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 7月12日のDiamond onlineに、埼玉県越谷市の野球用具メーカー「ベルガードファクトリージャパン」の防具の記事が掲載されていました。

 7月12日(日本時間)といえば、MLBオールスターゲーム2017が開催されていた日です。MLBのスター選手たちが愛用する防具という意味での記事だったのです。

 記事には、ニューヨーク・メッツの主力プレーヤー、ヨエニス・セスペデス選手が、カタカナで「ベルガード」と表示された防具、対死球用の左腕上腕に付ける防具、それを付けて打席に立つセスペデス選手の写真も掲載されていました。(週刊ダイヤモンドの野村聖子記者の記事とのこと)

 ベルガード社の防具がMLBで知られるようになったきっかけは、10数年前にイチロー選手の専属トレーナー経由でシアトル・マリナーズの選手たちに知られるようになったことがきっかけだそうです。
 その頃マリナーズに所属していたプレーヤーが、トレード等によって他のチームに移籍するなどして、MLB全体に少しずつ広がっていったと。

 メジャーリーガーからは「他の防具より格段に軽くて使いやすい」との評価を得ているのです。
 スポーツに限らず、「日本の物づくり」については、近年世界中で評価が高まっているようですが、この埼玉県越谷市郊外のベルガード社の防具も「世界最高レベルの商品」として評価されているわけで、とても素晴らしいことだと思います。

 この記事で、もうひとつ気になる記載がありました。
 それは、「日本の選手は契約上の制約が大きく、なかなか防具だけ契約外メーカーの物を使うことは難しい」というところでした。
 結果として、「ベルガード」の名前は、日本国内ではほとんど知られておらず、MLBでの使用実績から、ようやく知られるようになったとのこと。

 一方のメジャーリーガーは、こちらも当然に用具の契約を別のメーカーと交わしているわけですが、「自分の使いたいものを使う」傾向が強く、「ベルガードの宣伝にあなたの名前を使ってもよいか」と確認しても「ノープロブレム」と大らかに受けてくれるとのこと。
 もちろん、グローブやバット、シューズといった「主要な道具」であれば、契約がものを言うのでしょうが、防具なら大丈夫ということでしょうか。

 いずれにしても、「日本の良い物」が海外からの情報によって、日本国内で知られるようになるというのも、スポーツに限らず様々な分野で観られる現象でしょう。

 記事は最後に、日本の多くのプロ野球選手に道具が「無料」で提供されるために、その分のコストが一般の販売先、プロ野球以外で野球をする選手たち、お金を出して当該メーカーの道具を購入する選手たちに負荷されていると結ばれます。

 例えばグローブなら、「1万円位で提供できるものが、5~6万円になっているかもしれない」と書かれています。
 価格面での、とんでもない差額が、野球というスポーツの普及に大きな悪影響を与える恐れがありそうです。我が国の野球人口の減少が叫ばれて久しいのですが、その要因のひとつに「プロ野球選手への道具の無料提供」があるとすれば、何か「本末転倒」のような気がします。

 多くの人達に使ってもらいたいために、プロ野球選手に使ってもらって「広告効果」を狙っているのですが、その「広告効果」を得るために「一般向けの販売価格が上がり」、野球人口の減少に結びついているとすれば、「多くの人に使ってもらいたい」という筈が、対象マーケットをどんどん小さくしているということになります。

 色々と考えさせられる、良い記事でした。
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