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 少し間が空いてしまいましたが、全米カレッジフットボールのシリーズは続きます。

 前稿の通り、1902年の第1回ローズボウルにおいて、西部代表のスタンフォード大学カージナルに49-0で圧勝したのがミシガン大学ウォルバリンズです。

 ウォルバリンズは、アメリカ合衆国のカレッジフットボール創成期から現在に至るまで、強豪チームとして厳然たる地位を占めています。

 カレッジフットボールの歴史が古いミシガン大学ですが、そもそもミシガン大学自体が1817年に当時のミシガン準州のデトロイトに創設されており、アメリカ合衆国で最も歴史の有る公立大学です。
 1837年に現在のアナーバーに移設されたというのですから、まさに「歴史と伝統を誇る」名門大学なのです。

 チーム愛称「ウォルバリンズ」のウォルバリンは「クズリ=クロアナグマ」のことで、ミシガン州の別名が”Wolverine State”であるところから名づけられているのですから、「The ミシガン州」と呼んで良いチームなのでしょう。

 ウォルバリンズの戦績は「華やか」の一語でしょう。
 特に20世紀においては、全米屈指の強豪チームでした。

 ローズボウルでは1902年を皮切りに8度の勝利を重ねていますし、シュガーボウルでも2012年に勝ちました。オレンジボウルでも2000年に勝利し、フィエスタボウルでも1985年に勝っています。
 
 また、ミシガン大学には全米大学最大のスタジアム「ミシガン・スタジアム」があります。
 そして、ウォルバリンズの1試合当たりの平均観客数は11万人を超えると言われています。
 「入れ物」の大きさの関係もあるのですが、NFLの各チームより平均観客数は相当に多いのです。

 ウォルバリンズが所属するのは、全米屈指のレベルを誇る「ビッグ・テン・カンファレンス」です。
 「ビッグ・テン」における、ミシガン州立大学スパルタンズ、オハイオ州立大学バックアイズ、ペンシルベニア州立大学ニタニーライオンズ、ウィスコンシン大学バッジャーズといった「強豪チーム」との競り合いは、毎シーズン熾烈を極めます。
 アメリカンフットボールファンならば、一度は「ビック・テン」の一シーズンの全試合を観てみたいと考えることでしょう。
 「ミシガン・スタジアム」がいつも11万人大観衆で埋め尽くされるのも、さもありなん、というところなのです。

 NFLで活躍するOBということになると、何といってもニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバックQBトム・ブレイディ選手でしょう。「ペイトリオッツ王朝」のQBとして、あらゆるNFL記録を塗り替えつつあります。

 その名門ミシガン大学ウォルバリンズも、20世紀に比べて21世紀になってからは、やや精彩を欠いているとの指摘もあります。

 ウォルバリンズの「復活」が期待されているのでしょう。

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 マスターズ2019の松山英樹選手の、ラウンド後の練習量が話題になりました。

 毎日のラウンド後、2時間以上、3日目などは3時間以上の練習をしていました。
 凄い練習量だと思います。

 チーム松山の関係者の話として、時には「ちょっと気分転換の為にゴルフしよう」と言ったりするのだそうです。

 ゴルフを仕事としている松山選手が「気分転換」の為にゴルフをするというのは、とても興味深い話です。

 普通に考えれば、日々の仕事に疲れたので「別の形で気分転換」をしようとするのでしょう。
 例えば、営業職や事務職のサラリーマンなら、業後の「一杯」とか、好きなゲームをやるとか、休日には好きなスポーツをするといった形、仕事とは全く違うことをするのが気分転換になります。

 ところが松山選手は、仕事と気分転換が同じゴルフなのです。
 不思議な話でしょう。

 考えられるのは、「松山選手はゴルフが大好き」ということでしょうか。
 大好きなゴルフですが、仕事となれば「やりたくはないトレーニング」もやらなくてはならない。そのトレーニングによって、少し「ゴルフが嫌」になりそうになったら、「気分転換にゴルフをする」のかもしれません。

 こうして書いてくると、ある話を思い出します。
 マラソンの高橋尚子選手の逸話です。
 高橋選手が現役時代に、練習が終わった後「ちょっと遊んできます」と言って15~20km走っていたというのです。(本ブログ2015年9月5日の記事「高橋尚子氏「練習が終わってから『ちょっと遊んできます』といって15~20km走っていました」をご参照ください」

 松山選手にしても、高橋選手にしても、プロゴルファーとして、オリンピックの金メダルを目指すランナーとして、我が国を代表するプレーヤーです。
 その二人は共に、自分が取組んでいる競技が大好きなのでしょう。

 そして松山選手はマスターズトーナメントのラウンド後、1ラウンド出来る位の時間を練習に費やし、高橋選手は40km位の強く厳しい練習後に15~20kmを走っていたのですから、「大好き」というだけでは、とても出来ないことでしょう。

 お二人とも、「抜群の持久体力・精神力」を具備していること、いたことは間違いありません。
 
 この「持久体力・精神力」こそが、トップアスリートに備わっている資質なのかもしれません。

 日本水泳2019から、もうひとつ。

[4月8日・男子100mバタフライ決勝]
1位 水沼 尚輝 51秒43
2位 小堀 勇氣 51秒97
3位 安江 貴哉 52秒02

 男子バタフライチームに「新星」が登場しました。
 日本選手権という大舞台における、とても印象的な登場です。

 前半から先頭グループに付いて行き(50m地点で2位、24秒06)、残り25mからは「圧巻の泳ぎ」でした。この迫力は、間違いなく「世界レベル」です。
 派遣標準記録もきっちりとクリアして魅せたのですから。

 作新学院高校に入学した時、3年制には萩野公介選手が居たそうです。
 既に、日本のトップクラスで活躍していた萩野選手は、水沼選手にとっては「雲の上の存在」だったと報じられていますが、高校卒業後メキメキと力を付けて、ついに世界選手権の代表をゲットしました。
 今や、日本の男子バタフライ短距離陣のエースのひとりと言って良いでしょう。

 少し遅咲き?、22歳の水沼選手の世界選手権2019、そして東京オリンピック2020における、大活躍が期待されます。

 3日目を終えて11アンダーパー、首位のフランチェスコ・モリナリ選手と2打差で最終日のスタートを切ったタイガー・ウッズ選手の18ホールを観て行きましょう。

 3番ホールをバーディとしたものの4番でボギーを打ち、最も苦手としている5番も落として連続ボギーとしてしまいました。
 14年振りのマスターズ制覇、11年振りのメジャートーナメント優勝を目指すウッズ選手の前途に暗雲が漂ったのです。

 モリナリ選手は第1ラウンドの12番ホールから、第2・第3ラウンドとノーボギーという、バーディとボギーが交錯するのが一般的なオーガスタ・ナショナルゴルフクラブを相手にして「完璧なゴルフ」を展開していましたから、追い付くどころか差が開く状況だったのです。

 「やはり今回も難しいか」と感じられた7番ホール。
 タイガー・ウッズ選手はここをバーディとし、モリナリ選手は久しぶりのボギーを打ちました。
 続く8番パー5も素晴らしいセカンドショットによって2オンを果たし、惜しくも?イーグルは成らなかったものの、連続バーディとして、ウッズ選手に「僅かな希望」が生まれたように感じられました。

 とはいえ、久々のボギーを打ったモリナリ選手も、キッチリと8番ホールでバーディを奪って13アンダーを堅持していました。

 そして、最終組はアーメンコーナーに入りました。
 難しい11番ホールで、ウッズ選手はボギー。モリナリ選手は、さすがのパーでした。再び差が開いたのです。

 12番パー3。世界で最も美しいパー3と言う人もいるホールです。
 「最も」かどうかは分かりませんけれども、幾多のドラマを生んできたホールであることは確かです。
 マスター達にとっては短いパー3なのですけれども、この短いホールでマスター達がグリーンヒットできなかったり、時には池に打ち込むのですから、とても不思議と言うか、怖ろしいホールです。マスターズの女神がいたずらをするとも言われています。おそらくは、上空の風が安定せず、その読みが難しいことと、オーバーしてのグリーン奥からの寄せが難しいので、選手たちが「手前目」を狙っていることが多いのが、「いたずら」の原因であろうと思います。

 そして、モリナリ選手はこの「罠」に嵌ってしまったのです。
 
 よもやの池ポチャ。
 第3打も寄らず、ダブルボギーとしました。

 ウッズ選手はこのパー3をキッチリとパーで通過しました。
 2人のプレーヤーは11アンダーで並んだのです。

 他方、最終組がスコアを伸ばせない状況下、前の組のプレーヤーが抜き去って行くのもメジャートーナメントの特徴です。
 何しろ、世界トップレベルのプレーヤーが凌ぎを削っているのですから、最終日に自らのスコアを伸ばせないプレーヤーが順位を落とすのは「自然な」ことでしょう。
 15番パー5をイーグルとしたパトリック・カントレー選手や13・14番を連続バーディとしたザンダー・シャウフェレ選手が12アンダーとスコアを伸ばして、トップに立ったのです。

 タイガー・ウッズ選手が戦わなければならない相手が増えました。

 そして13番。左ドッグレッグのパー5。これも、とても有名なホールです。
 ティーインググラウンドからの絵で、多くのゴルフファンが、ひと目で「オーガスタの13番」と分かるのですが、そういうパー5は、世界中のコースを観ても多くは無いでしょう。

 ウッズ選手とモリナリ選手は共にバーディとして、12アンダーで首位タイに上がりました。

 そして15番パー5、マスターズで勝つためには、どうしてもスコアを伸ばさなければならないホールです。
 タイガー・ウッズ選手はこの勝負所でバーディを奪っています。
 
 マスターズに優勝する時には、こうした局面で「イーグル」が出ることも多いのですが、今回・このホールではモリナリ選手が第3打を池ポチャしてしまったのです。
 おそらくはライが悪かったのでしょうが、まるでクラブフェースとボールの間に水膜が出来てしまったショットのように、飛距離が出ませんでした。
 12番の池は、土手に当たって落ちたものでしたが、15番のそれは池のど真ん中に落ちてしまいました。モリナリ選手にとっては本当に不本意なプレーだったことでしょう。

 これを観たウッズ選手は、慎重に、本当に慎重にバーディパットをプレーしました。
 これで13アンダーとして、ウッズ選手は「単独トップ」に踊り出たのです。
 そして、この13アンダーが優勝スコアとなりました。

 続く16番パー3で、タイガー・ウッズ選手は連続バーディを奪い、2番手グループとの差を2打としました。
 16番パー3はウッズ選手が得意としている、相性の良いホールでしょう。これまでのマスターズ大会においても、劇的なシーンがいくつも観られました。
 今回も、「伝統的な最終日のピン位置」に対して、「ここに打たなければならない」グリーン上のポイントにティーショットをヒットさせました。ボールはゆっくりと斜面を転がり下り、カップのすぐ横を通過して、ピン下70cm位のところに止まりました。このパットをしっかりと決めたのです。

 オーガスタ・ナショナルゴルフクラブをラウンドしたことが無い人でも、これまでマスターズトーナメントを見続けてきた人なら、最終日の16番ホールは「あそこに打てば良い」ことは分かっています。
 しかし、そこに中々打てないのです。直径1m弱のターゲットポイントに、きっちり打てる、それも、マスターズの優勝争いの最中に、首位に立つプレーヤーとして打って行けるところが、何よりも凄いことなのでしょう。

 18番パー4では、タイガー・ウッズ選手の第2打が、あまり飛びませんでした。
 こちらもライが悪かったのであろうと思いますが、モリナリ選手の15番の第3打と共に、「不思議なショット」でした。最新のクラブとボールとの間で発生しうる現象だとしたら、要対応事案なのかもしれません。

 18番ホールをボギーとしたタイガー・ウッズ選手ですが、1打差で勝ち切りました。
 短いボギーパットを決めた瞬間、オーガスタの森には「大」歓声が響き渡り、ウッズ選手は喜びを爆発させました。これまで観たことも無い「弾ける喜び」であったと感じます。

 「逆転のシャウフェレ」と呼ばれ、今大会も3日目を終えてトップから5打差という、自らのパターンに沿った位置からの追い上げを魅せて、12アンダーまでスコアを伸ばした、ザンダー・シャウフェレ選手。
 「メジャーに滅法強く」、メジャートーナメント3連勝を目指して、冷静かつ計算し尽くされたプレーで12アンダーまでスコアを伸ばした、ブルックス・ケプカ選手。
 現在の「世界ランキング1位」を争う存在として、常に優勝争いの中心に居て、12アンダーまでスコアを伸ばした、ダスティン・ジョンソン選手。

 この3名の誰が優勝しても、おかしくないトーナメントだったのでしょう。

 しかし、この3プレーヤーを抑えて13アンダーで栄冠に輝いたのは、「生きる伝説」タイガー・ウッズ選手でした。
 タイガー・ウッズ選手でなければ、抑え切れなかったのではないか、とも感じます。

 様々なショット、驚きに溢れたシーンが交錯した、素晴らしい大会でした。
① FCバルセロナ4-0マンチェスター・ユナイテッド(2戦合計)
・第1戦1-0(オールド・トラフォード)、第2戦3-0(カンプ・ノウ)

② アヤックス3-2ユベントス(2戦合計)
・第1戦1-1(ヨハンクライフ・アレーナ)、第2戦2-1(ユベントス・スタジアム)

③ トッテナム・ホットスパー4-4マンチェスター・シティ(2戦合計、アウェイゴール差でトッテナムが準決勝進出)
・第1戦1-0(トッテナムホットスパー・スタジアム)、第2戦3-4(シティオブ・マンチェスター・スタジアム)

④ リバプール6-1ポルト(2戦合計)
・第1戦2-0(アンフィールド)、第2戦4-1(エスタディオ・ド・ドラゴン)

 4月17日までにホーム&アウェイの2試合を終えて、準々決勝の結果が揃いました。

 バルセロナとマンUの対戦は、バルセロナの圧勝でした。
 敵地オールド・トラフォードのゲームを、マンUのオウンゴールで奪ったバルセロナが、ホーム・カンプノウではメッシ選手の2ゴールとコウチーニョ選手のゴールで3-0と快勝し、準決勝進出を決めました。
 引分で良いと考えて臨んだであろう第1戦を勝利したことから来る「余裕」が表れた対戦でしょう。ユナイテッドとしては、気勢を削がれてしまった形です。

 メッシ選手の1点目は、イングランド代表ディフェンダーDFアシュリー・ヤング選手のスライディングタックルを「ひらり」と交わし、ブラジル代表ミッドフィールダーMFフレッジ選手を又抜きのドリブルで抜いて、ゴール左隅に叩き込むというファンタスティックなものでした。
 「メッシにスペースを与えたら・・・」を絵に描いたようなゴール。相手が世界トップクラスのDFであっても、メッシ選手がスピードに乗り、自由にボールを扱える状況であれば、「誰にも止められない」ことを明示したゴールであったと感じます。

 アヤックスとユベントスの対戦は激闘となりましたが、チャンピオンズリーグCLに出てくれば強いアヤックスが押し切りました。
 ユベントスとしては、ホームの第2戦、前半28分にクリスティアーノ・ロナウド選手のゴールで先制しました。この後、どんどん追加点を挙げて行きたかったのでしょうが、前半34分にファン・デ・ベーク選手に同点ゴールを許し、後半にデ・リフト選手に逆転弾を浴びて、万事休しました。

 ドニー・ファン・デ・ベーク選手は、オランダ出身、21歳のMF。マタイズ・デ・リフト選手は、オランダ出身、19歳のDF。両選手とも既に代表チームでのプレー経験が有りますが、新生オランダ代表チームを長く支えて行く、若手のエース格です。

 今季の台風の目と言われてきたアヤックスは、さすがの強さを魅せていると思います。

 プレミア勢同士の対戦となったシティとトッテナムの戦いは、トッテナムがアウェイゲームで3得点を挙げて、競り勝ちました。
 シティオブ・マンチェスター・スタジアムで行われた第2戦は、壮絶な「打ち合い」となりました。
 前半開始早々にスターリング選手のゴールでシティが先制しましたが、その僅か3分後にスパーズはソン・フンミン選手のゴールで同点に追い付くと、その僅か3分後にソン・フンミン選手が2点目を挙げて2-1と逆転しました。

 しかし、その僅か1分後に、シティはベルナルド・シウバ選手のゴールで同点としました。前半11分には2-2のスコアとなっていたのです。壮絶な立ち上がりでしょう。

 そして前半21分にはスターリング選手がこの日2点目を挙げて、シティが3-2と再逆転しました。

 さらに、後半14分にアグエロ選手が追加点を挙げて、シティが4-2とリードしました。
 このまま押し切れれば、シティが準決勝進出となったのですが、後半28分スパーズのフェルナンド・ジョレンテ選手(スペイン)がゴールを挙げて3-4と追い上げました。アウェイで3点という、驚異の攻撃力を魅せたスパーズが、準決勝進出の体制を築いたのです。

 追加点・5点目を目指してシティが攻め立てますが、スパーズが良く守って、ゲームはシティの4-3のままで終了しました。
 ギリギリではありましたけれども、トッテナム・ホットスパーとしては快心の戦いであったことでしょう。
 シティにとっては、後半アディショナルタイムのスターリング選手のシュートがスパーズゴールを揺らしましたが、VARによって、スターリング選手にラストパスを出したアグエロ選手がオフサイドと判定され、ノーゴールとなったことが、とても残念でした。

 リバプールはポルトを圧倒しました。現在の戦力を勘案すれば「順当勝ち」といって良いのでしょう。
 敵地・第2戦の4得点が、サディオ・マネ選手、モハメド・サラー選手、ロベルト・フィルミーノ選手(ブラジル)、ヴィルギル・ファン・ダイク選手(オランダ)の4名の別々のプレーヤーから生まれているところが、いかにもリバプールという感じがします。「どこからでも点が取れる」のが、現在のリバプールサッカーなのでしょう。

 さて、アヤックスとスパーズの戦い振りが印象に残る、準々決勝の激突でした。

 準決勝の組合せは下記の通りとなりました。
・トッテナム・ホットスパーVSアヤックス
・バルセロナVSリバプール

 スパーズとアヤックスの対戦は、4月30日の第1戦(トッテナム・ホットスパー・スタジアム)がポイントとなるでしょう。ここでアヤックスがどのような戦いを披露するのか、大注目です。
 5月8日のヨハンクライフ・アレーナに有利な形で臨めるようなら、アヤックスにも十分に勝機が有ります。

 バルセロナとリバプールは、リーガエスパニョーラとプレミアの「強豪同士の激突」となりました。
 「横綱対決」という趣で、まさに「互角」でしょう。間違いなく、世界最高水準のゲームが披露されます。

 バルセロナのリオネル・メッシ選手、ルイス・スアレス選手、フェリペ・コウチーニョ選手、セルヒオ・ブスケツ選手、イヴァン・ラキティッチ選手、ジョルディ・アルバ選手、ジェラール・ピケ選手と、リバプールのモハメド・サラー選手、サディオ・マネ選手、ファビーニョ選手、アレクサンダー・アーノルド選手、ヴィルギル・ファン・ダイク選手、といった世界的なプレーヤー同士の「個の対決」も見所十分でしょう。

 特に、第1戦(カンプ・ノウ)でのリバプールの戦い振りが楽しみです。熱狂的なバルセロナサポーターの大歓声の中で、ここを引分で乗り切れれば、5月7日の第2戦、アンフィールドにおいて、リバプールに歓喜の瞬間が訪れるかもしれません。

 イングランド・プレミアリーグの2チームが準決勝に進出しました。

 決勝が、プレミア勢同士の対戦となる可能性も十分に有ります。

 プレミア勢の強さが目立った2018~19年の戦いも、佳境を迎えました。
 ペナントレースも、各チーム15~16試合を消化しました。
 各チームが、リーグの他のチームと一当たりしたのです。
 ここで、現在の順位を観ておきましょう。

[セントラルリーグ]
1位 ヤクルト・スワローズ
2位 読売ジャイアンツ 1.5ゲーム差
3位 DeNAベイスターズ 2.0ゲーム差
4位 中日ドラゴンズ 2.5ゲーム差
5位 阪神タイガース 5.0ゲーム差
6位 広島カープ 7.0ゲーム差

[パシフィックリーグ]
1位 ソフトバンク・ホークス
1位 楽天ゴールデンイーグルス
3位 日本ハム・ファイターズ 2.0ゲーム差
4位 西武ライオンズ 2.5ゲーム差
5位 オリックス・バッファローズ 3.0ゲーム差
6位 ロッテ・マリーンズ 4.5ゲーム差

 セ・リーグは、ヤクルトがスタートダッシュに成功しました。
 予想外と言うと、ファンの方々に叱られてしまいそうですが、「絶妙のバランス」の中で、「勝つ野球」を実践しています。

 ヤクルトのチーム防御率は3.60とリーグ3位です。チーム打率は.254でこちらもリーグ3位です。この成績を観ると、ヤクルトが2位のジャイアンツに1.5ゲーム差という、この時期ならば大きな差を付けて、首位を走っている理由がよく分からないことになります。

 スワローズが「断トツ」なのは得点力です。94得点は、2番手73得点のジャイアンツを大きく引き離しているのです。
 打率はそう高くないのに得点が多いというのは、「得点機での打率が高い」ことに他なりません。今季、ここまでのスワローズ打線は、とても勝負強いのです。
 そして62失点と、こちらはドラゴンズに続いて2位タイです。投手陣も、ピンチで良く踏ん張っているのです。
 この絶妙なバランスの上に、スワローズの首位快走が出来あがっています。

 このヤクルトから7ゲーム差の最下位に沈む広島カープは、チーム防御率が4.37とリーグ5位、打率が.207とリーグ6位です。
 特にチーム打率は、5位の阪神の.231と比べても大差の6位ですから、相当に重症ということになります。早急な改善が無いと、このまま沈むばかりになりかねません。

 2~4位のジャイアンツ、ベイスターズ、ドラゴンズは接戦を演じていますが、中ではドラゴンズのチーム盗塁数が目立ちます。ここまで13個と2位タイの4チームの5個を圧倒しているのです。捕手の肩および投手との連携が良くなり、なかなか盗塁が出来なくなっているNPBです(何しろ15試合で5盗塁しか出来ていないチームが大半なのですから)が、ドラゴンズだけはしっかりと機動力を発揮しているのです。
 この差が、今後のペナントレースにどのような影響を与えるのか、とても興味深いところです。

 一方のパ・リーグは、ソフトバンクと楽天の首位争いとなっています。
 チーム防御率ではソフトバンクが2.50と圧倒的な成績です。チーム打率では、西部が.262でトップ、ソフトバンクと楽天が.249前後で追っている形。
 こうなると、首位タイで頑張っているゴールデンイーグルスの要因が分からなくなりますが、こちらもセ・リーグのヤクルトと同様に、「得点力が高い」のです。
 楽天は69得点で西武に次いで2位となっています。

 それにしても、他を圧する86得点を誇るライオンズが4位というのも、ある意味では不思議でしょう。チーム防御率は4.25とリーグ5位とはいえ、それを十分にカバーできるだけの得点力に観えます。
 これは、「接戦に弱い」ことを示しているのかもしれません。

 最下位のロッテは、広島と同様にチーム打率がリーグ6位、.219に留まっています。
 防御率も4.71と6位ですから、この順位も止む無しという状況でしょうか。
 とはいえ、マリーンズのチーム本塁打数は23本とリーグトップです。6位の日本ハムの6本に比べれば約4倍ですから、今後の反撃の礎になるかもしれません。

 「ヤクルトと楽天の健闘」が、4月16日時点のペナントレースの特徴ということになりそうです。
 2019年のクラシック競走の序盤を飾る2レース、クラシックレースの母国・イギリスで言えば、1,000ギニー競走と2,000ギニー競走に相当する、桜花賞と皐月賞が終了しました。
 共に、素晴らしいレースでした。

[4月7日・桜花賞]
1着 グランアレグリア レコード勝ち
2着 シゲルピンクダイヤ 2・1/2馬身
3着 クロノジェネシス クビ
4着 ダノンファンタジー ハナ
5着 ビーチサンバ クビ

[4月14日・皐月賞]
1着 サートゥルナーリア
2着 ヴェロックス アタマ
3着 ダノンキングリー ハナ
4着 アドマイアマーズ 2馬身
5着 クラージュゲリエ 1・1/2馬身

 どちらのレースも「ゴール前の各馬の脚色」が秀逸でした。
 私には、日本競馬のレベルアップが強く感じられたのです。
 「こういうハイレベルなレース」を、我が国で普通に?観られるようになったという「感慨」さえ感じる程です。

 桜花賞は、直線でグランアレグリアが一気に抜け出しました。素晴らしいスピードでした。
 一気に3馬身ほど開きましたが、そこからの他馬の粘り強い走りも秀逸で、シゲルピンクダイヤとクロノジェネシスは、グランアレグリアの「独走・大差勝ち」を許しませんでした。

 皐月賞は、大外を回ったサートゥルナーリアが直線で先頭を伺いました。飛びの大きい、豪快な走りでした。ここで一気に先頭に突き抜けるのかと思いましたが、内からダノンキングリーが、中からヴェロックスが伸びて、3頭の叩き合いとなりました。
 サートゥルナーリアがアタマ差を懸命に維持して、ゴール板を駆け抜けたレースでした。

 3頭の叩き合いはハイレベルなものでした。
 疲れ切っての倒れ込むような競り合いでは無く、ゴールに向かって加速して行く、迫力満点の争いだったのです。

 サートゥルナーリアは相当強い馬だと感じましたが、その「相当強い馬」に一歩も引けを取らない馬が2頭も居たというところが、凄いと思います。
 「圧倒的な素質」だけでは勝つのが難しい、楽勝できないのが、現在の日本のクラシックレースであることを明示してくれました。

 サートゥルナーリア陣営としては、今後のレースに向けて、「ランニングフォームの修正」さえ含めた、「大人の走り」を追及して行く必要があるのかもしれません。

 20世紀から21世紀初頭までのレースであれば、どちらのレースも4着に入った馬の走りで十分に勝てていたと思います。
 「その前を走っている3頭分が日本競馬の進歩」なのでしょう。

 2つの良いレースを魅せていただきました。

 1997年、2001年、2002年、2005年、2019年・・・。

 タイガー・ウッズ選手がマスターズ・トーナメントを制した年です。

 この2005年から2019年までの「長い空白」に、ウッズ選手の苦悩が滲んでいます。
 「雌伏14年」・・・、一言で済ませるには、あまりに長い期間でしょう。

 現在43歳のウッズ選手にとって、この「長い空白」は概ね「自身の30歳代」に重なります。
 
 ゴルフ史上に燦然と輝く存在、史上最強との呼び声も高いタイガー・ウッズ選手にしても、その「30歳代」を棒に振った感もあるのです。
 
 メジャー大会15勝、PGAツアー通算81勝という「金字塔」は、「もしタイガーの30歳代が健在であったなら」、もっと凄い数字になっていたかもしれない、とも思います。

 他方、ゴルフというスポーツの長く深い歴史を考慮すると、あのまま、あの20歳代の勢いでウッズ選手が走り続けていたなら、早い時期に故障を、致命的な故障を発症していたかもしれないとも思います。

 ジャック・ニクラウス選手のメジャー18勝、サム・スニード選手のPGAツアー82勝という史上最高成績は、幾多のゴルフプレーヤーの血と汗と涙の上に成立しているものであることを考え合わせれば、どのような形にしろ、ウッズ選手も「あのスピードで走り続けることはできなかった」可能性が高いのではないでしょうか。

 以上を総括すると、タイガー・ウッズ選手にとっては、色々なことが有った30歳代が結果として良い休憩期間となって、これからの「第二のタイガー・ウッズの戦歴」の礎となったと考えたいところです。

 精神面、肉体面を含めた、多くのトラブルと多くの手術・治療を経て、多方面で成長した「新生タイガー・ウッズ」が誕生し、ついにマスターズ・トーナメントに再び勝利するに至りました。
 それも、全盛期には成し遂げられなかった「メジャートーナメントにおける『逆転勝ち』」。
 明らかに、新しいタイガーが生まれたのです。

 もちろん、加齢に伴う肉体的な衰えはどんなアスリートでも避けて通ることは出来ませんから、体や心と相談しながらの「40歳代のラウンド」になるのでしょうが、ウッズ選手の持つオーラの大きさは、他の選手の追随を許さないものですから、なるべく多くの大会に姿を魅せていただきたいものです。
 
 「タイガー・イズ・バック」・・・。

 「世界ゴルフ界の至宝」としての、タイガー・ウッズ選手のラウンドは、これからも続きます。

[4月7日・男子200m平泳ぎ決勝]
1位 渡辺 一平 2分07秒02
2位 小日向 一輝 2分08秒57
3位 小関 也朱篤 2分08秒96

 素晴らしいレースでした。
 今大会NO.1の迫力を感じました。

 自らの持つ世界記録2分06秒67の更新を目指して、渡辺一平選手のトライは、現在の渡辺選手の力、世界トップクラスの実力を日本はもちろんとして、世界中に示しました。

 スタートからの入りは「いつになく速い」もので、先行型の実力者・小関選手を30メートル手前で捉え、後は「一人旅」となりました。
 50m・28秒86、100m・1分00秒76、150m・1分33秒43と、世界記録を上回るペースでクリアし、ラスト50m。
 世界新記録への期待が高まりました。

 しかし、残念ながら残り20mでスピードが落ちて、僅かに届きませんでした。

 レース後のインタビューで、渡辺選手は「バテました」とコメントしました。
 ラスト50mの話でしょうけれども、あのまま押し切れれば素晴らしい世界新記録であったことは間違いありませんから、渡辺選手は「世界記録近辺の安定した泳力」を証明したと言って良いでしょう。
 凄いことです。

 それにしても、「世界新記録を狙って泳ぐ」というレースは、有るようで無い、滅多に観られるものではありません。
 オリンピックの決勝でも、まずは「勝負」が優先される場合が殆どでしょう。

 渡辺選手は「自ら保持する世界記録」の更新を、レース前に宣言し、その宣言に相応しいレースを魅せてくれたのです。

 世界選手権大会での活躍が、本当に楽しみです。

 また、このレースでは、2位の小日向選手の健闘、冷静かつ大胆な泳ぎも見事でした。
 こちらも狙った通りに「派遣標準記録をクリアして2位」に入ったのです。
 高い実力が無ければ、到底できない泳ぎでしょう。

 日本男子平泳ぎチームの選手層が厚くなってきていると感じます。
 2012年8月19日に最初の記事を掲載した「スポーツを考える-KaZ」ブログが、2019年4月12日の「[水泳・日本選手権2019] 難波実夢選手の活躍」で、丁度3,000記事目となりました。
 皆様の応援のお蔭です。

 本当に、ありがとうございます。

① 1,000記事到達は、2014年10月20日
② 2,000記事到達は、2017年1月4日
③ 3,000記事到達は、2019年4月12日
④ 2013年2月2日から、毎日1記事以上のアップを継続中
  丸6年以上続けることが出来ています。今後も、可能な限り続けて行きたいと思います。

 それにしても、ブログを始めた時には、3,000もの記事を書くことになろうとは、想像もしていませんでした。

 色々なスポーツが大好きな私にとっては、スポーツを観た時、プレーした時に感じたことを記事にすることは、いつもとても楽しいことです。
 記事を書く度に、スポーツの「奥深さ」を感じることも、相変わらずです。
 一方で、仕事をしながらのブログ対応でもあり、書きたいと考えていた記事が結局書けずに終わってしまうことも、相変わらず毎月相当数あります。これは、残念なことです。
 
 また、これからも皆様からのコメントをお待ちしています。

 「スポーツを考える-KaZ」は、今後も様々なスポーツを、様々な角度から、「考えて」行きたいと思っています。

 引き続き、ご愛顧・ご支援の程、よろしくお願い申し上げる次第です。

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カエサルjr

Author:カエサルjr
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ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

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