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 2013年4月12日、ニューヨーク・ヤンキースとボルチモア・オリオールズのゲームが、ヤンキースタジアムで行われました。

 この試合の観客席の寂しいことに驚きました。1/3も入っていないでしょう。熱狂的なファンが多く、地域性が強いMLBにおいて、全米中にファンが居る数少ないチームのひとつであり、メジャーリーグを代表するチームであるヤンキースの、レギュラーシーズン開幕間もないゲームです。
 そのゲームの観衆が、驚くほど少ないというのは、信じられないような光景です。

 前の稿にも書きましたが、ファンは現在のヤンキースに全く満足していない、認めていないことの証左だと思います。
危機的な状況だと思います。

 試合は、5対2でヤンキースが勝ちましたが、見所と言えば8回のトリプルプレー位。決勝点は、考えられないようなボルチモアのセンターフィールダー名手ジョーンズのエラーでした。

 7番で先発したイチロー選手は、今日もヒットが出ず、打率も0.161と冴えませんが、私は、イチローの調子は悪くないと観ています。バットがグランドと水平に出てきていますので、少しバットヘッドが回り道をして出ているように観える点が修正されれば、固め打ちも出始めることでしょう。

 何か寂しいゲームでしたが、ボルチモアのベンチにショーウォルター監督を観ることができたのは、良かったと思います。

 バック・ショーウォルター監督、1956年生まれの56歳。1977年のドラフトでヤンキースから5順目に指名を受け、7年間ヤンキース傘下のマイナー球団でプレーしましたが、ついにメジャーデビューは出来ませんでした。
 その後、指導者の道に入り、1985年から1989年までマイナー球団の監督を務め、1990年から1991年にかけてヤンキースのコーチを経験した後、1991年10月に、ヤンキースの監督に就任しました。

 1995年シーズンには、ヤンキースをワイルドカードプレーオフに導きました。実は、この時ヤンキースがプレーオフに進出したのは1981年以来の事でした。名門・常勝と言われるヤンキースにも、14年間に及ぶ長い低迷期があったのです。そして、その低迷期からヤンキースを復活させたのが、ショーウォルター監督ということになります。

 その後、1998年から2000年にはアリゾナ・ダイヤモンドバックス、2003年から2006年はテキサス・レンジャーズ、そして、2010年からはボルチモア・オリオールズの監督に就任しています。
 
 これは、とりもなおさず、ショーウォルター氏がMLBの監督としてのレベルを維持し続けている、つまり「MLBの監督」であることを示しています。当たり前のことを書くようで恐縮ですが、MLBにおいては、MLBのレベルにあるプレーヤーと監督が、ゲームを展開しています。複数の球団を転々としながらプレーを続ける選手、そして監督が数多く存在します。ひとつの球団で、現役生活を全うするプレーヤーの方が、遥かに少ないのです。

 そういう意味では、MLBのプレーヤーや監督は、世界最高水準の舞台で活躍する名優ということができると思います。個性豊かな実力者俳優陣が集う世界が、MLBなのでしょう。俳優といっても、華やかな主役が得意な人も居れば、渋い脇役で力を発揮する人も居ます。共通しているのは、それぞれの得意分野での実力が極めて高いという一点でしょう。

 バック・ショーウォルター監督が過去に指揮した、ヤンキース、ダイヤモンドバックス、レンジャーズの3チームは、いずれも次の監督の時代になってから、ワールドシリーズに進出しています。そういう意味では、ショーウォルター監督は用兵や試合の進め方というよりは、「チーム造りが上手く、チームを再建する能力が極めて高い」監督といえるのでしょう。
 名監督と呼ばれる所以ですし、まだまだMLBという舞台での活躍の場は、これからも沢山あるのだと思います。
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