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HOME   »  サッカー女子W杯2015・なでしこジャパン決勝進出
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 [7月1日・準決勝]
 日本2-1イングランド

 押され気味のゲームでしたが、後半アディショナルテイムになでしこジャパンが決勝点を挙げて勝ちました。劇的な勝利でした。

 ゲームは、イングランドチームが良い入りを見せました。前半10分過ぎまでは、イングランドが6:4で押していました。特に試合開始直後のシュートは、日本ゴール左外に外れましたが、入っていてもおかしくないピンチでした。これは、なでしこにとってはラッキーだったと思います。

 前半15分を過ぎてから、なでしこの時間帯が訪れました。

① 前半33分。なでしこジャパンのペナルティーキックPK

 右サイドから有吉選手がドリブルで突進し、後ろから倒されてPKを獲得。このチャンスを宮間選手がキッチリと決めて、なでしこが1-0とリードしました。

 このPKの宮間選手は、いつになく慎重でした。相手ゴールキーパーの様子を十分に観察し、ゆっくりとボールに向かって動き、ゴール左サイドに蹴り込みました。「絶対に入れてやる」という、静かな気迫溢れるゴールでした。

 こうした大試合では「先制点の重み」は極めて大きいものですが、本ゲームの流れは定まっていませんでしたので、「この1点では勝負は決まるまい」と感じました。

② 前半40分。イングランドチームのPK。

 なでしこに先制されたイングランドは、前半35分から猛攻を仕掛けました。高い位置というか、日本のペナルティーエリア付近からのプレスをベースとして、日本チームを押し込みます。素晴らしい攻撃でした。

 そして、日本ボールになりそうなボールをコーナーキックCKにしたのです。

 なでしこにとっては「嫌な感じのCK」でしたが、案の定セカンドボールがイングランドに出て、大儀見選手が相手選手の前身を妨害したと判断されてPK。

 これをイングランドのウィリアムズ選手がゴール左サイドに叩き込みました。日本のGK海堀選手も方向の読みは当たっていましたが、強烈なシュートでしたので届きませんでした。

 1-1の同点。

 相当痺れるPKであったと思いますが、さすがはウィリアムズ選手、イングランドチームの精神的支柱であるウィリアムズ選手は動じませんでした。

 前半この後は、イングランドが押し気味に試合を進めましたが、全体としては互角の内容でしたので、試合は「後半30分を過ぎてから動く」のではないかと感じました。

 後半開始直後は互角の展開でしたが、15分を過ぎてからイングランドの時間帯が続きました。
 シュートが日本ゴールに襲い掛かります。

 クロスバーに当たったり、海堀選手の好セーブが飛び出したり、シュートが僅かに外れたり、なでしこジャパンにとっては大ピンチの連続でしたが、失点には結び付きませんでした。

 後半30分を過ぎて、なでしこのメンバーの表情には、厳しさが漂いました。この大会で最も厳しい表情であったと思います。
 ただし、厳しい表情でしたが「疲れは感じさせない」ものでした。ゲームの厳しさ、勝つことの難しさを心底感じていたのであろうと思います。

 一方で、イングランドチームには「足が吊る」プレーヤーが出始めました。相当に疲れていたのだと思います。

 こうした状況下でしたが、イングランドチームは攻撃を続けました。気迫十分の攻撃でした。

 ゲームは、3分間のアディショナルタイムに入りました。

 イングランドの攻撃が続きましたが、ようやくマイボールにしたなでしこの右サイドの川澄選手にボールが渡りました。

 久し振りのフリーのボールでした。川澄選手はドリブルで前進してクロスボール・センタリングを大儀見選手・岩渕選手目掛けて送りました。スピード十分の良いクロスボールでした。

 イングランドのディフェンダーが帰り切っていないタイミングでのクロス(アーリークロス)でしたが、何とか脚を伸ばしてクリアを図りました。このクリアボールがイングランドゴール右隅に入りました。
 オウンゴール。後半46分のゴールでした。

 なでしこジャパンは2-1で勝ち切りました。オウンゴールという、思いもよらぬ形での勝利でしたが、ワンチャンスを活かした川澄・大儀見・岩渕3選手のスピードが活きたゴールであったとも思います。

 日本の佐々木監督は、延長戦を意識して交替枠2つを温存しました。
 延長に入ってから、菅澤選手や澤選手を投入する予定であったのでしょう。「120分で勝つ」という戦略は、このゲームでも生きていました。

 なでしこジャパンは、ついに決勝に駒を進めました。

 ディフェンディング・チャンピオンとして臨んだ大会において、6戦全勝で決勝戦に進出するというのは「凄いこと」だと、改めて感じます。
 チームなでしこは、本当に強くなりました。

 これで2011年ワールドカップ、2012年オリンピック、2015年ワールドカップと3大会連続で、世界一を決める戦いは「日本対アメリカ」というカードとなりました。
 2010年代の世界女子サッカーは「アメリカと日本の時代」であることは明白です。

 アメリカチームは極めて強力ですから、決勝戦はなでしこジャパンにとって大変厳しい試合となるでしょう。

 しかし勝機は有ります。「ソロの壁」を破り先制点を挙げることが出来れば、互角の展開となるでしょう。

 ガンバレ、なでしこジャパン!
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