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HOME   »  浅田真央選手の大いなる進化
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 フィギュアスケートのグランプリシリーズ中国大会の女子シングルフリーの演技は、11月7日に行われ、浅田真央選手がショートプログラムとの合計で優勝を飾りました。

 約1年間競技から離れていた浅田選手にとっては、グランプリシリーズ復帰初戦でしたが、そのプレー内容は休養前より向上していたように感じられました。

① トリプルアクセルの安定感

 この大会では、ショートプログラム・フリー共にトリプルアクセル・ジャンプを成功させました。

 特にフリー演技の時のジャンプは、これまで浅田選手が披露したトリプルアクセルの中で、最高の出来のように観えました。本当に「美しいジャンプ」でした。

 女子では最難関のジャンプと言われるトリプルアクセルですから、1昨年までの浅田選手でも大会においては容易には成功できないものでした。

 ところが、休養明けの今シーズンはここまで悉く成功させているように見えます。
 競技生活を継続していた頃より、休養明けの方がジャンプの完成度・安定感共に向上しているというのは、驚異的なことの様に感じられます。

 筋力や技術力、そして試合勘という点からも、長く競技から離れていた場合には、少し衰えが有りそうなものですし、「真剣勝負」の場に戻って、少しずつ取り戻していくのが普通のようにも思います。

 にもかかわらず、浅田選手はシーズンイン早々に、従前以上のパフォーマンスを示しているのです。

② ステップやスパイラル、スピンの向上

 フリー演技において、浅田選手は「トリプル+トリプル」で転倒し、トリプルルッツで失敗し、「トリプル+ダブル+ダブル」の3連続ジャンプは全く行えませんでした。
 にもかかわらず、ほぼ完璧な演技を魅せた本郷理華選手や、素晴らしいジャンプを連発したラジオノア選手と僅差の得点の演技となりました。
 ショートプログラムでの差で十分にカバーできた形です。

 ということは、ジャンプ以外の演技=ステップやスパイラル、スピン等において、浅田選手は相当の得点差を他の選手に対して付けていたということになります。

 確かに、ステップシークエンスやスパイラルシークエンスの美しさ・正確性には素晴らしいものが有ったと感じますが、ジャンプにおける3つの大ミスをカバーし得るほどの差であったというのは、驚きでした。

③ 佇まい・オーラ

 リンクに立つ浅田真央選手には、何とも言えないオーラが漂っているように観えます。
 
 ひいき目のせいもあるのかもしれませんが、演技が開始された瞬間から「他の選手とは異なる雰囲気」がリンク全体に漂っているように感じられます。

 大袈裟に言えば、「次元が違う」感じなのです。

 これ程のオーラは、あのカタリーナ・ビット選手以来のものでは無いでしょうか。

 こうした佇まいやオーラが、得点に反映されるものなのかどうかは分かりませんが、その「オーラを生む素地」が当該プレーヤーに備わっていると観ることもできるのかもしれません。

 復帰後、浅田選手のオーラの強さが増した感じがするのです。

 約1年間の休養後、競技に復帰した浅田真央選手は、以前よりさらに進化したように観えます。
 そのこと自体が凄いことだと思います。

 フリー演技の後半に入っても、「疲労に伴うパフォーマンス低下」が最小に抑えられているようにも観えます。
 パワーやスピードは、日々のトレーニングで維持・向上できる可能性がありそうですが、世界最高レベルの大会の競技における「持久力」、極度の緊張の下での持久力は、世界最高水準の大会に出場し続けること以外には身に付かないことの様に思われます。
 その持久力も維持、ひょっとするとレベルアップさせているように観えるのは、不思議なことだとさえ思います。

 今の浅田選手にとっては、フリー演技における3連続ジャンプやトリプル+トリプルの成功・完成も、そう遠いことでは無さそうです。

 明らかに「進化した」浅田真央選手の今後の演技が、本当に楽しみです。
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