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HOME   »  NBAファイナル2015・第2戦も延長戦
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 ゲームが終了した瞬間、キャブスのレブロン・ジェームズ選手が雄叫びを挙げました。それも、相当長い間吠えていました。喜びを爆発させたのです。

 今シーズンのNBANO.1チームを決める「NBAファイナル」の第2戦は、ゴールデンステイト・ウォリアーズの1勝を受けて、ウォリアーズのホーム・オラクルアリーナで6月8日に行われました。

 そして、この第2戦は第1戦に続いてオーバータイムOT(延長戦)に縺れ込んだのです。

 長いNBAファイナルの歴史上、第1戦・第2戦が共にOTとなったのは初めてのことです。

 第2Qまでは互角の展開でした。

 ウォリアーズはクレイ・トンプソン選手が絶好調、「打てば入る」というプレーを続けました。一方のキャバリアーズは、エースのレブロン・ジェームズ選手が「自ら決めるのではなく周りの選手を活かすプレー」を展開し、一進一退の時間帯が続きました。

 このゲームを特徴づけたのは第3Qでしょう。
 第3Qの得点は、キャブスが15点、ウォリアーズが14点でした。得点がとても少なかったのです。

 特に49-49の同点となってから、両チームのシュートが悉く決まらない、不思議な時間帯を迎えました。

 両チームのディフェンスが良かったということなのでしょうが、それにしてもレブロンやステファン・カリーといった、NBAを代表する=世界を代表する、ポイントゲッターが揃っている中で、得点が全く入らないというのは、とても不思議なことです。

 ようやくキャブスがゴールを決めましたが、ウォリアーズのシュートは入りません。49点から次の点に移るのに、ウォリアーズは3分前後の時間を要したのではないでしょうか。

 結果として「ロースコアゲーム」となりましたから、ゲームはキャバリアーズのペースで進行していたのです。

 62-59とキャブスが3点をリードして迎えた第4Qの前半、キャブスはレブロン・ジェームズ選手を中心に見事なプレーを続けました。
 ひとつの攻撃の持ち時間24秒をギリギリ一杯まで使って、最後にゴールを挙げて攻撃権を相手に渡すという形。センターラインを越えてボールをコントロールするレブロン選手は、残り15秒になるまで何もせず、そこからパスを出して攻撃に移るという戦術を繰り返したのです。

 このパターンを継続し、レブロン選手の3ポイントシュートも決まって「11点差」とした時には、このゲームはキャブスのものという空気が漂いました。
 リバウンドの獲得率も、キャブスが大きく上回っていました。

 ところが残り3分となってから、ウォリアーズは「ファウルゲーム」に移行しました。相手ボールになった直後に「フリースローの確率が低い選手にワザとファウルを行う作戦」です。

 フリースローはプレー時間に含まれませんから、相手チームがフリースローを2本失敗、あるいは1本しか決められない状況下で、自軍が2点あるいは3点を取れば、得点差を詰めることが可能ですし、相手チームに「24秒という長い時間」を消費されないで済むのです。

 あまり気持ちの良い作戦ではありませんが、ルール上可能なプレーですので、ウォリアーズは続けました。また、この作戦展開時にはウォリアーズの「3ポイントシュート」がビシビシ決まりました。
 11点差は、あっという間に5点差に縮まったのです。

 そして、試合残り時間7.2秒で87-87。ついに同点となりました。

 攻撃権を保持していたキャブスは、この7.2秒で1点でもあげれば、第2戦をものにできます。(第1戦は残り24秒でした)
 当然ながらレブロン・ジェームズ選手にボールを預けて勝負に出ました。
 レブロンは、猛然と突進しシュートを放ちましたが、これが決まらず、再びOTに突入したのです。

 OTとなれば、攻撃力に勝るウォリアーズが有利かと思いましたが、第1戦で外からの攻撃を多用して失敗したキャブスの戦術が良く決まり、残り10秒でキャブスが94-93と1点をリードしました。

 この時、いつも表情を変えないカリー選手に、僅かに「落胆した様な様子」が漂いました。カリー選手のシュートは入らず、残り3.4秒で再びファウルゲーム。

 キャブスが1点を加えて95-93。(ここでフリースローを2本とも決めていればキャブスに負けは無かったのですが、1点しか決まらないところが、ファイナルなのかもしれません)

 残り3.4秒に全てを賭けたウォリアーズの攻撃をターンオーバーで止めた瞬間、試合時間が無くなりました。
 レブロン・ジェームズ選手の歓喜の雄叫びが響き渡りました。

 最後の一瞬まで「どちらが勝つか分からない」ギリギリのゲームを、キャバリアーズは押し切り、1勝1敗のタイとしました。

 第1戦を観る限り、攻撃力に勝るウォリアーズに相当分があるシリーズかと思いましたが、第2戦をアービング選手抜きのキャバリアーズが制したことで「互角の様相」となったと感じます。

 第3戦からはキャバリアーズのホーム、オハイオ州クリーブランドのクイッケン・ローンズ・アリーナに会場が移ります。
 2ゲーム連続でOTを戦うという、両チームの地力が明確に拮抗しているシリーズですから、この第3戦が天王山になりそうです。

 それにしても、凄まじいゲームの連続です。さすがはNBAファイナルです。
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