FC2ブログ
HOME   »  スーパーボール4度制覇のQB・テリーブラッドショー
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 アメリカンフットボールの最高峰、NFLのスーパーボールを4回制覇しているクオーターバックQBは、史上2人居ます。
 ひとりがピッツバーグ・スティーラーズのテリー・ブラッドショー選手、もうひとりがサンフランシスコ・フォーティナイナーズ49ersのジョー・モンタナ選手です。

 スーパーボールSBを4回制するというのは凄いことです。何しろ、歴代最も多くSBを制しているチームはピッツバーグ・スティーラーズで6回、第2位はサンフランシスコ49ersとダラス・カウボーイズの5回ですから、スティーラーズも49ersも、ブラッドショーとモンタナの時に、大半のSB制覇を実現していることになるのです。
 そして、SBを4回以上制しているチームは、前述の3チームにグリーンベイ・パッカーズとニューヨーク・ジャイアンツの2チームを加えた、計5チームしかありません。

 テリー・ブラッドショーとジョー・モンタナの功績がいかに大きかったかが分かります。サッカーワールドカップに例えれば、ペレの実績に似ています。ブラジル代表チームは歴代最多5回の制覇を果たしていますが、内3回はペレが出場していた時でした。

 アメリカンフットボールにおけるテリー・ブラッドショーとジョー・モンタナは、サッカーのペレに匹敵する功績を残したプレーヤーとも言えるでしょう。

 さて、本稿ではその内のひとり、テリー・ブラッドショーを採り上げます。

 ブラッドショーは1948年、アメリカ・ルイジアナ州に生まれます。ルイジアナ工科大学時代にカレッジフットボールで華々しい活躍を魅せ、前年1勝13敗でNFL最低の成績であったスティーラーズにドラフトで指名され、1970年に入団しました。

 1971年はインターセプトが多く活躍できませんでしたが、1972年73年はプレーオフに進出、1974年にはAFC(アメリカンフットボール・カンファレンス)チャンピオンシップでオークランド・レイダーズを破って、第9回SBに進出しました。このSBでブラッドショーはパス14回中9回を成功させるなど活躍、ミネソタバイキングスを16-6で破り、SB初制覇を成し遂げました。これは、スティーラーズの初制覇でもありました。

 この1974年から、ブラッドショー率いるスティーラーズの快進撃が始まります。AFC中地区で6季連続の地区優勝、AFCチャンピオンに1974年・1975年・1978年・1979年の4度輝き、その4度全てにおいてSBも制覇したのです。SB2度の連覇というのは空前の記録で、何かマイケル・ジョーダンを擁するNBAシカゴ・ブルズの3ピート2度を思い出させます。

 この間、ライバルチームが存在しなかったわけではなく、AFCにおいては毎季オークランド・レイダーズとの熾烈な争いがありましたし、SBにおいてはNFC(ナショナルフットボール・カンファレンス)のダラス・カウボーイズとの激戦が印象的です。

 これだけの実績を残しながら、QBとしてのテリー・ブラッドショー選手はジョー・モンタナ選手などに比べると、地味な印象があります。チームの司令塔として、最も注目されるべきポジションに居て、史上最強チームのひとつである「この時期のスティーラーズ」を率いていたにも拘らず、史上最高のQB検討の際にも、中々話題に上らないようにも感じます。

 その理由として考えられるのは、この時期のスティーラーズは「総合力のチーム」であったことでしょうか。
 伝統的に強い「スティールカーテン(鉄鋼業の街ピッツバーグのチームということで)」と呼ばれるディフェンスDFは、この頃最高潮のレベルにありました。「意地悪ジョー・グリーン」などの有名選手が揃っていたのです。
 加えて、オフェンスOFにも、ランニングバックRBのフランコ・ハリスやワイドレシーバーWRのリン・スワンなどの有名プレーヤーが並びました。

 これだけの名プレーヤーが揃うと「必ずしもQBの力だけで強いのではない」といった見方が生ずるのでしょうか。私は、しかし、こうした個性豊かで能力が高いプレーヤー達を上手く纏め上げてチームを牽引したというマネジメント能力が、極めて優れていたQBであったと観ています。
 自らのパス能力やプレー選択能力も高いが、何より凄いのは「チームを纏める力」であったクオーターバックが、テリー・ブラッドショーだったのでしょう。当然ながら、NFL史上屈指のQBであったことは間違いの無いところでしょう。

 テリー・ブラッドショーが活躍していた時代は、我が国のテレビでNFLのレギュラー放送が始まった頃でした。毎週土曜日の深夜、後藤完夫(ごとう さだお)さんの解説を聞きながら、東京12チャンネルの番組に見入りました。

 前述のピッツバーグ・スティーラーズのプレーヤー達と、そのライバルであるオークランド・レイダーズのQBケン・ステブラー、WRクリフ・ブランチ、タイトエンドTEフレッド・ビレトニコフ、パンターのレイ・ガイといったプレーヤー達の戦いの、激しく華麗なプレーの連続に、感嘆の声を上げながら観ていました。毎週、本当に楽しみでした。

 私に「アメリカンフットボールの面白さ」を教えてくれたのが、テリー・ブラッドショーの時代のNFLだったのです。
スポンサーサイト



プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 12345678910111213141516171819202122232425262728293031