、公式ホームページをよく読めば、第一次、第二次、第三次で、各試合のチケットを何枚販売するといった情報が、どこかに表示されているのでしょうが(もし、表示されていないのであれば話になりませんが・・・)、じっくりそうした情報を探して読むのは、忙しい状況下では困難ですし、そうした情報を「分かりやすく表示する」のは、主催者の義務でしょうから、その点では上手くいっているとは言えないと感じます。

 こうした販売方法で、万一売れ残りが出るようなことが有れば、ワールドカップ2019を観たいと願っていたファンにとっては、「お粗末」な仕儀ということになるでしょう。

② 東京オリンピック2020の抽選申し込み

 2019年5月9日から、申し込みの受け付けが開始されました。

 こちらも事前にID登録をして、申込みにトライしました。

 5月9日では無く、数日後の早朝オペレーションでしたが、やはり待ち順番が3,000番台でした。こちらは「概ねの待ち時間」が7分と示されましたので、待ってみました。待ち時間が予想できたので、待つ気になったのです。

 さて、自分の順番になり、ログインしようとすると、ID登録をした際のパスワードの変更を要求されました。本パスワードといった意味なのでしょうか。
 何回かトライしましたが、変更が受け付けられません。

 当該ページを良く読むと「英大文字と小文字、および数字の組合せで9桁以上」との指示が有りました。
 その通りのパスワードを入力すると、ようやく販売画面に入れました。

 「英大文字・小文字・数字で9桁以上」というのは、最近のインターネット関連の取扱いとしては一般的な条件ですけれども、その条件表記を「もっと大きく表示してもらいたかった」と感じました。私は6~7回のトライで通過できましたけれども、3~4回の失敗で諦めてしまう方も居るでしょうし、特に高齢の方であれば、パスワードに英大文字と小文字の両方を使うことが難しいかもしれません。
 やや不親切な表記かと思いました。

 さて、チケットの申込みですが、観たい競技・種目を選択し、次々にカートに入れて行きました。

 そして、電話を掛けるといった作業を経て、ようやく、「抽選への申込み」が完了しました。

 感想としては、「相当に難しいオペレーション」であったと思います。

 短気?な人、あるいはネットでの物の購入作業に不慣れな人であれば、とてもゴール?にはたどり着けないであろうと感じました。

 知人、インターネット業界で働いている人ですが、「次に何が要求されるのか分からないので、おべーレーション中、常に不安だった」と言っていました。「抽選申し込み」の最中感じた、何とも言えない「不快感・不安感」の原因はこれだったのかもしれません。

 要は「道標が無い」のです。
 マニュアルに従って作業することに慣れているというか、説明書きに沿ってインターネットの作業を進めることが一般的な時代に、そのマニュアルが無いという事態。結局、申込期間の間、ついに「申込み作業のマニュアル・説明書」は世に出ませんでした。
 どんなゲームでも直ぐに攻略本が出る現代において、とても不思議なことだと感じます。
 
 ロボット等による「不正・大量購入」を防ぐために、マニュアルが禁じられたのかもしれませんが、マニュアル・説明書さえあれば、30段階でも40段階でも苦も無くオペレーションして行く人達でも、「五里霧中」、暗闇をとぼとぼと歩いて行くような操作は、とても不安なもので、途中で止めてしまう人も多かったことでしょう。

 おそらくは、順調な売り捌きを目指しているであろう主催者の予想より、相当申込み数が少なかったのではないかと思います。

③ ロボット、なりすましへの対応

 ネットを使用した対応においては、ロボットや「なりすまし」への対応に、ビッグイベントのチケット販売においては注意する必要がありますので、両イベントのチケット受付においても、様々な工夫が凝らされていました。

 ラグビーWC2019に付いて言えば、ID登録の難しさが印象に残りました。

 「信号機が写っている写真を全部選べ」「白い家が写っている写真を全部選べ」といった、ロボット対策の「写真選択画面」が難しいもので、確か3×3=9枚か4×4=16枚の写真から、指示された趣旨の画像を全部選択するのですが、写りの悪い写真も多く、良く見ると「隅の方に当該物が写っている」ケースも有って、私は7回目か8回目に「合格?」したと記憶しています。

 ID登録にトライした人の中には、3~4回目で諦めてしまう人も居るでしょうし、眼が悪い高齢者の皆さんには「画像選択」は、とても難しいことかもしれません。

 東京オリンピック2020の方は、抽選申込みの過程でロボット・なりすましを防ぐいくつかの工夫が、なされていました。

④ 人気の高いビッグイベントのチケット販売の難しさ

 こうした「難しいオペレーション」は止めて、もっと簡単に出来ないものか、という意見は当然出されるものと思いますが、では具体的にどうしたらよいのかということになると、対応策の選択肢はとても少ないでしょう。

 窓口での販売となれば、販売開始の1週間前、ひょっとすると1か月前から並ぶ人が出て来そうです。そうなると「チケット購入は体力と購入に時間を割けるかどうか」の勝負になってしまいます。この方法は採用できないでしょう。

 加えて、「本人確認」および「転売防止」の対策を、窓口販売方式で行うことになりそうですから、窓口における1件1件のオペレーションにも相当の時間を要することが予想されます。本人確認資料の提示やひょっとすると公的資料の提出が要求されることも有るかもしれませんから、窓口で「資料が不足している」といった理由で購入できないケースもあるかもしれません。
 「何日も並んだのに売ってくれないとは・・・」といった怒号が飛び交う窓口というのも、見たくないものです。
 窓口販売開始後も、何日もの時間を要する可能性も十分に有ります。

 こうした「悲惨」な状況を防ぐために、現代ではインターネットによる販売方法が採用されているものとは思いますが、以前から「誰もがインターネットを利用している訳では無い」という指摘も数多く出されています。

 スマートフォンの普及率も、日本全体で見れば、現時点で「ようやく5割を超えたか、まだ超えていないか」、調査によってまちまちという状況ですので、スマホ対応が出来ているから、マーケットの大半に提示・対応できていると判断するのも、早計でしょう。

 東京オリンピック2020について言えば、2019年秋には「先着順の販売」、2020年春には東京エリアでの「窓口販売」も予定されているとのことですが、これが「売れ残りチケットの売り捌き」のためのものでないことも期待されるでしょう。(主催者からは、「売れ残りの売り捌き」では無いと報じられていますが・・・)

 ラグビーワールドカップ2019について言えば、何度も何度も「待ち時間不明の長蛇の列」に並んだ経験を、心身ともに疲労した経験を踏まえれば、ネット購入には相当に抵抗を感じます。あの「あなたは○○○○番目」という表示を観るのが・・・。人生においても屈指のエンターティンメント、「ワクワクに溢れた本当に楽しい場」に行くために、難行苦行に耐えなければならない回数にも限度があるでしょう。「本末転倒」の感じもあります。
 一方で近時のネット販売では、「チケットの残枚数が少ないので、並んだ席のチケット購入は困難。複数チケットの申込みの場合には離れた席になります」といった表記もあります。せっかく観戦するのに、親しい人と離れた席での観戦しか出来ないとなれば、その楽しさは「半減」してしまいますから、とても購入する気にはなりません。
 これはもう、今後出てくる可能性が有る、各旅行会社からの「観戦ツアー」販売を待つくらいしか、方法がなさそうだと感じています。

 繰り返しになりますが、インターネットを介した販売方法以外に「何か良い方法があるのか」と問われると、当然ながら「そんな便利な方法」は無いので、今回の2大イベントのこうした対応も、止むを得ないものかもしれません。

 リアル窓口販売によって発生する可能性が有る、「1週間前から窓口に並んでいた人が体調を悪くして入院した」「並んでいる人達の夜間の騒音がひどい」「並んでいる人同士の喧嘩によって複数の人が重軽傷を負った」「並んでいる人達から出されるゴミが酷い」といった数々の「惨事」を防ぐことが出来ているとも言えるのでしょう。

 さて、この2つのビッグイベントのチケット販売において、今後留意が必要なのは、「偽チケットの排除」でしょう。
 当然のことながら、入手困難なチケットについては「偽物が登場し易い」のです。

 東京オリンピック1964の際にも、「精一杯のおしゃれをして、小学生の息子と共に開会式を観る為に国立競技場に行きましたが、入口で『このチケットは偽物です』と言われてしまい呆然と帰ってきました。自分としては大奮発して、高価なチケットを買ったつもりでいたのです。あの時の悔しさ、悲しさは忘れることが出来ません」という報道が有りました。偽物を掴まされたお母さんの辛そうな表情を、今でも憶えています。
 戦後、一生懸命頑張って、子育て他に努めてきた市井の婦人に対して、「なんて酷いことをするのだろう」と当時感じたことも憶えています。
 「人々の夢を踏みにじる犯罪」は、犯罪の中でも「最低クラス」のものであろうと思います。
(もちろん、犯罪の「悪さ度合」に上下などないのでしょうが)

 こうした「偽物」についてのリスクは、50年以上の月日を経た21世紀の今日でも、余り変わることなく存在していると思います。
 情報化社会といっても、厳然と存在するリスクなのです。

 「見たことが無いもの」に付いては、素人では「真贋の区別」がつかないのは当然のことです。
 誰も、この2大イベントのチケットは、これまで観たことが無い、あるいはネットの不鮮明な画面で少し見たことがある程度なのですから、それなりの印刷を施し、ホログラムでも付ければ、いかにも本物の様に見えることでしょう。
 1枚数万円、あるいは数十万円、時には数百万円の値が付く可能性が有る、高価なチケットですから、詐欺を行おうという輩にとっても、投資に見合う利益を生む可能性が有るものなのです。

 「本物であることの担保」については、2大ビックイベントの主催者に、是非お願いいたします。
 6月23日、阪神競馬場芝2,200mコースで開催される、第60回宝塚記念競走G1の注目馬検討です。

 メンバーが揃いました。G1ホースが6頭と豪華です。
 それも、クラシックレースの勝ち馬が並んでいます。
 やはり「夢のレース」なのです。

 一方で、このところ「なかなか勝てない」馬が並んでいるとも言えます。重賞レースの上位入着と健闘はしているのですけれども、1着が遠いのです。
 キセキは、2017年の菊花賞に勝って以後、8戦して勝てていません。
 エタリオウは、2017年の未勝利戦に勝って以降、9戦して勝てていません。(2着が7回というのも凄い感じがしますが)
 マカヒキは、2016年のニエル賞に勝ってから、10戦して勝てていません。
 スワーヴリチャードは、2018年の大阪杯に勝って以降、5戦して勝てていません。
 
 これ程のサラブレッド達が、なかなか勝てないというのも不思議なことです。
 このレースで「前走1着」はアルアイン1頭です。
 グランプリレースたる宝塚記念の出走馬に、前走1着馬が1頭しか居ないレースというのが、これまで有ったのでしょうか?とても珍しいように感じます。

 さて、注目馬です。

 第1の注目馬は、2枠2番のレイデオロ。
 前走ドバイシーマクラシックG1の6着からのコンディション作りが気になる所ですが、大レースにおける安定感という面では、この馬が「軸」でしょう。

 第2の注目馬は、8枠11番のスワーヴリチャード
 前述のように、なかなか勝てていないのですが、前走ドバイシーマCでは3着とレイデオロに先着しています。相当調子が上がってきていると観ます。

 第3の注目馬は、8枠12番のリスグラシュー。
 有力馬が目白押しですので、3番手を選ぶのはとても難しいところですが、このところの香港での安定した成績と「右回りに強そう」という点を考慮しました。牝馬の健闘に期待します。

 今回は、以上の3頭に期待します。

 マカヒキ、アルアイン、キセキといった「クラシックホース」の走りにも期待しています。
 6月20日、アメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで開催された、2019年のNBAドラフトにおいて、ゴンザガ大学の八村塁(はちむら るい)選手が、1巡目・全体9位で、ワシントン・ウィザーズから指名を受けました。

 日本人プレーヤーが、NBAドラフト1巡目で指名されることは、史上初のことです。

 50年くらい前から、日本のバスケットボール界を観てきた立場、日本鉱業チームVS日本鋼管チームの日本一を争う試合をハラハラしながら観ていたオールドファンからすると、「夢のような話」であり、Bリーグの大盛況と共に、日本のバスケットボール界の長足の進歩を感じます。

 八村選手は、1998年生まれの21歳、富山県出身、父親がベナン人(ベナンはアフリカ西部の国、ガーナの近くです)、母親が日本人。
 身長205cm・体重108kgの堂々たる体躯を誇ります。ポジションは、パワーフォワードあるいはスモールフォワード。

 正直に言って、これまで八村選手のプレーをテレビ等で長時間眼にしたことはありませんし、1試合を通じて観たことも無い(私の情報収集力の弱さ故ですが)のですが、「NBAドラフト」という、バスケットボール発祥の国における極めて公正な物差しにより、「1巡目・全体9位」という、とてつもなく高い評価を獲得したのですから、間違いなく素晴らしいアスリートなのでしょう。

 そして、これからは八村塁選手のプレーを眼にする機会が増えそうです。本当に楽しみです。

 「夢のような話」が、現実のものとなりました。
[6月18日・女子フルーレ団体決勝・千葉ポートアリーナ]
日本45-29韓国

 2012年の和歌山ビッグホエールでの開催に続いて、7年振りの日本開催となったアジアフェンシング選手権大会最終日、日本女子フルーレチームが初優勝を飾りました。

 日本チーム(東選手、菊池選手、上野選手、辻選手)が韓国チームを45-29で下したのです。
 8点差で3人目の上野優佳選手が登場し、10連続得点を挙げて、圧勝しました。
 17歳の上野選手の素晴らしい勢いでした。

 このところ、世界でも「アジア勢」が強い種目ですから、東京オリンピック2020におけるメダル獲得に向けて期待が膨らむ大活躍です。

 この大会で日本チームは、男子フルーレ個人(敷根崇裕選手)、男子エペ個人(山田優選手―決勝で宇山賢選手との日本人対決を制しました)、男子フルーレ団体(松山選手、三宅選手、敷根選手、鈴村選手)、そして女子フルーレ団体と4種目で優勝しました。
 もちろん、強豪である中国チームや韓国チームに及ばなかった種目も有るのですけれども、フェンシング日本チームの地力は着実に向上していると感じられます。

 東京オリンピック2020に向けて、「残り1年間」の仕上げの時期が来たのでしょう。
 
[6月17日・ヤンキースタジアム]
ニューヨーク・ヤンキース3-0タンパベイ・レイズ

 先発した田中投手は、9イニング・111球を投げて、被安打2、奪三振10、与四球1の完璧な内容で完封勝ちを収めました。
 低めに球を集め、相手打者に的を絞らせませんでした。
 レイズとの首位攻防戦で披露した「快投」です。

 「100球が目途」といわれるMLBの先発投手にとって、完投勝ちは至難の技です。まして完封勝ちとなると、全ての先発投手に出来ることでは無いと感じます。
 各打者を早いカウントで打ち取って行かなければならない、相手打者に「打てる」と判断させるボールで切って取る必要があるからです。相手打者に「追い込まれると打てない」と感じさせる必要もあるのでしょう。三振も少ない球数で取って行かなければなりません。
 いつも5イニング~7イニングでブルペンと交替する先発ピッチャーでは、完投・完封は成し得ないでしょう。
 これは「+α」の能力のような気もします。

 2018年7月24日以来の「4度目の完封勝ち」ということですから、田中投手には前述のような、MLBで完投できる投球を行うことができる能力が有ることは、間違いないでしょう。
 素晴らしいことです。

 2019年シーズンの田中投手は、これまで、全体としては良い投球が出来ているのだけれども、勝ち星には恵まれないという印象でした。

 3月は1勝0敗、4月は5度登板して1勝2敗、5月は6度登板して1勝2敗、そして6月はこの試合まで3度登板して2勝1敗、計5勝5敗となっています。
 防御率は3.23と、ローテーションを守っている先発ピッチャーとしては相当良い方だと思いますが、勝ち負けは同数なのです。

 もちろん、MLBの先発投手において最も重視されるのは、登板回数と投球イニング数なのですけれども、やはり勝ち星も大切でしょう。

 田中将大投手には、この「完封」、ヤンキースでは「被安打2以下&奪三振10以上の完封劇は2002年のマイク・ムッシーナ投手以来17年振り」という極上の完封、を契機に、どんどん勝ち星を積み上げて行っていただきたいと思います。
[6月16日・女子57kg級]
川井梨沙子6-4伊調馨

[6月16日・男子フリー65kg級]
樋口黎-テクニカルフォール-乙黒拓斗

[6月16日・男子グレコローマン60kg級]
文田健一郎4-1太田忍

 東京オリンピック2020の代表の座、各階級1つの代表の座を巡って、本当に厳しい戦いが続きました。
 観ている方の胸が潰れるような、熾烈な戦いが続いたのです。

 注目の女子57kg級は、2018年12月の全日本選手権で敗れた川井選手が雪辱しました。
 川井選手が先行して、伊調選手が追い上げるという展開でしたが、最後の1秒というか0.1秒まで勝敗が分からないという戦いでした。
 伊調選手が押し、川井選手が逃げる終盤の展開の中で、川井選手の「場外」が試合時間内であったか、試合終了後であったか、とても微妙なタイミングだったのです。
 チャレンジが行われ、ビデオを含めた判定の結果、川井選手の場外は「試合終了後」であり、川井選手の勝利となりました。

 「全日本」と「全日本選抜」の優勝者が異なる階級については、7月6日(和光市体育館)で行われる「プレーオフ」で、世界選手権代表を決めることになります。
 川井VS伊調の戦いもプレーオフに持ち越されましたが、全日本での残り10秒からの伊調選手の逆転勝ち、そして選抜における残り0秒まで続いた激闘を観ると、この戦いは本当に「最後の最後まで分からない」ものとなるのでしょう。
 どうして、こんなに強いプレーヤー2人が、同じ階級に居るのかと、一レスリングファンとして感じます。(繰言です)

 男子フリー65kg級も、実力者2名による激闘が繰り広げられました。
 直近の世界選手権を制した乙黒選手がやや有利かと観ていましたが、リオデジャネイロ・オリンピック銀メダリストの樋口選手が「圧勝」しました。
 第1ピリオドの「一本背負い」に驚かされましたが、第2ピリオドに入っても攻撃の手を緩めず、次々に技を繰り出してテクニカルフォール勝ちを収めました。
 「連続攻撃」を持ち味とする乙黒選手にとっては、お株を奪われた感のある試合でした。

 この試合の乙黒選手は、珍しく消極的な印象でした。コンディションが良くなかったのかもしれません。

 樋口VS乙黒の代表争いも、プレーオフに持ち越されたのです。

 男子グレコローマン60kg級は、文田選手が太田選手を下し、全日本→全日本選抜の連勝を達成して、世界選手権代表の座を勝ち取りました。
 リオデジャネイロ・オリンピック銀メダリストの太田選手にとっては、痛恨の敗戦であり、自力での東京オリンピック2020の代表入りが遠のく結果となりました。

 太田選手は文田選手の実力を良く知っているので、「文田は間違いなく世界選手権でメダルを獲得するだろうから、この階級での東京オリンピック代表獲得は難しい。67kg級に階級を上げてチャレンジする。」と試合後コメントしました。
 凄まじい執念です。

 東京オリンピック2020代表の座を巡る、日本トップクラスのプレーヤーの皆さんの争いは、競技・種目にかかわらず「熾烈」を極めます。
 日本人アスリートであれば誰でも、東京オリンピック2020に出たいのです。

 レスリングの代表争いは、その「熾烈さ」を如実に現しているのでしょう。
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