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HOME   »  競馬コラム242・優駿ディープインパクト号逝く
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 7月30日、ディープインパクトの安楽死が報じられました。
 頸椎の骨折から、立ち上がることができなくなり、安楽死が選択されたと。
 3月頃から具合が悪く、種付けを行っていなかったとは報じられていましたが、7月29日の午前中は元気であったことを考え合わせれば、急死です。
 本当に残念です。

 競走馬としては、「日本競馬界史上最強馬」の話題の際に、必ず採り上げられる一頭です。
 三冠馬にして14戦12勝・2着1回という成績は、歴代の名馬に全く引けを取りません。
 
 例えば、10勝以上の名馬ならば、
① セントライト 三冠馬 12戦9勝・2着2回・3着1回
② クリフジ(牝) 三冠(日本ダービー、オークス、菊花賞) 11戦11勝
③ シンザン 三冠馬 19戦15勝・2着4回
④ シンボリルドルフ 三冠馬 16戦13勝・2着1回・3着1回

 こうした、それぞれの時代を代表する名馬たちと比べても、勝るとも劣らない競走成績なのです。
 ディープインパクトの現役時代は2004年から2006年ですから、「21世紀を代表する競走馬」と評して良いのでしょう。

 一方、内国産種牡馬としての評価であれば、これはもう「史上最高」です。
 2012年から2018年まで「7年連続リーディングサイアー」という金字塔。
 中央競馬はもちろんとして、地方競馬も含めた日本競馬全体のリーディングサイアーを7年連続で成し遂げたのです。
 「空前絶後」と言って良いと思います。

 また、産駒のG1レースでの強さ(51勝)も特筆すべきですが、特にクラシックレースでの強さは素晴らしいものです。

① 2008年産 マルセリーナ(桜花賞)
② 2009年産 ディープブリランテ(日本ダービー)、ジェンティルドンナ(桜花賞、オークス)、
③ 2010年産 キズナ(日本ダービー)、アユサン(桜花賞)
④ 2011年産 ハープスター(桜花賞)
⑤ 2012年産 ミッキークイーン(オークス)
⑥ 2013年産 マカヒキ(日本ダービー)、シンハライト(オークス)
⑦ 2014年産 アルアイン(皐月賞)
⑧ 2015年産 ワグネリアン(日本ダービー)、フィエールマン(菊花賞)、[サクソンウォリアー(英国2,000ギニー)]
⑨ 2016年産 ロジャーバローズ(日本ダービー)、ラヴズオンリーユー(オークス)、グランアレグリア(桜花賞)

 2008年から2016年まで、全ての年の産駒からクラシックホースを輩出しているというのは「驚異的」であり、おそらくは「奇跡的」なことでしょう。
 日本で活躍した外国産種牡馬も含めて「初年度から8年連続でクラシックホース輩出」というのは、過去に例が無く、他の国の大種牡馬を見ても、21世紀においては滅多に観ることができない偉業であろうと感じます。

 ディープインパクト産駒は1,600頭に上ると報じられました。

 ディープインパクトが、これまでも、そしてこれからも、「日本競馬の屋台骨を支える存在」であることは、間違いないでしょう。
 今後、種牡馬の父として、ブルードメアサイアーとして、ディープインパクトの血統は長く日本競馬の発展に貢献して行くのです。

 「偉大な競走馬」であり「偉大な種牡馬」でもあった、「優駿」ディープインパクト号のご冥福をお祈り申し上げます。
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