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HOME   »  全国大学ラグビー2018~19準決勝・天理帝京を圧倒
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[1月2日・準決勝・秩父宮ラグビー場]
天理大学29-7帝京大学

 試合開始から、天理大チームの最初のトライ、バックスの展開プレーによる右隅へのトライを観て、「これは帝京にとって極めて厳しい試合になる」と感じましたが、前半19分のスクラムからの認定トライを天理大チームが挙げるに至って、「天理の方がずっと強い」と思いました。
 プレーヤーの体格自体が違うとも感じました。

 天理チームの突進を帝京チームは止めることが出来ないのです。

 コンタクトシーンでは、帝京チームのディフェンスを受けて後、天理チームのプレーヤーは1~2m前進するのです。この1~2mがラグビー競技においてはとても大事なものです。帝京大チームは、常に「下がりながらの守備」を強制されることとなりました。

 結果として、帝京大チームはマイボールが殆ど取れないという、これまで経験したことが無い事態に追い込まれました。
 スクラム認定トライの時点で、ボール支配率は天理チームが85%、帝京チームが15%であったと記憶しています。
 もちろん、ラグビー競技は、ボール支配率を競う競技ではありませんから、ボール支配率自体は問題では無いのですが、これほどにボールが取れないのでは、トライもゴールも挙げることが出来ないのは道理です。

 帝京大チームとしては、試合時間が経過し、天理大チームに疲労が観えたところで反撃に移ろうと考えていたのでしょうが、天理大チームの突進力は最後まで殆ど衰えませんでした。

 9連覇を開始した頃の帝京大チームは、早稲田大チームや東海大チーム、明治大チームといった伝統校チームを相手に、圧倒的な突進力で撃破していたのです。
 その後、自らが王者となり、優勝を重ねるに至って、5連覇頃からは「上手いプレーで得点を挙げるチーム」に変貌して行きました。
 「勝ち慣れることによってチームが変わってくる」のは、止むを得ないところもあるのです。誰でも、泥臭い突進を繰り返すより、少しでも「楽に勝ちたい」と考えるようになるのは、自然なことなのかもしれません。

 そして10年目、帝京大チームは「10年前の帝京ラグビーを見るような天理大チームのプレー」の前に、完敗しました。

 もちろん、10連覇がならなかったとはいっても、「9連覇の価値」は全く下がるものでは無く、全てのメジャー競技を通じて「大学日本一9連覇」というのは、他に類を観ない素晴らしい記録なのです。

 帝京大学チームの連覇は、ついに止まりました。
 アメリカのスポーツメディア風に言えば、我が国の大学ラグビーにおける「帝京王朝の時代」が終わりを告げたのです。

 今後、天理大学チームの時代が来るのか、3~4チームが覇を競い合う時代が来るのか、戦国時代が来るのか、時代の節目というのはいつも面白いものなのです。
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