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 AIはプログラム通りに動く、それもとても速く動くので、当該プログラムの性能に左右される、という面は、間違いなくあるのでしょう。

 粗末なプログラムであれば、その「粗末さ」に応じた働きしか出来ないのは自然なことです。

 一方で「学習し成長する」AIも存在しています。
 特に近時は、その「学習し成長する」内容が進歩している(変な言い方ですが)ようです。

 10年ほど前に「ファジー」という概念が流行りましたが、その延長線上の概念の様な気もします。

 こうした「学習し成長する」仕組みも、プログラムの一種、あるいはアプリケーションの一種でしょうから、「成長する方向」が正しいかどうか、というポイントが有りそうですが、いずれにしても、自らの能力を高めていくAIが存在しているのです。

 この成長が、人間の成長(例えば、6歳から18歳までの知的成長)と同じようなものか、異なるものかは分からないのですが、新しい情報に接しながら、着々と成長を重ねるAIもあるのです。

 例えば、サッカー競技において「Eチームの監督の役割を任されているAI」が、試合を重ね、勝ったり負けたりを繰り返しながら、「勝利の要因」「敗戦の原因」についての情報を蓄積し分析しながら、Eチームが勝つためのノウハウを積み上げていくとすれば、それは大きな「成長」ということになります。
 このノウハウの積み上げは、相手チーム別のものもあるでしょうし、Eチームの基礎的な能力アップに関するものもあるのでしょうが、何の先入観も無く成長し続けるとすれば、その成長はバランスが良く、スピーディなものとなる可能性が十分に有りそうです。

 例えば、1970年ワールドカップ・メキシコ大会のブラジル代表チームの監督を任されたAIが、ゲームの途中でトスタン選手とペレ選手とリベリーノ選手を一気に交替させる、といった指示が出される可能性もあるのでしょう。
 こうした交替は、「人間の監督であれば有り得ないもの」ですが、成長したAIなら有るのかもしれません。何しろ、AIには先入観は無いのですから。いかに、「世界最強チームの中核」である、トスタンとペレとリベリーノとはいっても、相手チームの布陣・出来とゲーム展開によっては、試合途中で大変革が必要とAIが判断する可能性はあるのでしょう。

 「学習と成長」の能力を得たAIには、大きな「創造力」が期待できます。
 人間では50年・100年かかる成長を、5年・10年で実現できれば、人間には思いもよらぬ「やり方」を創り出す可能性があるのでしょう。

 この創造力こそが、人間がAIに期待する最大の価値の様な気がします。

 (その10へ)
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[4月7日・第33節・エディハドスタジアム]
マンチェスター・ユナイテッド3-2マンチェスター・シティ

 伝統のダービーマッチです。
 今季第2戦は、ユナイテッドの「大逆転勝利」でした。

 前半は完全にシティがゲームを支配しました。
 前半25分、コーナーキックからヴァンサン・コンパニ選手が綺麗なヘディングシュートを決めて先制し、その僅か5分後にイルカイ・ギュンドアン選手が2点目を決めた時には、「シティの一方的なゲーム」になるように観えましたし、ホームのファンは「4シーズン振りのリーグ優勝」に向けて、大歓声を送りました。

 ところが後半になると一変しました。
 ユナイテッドの反撃が始まったのです。
 ゴール前に走り込むポール・ポグバ選手に「良いラストパス」が供給されるようになったのです。
 そして、後半8分、10分と立て続けにゴールが決まりました。迫力満点の攻撃でしたし、ポグバ選手の「決定力」をまざまざと示すシーンでした。

 後半24分、クリス・スモーリング選手が3点目を挙げて、ついにユナイテッドが逆転しました。

 「楽勝」と感じていたシティは、逆転されて慌てたのでしょうか、UEFAチャンピオンズリーグ用に温存していたと思われるプレーヤーを次々と投入して「勝ちに行き」ました。
 後半27分にケヴィン・デブライネ選手とガブリエル・ジェズス選手、31分にセルヒオ・アグエロ選手がピッチに立ちました。

 しかし、一度ユナイテッドに傾いた「流れ」は取り戻すことが出来ませんでした。入っても何の不思議もないシュートが、相手ゴールキーパーGKデヘア選手の好セーブやポストに阻まれます。

 6分にも及ぶ長いロスタイムを経て、ゲームはそのままユナイテッドの勝利となりました。

 CLでも敗退し、やや精彩を欠くシティですが、このゲームもよもやの逆転負けを喫したのです。

 このゲームでは、両チームのラストパス供給プレーヤーの活躍が際立ちました。
 前半は、シティのレロイ・サネ選手(ドイツ)、後半はユナイテッドのアレクシス・サンチェス選手(チリ)です。

 サネ選手は、ペナルティエリアライン上でボールをキープし、的確なラストパスを供給し続けました。
 サンチェス選手は、ペナルティエリアの内外でボールをキープし、こちらもピンポイントのラストパスを魅せてくれました。後半は、サイドも選ばぬ、縦横無尽のプレーでした。
 両選手共に、強力なドリブルと正確なパスを誇る、素晴らしいプレーヤーなのです。

 サネ選手とサンチェス選手の「活躍量」が、そのまま「ゲームの流れ」に結び付いたゲームであったと感じます。

 シティは次節、早々に今季プレミアリーグ制覇を決めました。4季ぶりの優勝は、記録ずくめのものだったのです。
 4月12日~15日、アメリカ合衆国サウスカロライナ州ハーバータウン・ゴルフリンクスで開催された、PGAツアー・RBCヘリテージ大会で、小平智選手がプレーオフの末優勝を飾りました。

 小平選手は初めてのPGAツアー優勝でした。

 最終日、首位から6打差でスタートした小平選手は、1番から3番ホールを連続バーディとして勢いに乗り、7バーディ・2ボギーの66打で回り、4日間通算12アンダーパーとして、トップに立っていたキム・シウ選手の結果を待ちました。

 ハーバータウンGLの各ホールはとても難しいコースですから、14アンダーでスタートしたキム選手も次第にスコアを崩して、ついに12アンダーで並びプレーオフに突入したのです。

 そしてプレーオフの4ホール目で小平選手がバーディを奪い、優勝を決めました。

 この日の最終ラウンドでも5m前後の難しいパッティングを決めて、難度か踏み止まっていた小平選手でしたが、最後のバーディパットも相当に長いものでした。

 初優勝の鍵は「絶妙なパッティング」ということになりそうです。

 それにしても、5m前後のパッティングが入るか入らないかで、それも「複数」入るか入らないかで勝敗が決まるというのは、「勝利の神様の存在」を改めて感じる展開でした。

 小平選手のPGAツアー優勝は、男子日本人プレーヤー5人目の快挙です。
 1983年の青木功選手の優勝を皮切りに、丸山茂樹選手(3勝)、今田竜二選手、松山英樹選手(現役、5勝)、そして小平智選手の5名。

 日本ツアーを主戦場としているプレーヤーによる「21世紀の初制覇」と言っても良いのかもしれませんし、そうだとすれば、日本ツアーで戦う選手たちに大いなる勇気を与える優勝なのでしょう。
 4月3日から11日にかけて行われたベスト8の激突は、予想を超える結末となりました。

 全体としては、「省エネ・慎重なプレーで次ステージを狙ったチームが思わぬ失敗を演じた試合」が多かった感じがします。

[FCバルセロナ対ASローマ]
・4月4日(カンプノウ) バルセロナ4-1ローマ
・4月10日(スタディオ・オリンピコ) ローマ3-0バルセロナ
・2戦計 4-4 アウェイゴール1のASローマが勝ち抜け

 第1戦を4-1で快勝したバルサとしては、アウェイの第2戦は「0-2で負けても良い」位の気持ちと戦術で臨んだのでしょう。開始直後は、やや守備的なフォーメーションを組んだかもしれません。
 ところが、この目論見は、前半6分の失点・ジェコ選手の先制点で動揺しました。

 とにかく点を取るしかないローマは、積極的に攻めます。
 後半13分にデロッシ選手が2点目を挙げると、バルサには焦りの色が観えました。
 そして後半37分マノラス選手が3点目を挙げて、ローマが勝ち抜けの権利を得ると、バルセロナは反攻に出ましたが、ここからのローマはセリエAのチームに変身したのです。
 イタリア伝統の堅い守りが展開されました。

 ローマゴール前に数多くのディフェンダーが散りばめられている形では、さすがのバルセロナも容易には得点できない形となり、試合はこのまま終了しました。

 第1戦を圧勝していたバルサにとっては「悪夢」のようなゲームでしたが、2シーズン連続のベスト8敗退となると、ここが「鬼門」になりつつあるかもしれません。

[マンチェスター・シティ対リバプール]
・4月4日(アンフィールド) リバプール3-0マンチェスター・シティ
・4月10日(ザ・シティ・オブ・マンチェスター・スタジアム) リバプール2-1マンチェスター・シティ
・2戦計 5-1でリバプールが勝ち抜け

 プレミアリークでは独走しているシティですが、ここでは「完敗」でした。
 第1戦の前半が堪えたのでしょう。
 12分にサラー選手、21分にチェンバレン選手、31分にマネ選手が立て続けに得点して、リバプールが一気にリードしました。
 もともと堅い守りを身上としている、今季のシティとしては、珍しいというか拙い試合運びであり、2ゲームを費やしても、この3点ビハインドを跳ね返すことは出来ませんでした。
 一方のリバプールとしては、名門チームとしての素晴らしい試合運びであったと感じます。

[ユベントス対レアル・マドリード]
・4月3日(アリアンツ・スタジアム) レアル・マドリード3-0ユベントス
・4月11日(ベルナベウ) ユベントス3-1レアル・マドリード
・2戦計 4-3でレアルが勝ち抜け

 第1戦、アウェイでレアルが完勝しましたので、第2戦ではやや守備的に入ったのでしょうが、「打倒レアル」に向けてのユーベの気迫は凄まじく、マンジュキッチ選手の2得点などで3-0とリードして、ゲームはロスタイムに入りました。
 ここでユーベにとっては痛恨のPKを与えてしまい、これをクリスティアーノ・ロナウド選手がキッチリと決めて、レアルが勝ち抜けを決めたのです。

 このPK判定に対しては、ユーベのゴールキーパーGKブフォン選手が猛抗議、「試合の流れを知らない者は審判をやるべきでは無い」といった趣旨の抗議を繰り広げました。
 結局ブフォン選手はレッドカード・退場となりました。確かに、このタイミングのPKは痛恨であったことでしょう。

 第1戦にもクリロナ選手が2得点、特に2点目のオーバーヘッドキックシュート→ゴールは「歴史に残るビューティフルゴール」でした。「滞空時間の長さ」が評判となっていましたが、確かに「クリロナ選手だけがスローモーションで動いていた」ように見えた、不思議なプレーでした。
 結局、ユーベはクリロナ選手一人に負けた感のある準々決勝だったことでしょう。

 一方のレアルとしては、ベルナベウでの余裕を持ったゲームの筈が、ギリギリまで追い込まれた形ですが、結局勝ち切れるところに「CLに愛されている」ところが出ているのかもしれません。

[バイエルン・ミュンヘン対セビージャFC]
・4月3日(ラモン・サンチェス・ビジュアン) バイエルン・ミュンヘン2-1セビージャFC
・4月11日(フースバル・アレーナ・ミュンヘン) バイエルン・ミュンヘン0-0セビージャFC
・2戦計 2-1でバイエルンが勝ち抜け

 第1戦、アウェイで2-1と競り勝ったバイエルンが、ホームで慎重な試合運びを魅せて勝ち切った形でしょう。
 セビージャとしては、緒戦前半31分にサラビア選手のゴールで1-0とリードした後の37分、オウンゴールで同点とされたのが、最後まで響きました。
 バイエルンは相変わらずの「安定感」を示しました。

 UEFA-CL2017~18のベスト4には、「常連」のレアル・マドリードとバイエルン・ミュンヘンの2チーム、そしてプレミアからリバプール、セリエAからASローマという形になりました。
 欧州4大リーグから、それぞれ1チームずつという形です。
 リバプールもASローマも十分な伝統を誇る名門チームですが、ことCLのベスト4となると「新鮮」な感じがします。準決勝の戦いにおいて、イングランドサッカー・イタリアサッカーの意地を魅せていただきたいものです。

 4月13日の抽選会で準々決勝の組合せが決まりました。
・レアル・マドリードVSバイエルン・ミュンヘン
・ASローマVSリバプール

 レアルとバイエルンの激突は、長い長いチャンピオンズリーグの歴史、欧州NO.1クラブチームを決めたいという「サッカーファンの本能的な欲求」から生まれた大会において、最も歴史と伝統ある対戦と言って良く、CLのクラシコとさえ呼ばれます。
 これまで、幾多の名勝負を繰り広げてきた両チームの対戦が、今季は準決勝で実現したのです。レアルは、この「クラシコ」を制した季には、必ずと言って良い程CLを制しています。一方のバイエルンも、CL制覇に向けて必ず倒さなければならない相手なのです。

 ASローマとリバプールは、共に自国リーグの名門チームですが、CLでの決勝進出はこれまで多くはないでしょう。共に是が非でも勝ち上がりたいところだと思います。
 特にASローマとしては、久々のセリエAチームの決勝進出がかかります。
 「勢いに乗る」両チームの戦いは、戦術面も含めて見所満載です。

 準決勝の第1戦は4月24日・25日、第2戦は5月1日・2日に行われます。
[4月12日・カウフマンスタジアム]
ロサンゼルス・エンゼルス7-1カンザスシティ・ロイヤルズ

 MLBにデビューしたばかり、まだ10試合程度しか出場していないルーキーの大谷翔平選手の活躍が続いています。

 このゲームでは「申告敬遠」と「三塁打」を初めて経験しました。

 このゲームの7回表、8番DHで出場していた大谷選手に二死満塁のチャンスで打席が回ってきました。
 そして、大谷選手は右中間真っ二つの長打を放ち、満塁のランナー全員をホームに迎え入れるとともに、長身・大きなストライドのベースランニングで快足を飛ばして、三塁ベースを陥れました。
 滑り込みこそ見せましたが、実質的には「スタンドアップ・トリプル」と呼んで良い、悠々とした三塁打でした。

 「凄いな」と感じました。

 三試合連続ホームランも凄いのですが、この日の三塁打を観た時、これまでで一番「凄いな」と感じたのです。

 大谷選手の活躍は、既にMLBに鳴り響いています。何しろ「週間MVP」に選ばれたのですから。
 であれば、相手投手の研究も進んでいて、打ち辛い球種・コースで攻められることは必定です。当然ながら「初めて対戦する投手」ばかりですから、時々は「ノーヒットの試合があっても良い」というか、あるのが普通?でしょう。
 例え、MLBで10年プレーしている選手でも「ノーヒットのゲームはある」のです。それも、相当数・相当の頻度で・・・。

 にもかかわらず、大谷選手は先発出場した全試合でヒットを続けています。

 この日の4打席目に飛び出した三塁打ですが、大谷選手に「この日ノーヒット」という気負いの様なものは全く感じられませんでした。全ての打席において「同じように打席に入り、同じように構え、同じように投球を見、同じように振っている」のです。

 何だか「凄い」と思いませんか。

 この打席では、ロイヤルズのマウアー投手の内角速球、156km/hのストレートを「両腕を畳んで振り抜き」、右中間へライナーを飛ばしました。
 「腕を畳んで内角球を捉まえる」というのは、高度な打撃技術であることは誰でも知っていることですが、相手がメジャーの速球投手となれば、その難しさは増すばかり・・・。
 それを「芯で捉えてフェンスまで運ぶ」のですから、本当に「凄いバッター」なのです。

 そろそろ「打てなくなっても」何の不思議もないのに、まだ打ち続けている、それも「満塁走者一掃の三塁打」なのです。
 大谷選手にとって「初めての経験」ということは、観る側にとっても「初めてのシーン」なのですが、大谷選手は毎試合の様に、観客に初めてのシーンを提供しています。

 「凄いな」・・・。
 第90回選抜高校野球大会は、甲子園大会に初めて「タイブレーク制」が導入された大会でした。

① 適用された試合は無し。

 今大会導入されたタイブレーク制は「延長13回から適用」されるものでした。一方で、今大会において、延長13回まで縺れ込んだ試合はありませんでしたから、実際にこの制度が稼働した試合はありませんでした。

 では、「タイブレーク制」導入の影響は、無かったのでしょうか。

② 今大会の延長戦
・3月30日・3回戦 創成館2-1智弁学園(延長10回)
・3月31日・3回戦 花巻東1-0彦根東(延長10回)
・3月31日・3回戦 星稜4-3近江(延長10回)
・4月1日・準々決勝 智弁和歌山11-10創成館(延長10回)
・4月3日・準決勝 智弁和歌山12-10東海大相模(延長10回)
・4月3日・準決勝 大阪桐蔭3-2三重(延長12回)

 大会前半は、延長戦が無く、順調に?試合を消化しました。「今大会は延長が少ない」と感じました。
 しかし3回戦になると、試合にも慣れ、実力が拮抗するチーム同士の対戦となりますから、縺れる試合が増えました。
 とはいえ、「延長10回」のゲームばかりが続きましたから、「今大会は延長も短い」と妙な感想を持ちました。
 
 こうした状況でしたから、甲子園球場の照明が使われる試合はありましたが、夜のとばりが降りた状態でのプレーは無かったと思います。

 準決勝は2試合とも延長になりました。
 これは、大会史上初のことと伝えられていますが、何しろ1日で2試合の日程ですから、やはり夜遅い試合には、ならなかったのです。

 準決勝・第2試合、大阪桐蔭VS三重が今大会唯一の11回以降まで戦ったゲームとなりました。12回裏に大阪桐蔭がサヨナラ勝ちを収めなければ、ついにタイブレーク制が適用される試合になるところだったのです。

 いずれにしても、今大会前半は延長戦が少なく、後半延長戦が増えたと言っても「10回まで」の試合が多かったのです。
 これは、やはり「珍しい」状況と言えそうです。

 チームを預かる、各チームの監督さん達の頭の中、気持に、「タイブレークには入りたくない」という意識が有り、様々な局面で「早めの勝負」が採用されることが多かったのではないでしょうか。

 「無死1・2塁」から始まるタイブレークは、リスクが高いというか、何が起こるか分からないという面があるでしょうから、勝利の確率を少しでも上げたいと考えている監督にとっては、選択したくない局面なのであろうと思いますし、それが今大会の延長戦事情に現れているように感じるのです。

 次は夏の甲子園2018、第100回の記念大会です。

 甲子園大会における初めてのタイブレーク制適用試合は、何時観られるのでしょうか。
 4月15日、中山競馬場芝2000mコースで開催される、第78回皐月賞競走G1の注目馬検討です。

 16頭が出走してきました。

 昨年の朝日杯FSを圧勝した2歳王者・4戦無敗のダノンプレミアムが回避しましたので、「混戦」模様となりましたが、トライアルレースを始めとする各重賞で好走した馬達が顔を揃えましたので、メンバーは揃った印象です。

 これまでの今季クラシック路線の各レースを観ると、充実したレースが多いと感じます。将来性十分な若駒が多いのでしょう。「強い世代」なのかもしれません。

 さて、注目馬です。

 第一の注目馬は、5枠9番のオウケンムーン。
 あの「右利き」オウケンブルースリ産駒です。前走共同通信杯G3は快勝でした。3連勝中。右回り中山で、連勝を伸ばしてほしいものです。

 第二の注目馬は、8枠15番のステルヴィオ。
 アーモンドアイが桜花賞を圧勝して、勢いに乗るロードカナロア産駒。前走スプリングステークスG2では、ゴール前で勝負強いところを魅せました。朝日杯FS2017ではダノンプレミアムに次いで2着でしたから、世代トップクラスの実力は証明されています。
ここを勝つようなら、2018年のクラシックロードの主役に躍り出るでしょう。

 第三の注目馬は、5枠10番のジェネラーレウーノ。
 スクリーンヒーロー産駒。前走京成杯G3は快勝でした。3連勝中。スクリーンヒーロー×ロックオブジブラルタルとなると、「とても丈夫な馬」という印象ですので、安定した実力を示してくれそうです。

 今回は以上の3頭に注目します。

 いずれも、前走で重賞勝ちをしていますので、調子の良さで選んだ形となりました。

 春爛漫の皐月賞、個性豊かなサラブレッド達の競演・素晴らしいレースを期待します。
 プロ野球は4月11日時点で、各チームが10~11試合を消化しました。

 とても「面白い」展開です。

[セントラル・リーグ]
① 阪神タイガース
② 広島カープ 0.5ゲーム差
③ ヤクルトスワローズ 
④ DeNAベイスターズ 0.5ゲーム差
⑤ 中日ドラゴンズ 0.5ゲーム差
⑥ 読売ジャイアンツ 1.0ゲーム差

 大本命・広島を抑えて、阪神が首位に立っています。
 相変わらずチーム打率は低い(.239、リーグ5位)のですが、チーム防御率が断トツのトップ(2.56、2位のDeNAは3.01)となっていて、投手力・守備力によって首位に立っていることが分かります。
 ヤクルトの健闘も目立ちますが、ポイントは首位→6位の差が、僅かに2.5ゲームと言う点でしょう。
 大混戦なのです。

 カープが走り始めるのが何時なのかが焦点になりますが、当面の間、セ・リーグは混戦が続きそうです。

[パシフィック・リーグ]
① 西武ライオンズ
② ロッテマリーンズ 1.5ゲーム差
③ 日本ハムファイターズ 1.0ゲーム差
④ ソフトバンクホークス 0.5ゲーム差
⑤ 楽天ゴールデンイーグルス 2.0ゲーム差
⑥ オリックスブルーウェーブ 1.0ゲーム差

 8勝2敗で西武が好スタートダッシュを切りました。
 セ・リーグの阪神と同様に、チーム防御率2.66はリーグで断トツのトップです。
 やはり、勝率と防御率には、相当の相関関係があるのでしょう。
 加えて、チーム打率.273もリーグトップです。
 現在のライオンズは、投打ともに好調なのです。

 ロッテが7勝4敗で続いています。
 チーム防御率3.65はリーグ3位、チーム打率.264は2位とバランスが良い戦い振りとなっています。

 また、パ・リーグは、まだ10試合強しか消化していないのに、首位→6位に6ゲームもの差が付いています。西武・ロッテの2チームが白星を重ねているということになります。
 こちらも、大本命のソフトバンクが何時走り始めるのかがポイントですが、西武がどこまでこのペースで勝ち続けられるかも、注目点のひとつでしょう。
 大エースを擁するチームが走ると、なかなか止められないものなのです。

 プロ野球ペナントレースは、とても面白い展開になっています。
 「まだ10試合」という人もいれば、「もう10試合」という人もいます。
 
 大本命の広島とソフトバンクに対して、他のチームがどこまで戦えるのか、あっと驚く下剋上はあるのか、興味は尽きません。
 東京辰巳国際水泳場を舞台に、4月3日から8日にかけて実施された、第94回日本選手権水泳競技大会では、連日のように日本新記録が誕生しました。
 今や世界トップクラスに躍り出た「日本競泳」の力を示す大会となったのです。

 若い力の台頭も、各種目で観られましたが、特に印象的だったのは女子背泳ぎ種目における、酒井夏海選手でした。

 4月3日に行われた50m決勝では27秒82で優勝、5日の100mでは59秒83で小西杏奈選手に次いで2位、最終日8日の200mでは2分8秒28で優勝と、3種目制覇こそなりませんでしたけれども、女子背泳ぎの第一人者に躍り出た感があります。
 50mと200mは、日本高校新記録でもありました。

 まだ高校2年生、17歳の酒井選手ですが、その泳ぎは堂々たるもので、泳ぐ度に記録を更新している感があります。
 2016年にシニアデビューし、2017年の日本選手権やジャパンオープンでも活躍していましたから、もともと期待されていたわけですが、何しろ「背泳ぎ」は現在の日本競泳陣の弱点と言われていますから、日本で勝つことに加えて、世界レベルに駆け上がることが求められている訳で、その面から、今大会における酒井選手の活躍は、高く評価されるべきものでしょう。

 特に200mの泳ぎは見事でした。
 2コースを泳ぎ、終始先行して、ラスト50mもしっかりと泳ぎ切ったのです。

 まだまだ世界記録2分4秒06には4秒以上足りないタイムですが、その潜在能力の高さを示した泳ぎであったと感じます。

 身長174cmと恵まれた体躯を備え、物に動じない性格で本番に強いとも言われる酒井夏海選手の、今後の国際大会での活躍が大いに期待されます。
 4角を後ろから2頭目で回ったアーモンドアイが、直線で前を走る15頭を次々と抜き去り、ついには先頭を走るラッキーライラックをも交わして、1・3/4馬身差を付けてゴールしました。
 いわゆる「ごぼう抜き」であり、かつてなら「どん尻強襲」とも呼ばれた勝ち方でした。

 1971年のヒカルイマイの日本ダービー勝利、1983年のミスターシービーの日本ダービー優勝は、今でもファンの間で語り継がれる「4角最後方からごぼう抜き」の伝説的なレースでしたが、こういうレースを2018年の桜花賞久し振りに魅せていただきました。

 21世紀に入ってからの重賞レース、特にクラシックレースではこうした「どん尻急襲」型のレースは影を潜めていたと感じます。
 勝つ確率が高い「好位差し」型あるいは「先行」型のレースを、特に人気馬は採ることが多くなったのです。
 また、競走馬自体も、「好位差し」型に調教されることが多いのだろうと思います。

 これも無理のないことで、道中のペースが遅くなれば、いわゆる「ヨーイドン」型の競馬になってしまい、最後方からの追い上げが間に合わないリスクもありますし、馬場状態が悪ければ末脚が不発に終わる可能性も有るわけですから、人気馬を出走させる陣営にしてみれば、「最後方からの直線一気」という戦術は選択し辛いものなのは、自然なことでしょう。

 その難しい選択を採り、見事に優勝して魅せたアーモンドアイの力は、素晴らしい、そして凄まじいものであることは、間違いないでしょう。

 ヒカルイマイは皐月賞・日本ダービーの二冠、ミスターシービーは三冠馬となっています。

 レース後のインタビューで、クリストフ・ルメール騎手が「三冠を狙う」とコメントしたことも、十分に頷けるところなのです。
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
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我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

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