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HOME   »  リオ五輪2016陸上400mリレー・日本チーム銀メダル!
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 「こんなことが起こるのか」 

 レースを見た直後の感想でした。

 ケンブリッジ飛鳥選手が、アメリカチームのアンカーと競り合いながら2番でゴールインしたときには、テレビの前で立ち上り拍手を続けていました。
 日本チームの最高の走りでした。

 1走の山縣亮太選手は素晴らしいスタートから加速しました。前のコースの中国チームとの差をぐんぐん詰め、後ろのコースのジャマイカのアサファ・パウエル選手(元100m世界記録保持者)の追い上げを許しませんでした。

 1走から2走へのバトンパスは「抜群」でした。100点満点であったと思います。
 山縣選手から飯塚翔太選手へのバトンは、「一度空振り」して2度目に渡りましたが、その「空振りの間が効果的」で、飯塚選手がトップスピードに乗ったところでのバトンパスとなりました。

 飯塚選手は、ジャマイカやアメリカといった有力チームのランナーと互角の走りを魅せました。

 飯塚選手から桐生祥秀選手へのバトンパスは、とても上手く行きました。90点でしょう。
 タイミング・形が完璧でした。
 桐生選手も、ほぼトップスピードでバトンを受けて素晴らしい加速を魅せ、後半もスピードを維持できました。
 ジャマイカチームに1m余りの差を付けて、アンカーへのバトンパスを迎えたのです。

 桐生選手から飛鳥選手へのバトンパスは、少し詰まってしまいました。60点でしょう。
 この日本チームのバトンパスの小さな失敗により、直線に出た時には、ケンブリッジ飛鳥選手と、ジャマイカのアンカー・ウサイン・ボルト選手は並んでいました。ここは、ジャマイカチームのバトンパスが勝ったのです。

 さすがにボルト選手と並んで走り出したのでは、ジャマイカチームに勝つのは極めて難しいこととなりましたから、後方から追い上げを図るアメリカチーム、カナダチームとの競り合いとなりました。

 100m競走のタイムで比較すれば、飛鳥選手より相当上のランナー2人との競り合いでしたが、残り30mまでの飛鳥選手のスピードは素晴らしいもので、ゴール前で走りが固くなってしまった飛鳥選手でしたが、アメリカ・カナダのアンカーの走りも固くなっていましたので、2着を堅持することが出来ました。3番手チームとは100分の2秒差でした。

 37秒60、極めて高いレベルの日本新記録でした。
 もともと日本が保持していたアジア記録も塗り替えました。
 
 「全てが上手く行くレース」というのは、ほとんどありえないことですので、このレースの日本チームはレース全体として見れば「100点」であったと言えるのでしょう。

 「オリンピック個人種目のファイナリスト0名」「9秒台ランナー0名」で、「9秒台ランナー4名を揃えたチーム」に完勝するという「離れ業」を、日本チームは成し遂げました。

 「こんなことが起こる」のです。

 大会前、「日本陸上史上最強の400mリレーメンバー」と称されていたのは「事実」でした。

 そして、緊張感極限のオリンピック決勝レースで、持てる力を存分に発揮しての「88年振り(1928年アムステルダム・オリンピック女子800m競走の人見絹江選手=全ての競技・種目における日本女性オリンピック・メダリスト第1号)の、陸上競技トラック種目における銀メダル」を実現して見せました。

 日本の若きスプリンター達の力は、間違いなく世界に通用するレベルにまで上がったのです。
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