FC2ブログ
HOME   »  サッカー
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 Jリーグの2019年シーズンは、2月22日のセレッソ大阪VSヴィッセル神戸(ヤンマースタジアム)で開幕します。
 
 この開幕を前に、2018年シーズンのJ1を振り返っておこうと思います。

[順位]
1位 川崎フロンターレ
2位 サンフレッチェ広島
3位 鹿島アントラーズ
4位 コンサドーレ札幌
5位 浦和レッドダイヤモンズ
   ・
   ・
14位 サガン鳥栖
15位 名古屋グランパスエイト
16位 ジュビロ磐田
17位 柏レイソル
18位 V・ファーレン長崎   (柏レイソルとV・ファーレン長崎はJ2へ降格)

 サンフレッチェが第5節から第27節まで先頭を走ったシーズンでしたが、終盤に失速してしまい、追い上げてきたフロンターレが第28節から首位に立ち、2チームの競り合いとなりましたが、最後はフロンターレが突き放し2連覇を飾りました。

[得点王争い]
1位 ジョー(名古屋グランパスエイト) 24点
2位 パトリック(サンフレッチェ広島) 20点
3位 ファン・ウイジョ(ガンバ大阪) 16点
4位 興梠慎三(浦和レッドダイヤモンズ)、小林悠(川崎フロンターレ) 15点

 元ブラジル代表のジョーが、圧倒的なパフォーマンスで得点王に輝きました。8月5日の対ガンバ戦と8月26日の浦和レッズ戦ではハットトリックも記録しています。

 上位には外国人プレーヤーが並びました。
 近年では、Jリーグにおいてストライカーとしての実績を積むと、欧州他のチームに転出してしまう日本人プレーヤーが多いのも実態なのでしょうが、「伸び盛りの若手日本人プレーヤー」に頑張っていただき、得点王争いに参加してほしいものです。

[観客動員数]
1位 浦和レッドダイヤモンズ 603千人余
2位 FC東京 449千人余
3位 名古屋グランパス 419千人余
4位 ガンバ大阪 399千人余
5位 川崎フロンターレ 394千人余


14位 清水エスパルス 254千人余
15位 サンフレッチェ広島 243千人余
16位 湘南ベルマーレ 206千人余
17位 柏レイソル 193千人余
18位 V・ファーレン長崎 190千人余

 プロスポーツですから観客動員はとても大切な要素です。
 浦和レッズは、「伝統的なサッカーどころの強固なファン層」が常に力を発揮しています。

 観客動員トップの浦和レッズは最下位のV・ファーレン長崎の3倍以上となっています。大都市圏とそうでは無い地域の違いもあるのでしょうが、例えばアメリカンフットボールNFLの人気チーム・グリーンベイ・パッカーズは、人口105千人(2017年)の街・グリーンベイを本拠にしていますが、ホームのランボーフィールド(収容能力80,750人)は常に満員、チケット入手の難しさはNFL屈指です。

 また、パッカーズ・ランボーフィールドの「シーズンチケット」のキャンセル待ちの人数は、スポーツ大国アメリカの全てのプロスポーツの中で最多の65,000人以上と言われていますし、シーズンチケットの権利・相続人を遺言書で指名するファンも珍しくないと報じられています。

 お子さんと老人を含めて人口105千人余のグリーンベイにおいて、80千人収容のスタジアムが常に満員で、当日券・シーズンチケット共にキャンセル待ちが溢れているというのですから、グリーンベイ外のファンも多いことは明白です。

 もちろん、JリーグとNFLを単純に比較できないことは分かりますが、「小さな街だから観客動員数が少ない」という理由だけでは、プロスポーツの運営としては残念なところでしょう。
 逆に言えば、Jリーグには大きな伸びしろが有るということなのかもしれません。

 更に、2018年シーズンは、観客動員数17位・18位と、シーズン成績17位・18位が同じチームでした。

 「弱いから観客が減り、観客が減るから一層弱くなる」という負のスパイラルなのかもしれませんが、ファンならば「チームが苦しい時に一層応援する」のが自然ですし、「チームが好調の時だけスタジアムに足を運ぶ」のでは、いかがなものかとも感じます。
 もちろん、クラブ経営側の責任も大きいと思います。

 「観客動員力が弱い順に降格する、これがプロスポーツの『あるべき姿』」だと、友人は言います。

 この点で、2019年シーズンはどうなるのでしょうか。

 2018年シーズンには、イニエスタ選手やトーレス選手といった「世界的プレーヤー」がJリーグに登場しました。2019年にはビリャ選手もJ入りすると報じられています。

 日本経済の実力もあるのでしょうが、Jリーグが「名プレーヤーの終の棲家」として、世界的に高く評価されていることの証左でもあるのでしょう。

 日本という国家、日本文化の上に構築された「Jリーグという器」が、世界のトッププレーヤーのお眼鏡にかなっているということになります。

 プロスポーツプレーヤーと言っても収入の多寡だけで働く場を決めるのではない(当たり前のことを書き恐縮です)のですから、トッププレーヤーに支持されるリーグであることは、とても大切なことでしょう。
 日本のフィールドで、我が国のファンや子供たちは、素晴らしい選手たちの世界最高水準のプレーを目の当たりにすることができるのですから。
 そのことが、未来のJリーグ、日本サッカーの礎となることは明らかなことです。

 2019年のJリーグにおいても、素晴らしいシーンが沢山観られますように・・・。
スポンサーサイト
[2月1日・アブダビ・シェイクザイードスタジアム]
カタール3-1日本

 2019年のアジアカップは、カタール代表チームが優勝しました。
 決勝では、日本代表チームを相手に3-1で快勝したのです。

 カタールチームは、大会7試合を通して「得点18、失点1」という圧倒的な成績を残しました。
 間違いなく、今大会NO.1のチームだったのです。

 決勝戦前には、やや日本チームが有利との見方が多く、過去に4度の優勝を誇り、21世紀のアジアサッカーを牽引してきた日本チームが、「初の」決勝進出を決めたカタールチームより上であろうと言われていたのです。
 しかし、結果はカタールチームの快勝でした。

 日本チームとしては、決勝戦で足元をすくわれたというより、実力通りの結果であったと見ます。

 この試合、日本チームは「慎重に入った」ように観えました。
 中東の地での決勝戦ということもあってか、前半は0-0でも良いという感じでした。

 ところが、前半早々から試合は動きました。
 前半11分、カタールフォワードFWアルモエズ・アリ選手のオーバーヘッドシュートが見事に決まったのです。
 日本ゴール前正面、日本ディフェンダーDF吉田麻也選手がぴったりと付いている状況で、オーバーヘッドシュートを打ち、これが日本ゴールの右ポストに当たって、ゴール内を走りました。
 ゴールキーパーGKが止められるような類のシュートではありません。

 「たまたまあそこに飛んだのであろう」という見方もあるのでしょうが、打った選手がアジアカップ新記録の「1大会9得点」を挙げて得点王に輝いたアリ選手なのですから、「狙って打って決めた」と観るのが妥当です。

 先制を許した日本チームは反撃に出ますが、再び「カタールチームの正確なシュート」が日本ゴールを襲いました。
 前半27分、アブデルアジズ・ハティム選手のシュートが、左サイドネットに突き刺さったのです。
 このゴールの際にも、日本DFが揃っていました。
 日本DFは、想定通りの守備を展開していたのです。
 しかし、僅かに空いたシュートコースに、ハティム選手は威力十分なシュートを突き刺して魅せました。

 「サイドネットへのシュートが効果的」であることは、本ブログでも再三採り上げてきましたが、ポイントとなるのは「サイドネットにコントロールしてシュートを打つことが難しい」ということです。(当たり前のことを書き恐縮です)
 どんなプレーヤーでも、GK正面・周辺へのシュートより、サイドネットにシュートを打ちたいのですが、これを枠の中に入れる為には高度な技術を要するのです。
 ハティム選手のシュートは、コース・威力共にワールドクラスでした。

 前半立て続けに2得点を挙げたカタールチームが、試合を支配しました。

 日本チームは、後半の攻撃で1得点を挙げて(このゴールがカタールチームにとっての今大会唯一の失点となりました)、チームの力を示し、優勝候補の面目を保つのが精一杯でした。

 この試合やそれまでの試合を観ると「カタールチームの精度の高いシュート」が目立ちます。サイドネットやポストに当たってのゴールが、要所で飛び出しているのです。
 カタールチームのシュート力が、他を圧していたというのが、アジアカップ2019なのでしょう。

 どんなに精緻な戦術で「シュートを打つ形」を創り上げたとしても、肝心のシュートが決まらなければ得点とはなりません。(再び当たり前のことで恐縮です)
 世界中のサッカーチームが「ゴールゲッター」を待望しているのは、当然なのです。
 「ゴールゲッター」の最大のスキルがシュート力であることは明白です。

 今大会のカタール代表チームには、そのシュート力が具備されていたのです。

 長いアジアカップの歴史上、誰も成しえなかった「1大会9得点」という偉業を具現したアルモエズ・アリ選手は、アフリカはスーダンの首都ハルツーム出身の22歳、カタールのアル・ドゥハイムSCに所属するプレーヤーですが、今大会で魅せた多種多様なシュートとその精度・威力は、アジアサッカー界のみならず世界サッカー界に衝撃を与えました。
 実質的な国際舞台デビューとなった大会で、あっという間に、その名を世界中に広めたのです。

 今後、世界中のクラブがその獲得に乗り出すのでしょうし、身長180cmのフィジカルとハイレベルな得点感覚を活かして、今後も大活躍を魅せてくれる可能性が高いと思います。

 カタール代表チームには、アリ選手以外にも素晴らしいプレーヤーが揃って居ました。ワールドカップ2022カタール大会に向けての代表チームの強化が着々と進んでいる形ですが、U-23チームをベースにしたとはいえ、短期間で素晴らしいチームを創ってきた印象が有ります。
 チームとして、力強く正確なパス、精度が高く意外性十分なシュート、そして「2~3本のパスで得点機を創出する戦術」といった要素は、簡単には具備することが出来ないものなのですが、今大会のカタールチームには揃っていました。(そうでなければ、18得点・1失点という凄いドライブは到底達成できません)
 このチーム強化のノウハウは、他のチームが十分に研究しなければならないところでしょう。

 加えて、カタールチームに限らず、今大会は中東のチームの強さが感じられました。

 もともと20世紀には、日本チームがなかなか中東のチームに歯が立たなかった、「アジアのサッカーは中東が牽引」した時代が長かったのです。

 それが20世紀終盤から21世紀初頭にかけて、極東のチームやオーストラリアチームが、アジアサッカーの主役に躍り出ました。日本チームにとっても、あれだけ勝てなかった中東各国の代表チームと互角以上の戦いが出来るようになったのです。

 そういう意味では、今大会は「中東各国のナショナルチームが復権に向けて動き始めた大会」と言えそうです。

 アジアサッカー全体のレベルは、確実に上がっているのでしょう。
[1月28日・準決勝]
日本3-0イラン

 今大会、対戦相手として最強と観られていたイランチームとの試合で、森保ジャパンは伸び伸びと戦い、3点を奪って快勝しました。

 テレビ中継を観ていましたが、プレーおよびプレーヤーの「輪郭」がしっかりしていて、強いチーム同士の良い試合を感じさせました。

 この感覚は、おそらく「各プレーヤーの無駄の無い動き」と「高いレベルの技術・スピード」が相俟って生まれるものだと考えていますが、相当にハイレベルなゲームであったということでしょう。
 サムライブルーとイランチームの強さ、そしてアジアサッカーのレベルアップをも感じさせる「しっかりとした輪郭」の映像であったと思います。

 前半は、両チームが持ち味を発揮しての競り合いが続きました。
 両チームともにチャンスが有りましたが、両チームの守備陣が良く守り抜きました。
 特に、森保ジャパンのゴールキーパーGK権田選手の左脚でのクリアは、素晴らしいプレーでした。

 後半に入っても拮抗した展開は不変でしたが、日本チームはイランチームの「僅かな隙」を付いて先制しました。
 後半11分の大迫選手のヘディングシュートでしたが、このシュートの「強さ」が際立ちました。「ドーン」という音が聞こえてきそうなシュート。
 決定機に決めることが容易では無いのが国際大会です。これだけキッチリ決めることが出来るという意味で、大迫選手は一層「半端無い存在」に成長しているのでしょう。

 後半22分には大迫選手のペナルティーキックPKが決まって2-0と、日本チームがリードを広げました。このPKも威力十分。迷いの無い高いレベルのシュートです。

 そしてインジュリータイムに入った後半47分、左サイドを駆け上がった原口選手が、ドリブルから強烈なシュートを突き刺しました。
 この迫力・威力もワールドクラスで、ワールドカップ・ロシア大会・決勝トーナメントのベルギー戦でのシュートを彷彿とさせました。原口選手のドリブルからのシュートは、日本代表チームの強力な武器でしょう。

 こうして、「拮抗した試合」にもかかわらず、森保ジャパンが3-0で快勝したということは、「日本チームの決定力が勝った」ということに他なりません。
 現在の代表チームは、歴代日本代表チームの中で最も決定力が高いという感じがします。

 さて、我らが森保ジャパンは決勝に駒を進めました。

 ここまでの試合ぶり、グループリーグを静かに発進し、試合毎にメンバーを入れ替えて、チーム全体の疲労蓄積を抑え、1点差でキッチリと勝ち抜き、チーム構成の検討をも進め、フルメンバーでの準決勝を3点差で快勝する、という「日本チームのドライブ」を観る限り、今大会最強のチームであることは間違いないと思いますが、だからといって「決勝で必ず勝てる」というものではないのが、ハイレベルな国際大会の怖いところでしょう。

 これまで、ワールドカップや各大陸のナショナルチームNO.1を決める大会などにおいて、大会最強と目されていたチームが決勝で敗れ去って行った例は、数多いのです。
 「決勝は特別」なのでしょう。

 チームのピークを準決勝・イランチームとのゲームに持ってきた森保ジャパンの戦略は、見事に成功しました。
 決勝は「残る力の全て」を投入して戦うことになります。

 前半、「少しの運」が森保ジャパンに味方すれば、優勝を手繰り寄せることが出来ると思います。

 これまでのアジアカップの最多優勝記録は日本代表チームの4回ですが、最多記録を塗り替える「5回目の優勝」に向けて、森保ジャパンの健闘が期待されます。
 イタリア1部リーグ・セリエAは、1月19日~21日にかけて第20節の各試合を行いました。
 全38節の内の20節ですから、折り返し点ということになります。

 ここまでの順位は以下の通り。

1位 ユベントス 18勝2引分・勝点56
2位 ナポリ 15勝3敗2引分・勝点47
3位 インテル 12勝4敗4引分・勝点40
4位 ACミラン 9勝4敗7引分・勝点34
5位 ASローマ 9勝5敗6引分・勝点33
6位 ラツィオ 9勝6敗5引分・勝点32

 リーグ史上最長の「7連覇」を継続しているユベントスが、今季も走っています。
 ここまで「無敗のドライブ」なのです。

 伝統の守備に加えて、今季はクリスティアーノ・ロナウド選手とマリオ・マンジュキッチ選手という、世界屈指のストライカー2選手を擁して、得点力が向上していますから、「強いのも道理」ということなのでしょう。

 スペイン・リーガエスパニョーラのレアル・マドリードから移籍直後は、なかなかゴールを挙げることが出来ず、「不調あるいは下り坂」かと囁かれたクリロナ選手ですが、セリエAの水に慣れてしまえば、あっという間に得点を重ねて、既に得点ランキング首位に上がってきています。
 当然という見方もあるとは思いますが、やはり凄いプレーヤーなのです。

 加えて、第20節のゲームでは、ブラジルのドウグラス・コスタ選手やドイツのエムレ・ジャン選手、が得点を挙げてきましたから、ユーベ攻撃陣の選手層は厚くなっているのです。

 2番手に付けているナポリも、アルカディウシュ・ミルク選手(ポーランド)やドリース・メルテンス選手(ベルギー)を中心として、良く攻め戦っていて、他のリーグであれば首位に居ても何の不思議もない好成績なのですけれども、ユーベの「無敗の進撃」の前には、付いて行くのがやっと、という感じでしょうか。

 ナポリがどこまで食い下がるかに注目したいとは思いますが、ユベントスの「8連覇」を止めるのは、至難の技でしょう。

 ドイツ1部リーグ・ブンデスリーガの2018~19年シーズンは、1月18日~20日に第18節の試合を終えました。
 全34節の内の18節ですから、リーグ戦は折り返しを過ぎたところです。

 ここまでの順位は以下の通り。

1位 ボルシア・ドルトムント 14勝1敗3引分・勝点45
2位 バイエルン・ミュンヘン 12勝3敗3引分・勝点39
3位 ボルシア・メンヘングラートバッハ 11勝4敗3引分・勝点36
4位 RBライプツィヒ 9勝5敗4引分・勝点31
5位 アイントラハト・フランクフルト 9勝6敗3引分・勝点30
6位 VfLヴォルフスブルク 8勝6敗4引分・勝点28

 イングランド・プレミアリーグのリバプールと同様に、今季「無敗のドライブ」を続けていたドルトムントが、2018年12月18日・第16節のゲームで、フォルトナ・デュッセルドルフに1-2で敗れました。今季リーグでの初黒星でした。
 その後の第17節で、3番手に付けているメンヘングラートバッハを2-1で下していますから、まだまだ好調を維持しているのでしょうが、2番手バイエルンの足音が聞こえてきたことは確かでしょう。
 パコ・アルカセル選手やマルコ・ルイス選手を中心とした攻撃陣の得点力維持が、今後の戦いの肝になりそうです。

 シーズン初めは思わぬ不振に喘いでいたバイエルンですが、18節を終えて2番手まで順位を上げてきました。
 ロベルト・レバンドフスキ選手、フランク・リベリ選手、トーマス・ミュラー選手といった攻撃のスター選手達に、レオン・ゴレツカ選手も加わって、ようやく体制が整ってきた感じでしょうか。
 とはいえ、「強い時のドルトムント」はとても強いので、今季は最後まで縺れる展開となりそうです。

 3番手には、ボルシア・メンヘングラートバッハが入っています。
 1960~70年代には、ドイツ1部リーグの2強=バイエルンとメンヘングラートバッハを占め、5度のリーグ優勝を果たしていた名門チームです。あの頃は、ボルシアと言えばまずはメンヘングラートバッハでした。
 世界サッカー史上屈指のミッドフィールダーMFギュンター・ネッツァー選手を擁したメンヘングラードバッハは、その圧倒的なスピードと得点力でドイツサッカー、欧州サッカーを牽引する存在だったのです。「駿馬のイレブン」という素晴らしい尊称もありました。

 しかし、20世紀終盤からはすっかり低迷し、2部落ちも経験していました。
 その「古豪」メンヘングラートバッハが3番手と、復活の兆しを示していることは、個人的にとても嬉しいことです。
 現在は、世界的なスーパースターを擁するチームではありませんが、とてもバランスの良い戦いを演じていると思います。

 勝点から見ると、この上位3チームの優勝争いかと思いますが、5番手のフランクフルトには是非頑張ってほしいものです。長谷部選手の活躍が、本当に楽しみです。

 ブンデスリーガ2018~19は、ボルシアの2チームとバイエルン・ミュンヘンの争いになりつつありますが、おそらくは、ドルトムントとバイエルンが最後まで凌ぎを削るシーズンとなるでしょう。

 「7連覇」に向けて追い上げを図るバイエルンに対して、ドルトムントがどこまで踏ん張れるか、見所です。

 イングランド1部リーグ・プレミアリーグは、1月19日~20日に第23節の試合が行われました。
 全38節の内の23節ですから、プレミアは折り返しを過ぎて後半戦に入っている形です。

 ここまでの順位は以下の通り。

1位 リバプール 19勝1敗3引分・勝点60
2位 マンチェスター・シティ 18勝3敗2引分・勝点56
3位 トッテナム・ホットスパー 17勝6敗・勝点51
4位 チェルシー 14勝4敗5引分・勝点47
5位 アーセナル 13勝5敗5引分・勝点44・得失点差16
6位 マンチェスター・ユナイテッド 13勝5敗5引分・勝点44・得失点差13

 第20節まで「無敗のドライブ」を続けてきたリバプールが、第21節・1月3日にシティに1-2で敗れ、独走状態から、リバプールとシティの争いという様相に変わってきていると思います。

 リバプールは、モハメド・サラー選手、サディオ・マネ選手、ロベルト・フィルミーノ選手を柱とした攻撃陣が相変わらずの得点力を誇示していますが、一方で23節のゲームにも観られるように(クリスタル・パレスを相手に4-3の打ち合いを制す)、やや失点が増えているのかもしれません。

 シティは、セルヒオ・アグエロ選手、ラヒム・スターリング選手、レロイ・サネ選手を中心とした強力な攻撃陣の調子が上がってきている上に、直近の4ゲームで無失点と守備も堅調です。
 リバプールを追い上げる体制が整ったというところでしょうか。
 
 3番手のスパーズは、このところの実力を今季も発揮しています。ハリー・ケイン選手を中心とした攻撃陣が安定した力を示しているのです。一方で、23試合を終えて、引分がひとつも無いというのは、こうしたレベルの高いリーグでは珍しいことでしょう。
 今後は「負けない戦い」を展開して行く必要がありそうです。

 チェルシー、アーセナル、マンUの3ビッグクラブは、やや期待を裏切る戦い振りでしょうか。
 今季は、UEFAチャンピオンズリーグへの出場権(プレミアリーグは上位4チームまで)を巡る戦いということになりそうです。

 降格圏の争いでは、19番手のフラム(3勝15敗5引分・勝点14)と最下位・20番手のハダーズ・フィールドタウン(2勝16敗5引分・勝点11)が苦しいリーグ戦となっています。
 後半戦の巻き返しがあるのでしょうか。

 プレミアリーグ2018~19は、折り返しを過ぎて、リバプールとマンチェスター・シティ「2強」の様相です。
 今季の両チームのサッカーは、それぞれ「とても美しい」ものだと感じます。
 これは、世界最高レベルの争いなのでしょう。

[1月24日・UAEドバイ]
日本1-0ベトナム

 森保ジャパンが、後半12分の堂安選手のペナルティーキックで挙げた1点を守り切り、準決勝へ駒を進めました。
 チーム全体として動きが悪く、ゲームの出来としては良くなかったと感じますが、それでも勝ち上がったところは見事なものです。
 こうした公式大会では結果が求められますが、ここまでは素晴らしい成績です。

 また森保ジャパンは、発足以来「10戦無敗」・9勝1引分という、歴代の日本代表チームの中で最高の滑り出しを魅せています。
 これも、素晴らしいことだと思います。

 いろいろな見方・意見があるのでしょうが、事実は何より雄弁でしょう。

 さて、準決勝は強豪イランチームとの対戦となります。
 今大会随一の強敵です。
 実質的な決勝と言って良いかもしれません。
 温存していた大迫選手を始めとして、森保ジャパンとしての現状の「フルメンバー」でのゲームとなるのでしょう。

 「本気」の日本代表チームの戦い振りが注目されます。

 スペイン1部リーグ・リーガエスパニョーラの2018~19年シーズンは、1月18日~21日にかけて第20節の各試合が行われました。
 全38節の内20節ということですから、今シーズンも折り返しを迎えたのです。

 ここまでの順位は以下の通り。

1位 FCバルセロナ 14勝2敗4引分・勝点46
2位 アトレティコ・マドリード 11勝1敗8引分・勝点41
3位 レアル・マドリード 11勝6敗3引分・勝点36
4位 セビージャFC 9勝5敗6引分・勝点33
5位 アラベス 9勝6敗5引分・勝点32
6位 ヘタフェCF 8勝5敗7引分・勝点31

 第6節から10節にかけて、「常勝軍団」レアル・マドリードが敗戦を積み重ねた時には、今季のリーガは混戦になるか、と思わせましたが、20節まで進んでくると、やはり「3強」が上位に名を連ねる、いつものリーガエスパニョーラの姿になってきています。

 バルセロナは、「最強の2トップ」リオネル・メッシ選手とルイス・スアレス選手が、それぞれ18得点と15得点を挙げて、リーグの得点王争い上位に名を連ねています。
 相変わらずの得点力で、リーグをリードしているのです。

 2番手のアトレティコは、アントワーヌ・グリーズマン選手の9得点を中心とした攻撃陣の得点力がやや不足しているのですけれども、とにかく「負けない」ゲームを繰り広げています。第20節=20試合を終えて8引分というのですから、大袈裟に言えば「2試合に1試合は引分」という形です。
 この「負けない」サッカーで着々と勝点を積み上げているのですから、とても興味深いシーズンを戦っているということになります。

 3番手のレアルは、ようやく調子を上げてきているとは言っても、第18節ではレアル・ソシエダ相手に0-2で完敗するなど、まだまだ不安定な戦いが続いています。
 カリム・ベンゼマ選手やガレス・ベイル選手を中核とした攻撃陣の得点力が上がってこないと、安定した戦いが出来ないのではないかと感じます。
 引き続き、チームの立て直しが急がれるのでしょう。

 その他では、カップ戦であるスペイン国王杯で準々決勝に駒を進めているヘタフェが、リーガでも好調な戦いを魅せています。第20節でも、リーグで5番手に付けているアラベスを相手に4-0と快勝しました。チームの得点王ホルヘ・モリーナ選手を中心として、このところ得点力が上がっていますので、後半戦の戦い振りが楽しみです。

 また、このところリーグでは比較的上位で戦っていたバレンシアFCが、今季ここまで9番手・5勝4敗11引分と低迷しています。とても引分の多い展開ですが、こちらは「勝ち切れない」ということなのでしょうか。

 伝統的な「スペインリーグ3強」の様相を呈してきた今シーズンの、後半戦が楽しみです。

[1月21日・ラウンド16]
日本1-0サウジアラビア

 前半20分、コーナーキックCKから冨安健洋選手のヘディングシュートで挙げた1点を守り切って、日本代表チームが決勝トーナメント1回戦を勝ち抜きました。

 見事な先制点でしたが、その後はサウジアラビアの攻勢にさらされました。
 「必死の防戦」が続いたのですけれども、テレビ観戦していた時には「失点する空気」は感じられませんでした。
 日本代表を応援するファンとしての「勝手な」感想であろうとは思いますが、守勢に回っていたとはいえ、日本チームの動きは決して悪いものでは無かったのです。

 ポゼッションは、日本が23.7%、サウジが76.3%と報じられています。
 ボール支配率でサウジアラビアチームが上回っていたとは感じましたが、まさか3/4以上も支配されていたというのは、意外でした。
 
 もちろん、サッカー競技はポゼッションを競うものでは無く、得点を競うものですから、相手チームの方がボール保持率が高かったとしても十分に戦えるのは当然なのですが、それにしても40%対60%ではなく、24%対76%という大差の中で、キッチリと勝ち切った日本チームの試合運びには感心します。

 逆に言えば、サウジアラビアチームのプレーヤーの動きも、とても良かったということになりますし、ボールキープテクニックもとても高かったことになります。
 当たり前のことを書き恐縮ですが、日本チームも進歩しているが、アジアの各チームも長足の進歩を遂げているということなのでしょう。

 これで、森保ジャパンはグループリーグGLから「4試合連続で1点差ゲーム」で勝ち続けていることになります。
 何か「勝ち方を知っている」かのようです。

 ワールドカップを始めとする国際大会で、ベスト4に入るチームに観られるように、「コンディションのピークを準決勝に持っていく」、つまり「GLはコンディションが良くない状態で戦う」という戦い方を、我らが日本代表も身に付けつつあるのかと期待してしまったりします。

 再び「楽観的に過ぎる」とお叱りを受けそうですが、このチームにはそうした雰囲気を感じるのです。

 森保ジャパンの次戦は1月24日、ラウンド8・準々決勝、ベトナムチームとのゲームです。

 1月5日に開幕した第17回アジアカップ大会は、1月17日にグループリーグGLの戦いを終えました。

 我らが日本代表チームは、GL3戦を全勝として、F組首位通過となりました。

[1月9日・GL第1戦]
日本3-2トルクメニスタン

[1月13日・GL第2戦]
日本1-0オマーン

[1月17日・GL第3戦]
日本2-1ウズベキスタン

 3試合とも1点差であり、試合内容についても試合毎に様々な反省点の指摘が有りますけれども、GLは「突破することが第一義」ですので、無事にクリアしたということになります。

 また、緒戦のトルクメニスタン戦、第3戦のウズベキスタン戦は、共に先制を許す苦しい展開でしたが、キッチリと逆転して「1点差」で勝ち切るのを見ると、森保ジャパンの「地力」を感じます。

 「楽観的に過ぎる」とのご意見もありそうですが、大迫選手、堂安選手、原口選手、武藤選手、塩谷選手と5プレーヤーで6得点という「点の取り方」も、チーム力を感じさせますし、守備陣についても試合を重ねるごとに改善してきている印象です。
 まだまだ改善しなければならないポイントが多いということは、「伸びしろ十分」ということではないでしょうか。

 若手主体のサムライブルーは、成長真っ只中なのです。
 
 決勝トーナメント1回戦=ラウンド16は、1月21日にサウジアラビアとの試合となりました。
 ここからはノックアウトステージの名の通り、1戦必勝で臨まなければなりません。

 森保ジャパンの力を世界に示す戦いが始まります。

 グループリーグを終えたUEFAチャンピオンズリーグ2018~19の戦いは、2018年12月17日に抽選が行われ、ラウンド16=決勝トーナメント1回戦、の組合せが決まりました。

 チャンピオンズリーグCLの帰趨に大きな影響を与える「組合せ抽選」ですが、今大会も悲喜こもごもの結果となりました。
 ラウンド16第1戦の日程で観て行きましょう。

[2月12日]
① マンチェスター・ユナイテッドVSパリ・サンジェルマン
② ASローマVS FCポルト

[2月13日]
③ トッテナム・ホットスパーVSボルシア・ドルトムント
④ アヤックスVSレアル・マドリード

[2月19日]
⑤ オリンピック・リヨンVS FCバルセロナ
⑥ リバプールVSバイエルン・ミュンヘン

[2月20日]
⑦ シャルケ04VSマンチェスター・シティ
⑧ アトレティコ・マドリードVSユベントス

 いきなり、マンUとサンジェルマンが激突します。
 準決勝の組合せでもおかしくない豪華なカードとなりました。
 キリアン・エムバペ選手(フランス)、ネイマール選手(ブラジル)、エディソン・カバーニ選手(ウルグアイ)といった、ワールドカップ2018におけるトッププレーヤーを攻撃陣に並べているサンジェルマンと、ロメル・ルカク選手(ベルギー)、ポール・ポグバ選手(フランス)といった、こちらもワールドカップで大活躍したプレーヤーを並べているマンUの戦いは、現代サッカーの粋を集めたものとなるのでしょう。
 いかにも、CLらしいカードでもあります。

 クラブ「3強」の一角レアル・マドリードはアヤックスとの対戦となりました。
 「CLに愛されている」レアルが、どのようなプレーを魅せてくれるのでしょうか。
 もちろん、アヤックスにも十分にチャンスが有ると思います。

 リバプールはバイエルンとの対戦となりました。
 モハメド・サラー選手(エジプト)、サディオ・マネ選手(セネガル)、シェルダン・シャキリ選手(スイス)と、こちらもワールドカップで華々しい活躍を魅せた選手を揃えたリバプールですが、クラブ「3強」の一角バイエルンと戦うこととなったのです。
 バイエルンには、言うまでも無く、ロベルト・レバンドフスキ選手(ポーランド)、フランク・リベリ選手(フランス)、トーマス・ミュラー選手(ドイツ)と揃って居ますから、「互角」の戦いが予想されます。
 リバプールとしては、プレミアリーグの力を示さなくてはならない大会ですので、まさに死闘となるのでしょう。
 ポイントは、サラー選手の働きでしょう。2017~18シーズンのFIFA最優秀選手候補に挙げられたプレーヤーとして、大事な戦いで本来の動きを披露して欲しいものです。

 第1戦の最終日2月20日には、アトレティコ・マドリードとユベントスが対戦します。
 このところ精彩が無いセリエA勢の代表格として、ユベントスには是非頑張っていただきたいものですが、厳しい相手となりました。
 クリスティアーノ・ロナウド選手(ポルトガル)、マリオ・マンジュキッチ選手(クロアチア)、ブレーズ・マテュイディ選手(フランス)と、ユベントスとしては超強力な攻撃陣を擁して、「CLに強い」「リーガ・エスパニョーラ3強の一角」アトレティコとの戦いとなります。アトレティコ・マドリードのCLでの強さは定評が有る所ですから、激戦となるでしょう。

 こうした「豪華」なカード以外にも、バルセロナはオリンピック・リヨンと、シティはシャルケ04との対戦となました。
 順当に行けば、バルセロナとシティの勝利が予想されますが、緒戦の結果次第では、リヨンとシャルケにも十分にチャンスが有るでしょう。

 ローマとポルト、スパーズとドルトムント、この2カードは、戦力的には全くの「互角」でしょう。
 ここまでの勢いを観ると、ポルトとドルトムントが、僅かに優位でしょうか。

 UEFA-CL2018~19は決勝トーナメントに入りました。

 3月5日から3月13日にかけて行われる、ラウンド16第2戦も含めて、世界最高レベルの戦いが繰り広げられるのです。
[12月19日・準決勝]
レアルマドリード3-1鹿島アントラーズ

[12月22日・決勝]
レアルマドリード4-1アルアイン

 3大会連続優勝という史上初の快挙を成し遂げたレアルですが、2018年大会が最も「余裕綽々」の戦い振りでした。

 大会前には、エースのクリスティアーノ・ロナウド選手の移籍や、リーガ・エスパニョーラでの不振といった要因から、苦戦の予想も多かったのですけれども、始まってみれば一枚も二枚も上手のプレーで、アントラーズ、アルアインを寄せ付けませんでした。

 試合後、アントラーズのプレーヤーからは「何もさせてもらえなかった」といった感想や「子ども扱いされた」といった声まで出ているほどに、「レアルの壁の厚さ」が感じられました。

 アルアインも何とか攻撃しようとするのですが、中盤で攻撃の芽を悉く摘まれてしまいました。
 唯一のチャンスは前半12分、レアルのマルセロ選手のバックパスをそのまま持ち込みシュートに繋げたシーンでした。これは「決まった」と思いましたが、レアルの守備陣がかろうじて弾き出しました。
 マルセロ選手のバックパスは不用意なものでしたから、これを活かせれば、1点を先取でき、先制すればもう少し戦えたのであろうと思いますが、以後はモドリッチ選手のゴールに始まってレアルが着々と加点しました。ベンゼマ選手やベイル選手が、決めるべきシュートを何本か外したにも拘わらず、4点を挙げての圧勝だったのです。

 準決勝、決勝共に、レアルは「相手チームに合わせて入り」ました。
 そして5分ほどで相手チームの力量を見切り、後は自在のプレーを繰り広げたのです。

 特に、「チームとしての次のプレーの予測力」が抜群であったと感じます。

 次のプレーが予測できて、個々のプレーヤーのスキルが極めて高いのですから、そういうチームが強いのは自然なことです。

 鹿島アントラーズとのゲームでも、鹿島に合わせたゆっくりとしたプレーで入り、ガレス・ベイル選手の突破を鹿島は止められないと判断してから、チームとして怒涛の攻めに入りました。前半終盤から、後半初めにかけて、ベイル選手はチームメイトのサポートを得て「好きなようにプレー」し、あっという間にハットトリックを達成したのです。僅か10数分間の出来事でした。
 後半に入ってからのレアルの各プレーヤーの「笑顔」が印象的でした。

 サッカー史上屈指の大砲・クリロナ選手を擁したチームより、このレベルのゲームにおいてなら今のチームの方が強いとさえ感じます。

 準決勝と決勝の間に、プレミアリーグ2018~19のリバプールVSマンチェスター・ユナイテッドのゲームがテレビのBS-1で放送されました。
 このゲームのスピード・パワー・テクニックは、クラブワールドカップ2018の準決勝・決勝を遥かに超えるものでした。リバプールとマンUのゲームが、おそらくは現在の世界最高レベルだったのでしょう。

 このレベルのゲームを日々戦っているレアルマドリードのプレーヤーにとっては、今大会の準決勝・決勝は、笑顔で戦って行けるものであったのかもしれません。

 我らが鹿島アントラーズにとっては、とても残念なことですが、「山は高いほど登り甲斐がある」ものでしょう。

 2019年、Jリーグのチームにとって、世界最高レベルのクラブチームは「登り甲斐」十分な、素晴らしい高峰なのです。
 
 2018年8月3日のSPONICHI ANNEXの記事ですが、改めて読み直しても面白いと感じました。

 カズこと三浦知良選手と三浦りさ子夫人は1993年8月1日に結婚しました(1993年はJリーグ発足の年です)から、2018年8月1日が25周年=「銀婚式」ということになります。

 結婚25周年が銀婚式というのは、どの夫婦にとっても同じなのでしょうが、結婚した時にJリーガーだったカズ選手が、銀婚式の時もJリーガーであるというのは、これは「凄いこと」でしょう。

 この話題には、3つのポイントがあると思います。

① 三浦知良選手が25年間プロサッカー選手であること

 51歳になっても現役というのは、半端無く凄いことです。空前の「50歳代Jリーガー」の記録無くして、Jリーガーとしての銀婚式は相当困難なのです。理屈上は、例えば18歳でJリーガーになり、直ぐに結婚すれば、「44歳で銀婚式」を迎えることが可能なのですが、それでも「44歳のJリーガー」を実現する必要があり、これとて容易なことでは無いでしょう。

② 三浦夫妻が離婚していないこと

 いくらカズ選手が50歳を越えての現役を達成したとしても、りさ子夫人と離婚していては銀婚式は迎えられません。(当たり前のことで恐縮です)

 ここまでの25年間を報道により見ていると、お二人の仲の良さは折り紙付きという感じがします。
 このSPONICHI ANNEXの記事でも、25周年応当日=2018年8月1日には、結婚披露宴を挙げた都内ホテルで、家族4人でディナーを楽しんだと報じられています。

 キングカズが話題になると、時折りさ子夫人のコメントも紹介されていて、何とも言えない「仲の良さ」がいつも感じられるのです。
 12月に、結婚25年にして初めて、夫婦二人でラスベガスに旅行したことについての報道でも、りさ子夫人は「(夫・カズの半端無い体力に)改めて驚愕した」とコメントしています。

 当然ながら、キングカズの現役続行についても、その心身の体調維持・向上に対する、りさ子夫人の貢献は極めて大きなものであることは間違いありません。

 お二人は、「25年続いている」というより、「25年間仲が良い」というところが、真に素晴らしいのでしょう。

③ 51歳にしてJリーグに所属していること

 三浦選手が51歳のプロサッカー選手だとしても、別にJリーグでプレーしていなければならないわけではないのは、当然のことです。

 実際、三浦選手も、1993年にJリーガーとなって以降、イタリアを始めとして海外クラブでプレーしてきました。
 その三浦選手は1999年に京都パープルサンガに入団し、ヴィッセル神戸に移籍し、2005年からは横浜FCの一員となっているのです。

 三浦選手にとってJリーグがプレーし易いリーグであることと、Jリーグが25年間に渡って着実に発展し、海外に出た日本人プレーヤーが帰って来るステージとして、十分な価値があるリーグとなっていることを示していると思います。
 Jリーグは「良いサッカーリーグ」になってきたのでしょう。
 もちろん、全ての日本人プレーヤーが「J」に戻って来られるわけではないのでしょうけれども。

 「三浦知良・りさ子夫妻の銀婚式」は、2018年の日本のサッカー界における、最も心温まるニュース、思わずにっこりしてしまうニュースのひとつでしょう。
 
 「現役Jリーガーとしての真珠婚式」(結婚30周年)を目指す三浦夫妻を、これからも応援して行きたいと思います。
[12月9日・埼玉スタジアム]
浦和レッズ1-0ベガルタ仙台

 サッカー日本一を決める、第98回全日本サッカー選手権大会=天皇杯の決勝は、浦和レッズが、前半13分の宇賀神選手のゴールにより先制し、その後のベガルタ仙台の攻撃を零封して、押し切りました。

 浦和レッズは、前身の三菱重工チーム時代から通算して7度目の天皇杯制覇となりました。

 試合開始早々は、初の東北勢優勝を目指すベガルタ仙台が攻勢に出ました。
 何度か浦和ゴール前に迫りましたが、ラストパスが繋がらずチャンスを活かすことが出来ませんでした。

 一方の浦和レッズは、前半13分、バックスの宇賀神選手がペナルティエリアの直ぐ外から強烈なボレーシュートを放ち、これがベガルタゴール左上に突き刺さりました。
 コントロール、威力とも申し分のない見事なシュートでした。

 日本のサッカーチームに望まれている「サイドバックの攻撃参加」のお手本の様なシュートでした。
 かつてのブラジル代表サイドバック、ロベルト・カルロス選手を髣髴とさせるようなシーンであったと感じます。

 ベガルタ仙台も、好調を伝えられたフォワードFWジャーメイン選手にボールを集めましたが、浦和レッズ守備陣は、ペナルティエリア周辺まではベガルタにボールを運ばせるのですが、ジャーメイン選手には常に複数のディフェンダーを付けている形で、仙台の攻撃を封じていました。

 仙台としては、残念ながら、こうした大舞台の「チームとしての経験」において、やや浦和に及ばなかったというところでしょうか。

 さて、今回の優勝で7度目とした浦和レッズは、通算優勝回数で2位タイに並びました。
 また、リーグ戦では手にすることが出来なかった「ACLへの出場権」も獲得しました。優勝経験チームとして、存分に力を発揮していただきたいものです。

 「天皇杯決勝戦=元旦の国立競技場」という強いイメージが有るのですが、新国立競技場建設工事の為も有って、このところ「このお正月の風物詩」?は実現できていませんでした。
 けれども、次回=第99回大会決勝は、2020年元旦に新国立競技場で開催予定と報じられています。

 東京オリンピック2020の年の元旦、「このお正月の風物詩」も復活するのです。

 今季のUEFAチャンピオンズリーグCLのグループリーグGLも、12月11日~12日に最終節が行われ、決勝トーナメントT進出の16チームが決まりました。

 C組を始めとして、予想外の混戦となったグループもありましたが、終わってみれば「比較的順当な結果」となった印象です。

 決勝T・ラウンド16に進出した16チームは以下の通り。

[A組]
1位 ボルシア・ドルトムント 勝点13
2位 アトレティコ・マドリード 勝点13

[B組]
1位 FCバルセロナ 勝点14
2位 トッテナム・ホットスパー 勝点8

[C組]
1位 パリ・サンジェルマン 勝点11
2位 リバプール 勝点9

[D組]
1位 FCポルト 勝点16
2位 シャルケ04 勝点11

[E組]
1位 バイエルン・ミュンヘン 勝点14
2位 アヤックス 勝点12

[F組]
1位 マンチェスター・シティ 勝点13
2位 オリンピック・リヨン 勝点8

[G組]
1位 レアル・マドリード 勝点12
2位 ASローマ 勝点9

[H組]
1位 ユベントス 勝点12
2位 マンチェスター・ユナイテッド 勝点10

 GLは決勝トーナメント進出チームを決める戦いですから、「勝ち抜け」ることが第一義ですので、勝点の多寡はあまり関係が無いのですが、とはいえ1位と2位の勝ち抜けによって、ラウンド16の対戦チームが異なりますから、その点では勝点の積み上げも重要ということになります。

 大混戦が続いていたC組は、最終節でリバプールがナポリを1-0で下し、サンジェルマンがレッドスター・ベオグラードを4-1で破って、何か「当初予想した順位」に落ち着いた印象です。
 リバプールは、モハメド・サラー選手が前半34分に先制し、その後は良く守った形で、後半には3枚のイエローカードを受けています。薄氷を踏む戦いだったのです。
 リバプールは「プレミアの意地」を見せたのでしょう。

 B組のスパーズとインテルは勝点8で並び、得失点差も共に△1でしたが、スパーズがアウェイのインテル戦で挙げた1点が物を言って、2位を確保しました。インテルとしては惜しい敗退でしょう。こちらもギリギリの競り合いでした。

① GL最多勝点チームは、D組のFCポルト

 並み居るビッグクラブを尻目に、FCポルトが勝点16でトップでした。
 シャルケ、ガラタサライ、ロコモティヴ・モスクワを相手にして5勝1引分という好成績を挙げたのです。6試合の得失点差も「9」ですから、良く守り、良く得点したという形でしょう。
 今季のポルトは、決勝トーナメントでも注目です。

② クラブ3強は順当に1位通過

 レアル・マドリード、FCバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンの「3強」は、いずれも各組を1位で通過しました。
 さすがの強さを魅せたのです。

 CSKAモスクワに2敗したレアルは、他の4試合を全勝で乗り切りました。まだまだ「あるべきプレー」は出来ていない印象ですが、「CLに愛されているチーム」として、これから調子を上げて行ってくれるでしょう。

 バルセロナは4勝2引分で通過しました。「余裕綽綽」という感じがします。

 バイエルンも4勝2引分で通過しました。
 バルセロナとバイエルンは、共に最終節を引分けています。バイエルンはアヤックスと3-3の引分でしたから、余裕をもってという訳にはいかなかったのでしょうが、いずれにしても「最終節を引分で1位通過」というのは、CLを良く知っている戦い方だと感じます。

③ GL得点王はレバンドフスキ選手

 今季GLを終えての得点王は、バイエルンのロベルト・レバンドフスキ選手・8得点でした。6試合すべてに出場しての8得点は、ポーランド代表として出場したワールドカップ2018ロシア大会以降の不振から抜け出しつつあることを示しているのでしょう。

 2位はバルセロナのリオネル・メッシ選手・6得点でした。4試合に出場しての6得点は、現代最高のフォワードプレーヤーの面目躍如です。

 3位タイには5得点で、6選手が並びました。
 ホッフェンハイムのアンドレイ・クラマチック選手(クロアチア)、パリ・サンジェルマンのネイマール選手、FCポルトのモウサ・マレガ選手(マリ)、アヤックスのデュサン・タディッチ選手(セルビア)の4選手は6試合に出場しての記録。
 特にマレガ選手は、ポルト快進撃の立役者でしょう。
 ユベントスのパウロ・ディバラ選手(アルゼンチン)は5試合出場、ASローマのエディン・ジェコ選手(ボスニア・ヘルツェゴビナ)は4試合出場しての5得点でした。
 
④ 豪華絢爛なシティの得点者陣

 得点ランキングを観ると、マンチェスター・シティの得点者陣に眼を見張ります。
・3得点 ガブリエル・ジェズス選手(ブラジル)、ダビド・シルバ選手(スペイン)
・2得点 セルヒオ・アグエロ選手(アルゼンチン)、レロイ・サネ選手(ドイツ)、ベルナルド・シウバ選手(ポルトガル)、アイメリック・ラポルテ選手(フランス)

 2~3得点に6選手が並びます。
 スター軍団としての豪華なメンバーにも驚きますが、何より「シティの攻撃の多彩さ」を示しているように見えます。

 もちろん、他のビッグクラブでも数多くのプレーヤーがランキングに並んでいるのですけれども、「チームの得点王が3ゴール」しか?挙げていないのは、シティだけです。
 攻撃が、特定の選手に偏っていないのでしょう。

 一方で、決勝トーナメントを勝ち上がって行った時には「得点の型を持たない」ことによる決定力不足に悩まされる可能性があります。

 さて、ラウンド16の組合せ抽選会は12月17日に行われます。
 GLも同様ですが、優勝に向けて、決勝トーナメントも「くじ運」が大きな影響を及ぼすのです。
 AFC(アジアサッカー連盟)は11月28日に、オマーンのマスカットで年間表彰式を開催し、AFC外でプレーする選手を対象とした「最優秀国際選手」に長谷部誠選手を選出したと報じられました。

 快挙です。

 2018年の長谷部選手の活躍が、AFCで認められたのです。

① ワールドカップにおける日本代表チームの決勝トーナメント進出

 FIFAワールドカップ2018ロシア大会での日本代表チームの活躍は記憶に新しいところですが、キャプテンとしての長谷部選手の貢献が大きかったことは、言うまでもありません。

② ドイツブンデスリーガ・フランクフルトでの大活躍

 ワールドカップ・ロシア大会終了後、長谷部選手は「代表からの引退」を表明しました。
 
 引退表明後は「クラブでのプレーに専念する」とコメントしていた長谷部選手ですが、有言実行、見事な活躍を続けてきたのです。
 変な言い方をすれば「代表引退する前より輝いている」ようにさえ観えます。

 最近であれば、11月29日に行われた、UEFAヨーロッパリーグのグループステージ第5節のゲーム、フランクフルトVSマルセイユに先発フル出場し、4-0の勝利に貢献したことが伝えられています。
 3バックのリベロとして、「世界の猛者を巧みに抑え込む守備」「頭脳を駆使したクレバーなプレー」が高く評価されているのです。

 フランクフルト移籍直後は出番が少なかったのですが、出場し始めてからはすっかり先発に定着していますし、何より素晴らしいのは「フル出場」を続けていることでしょう。

 34歳にして、毎試合の様にフル出場している姿は、改めて長谷部選手の能力の高さを感じさせます。

 前述の試合後、フランクフルトのヒュッター監督が「私は常に称賛には慎重だ。私の中でワールドクラスはリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドだけだが、今日のマコトは彼らに近かった」とコメントしたと報じられました。
 監督による、最上級の褒め言葉でしょう。

 ブンデスリーガ2018~19シーズンで、第13節を終えて5位という上位に位置する、好調アイントラハト・フランクフルトにおける長谷部選手の活躍から、これからも眼が離せません。
[12月2日・J1昇格プレーオフ2回戦・ニッパツ三ツ沢スタジアム]
東京ヴェルディ1-0横浜FC

 0-0のまま後半のロスタイムに入った試合は、ロスタイムの目途が7分という状況下既に5分を過ぎていました。
 ここでヴェルディが右からのコーナーキックCK。

 このボールを、上がっていたヴェルディのゴールキーパーGK上福元選手がヘディングシュート、このシュートを横浜FCのGK南選手が右足でかろうじてクリアしましたが、こぼれたボールにヴェルディのフォワードFWドウグラス・ヴィエイラ選手が走り込んでゴール左隅に押し込みました。

 最後の最後に東京ヴェルディが得点を挙げたゲームでした。

 この敗戦により、横浜FCにとっての「12年振りのJ1復帰」が消えてしまいました。

 それは、横浜FCに所属している三浦知良選手の姿を2019年のJ1の舞台で観ることが出来なくなってしまったことも意味します。

 キングカズこと三浦知良選手は、このゲームには出場せず、ベンチから声援を送りづけていましたが、さすがにゲーム後は意気消沈した様子でしたけれども、「これがサッカーだと思う。・・・クラブとして経験を生かしたい」とコメントしました。
 
 私の様な「カズのファン」にとっては、本当に残念な結果となりました。
 「日本サッカーのレジェンド」として、「51歳のJリーガー」として、三浦知良選手の姿をJ1のピッチ上で観るのは、「早くとも52歳以降」になってしまいましたが、キングカズには来年以降も現役を続けていただき、捲土重来を期していただきたいと思います。

 それにしても、「51歳になってもカズは若い」と、改めて感じました。

 UEFA(欧州サッカー連盟)が主催する、新しいナショナルチーム同士の大会である、第1回ネーションズリーグは11月中旬にグループリーグGLの最終戦を終えました。各グループの結果が出たのです。

 ランキング順に、リーグA~Dに振り分けられ、各リーグにグループが設けられて、各グループ毎にリーグ戦を行うという形式ですが、FIFAワールドカップ終了後のヨーロッパにおけるナショナルチームの力量を測るには絶好の大会となっています。
 
 結果は、とても興味深いものとなりました。

① リーグAは、オランダ、スイス、ポルトガル、イングランドが決勝トーナメント進出

 ランキング最上位12チームで構成されたリーグAの4グループでは、1組はオランダが、2組はスイスが、3組はポルトガルが、4組はイングランドが1位となって、2019年6月に予定されている決勝トーナメント準決勝に進出しました。

 中では、1組のオランダチームの健闘が光ります。
 1組は、フランス、ドイツ、オランダの3チームで構成されていました。
 ワールドカップ2018ロシア大会の優勝チーム・フランス、ロシア大会ではよもやのGL敗退を喫したものの強豪国のドイツ、そしてロシア大会には出場できなかったオランダとなると、オランダチームにとっては苦しい戦いが予想されましたが、GL第2戦でドイツチームに3-0で快勝し、第3戦でフランスチームを2-0で破って、見事に1位となったのです。

 オランダ代表チームの「復活」と言って良いでしょう。
 ライアン・バベル選手やファン・ダイク選手(リバプール)、ワイナルドゥム選手(リバプール)らの攻撃陣の得点はもちろんとして、この2試合でブランスチーム、ドイツチームに得点を許さなかったことは、その守備力が高く評価されるべきでしょう。
 フランスチームとしては、このオランダチームとのゲームまで、予定通り?に首位を走っていましたから、よもやの敗戦・グループ2位ということになります。

② クロアチアとドイツがグループ最下位となってリーグBに降格

 このところ「得点力不足」に喘ぐドイツチームは、1組で2敗2引分と勝利を挙げることが出来ずに最下位となり、リーグBへの降格が決まりました。

 驚かされたのは4組のクロアチアチームです。
 緒戦でスペインチームに0-6で大敗してしまいましたが、何とか立て直して、第2戦はイングランドチームと0-0で引き分け、第3戦はスペインに3-2で雪辱し、最終戦に望みをつなぎました。
 しかし、このイングランド戦を1-2で落として1勝2敗1引分で最下位となり、こちらもリーグBへの降格が決まったのです。

 つい先日行われたワールドカップで優勝したフランスと準優勝のクロアチアが決勝トーナメントに進出できないどころか、クロアチアが降格するというのですから、ヨーロッパサッカー界のレベルの高さが感じられる結果となりました。

 尚、2組からはアイスランドチームが、3組からはポーランドチームが降格となりました。

③ リーグBからは、ウクライナ、スウェーデン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、デンマークがリーグAに昇格

 リーグBの1~4組では、以上の4チームが首位となって、リーグAへの昇格を決めました。
 1組のウクライナチームは開幕3連勝で早々に首位を決めました。
 2組のスウェーデンチームは、ロシアチームとの激しい争いから、得失点差で1位となりました。
 3組のボスニア・ヘルツェゴビナチームも開幕3連勝で1位を固めました。競り合いに強いという試合運びでした。
 4組のデンマークチームはウェールズチームとの競り合いとなりましたが、引分けるべきゲームはきっちりと引分けて、勝ち点を上乗せしたのです。

 各組3チームで争う、リーグA・BのGLは「ちょっと油断すると直ぐに最下位」となって降格してしまうという、大会前の予想以上に厳しいレギュレーションであることが、改めて分かる、第1回大会のGLであったと感じます。

 UEFAネーションズリーグ大会のGLにおいては、「1勝」がとても重いのです。

 UEFAチャンピオンズリーグのグループリーグGLは各チームが、11月27日・28日に第5節(第5戦)を終えました。
 各チームは全6ゲームの内1ゲームを残すのみとなったのです。

 各組共に、決勝トーナメントに進出するチームが決まり始めています。
 いつもA組から観て行くことが多いので、今回はH組から行きましょう。

[H組]
① ユベントス 4勝1敗 勝点12
② マンチェスター・ユナイテッド 3勝1敗1引分 勝点10
③ バレンシアCF 1勝2敗2引分 勝点5
④ ヤング・ボーイズ 4敗1引分 勝点1

 5節では、ユーベがバレンシアに1-0で勝利し、マンUがヤング・ボーイズに1-0で勝ちましたので、H組は上位2チームが固まりました。
 ユーベは安定感抜群の戦いを続けていますし、マンUもホームでユーベに敗れた以外は手堅い戦い振りです。

 活躍が期待されたスイスのヤング・ボーイズは、CLの壁の厚さを痛感しているのでしょうか。

 クリスティアーノ・ロナウド選手とマリオ・マンジュキッチ選手をフォワードFWに配したユベントスは「迫力満点」。伝統の堅守に強力FWですから、強いのも当然ということになります。

[G組]
① レアル・マドリード 4勝1敗 勝点12
② ASローマ 3勝2位 勝点9
③ ヴィクトリア・プルゼン 1勝3敗1引分 勝点4
④ CSKAモスクワ 1勝3敗1引分 勝点4

 5節では、レアルがローマに2-0で完勝し、プルゼンがCSKAに2-1で競り勝ちましたので、こちらも上位2チームが固まりました。

 「不調」を噂されるレアルですが、CLでの「伝統の強さ」は健在。危なげなくGLを突破しました。ローマも直接対決でレアルに敗れたとはいえ、イタリア人プレーヤーを中心として、セリエA代表らしい戦いを魅せてくれていると思います。

 レアルは、「力が発揮できていない」と評されているガレス・ベイル選手が先制点を叩き出してローマを破りました。ベイル選手の調子が戻るようなら、再び優勝候補に名乗りを上げることになります。

[F組]
① マンチェスター・シティ 3勝1敗1引分 勝点10
② オリンピック・リヨン 1勝4引分 勝点7
③ シャフタル・ドネツク 1勝1敗3引分 勝点5
④ ホッフェンハイム 2敗3引分 勝点3

 5節では、ドネツクがホッフェンハイムに3-2で競り勝ち、シティとリヨンは2-2で引分けました。シティのGL突破は決まりましたが、リヨンとドネツクの争いが続いています。
 最終節ではドネツクとリヨンが直接対決(ドネツクがホーム)ですので、見逃せないゲームとなります。

 セルヒオ・アグエロ選手やラヒム・スターリング選手、レロイ・サネ選手やフェルナンジーニョ選手、ダビド・シルバ選手といったスター選手をそろえたシティが順当な戦いを続けているという形ですが、いまひとつ調子が上がってこないという印象です。

[E組]
① バイエルン・ミュンヘン 4勝1引分 勝点13
② アヤックス 3勝2引分 勝点11
③ ベンフィカ 1勝3敗1引分 勝点4
④ AEKアテネ 5敗 勝点0

 5節は、アヤックスがアテネに2-0と順当勝ち、バイエルンがベンフィカに5-1と大勝しました。このゲームでバイエルンは、アリエン・ロッベン選手とロベルト・レバンドフスキ選手が2点ずつを挙げています。ブンデスリーガでは5位に止まっているバイエルンですが、GL終盤になってチームとしての調子が上がっているように見えます。
 アヤックスもFWデュサン・タディッチ選手(セルビア)を始めとする攻撃陣が、ポイントポイントで得点を挙げている印象です。
 この組も上位2チームが固まりました。

 ベンフィカとしては、上位2チームに少し及ばなかったという形です。

[D組]
① FCポルト 4勝1引分 勝点13
② シャルケ04 2勝1敗2引分 勝点8
③ ガラタサライ 1勝3敗1引分 勝点4
④ ロコモティヴ・モスクワ 1勝4敗 勝点3

 5節では、ロコモティヴがガラタサライを2-0で破り、ポルトがシャルケに3-1で快勝しました。ここも上位2チームが固まりました。

 今大会のFCポルトはとても好調な戦いを披露しています。FWモウサ・マレガ選手(マリ)を中心とした得点力が十分で、ここまでの得失点差8としているのです。弱点が見つけ難いチーム状態でしょう。
 「チーム力」を感じさせてくれるポルトです。

 長友佑都選手が所属するガラタサライは、残念ながら敗退が決まりました。

[C組]
① ナポリ 2勝3引分 勝点9
② パリ・サンジェルマン 2勝1敗2引分 勝点8
③ リバプール 2勝3敗 勝点6
④ レッドスター・ベオグラード 1勝3敗1引分 勝点4

 「大混戦」のC組ですが、5節はサンジェルマンがリバプールを2-1で破り、ナポリがベオグラードに3-1で快勝しました。
 「引分のナポリ」にとっては、GL勝ち抜けに向けて大きな勝利・勝点3でした。

 とはいえ、混戦状態は続いています。ベオグラードは脱落しましたが、残り3チームの内の上位2チーム決定は最終節に持ち越されました。特に、リバプールがホームで戦うナポリ戦は「厳しいゲーム」となるでしょう。
 プレミアリーグの威信にかけて、リバプールとしてはGL敗退は避けたいところでしょうが、今大会のナポリの「粘り強さ」は際立っています。

[B組]
① FCバルセロナ 4勝1引分 勝点13
② トッテナム・ホットスパー 2勝2敗1引分 勝点7
③ インテル 2勝2敗1引分 勝点7
④ PSV  4敗1引分 勝点1

 5節はバルセロナがPSVに2-1で勝ち、スパーズがインテルを1-0で破りました。
 バルセロナの勝ち抜けは決まりましたが、スパーズとインテルの競り合いが続いています。最終節のバルセロナVSスパーズのゲームが注目されるところでしょう。

 ハリー・ケイン選手を中心としたスパーズ攻撃陣と、メッシ選手・スアレス選手を軸としたバルセロナの攻撃陣の争いは、見ごたえ十分です。

[A組]
① アトレティコ・マドリード 4勝1敗 勝点12
② ボルシア・ドルトムント 3勝1敗1引分 勝点10
③ クラブ・ブルージュ 1勝2敗2引分 勝点5
④ ASモナコ 4敗1引分 勝点1

 前節は、アトレティコがモナコを2-0で下し、ドルトムントとブルージュは0-0で引分けました。ここも上位2チームが固まりました。

 アトレティコは、アントワン・グリーズマン選手を中心とした攻撃陣の得点力が安定しています。
 一方ドルトムントは、ゲームごとに得点力にばらつきがあります。例えば、第3節のアトレティコ戦ではラファエル・ゲレイロ選手を中心に4得点を挙げ、ホームで4-0と圧倒しましたが、5節のブルージュ戦は無得点といった具合です。
 ドルトムント伝統の「爆発力」は健在というところでしょうか。
 
 「上位2チームが決まった」組が多い中で、B組のスパーズとインテルの争い、C組の3チームによる混戦、F組のリヨンとドネツクの競り合い、が残されました。
 これらのチームの最終節の戦いは、とても激しいものとなるでしょう。

 加えて、決勝トーナメントの組合せを睨んだ、各組の1位通過争いからも、眼が離せません。
 
 Jリーグは11月20日に理事会を開催し、来季の外国籍選手枠の拡大とホームグロウン制度導入を決めたと発表しました。

 外国籍選手についての2018年シーズンと2019年シーズンの比較は、以下の通りです。

① 外国籍選手の登録人数

 2018年・1チーム5名以内→2019年・制限無し

② 試合にエントリーすることが出来る外国籍選手

 2018年・1チーム3名*→2019年・J1は5名、J2とJ3は4名
 (*但し、アジアサッカー連盟加盟国籍の選手は1名追加でエントリーできる)

③ Jリーグ提携国**の国籍を有する選手は、外国籍選手枠の対象外

 2018年と2019年で同じ扱い
 (**タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシア、カタール)

 相当の拡大だと感じます。

 登録数が無制限になったことも大きなことですが、試合に5名まで出場できるようになったことは、より大きな影響を与えるでしょう。
 イレブンの半数近くが外国人選手でも、Jのゲームに出場できるのです。

 日本人プレーヤーの参加機会の確保と、試合を通じての強化、という観点から見れば、上限人数に達したという見方もありそうです。

 また、ホームグロウン制度が導入されることとなりました。
 「若い頃そのクラブで育成した選手を一定数登録しなければならない」という趣旨の制度です。制度内容は細かく決められていますが、自クラブで育成した選手と契約しておかないと、チーム全体の契約選手数が削られるという制度ですので、各チームはキッチリと対応して行くこととなるのでしょう。

 ホームグロウン制度が昔からあるのは、ドイツ・ブンデスリーガです。ブンデスリーガでは「ドイツ人枠」(各チームはドイツ人選手12名と契約しなければならず、内6名は自チームで育成した選手とする)という制度が有り、クラブ近隣のドイツ人プレーヤーを育成し、チームに入れておかなければならないのです。
 「ドイツサッカーの足腰を支える制度」と言って良いでしょう。
 
 そして、イングランド・プレミアリーグも2010年からホームグロウン制度を導入しました。先行するブンデスリーガを参考にしたのでしょうか。
 プレミアのホームグロウン制度導入が、2018年ワールドカップ・ロシア大会におけるイングランドチームのベスト4進出に、早くも貢献しているとしたら、素晴らしいことだと感じます。

 Jリーグの益々の発展が期待されます。
 2018~19年のUEFAチャンピオンズリーグCLも、11月の上旬にグループリーグGLの第4戦を終えて、各チームの残りゲームは2つずつとなりました。
 GLも佳境を迎えているということになります。

 決勝トーナメント進出に向けて、各組の「姿」がはっきりしてくる時期です。

 例えばA組ならボルシア・ドルトムントとアトレティコ・マドリードが勝点を9として、トップ争いを演じています。
 B組なら、FCバルセロナが勝点10で首位、インテルが勝点7で2番手。
 D組なら、ポルトが勝点10で首位、シャルケ04が勝点8で2番手。
 E組なら、バイエルン・ミュンヘンが勝点10で首位、アヤックスが勝点8で2番手。
 F組なら、マンチェスター・シティが勝点9で首位、リヨンが勝点6で2番手。
 G組なら、ASローマとレアル・マドリードが勝点9で並び、首位争い。
 H組なら、ユベントスが勝点9で首位、マンチェスター・ユナイテッドが勝点7で2番手です。

 もちろん、まだ他のチームにも「2番手以内に食い込むチャンスは十分に有る」のですが、残り2ゲームとなると、「こういうケース」という想定が出来るようになるものなのです。
 
 ところが、C組は「大混戦」の様相を呈しています。
 4試合を終えてのC組の順位は
① リバプール 2勝2敗・勝点6・得失点差2
② ナポリ 1勝3引分・勝点6・得失点差1
③ パリ・サンジェルマン 1勝1敗2引分・勝点5・得失点差4
④ レッドスター・ベオグラード 1勝2敗1引分・勝点4・得失点差△7

 勝点6~4の間に4チームが犇めいているのです。
 残り2試合ですから、どのチームにも勝ち抜けの可能性が十分にあります。

 「引分のナポリ」と呼びたくなるほど、SSCナポリの粘り強い戦い振りが印象的です。
 11月6日のパリ・サンジェルマン戦でも、前半べナルト選手に先制ゴールを許すも、後半18分にインシーニェ選手のゴールで1-1の同点として、そのまま引き分けました。

 CLですから当然のことなのかもしれませんが、サンジェルマンも良いメンバーを揃えて戦いました。フォワードFWはネイマール選手とエムバペ選手、ミッドフィールダーMFには、ドラクスラー選手やディ・マリア選手、ディフェンスDFにはマルキーニョス選手やチアゴ・シウバ選手、そしてゴールキーパGKにはブフォン選手と並ぶのですから、「世界オールスター」チームと呼んでも良さそうです。
 これ程のチームを相手に1-1で引分けをゲットするのですから、ナポリの守備力も相当のものがあることは明らかでしょう。

 10月2日のリバプールとのゲームでも、堅い守りで終盤まで0-0の展開、後半45分にインシーニェ選手がゴールを挙げて1-0で勝ち切りました。
 「引き分けでも可」のゲームを勝ったようにさえ見えるところが、今季のナポリなのでしょうか。

 いずれにしても、モハメド・サラー選手、サディオ・マネ選手、アレクサンダー・アーノルド選手、ファン・ダイク選手、そしてGKにアリソン選手といったスタープレーヤーを揃えるリバプールを破ったというのも、見事な戦い振りでしょう。

 SSCナポリの強さは本物です。

 また、得失点差△7と「借金を一身に背負っている」ように見えるレッドスター・ベオグラードですけれども、勝点はしっかりと積み上げています。

 11月28日に予定されている第5戦は、リバプールVSサンジェルマン、ナポリVSベオグラードです。
 このゲームに勝ったチームが、ノックアウトステージ=決勝トーナメントに大きく前進します。
 一方で、再び引分が生まれるようなら、最終第6戦まで全く分からない展開、滅多に観られない大混戦となるのです。

 その可能性も十分に有ると感じます。

 AFC(アジアサッカー連盟)が主催する、アジアチャンピオンズリーグACL2018の決勝・第2戦が11月10日に行われ、鹿島アントラーズはペルセポリス(イラン)とアウェイで0-0の引分として、2戦合計2-0で優勝しました。
 敵地での「見事な引分」でした。

 J1リーグ最多優勝回数を誇るアントラーズですが、これまでACLでは不思議と良い成績を残すことが出来ませんでした。
 ジュビロ磐田や浦和レッズ、ガンバ大阪の優勝を横目に見て、アントラーズのプレーヤーやファンは、悔しい思いをしてきたことでしょう。

 しかし、今大会のアントラーズはとても「安定した戦い振り」を披露して、栄冠をものにしました。

 決勝トーナメントの勝ち上がりを観て行きましょう。

[ラウンド16]
・5月9日(カシマ) 鹿島3-1上海上港
・5月16日(上海) 上海上港2-1鹿島  2戦計4-3で鹿島の勝ち

[準々決勝]
・8月28日(カシマ) 鹿島2-0天津権健
・9月18日(天津) 鹿島3-0天津権健  2戦計5-0で鹿島の勝ち

[準決勝]
・10月3日(カシマ) 鹿島3-2水原三星
・10月24日(水原) 鹿島3-3水原三星  2戦計6-5で鹿島の勝ち

[決勝]
・10月3日(カシマ) 鹿島2-0ペルセポリス
・11月10日(アザディ) 鹿島0-0ペルセポリス  2戦計2-0で鹿島の勝ち

 準決勝の水原三星との対戦が、最も接戦でしたが、リードを許した後の「一気の連続ゴール」に、今大会に臨むアントラーズの気迫が溢れていましたし、何より現在のアントラーズの「得点力」を如何なく示しました。

 決勝のペルセポリスとの対戦では、第1戦のカシマスタジアムでのゲームが秀逸でした。
 こうした大会、こうしたゲームにおける「2-0」の勝利というのは、何か圧倒的な地力を感じさせたのです。「アウェイゴール」を許さなかったことが、鹿島にとっての「第2戦に向けての余裕」を醸成したことは、言うまでもありません。

 伝統的に「ノウハウを着々と蓄積して行くことが出来る」ところが、鹿島アントラーズというチームの強みでしょう。
 今回のACL優勝で、アントラーズは伝承されるノウハウとしての、「ACLの勝ち方」を身に付けた様に感じます。

 第32節・11月10日のセレッソ大阪戦は、終盤の失点で1-2と敗れましたが、並行して行われていたゲームで2位のサンフレッチェ広島が敗れたために、川崎フロンターレのJ12018の優勝が決まりました。
 フロンターレは2017年シーズンに続く「連覇」を達成したのです。

 なかなか「タイトルに手が届かないチーム」と言われ、実際のところカップ戦決勝も含め、何度も「このゲームで勝てばタイトル獲得」という試合に敗れ続けていたのですが、2017年のリーグ戦を制し、「連覇」となれば、その「安定した実力」は揺るぎないものと言ってよいのでしょう。
 2017年シーズンが「劇的な逆転優勝」であり、2018年は「2試合を残しての優勝」というのも、チーム力の向上と安定を明示しています。

 そもそも「J1の連覇」が至難の技であることは、連覇したチームが過去に4つしかないことでも分かります。
 ヴェルディ川崎が1993年と94年、鹿島アントラーズが2000年と01年および2007~9年の3連覇、横浜マリノスが2003年と04年、サンフレッチェ広島が2012年と13年の4チームが「連覇実現チーム」です。
 何度もJ1を制しているジュビロ磐田でも、連覇はしていないのです。

 2018年シーズンは開始直後からサンフレッチェが走り、シーズン半ばでは「もう優勝は決まり」と言われました。サンフレッチェの「戦い振り」が秀でていたのです。
 フロンターレとの勝点さも最大13点となりました。大差です。

 しかしフロンターレは、諦めることなく追い続け、サンフレッチェの「変調」もあって、一気に逆転し、そのまま押し切った印象です。

 優勝後のインタビューで「2019年は複数のタイトルを取りたい」という抱負を、多くのプレーヤーが挙げていました。

 「3連覇」と「初のカップ戦優勝」を成し遂げることで、自動的に「複数のタイトル獲得」となるわけですが、2018年シーズンの後半のプレーを観ると、十分に実現できそうだと感じます。

 長い間控えめだった?川崎フロンターレには、あまり遠慮せずに「黄金時代」を築いてほしいとも思うのです。

 10月27日から29日にかけて行われた、セリエA2018~19シーズンの第10節を終えて、ユベントスが「定位置」である首位に立っています。

① ユベントス 9勝1引分 勝点28
② インテル 7勝2敗1引分 勝点22・得失点差10
③ ナポリ 7勝2敗1引分 勝点22・得失点差8
④ ACミラン 5勝2敗3引分 勝点18・得失点差6
⑤ ラツィオ 6勝4敗 勝点18・得失点差1
⑥ フィオレンティーナ 4勝3敗3引分 勝点15

 という順位です。
 もはや独走状態と言っても良いかもしれません。

 今季のユーベの戦い振りにおける特徴は「接戦をものにする」というところでしょうか。

 リーグ緒戦はキェーヴォを相手に3-2、第3節パルマ戦は2-1、第4節サッスオロ戦も2-1、第10節エンポリ戦は1-0と「1点差ゲーム」をものにしています。

 この傾向はUEFA-CLにも観られ、10月23日のマンチェスター・ユナイテッドとの敵地オールドトラフォードにおけるゲームを、1-0で勝ち切っています。

 今季のユーベは「大量点」を挙げるゲームが少ないのです。
 
 「必要な得点を挙げて守り切る」というのはユーベの伝統であろうという見方もあると思いますが、今季はその傾向が一層はっきりしているように観えます。
 「本当に地力が高いチームの戦い方」を示現しているのです。

 今季のチーム力充実は、従来以上でしょう。

 例えば、第8節ウディネーゼ戦の先発メンバーを見てみましょう。

・FW クリスティアーノ・ロナウド選手(ポルトガル)、パウロ・ディバラ選手(アルゼンチン)、マリオ・マンジュキッチ選手(クロアチア)
・MF ロドリゴ・ベンタンクール選手(ウルグアイ)、ブレーズ・マテュイディ選手(フランス)、ミラレム・ピャニッチ選手(ボスニアヘルツェゴビナ)
・DF ジョルジュ・キエッリーニ選手、アレックス・サンドロ選手(ブラジル)、レオナルド・ボヌッチ選手、ファン・カンセロ選手(ポルトガル)
・GK ヴォイチェフ・シュチェスニー選手(ポーランド)

 かつてのユベントスは、イタリア人選手主体のチームで、特にDFやMFは「ユーベのメンバーが、そのままイタリア代表チームのメンバー」と言われていたものですが、国外の選手が多くなりました。
 キエッリーニ選手やボヌッチ選手といったスーパースターは健在ですが、イタリア人プレーヤーはこの2人だけ。
 
 FWにはクリロナ選手とマンジュキッチ選手という、現在世界を代表するプレーヤーに、アルゼンチンのディバラ選手と言うラインナップ。
 ユベントスも、次第にレアル・マドリードやFCバルセロナ、マンチェスター・シティに似てきているのでしょう。

 世界的なスター選手が揃った、今季のユーベですが、そのバランスも良いと感じます。
 特に、MF・DF・GKの守備のバランスは、とても良いのではないでしょうか。「攻撃のベースとなる守備」という、とても現代的な布陣だと思います。

 さて、「鳴り物入り」で、レアル・マドリードから今季移籍してきたクリスティアーノ・ロナウド選手ですが、開幕直後は「様子見」だったのでしょうか、第4節のサッスオロ戦で2ゴールを挙げて以降は本来の動きに戻った印象です。
 既に得点ランキングでも2位に浮上していますから、今後もゴールを量産して行ってくれることでしょう。

 UEFAチャンピオンズリーグ2018~19のグループリーグH組でも、ユーベは3戦3勝と悠々首位を走っています。

 一段と強さを増した感のあるユベントスが、今シーズンは「国内外のタイトルを独占」するかもしれません。

[第10節・10月27日・カンプノウ]
FCバルセロナ5-1レアルマドリード

 前半、バルセロナが2点を挙げてリードし、後半早々にレアルがマルセロ選手の得点で1点差に追い上げましたが、その後バルセロナが3点を加えて圧勝しました。
 ルイス・スアレス選手のハットトリックが強烈でした。

 これでレアルは、今季4勝4敗2引分の勝点14となって、9位に沈んでいます。
 
 「世界屈指のビッグクラブ・レアルマドリード程のチームでも」こんな惨状を呈するという現実に、少し驚いています。
 世界トップクラスのプレーヤーを世界中から集めて、レアルマドリードは創られています。それは20世紀の後半から一貫しています。従って「レアルはいつも強い」という感じなのです。

 そのチームが、第6節から「4敗1引分」というのですから、信じられないような成績でしょう。
・第6節・9月25日 セビージャ3-0レアルマドリード
・第7節・9月28日 アトレティコマドリード0-0レアルマドリード(引分)
・第8節・10月5日 アラベス1-0レアルマドリード
・第9節・10月19日 レバンテUD2-1レアルマドリード
・第10節・10月27日 バルセロナ5-1レアルマドリード

 レアルはこの5試合の間に、UEFAチャンピオンズリーグでも戦っています。
・UEFA-CL・GL 10月1日 CSKAモスクワ1-0レアルマドリード
・UEFA-CL・GL 10月22日 レアルマドリード2-1ヴィクトリア・プルゼン

 以上の7ゲームで、1勝5敗1引分というのが、レアルの成績となります。

 世界屈指のビッグクラブであり、世界中に居る数多くのファン、「レアルマドリードこそ世界一のクラブ」と信じているファン、にとっては「耐えられない成績」とも言えそうです。
 特に「エル・クラシコ」における大敗は、こうした一連の事態の象徴的な出来事になっていると思います。

 当然のように、フレン・ロペテギ監督への風当たりも強くなりました。
 エル・クラシコの大敗後、地元紙の「マルカ」は「ロペテギ監督の解任、後任にはアントニオ・コンテ氏が有力」と報じ、続いて29日、クラブから「解任」が発表されたのです。

 今春、スペイン代表監督とレアルマドリード監督の間で揺れ動き、ワールドカップ2018開幕直前にスペイン代表監督を解任されてしまったロペテギ監督は、レアルでも僅か4ヵ月間で解任されてしまったのです。

 「レアルマドリード程のクラブでもこうなるのか」と改めて感じます。

 チームスポーツは、一度歯車が狂い出すと、容易には止められないことを如実に示す事象なのでしょう。
[9月6日・フースバルアレーナミュンヘン]
フランス0-0ドイツ

[10月13日・アムステルダムアレナ]
オランダ3-0ドイツ

[10月16日・スタッドドフランス]
フランス2-1ドイツ

 第1回UEFAネーションズリーグのグループリーグも半ばを過ぎました。
 リーグA・グループ1も、全6ゲームの内4ゲームを終えたのです。

 ここまで、フランスチームが2勝1引分で首位、オランダチームが1勝1敗で続き、ドイツチームが2敗1引分で3番手となっています。
 
 緒戦ホームでフランスと引分けたドイツでしたが、第2戦はアウェイでオランダに完敗。第3戦もアウェイでフランスに逆転負けを喫しました。

 ドイツ代表チームが「連敗」するのは、2000年以来18年振りと報じられています。
 
 ワールドカップ2018大会前は、優勝争いの本命と見られていたドイツチームが、すっかり「勝ち方を忘れた」状態になっているのです。

 これは、とても不思議な状態に観えます。

 というのは、2016年9月から2017年10月にかけて行われた、ワールドカップ2018欧州予選のグループCにおいて、ドイツチームは10戦10勝という圧倒的な強さで、予選突破を果たしています。
 この頃のドイツチームは、まさに世界最強の名を欲しい儘にしていました。

 グループCの10ゲームでは、得点43・失点4という、1試合4点強の凄まじい得点力と、失点は2ゲームで1点以下という強力な守備力で、「全く隙の無いチーム」と称されていたのです。
 イタリアチームやオランダチームが敗退した、とても熾烈な予選の中で、ドイツチームは「全参加チーム中唯一の10戦全勝チーム」だったのですから、本大会の優勝候補筆頭に挙げられたのも、無理もないというか自然なことでした。

 1年前まで「負けることを知らなかった」チームが、1年も経たないうちに、「勝ち方を忘れた」というのですから、摩訶不思議なことだと感じます。

 もちろん、ワールドカップ2018で初めてと言って良い「グループリーグGL敗退」を経験したことは、ドイツチームにとっては衝撃であったことでしょう。
 そのショックが尾を引いているという見方は、妥当なものだと思います。

 とはいえ、ではワールドカップ2018欧州予選から、ワールドカップ2018本大会までの間に、ドイツチームに何があったのか、ということになってしまい、謎は全く解明されていないのです。

 ドイツ代表チームが、チーム史上屈指の「苦境」に立っていることは間違いないのでしょう。

 あのゲーリー・リネカー選手(イングランド代表として48ゴールを挙げた世界的なフォワードFWプレーヤー、Jリーグ名古屋グランパスエイトにも一時期所属)が、「フットボールとは、22人がボールを奪い合い、最後はドイツが勝つスポーツ」という有名な言葉を残しています。

 「安定した強さ」において他の追随を許さないドイツチームが、「信じられないような迷走」をしているのですから、サッカーというのは難しいスポーツなのです。
 10月5日から7日の第7節を終えて、ブンデスリーガ2018~19の「景色」が観えてきました。
 最近の数シーズンとは、相当に異なる「景色」です。

 順位は、
・1位 ボルシア・ドルトムント 5勝2引分・勝点17・得失点差17
・2位 RBライプツィヒ 4勝1敗2引分・勝点14・得失点差7
・3位 ボルシア・メンヘングラートバッハ 4勝1敗2引分・勝点14・得失点差6
・4位 ヴェルダー・ブレーメン 4勝1敗2引分・勝点14・得失点差5・得点13
・5位 ヘルタBSC 4勝1敗2引分・勝点14・得失点差5・得点12
・6位 バイエルン・ミュンヘン 4勝2敗1引分・勝点13・得失点差4

 2012~13年シーズンから「6連覇中」のバイエルンが、第7節を終えて6位に沈んでいるのは、近時のブンデスリーガにおいては「異変」でしょう。

 バイエルンは、第1節から4節までは連勝し、「いつものようなシーズン」を送っているように観えました。
 ところが、第5節でFCアウグスブルグと1-1で引分けると、第6節のヘルタBSCに0-2で完敗し、第7節もメンヘングラートバッハに0-3で良いところ無く敗れたのです。
 まさに「変調」です。

 カップ戦やチャンピオンズリーグなどへの対応の為に、メンバーを落として臨んだのかといえば、そんなことはなく、第7節もほぼベストメンバーでした。
 レヴァンドフスキ選手、トーマス・ミュラー選手、アリエン・ロッベン選手、ハメス・ロドリゲス選手、ディエゴ・アルカンタラ選手らを揃えた攻撃陣と、マヌエル・マイアー選手やマッツ・フンメルス選手、ヨシュア・キミヒ選手らを並べた守備陣を持ってして、メンヘングラートバッハに0-3負けというのは、とても違和感が有ります。
 第4節・9月22日から第5節・9月25日の間、この3日間に、「バイエルン・ミュンヘンに何が起こった」のでしょうか。

 一方、首位に立っているドルトムントは「得点力が際立ち」ます。
 第5節の1FCニュルンベルク戦は7-0、第6節のバイヤー・レバークーゼン戦は4-2、第7節のFCアウグスブルク戦は4-3と、「直近3ゲームで15得点」です。アウグスブルク戦ではパコ・アルカセル選手(スペイン)がハットトリック、アルカセル選手はレバークーゼン戦でも2得点と調子を上げています。そして、現時点でリーグ得点王争いのトップに立っているのです。

 2番手のRBライプツィヒから5番手のヘルタBSCまで4チームが勝点14で並び、その下にバイエルンが居るという、近年稀に見る「大混戦」となっているブンデスリーガ。

 久しぶり?の激しい優勝争いが観られそうです。
 10月5日から7日にかけて行われた第8節を終えて、今季プレミアリーグは稀に見る「大接戦」となっています。

[第8節を終えての順位表]
・1位 マンチェスター・シティ 6勝2引分・勝点20・得失点差18
・2位 チェルシー 6勝2引分・勝点20・得失点差13
・3位 リバプール 6勝2引分・勝点20・得失点差12
・4位 アーセナル 6勝2敗・勝点18・得失点差9
・5位 トッテナム・ホットスパー 6勝2敗・勝点18・得失点差8

 8ゲームを終えて6勝が5チーム、その5チームがいずれもビッグクラブにして優勝候補なのですから、今季のプレミアは「強豪チームによる激しい競り合い」という図式です。

 緒戦・第1節でアーセナルを相手にアウェイで2-0と好スタートを切ったシティは、その後も安定したゲームを続け、第8節ではリバプールと0-0で引分けました。
 接戦の中でも、やはり「本命」という感じがします。

 2番手のチェルシーは、第2節でアーセナルに3-2と競り勝ち、第7節ではリバプールと1-1で引分けました。ワールドカップでも大活躍したエデン・アザール選手が7得点で、得点王争いのトップに立っているのは頼もしい限り。
 
 3番手のリバプールは、第5節でスパーズを2-1で破りました。サディオ・マネ選手(セルビア)、モハメド・サラー選手(エジプト)、ダニエル・スターリッジ選手を擁する攻撃陣が、徐々に調子を上げている感じがします。

 4番手のアーセナルは、第1節と2節を、シティとチェルシーに連敗という厳しいスタートを切りましたが、その後は6連勝。ピエール・エメリク・オーバメヤン選手(ガボン)やメスト・エジル選手らを擁する攻撃陣に期待がかかります。

 5番手のスパーズは、第4節でワトフォードに1-2で手痛い敗戦を喫し、第5節でリバプールに敗れ連敗となりましたが、それ以外はキッチリと勝ち切っています。序盤の段階で「もし」は無いのでしょうが、もしワトフォードに勝っていれば、首位に立っていたのです。
 ワールドカップ2018でも大活躍したハリー・ケイン選手を中心とした攻撃は迫力十分です。

 「ビッグクラブ同士による潰し合い」となっているプレミア2018~19は、眼が離せない展開となって来ました。

[国際親善試合・10月16日・埼玉スタジアム2002]
日本4-3ウルグアイ

 森保ジャパンが、相手ゴール前でのスピード十分な攻撃で4点を挙げて、ウルグアイチームとの競り合いを制しました。

① きびきびした動き

 このゲームに勝利したこと、世界ランキング5位のチームに勝利したことは、もちろん大きな成果ですが、何より良かったのは「日本チームの動き、特に攻撃時の動きが良かったこと」ではないかと考えます。

 高いレベルで、これだけ動くことが出来れば、日本チームは十分に世界と互して戦って行くことが出来るでしょう。

 こういう「生き生きとしたプレー」が、日本代表チームに求められていたものだと感じます。

② ドリブルと動き出し

 ウルグアイのペナルティーエリア付近で、日本チームは効果的なドリブルを繰り出し、相手ディフェンダーの裏側に鋭く飛び出しました。
 中島選手や堂安選手が、縦横無尽に動き回ったのです。

 世界屈指のストライカーを持たないチームとして、世界トップクラスのチームと戦って行く上で、最も求められる動きが出来ていたと思います。
 スピード・俊敏性共に十分なプレーの連続は、これからの日本チームの「あるべきプレー」を示現していました。

③ 相手ゴールキーパーGKのクリアボールを押し込むプレー

 森保ジャパン2点目の大迫選手のシュートと4点目の中島選手のシュートは、相手GKムスレラ選手の好クリアのボールを叩き込んだものでした。

 これまでの日本代表チームに求められていながら、なかなか出来なかったプレー・ゴールを、このゲームでは2度も実現して魅せたのです。相手が世界屈指の守備力と世界屈指のGKを誇るウルグアイ代表チームだったのですから、喜びも一塩。

 2点共に、ペナルティーエリア付近からの威力十分なシュートも素晴らしいものでしたし、そのクリアボールへの反応というか、飛び出しの俊敏性とボールの「将来位置の予測」の的確さは、見事なものでした。

 日本代表チームによる「こういうゴール」を長い間渇望していたのです。

 日韓ワールドカップ2002の決勝、ドイツVSブラジル戦における、リバウド選手のシュートを、ドイツGKカーン選手が弾き、こぼれたボールをロナウド選手が蹴り込んだプレーは、とても有名なプレーであり、あの大会のワールドカップの行方を決めたプレーでしたが、世界トップクラスのゲームでは、こうしたゴールがとても大切なのです。
 
 国際親善試合とはいえ、このゲームにおける森保ジャパンのプレーは、とても気持ちの良いものでした。

 この「動き」さえあれば、我らがサムライブルーは、世界のどのチームと戦っても「試合になる」と感じます。
 ヨーロッパNO.1クラブチームを決める、UEFA(欧州サッカー連盟)チャンピオンズリーグCLの2018~19年シーズンが、9月18日に開幕しました。

 「64回目」(1955年開始)のヨーロッパNO.1チームを決める大会であり、UEFA-CLとしては「第27回」の開催となります。

 21世紀においては、ヨーロッパNO.1クラブチーム=世界NO.1という図式ですので、実質的にはクラブチーム世界一を決める大会です。

 今季も、出場32チームを、4チームずつA~Hの8グループに分けて、各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進出するという、いつも通りの形で争われます。

[グループA]
・9月18日 ボルシア・ドルトムント1-0クラブ・ブルージュ
・9月18日 アトレティコ・マドリード2-1ASモナコ

 グループAは以上の4チーム。
 リーガ・エスパニョーラ3強の一角アトレティコがきっちりと緒戦をものにしました。
 ドイツ・ブンデスリーガのボルシアもブルージュを破りました。共にアウェイでの勝利です。
 クラブ・ブルージュはベルギーの名門、UEFA-CLの前身の大会であるUEFAチャンピオンズカップの1977~78年シーズンで決勝に進出したことがある古豪です。(ベルギーのクラブチームで唯一の実績)
 グループAは、アトレティコとボルシアを中心とした戦いになりそうですが、ASモナコ、クラブ・ブルージュも十分に戦えると思います。

[グループB]
・9月18日 FCバルセロナ4-0PSVアイントホーフェン
・9月18日 インテルナツィオナーレ・ミラノ2-1トッテナム・ホットスパー

 グループBは以上の4チーム
 バルセロナとインテルが緒戦を制しました。バルセロナはホーム・カンプノウで、メッシ選手がハットトリックを決めて圧勝しました。インテルもホームのジュゼッペ・メアッツァスタジアムでスパーズを振り切りました。
 グループBは、バルセロナとインテルとスパーズの3チームの争いに、PSVがどこまで食い下がるかが見所でしょう。

[グループC]
・9月18日 リバプール3-2パリ・サンジェルマン
・9月18日 レッドスター・ベオグラード0-0ナポリ

 グループCは以上の4チーム。
 首位を争うであろう2チームの対戦はリバプールがホームでPSGを破りました。PSGはムニエ選手とエムバペ選手がゴールを挙げて、2度追いつきましたが、リバプールはインジュリータイムにフィルミーノ選手が決勝点を挙げ、振り切りました。
 PSGでは、ネイマール選手とカバーニ選手も先発しました。
 
 グループCは、この2チームを中心とした戦いになりそうです。

[グループD]
・9月18日 ガラタサライ3-0ロコモティヴ・モスクワ
・9月18日 FCポルト1-1シャルケ04

 グループDは以上の4チーム。
 トルコのガラタサライがホームで快勝し、ポルトとシャルケは引分けました。

 大混戦となりそうなグループDですが、長友選手が所属し、このゲームにも先発しているガラタサライに期待します。

[グループE]
・9月19日 アヤックス3-0AEKアテネ
・9月19日 バイエルン・ミュンヘン2-0ベンフィカ

 グループEは以上の4チーム。
 アヤックスはホームで快勝。バイエルンはアウェイの緒戦をしっかりとものにしました。
 ワールドカップ2018では調子が上がらなかった感のあるレバンドフスキ選手ですが、ブンデスリーガ2018~19で良いスタートを切り、このゲームでも先制ゴールを挙げています。

 グループEはバイエルンが首位通過候補、2位争いはアヤックスとベンフィカの争いでしょうか。

[グループF]
・9月19日 シャフタル・ドネツク2-2ホッフェンハイム
・9月19日 オリンピック・リヨン2-1マンチェスター・シティ

 グループFは以上の4チーム。
 ドネツクとホッフェンハイムはドロー、リヨンがアウェイでシティを破りました。リヨンはコルネ選手のゴールで先制し前半を2-0とリードすると、後半のシティの反撃をベルナルド・シウバ選手の1ゴールに抑えて、初戦を快勝しました。

 グループFの首位通過候補であり、スター軍団でもあるシティがホームで敗れましたので、リーグ戦として面白くなりましたが、やはりシティが1枚上だと思います。2番手争いは大混戦でしょう。

[グループG]
・9月19日 レアル・マドリード3-0ASローマ
・9月19日 ヴィクトリア・ブルゼニ2-2CSKAモスクワ

 グループGは以上の4チーム。
 レアルはASローマに快勝し、ブルゼニとCSKAモスクワは引分けました。
 クリスティアーノ・ロナウド選手が抜けたレアルですが、イスコ選手やガレス・ベイル選手が得点して、相変わらずの強さを魅せました。

 首位通過はレアルでしょうし、2番手もローマが有力だと思います。
 個人的には、チェコのブルゼニの活躍に注目しています。

[グループH]
・9月19日 マンチェスター・ユナイテッド3-0BSCヤングボーイズ
・9月19日 ユベントス2-0バレンシアCF

 グループHは以上の4チーム。
 マンUはヤングボーイズに快勝し、ユーベはバレンシアを破りました。
 前半29分にクリスティアーノ・ロナウド選手がレッドカード退場(CLに150試合以上出場しているクリロナ選手にとって初めてのレッドカードでした。不可解な判定との評もあります)して、アウェイのユーベとしては苦しい試合となりましたが、ミラレム・ピャニッチ選手(ボスニア・ヘルツェゴビナ)の2コールでバレンシアを押し切りました。

 グループHは、ユベントスとマンUの勝ち抜けが有力視されますが、バレンシアにも十分チャンスがあると思います。

 UEFA-CL2018~19のグループリーグ緒戦の様子を、ざっと見てきました。
 
 今季から出場チームの選定方法が少し変更になっていますが、相変わらずの「豪華絢爛」な大会となっています。

 レアル・マドリード、FCバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンの「クラブ3強」の戦い振り、イングランド・プレミアリーグ勢の巻き返し、決勝戦の会場となるエスタディオ・メトロポリターノをホームスタジアムとするアトレティコ・マドリードの決勝進出、等々、いつものように見所満載の大会です。

 チャンピオンズリーグは、世界トップクラスのプレーヤーが集う、「世界一華麗なプレーが飛び出す大会」だと思います。

 今シーズンも大いに楽しませていただきましょう。

プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 12345678910111213141516171819202122232425262728