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HOME   »  ワールドカップ2018-55・決勝の見所
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 ロシア大会の決勝は、フランスVSクロアチアになりました。
 何度見ても「新鮮」なカードです。

 今大会最も「若いチーム」のひとつに挙げられるフランスは、グループリーグGLを2勝1引分で1位通過し、決勝トーナメント3試合をいずれも90分間の勝利で勝ち抜きました。
 決勝トーナメントを3戦連続90分間勝利しているところが特筆ものです。
 間違いなく、戦前の戦略通りに勝ち上がっているのでしょう。

 一方のクロアチアは、GLを3戦全勝で1位通過し、決勝トーナメントはラウンド16、準々決勝とPK戦での勝利、準決勝は延長の末の勝利で、ここまで6戦6勝(4勝2引分という見方もあるのでしょうが、ノックアウトステージということを考慮すれば、6戦6勝と観るのが妥当でしょう)。
 6戦全勝というところが特筆もので、その「勝負強さ」は驚異的です。

 当初の戦略通りにゲームを運ぶフランスチームと、逆境に在っても粘り強いプレーを続けるクロアチアチームの激突は、見所満載ということになります。

 ラウンド16のアルゼンチン戦、準々決勝のウルグアイ戦、準決勝のベルギー戦と、いずれも「先制」しているフランスは、決勝でも「先制」を狙ってくることでしょう。「先制」するための戦術も、事前に用意されていると思います。

 従って、フランスが先制すれば、決勝戦もフランスペースということになります。
 たとえ先制されたとしても、クロアチアは全く怯むことなく「いつものように」反撃を続けると考えられます。
 フランスとしては、これまでの相手以上に、「危険な攻撃」を受け続けることになりそうです。

 こうした中で、もしクロアチアが先制するようであれば、試合は全く違うものになるでしょう。壮絶な打ち合いとなる可能性も有ります。

 クロアチアは、GLのアルゼンチン戦で今大会最高のプレーを披露しました。これは「ワールドカップ史上に残る90分間」でした。
 大袈裟に言えば「サッカー新時代を感じさせるプレー」でした。

 ところが、決勝トーナメントに入るとそのプレーが影を潜めました。
 チーム全体のコンディションの影響が大きいのであろうと思いますが、チーム全体の動きが悪くなった(アルゼンチン戦と比べて)のです。
 チーム全体の動きが悪くなった状況下でも、勝ち抜いてきたのですから、そのチーム力は相当高いと判断されます。

 フランスはラウンド16のアルゼンチン戦、4-3の打ち合いでしたが、そのゲームで素晴らしい「スピード」を魅せてくれました。これは、フォワードFWのキリアン・エムバペ選手を中心とした攻撃ですが、続くウルグアイ戦以降は、その驚異のスピードが影を潜めています。
 相手チームの「エムバペ封じ策」が実っているのかもしれませんが、エムバペ選手の動きにもアルゼンチン戦の精彩が無いようにも感じられます。

 これを「エムバペ選手のコンディション」と観るのか、「デシャン監督の作戦」と観るのか、は微妙なところです。
 決勝トーナメントのゲームでフランスチームは、戦略通りに「先制」していましたから、リーサルウェポンを温存できたと観ることも出来るからです。
 「デシャンの懐」は相当深いのではないでしょうか。

 こうして観ると、クロアチアチームもフランスチームも、共にアルゼンチンチームとの試合で、最高のプレーを披露しているところは興味深いところです。(メッシのアルゼンチンは当然ながら戦い甲斐のあるチームで、他チームのリトマス試験紙のような役割を果たしていたのかもしれません)
 私は、このアルゼンチンとのゲームで両チームが展開したサッカーが、決勝で観られるのではないかと期待しています。

 クロアチアは、ルカ・モドリッチ選手を中心に、FWのマリオ・マンジュキッチ選手やイバン・ペリシッチ選手、アンテ・レピッチ選手が躍動し、そこにミッドフィールダーMFのイバン・ラキティッチ選手やディフェンダーDFのシメ・ブルサリコ選手らが絡んでいく、連動性が高く、分厚い攻撃です。

 フランスは、エースのアントワーヌ・グリーズマン選手、オリビエ・ジルー選手、キリアン・エムバペ選手の強力なFW陣に、エンゴロ・カンテ選手、ポール・ポグバ選手の「玄人好み」のMF陣に、パンジャマン・パバール選手他のDF陣が絡んで、ゲームをコントロールする力に優れています。

 特にエムバペ選手の俊敏性は、5~10m位であっという間に相手選手を置き去りに出来る程、このレベル、ワールドカップというレベルでそれが出来る類稀なものです。

① 「決勝進出」に対する達成感

 こうした大きな大会では、達成感の有無・量がゲームに影響を与えると観ています。
 この決勝はどうでしょうか。

 フランスチームは2006年大会以来の決勝進出ですが、「ジダン選手が居ないチーム」としては初めての決勝進出となりますので、達成感は相当高いと思います。

 クロアチアチームは、これは史上初の決勝進出ですので、この達成感は極めて高いと思われます。
 とはいえ、クロアチアチームのメンバーのコメント・様子を観ると、勝利への執念の強さが感じられます。意外に「欲深い?」チームなのでしょう。

 以上から、決勝進出による「達成感」は、「互角」と見ます。

② 試合展開の予想

 試合開始直後から、先制点を狙ってフランスチームが攻勢をかけると思います。
 それも、準々決勝、準決勝では披露しなかったエムバペ選手を中心とした攻勢です。

 さすがのクロアチア守備陣も、初めての「生」エムバペのスピードには戸惑うと思います。

 ・前半15分、フランス先制。エムバペ選手のゴール。

 フランスチームのさすがの先制パンチが決まったとはいっても、決勝進出で意気上がるクロアチアチームの動きは良く、フランスチームの攻撃に慣れてくると、ショートカウンターを主体としてフランスゴールに迫る機会が増えてきます。

 ・前半40分、クロアチア同点に追い付く。レビッチ選手のゴール。

 ・前半は1-1で折り返す。

 後半に入るとクロアチアの攻勢が強まり、モドリッチ選手が躍動し、マンジュキッチ選手がボールに絡む回数が増えます。

 ・後半20分、クロアチア追加点。マンジュキッチ選手のゴール。

 1-2とリードを許したフランスチームは、グリーズマン選手とポグバ選手、ジルー選手の連動でチャンスを創造し、反撃に出ます。本気のフランスです。

 ・後半35分、フランス同点に追い付く。グリーズマン選手のゴール。

 ・2-2となって、延長戦に突入。

 壮絶な攻め合いが続き、両ゴールキーパーGK、クロアチアのダニエル・スバシッチ選手、フランスのウーゴ・ロリス選手の好プレーも連発します。

 さすがに、両チームに疲労感が出てきたところで、モドリッチ選手の運動量が威力を発揮し始めます。モドリッチ選手は、今大会プレーした時間の合計ならば一番疲れている筈なのですが、決勝の大舞台でプレーできる高揚感が、疲れを吹き飛ばしているかのようです。

 ・延長後半7分、クロアチア勝ち越し。モドリッチ選手のゴール。

 ・ゲームはこのまま終了し、クロアチアチームが3-2で勝利。

 と、(勝手に)予想しました。

 こうした形で考えれば考える程、この決勝戦は見所満載です。

 ワールドカップ史上に輝く、素晴らしいゲームが期待されます。
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