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HOME   »  2013年07月03日
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 2013年の大相撲7月場所は、7月7日に開幕します。稀勢の里関の横綱挑戦や蒼国来関の復帰など、見所いっぱいの場所になりそうです。

1. 優勝争い
 先場所の相撲を見ると、やはり横綱・白鵬と大関・稀勢の里が軸となります。特に、稀勢の里は「優勝しなければならない場所」ですので、注目度NO.1ということになります。

 横綱・日馬富士は、つねに足の状態次第です。万全ならば、優勝候補の筆頭ですし、回復していなければ10勝できるかどうかということになります。

 この3力士以外で優勝候補を探すとなると、とても難しいと思いますが、関脇・妙義龍に僅かに可能性があるでしょう。先場所は5日目から10勝1敗でした。連勝できる力士でなければ、優勝は望めません。

2. 注目力士
 前述の白鵬、稀勢の里、妙義龍は注目力士上位3名です。

 四番手は、前頭二枚目の栃煌山。先場所は6勝9敗と期待を裏切りましたが、上位力士とギリギリの取組みを展開していますから、勢いに乗れば二桁勝利の可能性十分です。

 五番手は、前頭六枚目の隠岐の海。先場所は、初めての三役で4勝11敗と力を発揮できませんでしたが、この経験は大きいと思います。ここまで下がりましたので、巻き返しが期待されます。

 六番手は、前頭十一枚目の栃ノ心。ピークを過ぎた感はありますが、幕の内上位の常連でしたから、ここまで下がれば負けられないところです。

 七番手は、前頭十三枚目の常幸龍。どたばたした相撲で、まだ自分の相撲が確立されていない感じですが、それでも幕内に居るのですから地力は上位です。幕内三場所の経験を活かして、そろそろ大勝ちしたいところです。

 八番手は、前頭七枚目の宝富士。先場所は三枚目で6勝、先々場所は十枚目で11勝。力を付けてきていると思います。今場所も活躍が期待されます。

 九番手は、前頭五枚目の豊ノ島。以前に比べて足腰の良さが目立たなくなってきていますが、言わずと知れた曲者。調子に乗れば、二桁も望めます。

 最後は、前頭十五枚目の蒼国来。久々の登場です。素早い動きが戻っていれば、十分に活躍できると思います。

 今場所は以上の10力士に期待します。

 前頭六枚目に下がった把瑠都については。成績は故障からの回復状況次第ですが、キッチリと治療したからの出場の方が良いのではないかと考えます。

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 ネイマールの大会でした。そして、ブラジル代表チームの良さが存分に発揮された大会でもありました。

 コンフェデレーションズカップ2013の決勝は、6月30日ブラジル・リオデジャネイロのマラカナンスタジアムで行われ、ブラジルがスペインを3対0のスコアで破り、優勝しました。

 ブラジルチームは5戦全勝で大会を終えました。それぞれの試合の内容も素晴らしいもので、久々に「セレソン」の実力を世界に見せ付けた大会となりました。
 一方のスペインは、2010年のワールドカップWC南アフリカ大会・予選リーグ初戦でスイスに敗れて以来のFIFAが主催する公式戦での敗戦でした。

 試合の勝敗に最大の影響を及ぼしたのは、前半開始早々1分40秒のフレッジ選手のゴールだったと思います。
 この5年間、世界ランク1位チームとしてのスペインの最大の強みは「失点しないこと」で、本大会もここまでの4試合で僅かに1失点と、堅守を誇ってきました。そのスペインが、開始2分も経たないうちに失点したのです。「0対0で試合後半まで行き、相手の動きが悪くなったところで1点を上げて勝つ」というスペインチームの基本的なゲームプランが崩れてしまいました。

 スペインチームは南アWCの初優勝時の試合振り=準々決勝・準決勝・決勝の3試合がいずれも1対0の勝ち、でも明確に解るのですが、強豪チーム相手では中々得点できません。つまり、強豪相手の得点力は十分とはいえないのです。
 この弱点を守備の強さで補っています。スペインの守備の根幹をなすのは、パスサッカーの継続によるポゼッションの高さ=相手にボールを与えないこと、です。従って、スペインチームの調子が良いときには、ボール支配率は60%を優に超えて、70%以上であることも珍しくありません。

 南アWCの準決勝でドイツチームがスペインに1対0で敗れた後、ドイツのクローゼ選手が「ボールを追って動きすぎて、エネルギーが残っていなかった」とコメントしました。スペインのパスサッカーを相手にしたときの苦労が解ります。

 そのスペインチーム相手に、この試合でブラジルチームが展開した作戦は、概ね以下の2点だと思います。

① 前線からのしつこいプレス。
 最近流行の2~3人で囲んでボールを取りにいくのではなく、1対1で相手プレーヤーに密着するプレスです。2~3人で囲むとパスで逃れられてしまいます。1対1なら、パスの相手にもブラジルの選手が付いていますから、簡単にはパスが繋がらないのです。
 加えて、1対1のボールの取り合いであれば、互角以上の戦いができるとブラジルチームは考えたのでしょう。この作戦は有効でした。バックスからミッドフィールダーにかけてのスペインの各選手に、ブラジルの選手が密着しますから、いつものようにはパスが通りません。
 従って、スペインチームのパスの長さは通常の10~12mではなく、7~8mに短くなりました。結果として狭いエリアでパスをすることとなり、スペースが少なくなって、ブラジルのインターセプトを受ける形でした。
 この作戦は、個人個人のテクニックが高いチームにしかできないものですが、まさにブラジルチームにはピッタリだったのです。

② 大きなサイドチェンジ。
 前述の通り、スペインチームのパスは通常10~12mで、他の強豪チームの14m平均からすると短いのです。個々のプレーヤーが10m前後の間隔で位置し、自在にパスを回すのが、世界最強となったスペインサッカーです。
 これに対して、この試合のブラジルチームは「大きなサイドチェンジ」を多用しました。つまり、短いパスを自在に回す=個々のプレーヤーが近い、のがスペインサッカーの特徴であれば、反対サイドには大きなスペースが出来易いということになります。ここを付いたのです。

 一点目のフレッジのゴールがまさにそれでした。このゴールは、フレッジのゴール前の粘り、腹の下にボールを入れて、腹ばいのまま右足を振り抜くという、個人の頑張りも大きかったのですが、私はそこまでボールを運んだ過程が素晴らしいと思いました。
 ブラジル陣左サイドのディフェンダーDFダビド・ルイス選手から、右サイド・スペインのペナルティーエリア横のフッキ選手への大きなパス、大きなサイドチェンジのパスが綺麗に決まり、フッキとオスカル選手との間でパスをやり取りした上でゴール前のネイマールとフレッジが居る辺りにパスが出されたのです。
 このダビド・ルイスからフッキへの大きなサイドチェンジパスが、とても効果的だったと思います。

 こうした大きなサイドチェンジは、この後も何回か見られました。狭いエリアで戦うのが得意なスペインチームに対して、ブラジルチームが考えた戦術だと思います。

 1点を先制されたスペインは、いつものような試合運びでは勝てませんので、点を取りに行きました。この攻撃も中々鋭く、ブラジルゴールを襲いましたが、ブラジルのDFも良く守りました。特に前半40分のダビド・ルイスのクリアは見事の一語。ゴールライン前70cm位の位置から、ほぼ真上にクリアするなど滅多に見られないプレーだと思います。

 そして、前半終了間際のネイマール→オスカル→ネイマールと繋いでの、ゴール左上に突き刺さるシュート。ネイマールの能力の高さを十分に感じさせるものでした。これまで、幾多のピンチを救ってきたスペインの守護神カシージャス選手を持ってしても、どうにもならないシュートだったと思います。

 これで、ブラジルの2対0のリードとなりました。この時に勝負は付いたと思いました。ブラジル相手に、スペインが2点を取れるとは思えなかったのです。

 前半を観て、スペインチームではファン・マタ選手とフェルナンド・トーレス選手が働いていないと思いました。両選手とも、もちろん世界的なプレーヤーなのですが、このチームの中では機能しないという感じでした。
 トーレス選手は、飛び出しと比較的長いドリブルからのシュートが特徴ですが、ゴール前の短いパスの交換からチャンスメイクするチームには、マッチしなかったのでしょう。それでも、このゲームでデルボスケ監督がトーレスを使ったのは、予選リーグのウルグアイ戦でのヘディングシュートの印象が強かったためでしょうか。

 マタ選手は、独特のリズムとパス回しが特徴の選手で、私も大好きなのですが、シャビ選手やイニエスタ選手に代表されるチームとは波長が合わないというか、慣れていなかったのでしょう。

 この2人は、後半途中で交代しました。後半6分にマタ→ヘスス・ナバス、後半13分にトーレス→ビジャ。この交代後のメンバーが、現時点のスペイン代表チームでしょう。

 後半の1分過ぎに、フレッジがこの試合2点目の得点を上げ、ブラジルのリードが3点となったときには、このゲームは完全に決まりました。
 前半早々の1点目と同じく、前線からのしつこいプレスで奪い取ったボールを、マルセロ→フッキ→ネイマールがスルーして→フレッジと繋ぎ、右ゴールポストに当たって入るシュートですから、さすがのカシージャスも取れません。
 フレッジ選手は、この大会のワントップの役割を十二分に果たしました。素晴らしい活躍だったと思います。

 こうなると悪い癖が出て、ブラジルチームのプレー内容がやや雑になりました。これは、「ブラジルの伝統」といえるものです。

 後半9分には、マルセロ選手の反則で、スペインのペナルティーキックPK。セルヒオ・ラモス選手が蹴りましたが、このところ当たりに当たっているGKジュリオ・セザールが読み切って止めました。この辺は「勢いの違い」でしょうか。
 
 このゲームは、ブラジルの完勝でした。前述の2つの作戦も見事に機能したと思います。

 とはいえ、これでブラジルチームがスペインチームに対して優位に立ったとは、言い切れないと思います。
 中2日で長距離を移動してきたスペインチームのコンディションは、ブラジルチームに対して良くなかったと観ることも出来ます。コンディションの良いスペインチームなら、この試合よりも一段と速いパス回しが出来たのかもしれません。

 しかし、少なくともコンディションが万全で無い状態なら、ブラジルチームはスペインチームと十分に戦えることは証明されました。
 現在の世界サッカーをリードするスペインチームと、次回WCの開催国であり史上最多優勝回数を誇るブラジルチームは、本番に向けて同じスタートラインに立ったと思います。

 ゲーム終了後、ネイマールとイニエスタが笑顔で抱き合っていた姿が、とても印象的でした。

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