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一番 センター  B.ガードナー
二番 セカンド  R.カノー
三番 サード   K.ユーキリス
四番 DH   T.ハフナー
五番 ライト   B.ボッシュ
六番 ショート  E.ヌニェス
七番 レフト   S.イチロー
八番 ファースト L.オーバーベイ
九番 キャッチャーC.スチュワート
投手       I.ノバ

 2013年4月5日開幕早々の、あるMLBのチームの先発メンバーです。事前の情報無しに、チーム名を当てるのはとても難しいと思います。

 2番がロビンソン・カノーのようだから、ニューヨーク・ヤンキースかな、でもカノーもトレードで移籍したのかもしれない。三番はケビン・ユーキリスのようなのでボストン・レッドソックスかな、でも四番はハフナーだから、クリーブランド・インディアンスのようでもあるし、七番のイチローは昨年からヤンキースだが、また移籍話があったかな。
 そういえば一番のガードナーも昨年時々ヤンキースで出ていたから、トレードが無かったとすると、昨年ヤンキースでプレーしていた人が少し多い。ひょっとするとニューヨーク・ヤンキースのスターティング・ラインナップかもしれない。

 検討の過程は、そんな感じかもしれません。正解は、ニューヨーク・ヤンキースでした。

 ヤンキースだとすると、キャプテンのデレク・ジータや現役プレーヤーで最多本塁打を誇るアレックス・ロドリゲス、強打のタシャエラなどは、どうして出ていないのか?と疑問を持つのが当然です。いずれも、故障なのだそうです。

 それにしても、酷いメンバーです。酷いと言っては、上記メンバーに失礼ですが、そうとしか言いようがない。およそ、アメリカのメジャーリーグベースボールを代表し、サッカーなどを含めた全てのプロスポーツチームの中でも、屈指のメジャーチームと呼ばれるヤンキースのスターターとは思えない代物です。

 いったい、どうしたのでしょう。スタインブレナーオーナーは、何をしているのでしょう。

 ジータが居ない、Aロッドが居ない、タシァエラが居ない、という問題ではなく、ユーキリスやハフナーやボッシュが力不足であると言っているわけでもありません。後者3名は、いずれも昨年所属していたチームの中心選手であり、堂々たるメジャーリーガーです。

 私が言いたいのは、華が無いということ、プロスポーツチームとして最も大切な、ファンに訴えかけるオーラが無いということです。そして、ヤンキースというチームは、優勝しようがしまいが、金に物を言わせてプレーヤーを無理やり集めていると批判されようが、常にMLBの話題の中心に存在しなければならないチームなのです。

 スモールベースボールとか、少しでも勝率が高い作戦を選ぶとか、勝つために大切な手法を無視するわけではないですけれども、ヤンキースにはヤンキースの試合のやり方が在り、ファンもそれを望んでいるチームなのでしょう。

 1990年代の半ばから、バーニー・ウィリアムズやジータ、フォルヘ・ポサーダ、マリアノ・リベラといった、当時の若手プレーヤーを擁して、毎年のようにプレーオフに進出し、時々はワールドシリーズにも優勝してきたのが、この20年間のヤンキースでした。そして、MLBの人気回復の中心チームとして、重要な役割を演じてきたのです。

 スタープレーヤーで固めていますから、若手が育ちにくいといわれ、バーニーなどが年を取って引退していくと、ゲーリー・シェフィールドやジェイソン・ジオンビ、松井秀喜、Aロッド、タシァエラといった、完成されたプレーヤーをトレードで集めて「ヤンキースを維持してきた」のです。

 さすがに、ジータもリベラもAロッドも、年齢には勝てず、衰え、故障がちになりました。これは、致し方の無いことで、予想できることです。

 頭書の悲惨?なラインナップの責任は、従って、フロントにあると言えます。ベテランになったスーパースター達は、毎試合出場することは難しいのですから、それが分かっていた数年前から、着実に補強を進める必要がありました。
 その補強に見事に失敗し、この悲惨な状況に追い込まれたのです。

 ジラルディ監督は大変でしょう。イチローも、優勝するためにヤンキースに来たのに、こんなメンバーでは、元のマリナーズの方が実力的に上位かもしれません。何のための移籍か分からない感じです。黒田も、この味方打線では、昨年並みの成績を上げることは無理だと思います。

 このチームでは、チーム力の点からも、チームワークの点からも、相当に見劣りします。高い勝率を上げることは至難の技でしょう。今後、ジータやAロッドが故障から回復し、レギュラーシーズンの途中から参戦するかもしれません。
 しかし、そのジータやAロッドは、MLBファンやヤンキースファンが、ヤンキースに求める水準のプレーヤーでは、もはや無いのです。ジータ自身が、一番よく解っていることでしょう。

 ヤンキースは、必ず勝たねばならないチームではありません。プロ中のプロであり、アマチュアではないのですから、勝利至上主義から最も遠くに存在するチームでしょう。
 とはいえ、アメリカ合衆国の象徴であり、MLBを代表する威厳を備えるチームであり続けることは、必要なことでしょう。

 頭書のチームは、戦力的にもこの日の対戦相手のデトロイト・タイガースの足元にも及びませんが、そんなことより、厳しい書き方で恐縮ですが「ヤンキースでは無い」ことが大問題なのです。
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