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HOME   »  2013年07月24日
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 ベースボールの難しさを感じることが時々あります。また、チーム力の奥深さを感じることもあります。
 本稿のテーマも、そのひとつです。

 ロサンゼルス・エンジェルス・オブ・アナハイムは、メジャーリーグベースボールMLB・アメリカンリーグAL西地区の強豪チームです。

 1961年のALのイクスパンション(球団数増加)により、ロサンゼルス・エンジェルスとして誕生し、1966年に現在のホームスタジアム「エンゼルスタジアム・オブ・アナハイム」の完成により、アナハイムに移動してカリフォルニア・エンジェルスとなりました。

 そして、1997年にウォルト・ディズニーが資本参加し、地域密着型のチームを目指しアナハイム・エンジェルスと改称しました。私にとっては、この「アナハイム・エンジェルス」というチーム名が、一番馴染みます。

 2005年、オーナー変更に伴って、球団名がロサンゼルス・エンジェルス・オブ・アナハイムと変更されました。現在ではロサンゼルス・エンジェルスと呼ばれることが多く、球団名としては、設立当初に戻った形です。

 球団創設当時は、選手が集まらなかったこともあり、中々良い成績を収めることが出来ませんでした。
 1972年に、かのノーラン・ライアンが移籍してきてから、良い選手が集まり始めたと思います。ロッド・カルー、ドン・ベイラー、サンディー・コーファックスといった名手が揃い、1979年に始めて地区優勝しました。
 そして、1982年、1986年と地区優勝を重ね、2000年に現監督のマイク・ソーシアを迎えて、黄金時代が到来しました。

 2002年にワールドチャンピオンとなり、以降2004・2005・2007・2008・2009年と地区優勝。この5回の地区優勝時には、毎回ワールドチャンピオン候補でしたが勝ち切ることは出来ませんでした。

 21世紀に入ってから、すっかり強豪チームとして定着したエンジェルスですが、2010年以降は、テキサス・レンジャーズの台頭やオークランド・アスレティックスの復活などがあり、中々地区優勝できなくなりましたので、オーナーは良い選手を集めることに注力しました。

 現在のチームの主軸を見ると、マイク・トラウト、アルバート・プホルス、ジョシュ・ハミルトンといった名選手が並びます。このラインナップは、MLB屈指であり、他チームから見ると羨望の的でしょう。

 マイク・トラウト選手は、2012年のAL新人王。139試合に出場して182安打、打率.329、30本塁打、49盗塁のいわゆる「サーティ・サーティ=30・30」を史上最年少21歳で達成したスーパースターです。
 ダルビッシュ有選手と新人王を争いましたが、トラウトの圧勝でした。

 アルバート・プホルス選手は、歴代でもMLB最高の野手のひとりと言われる名プレーヤーです。セントルイス・カージナルス時代の2001年にメジャーデビューし、2010年までの10シーズン連続で、打率.300・30本塁打・100打点を達成しました。驚異的な記録です。カージナルス時代に2度のワールドシリーズ制覇にも多大な貢献をしています。
 このプホルスが2012年にエンジェルスに移籍したのです。

 そして、ジョシュ・ハミルトン選手は、2012年までテキサス・レンジャーズに所属していてダルビッシュの同僚でしたから、日本のMLBファンにもお馴染みの選手です。
 テキサス時代の2010年にはOPS(出塁率+長打率)が1.044とALトップ。2012年シーズンも43本塁打と、リーグを代表する長距離砲です。4打席連続本塁打は鮮烈でした。それが、何か突然という感じで、2013年にエンジェルスに移籍したのです。

 この3プレーヤーを中核として、エリック・アイバー、マーク・トランボらを加えた打線は破壊力抜群という印象を与えますから、今シーズンのAL西地区は、オークランドとテキサスの争いに、エンジェルスが絡んでくると思いました。

 ところが、オールスター戦前までの成績を見ると、エンジェルスは44勝49敗と5つの借金を抱え、首位争いを演じるオークランドとテキサスから11ゲーム差の地区3位と低迷しています。

 確かに、投手陣はC.J.ウィルソン以外は安定性に欠けます。とはいえ、そもそも弱い投手陣を強力な打線で支えていくチーム構成だった筈です。

 その打線が、思い通りの成績を残せないのです。

 トラウトこそ打率3割を超え15本塁打を放っていますが、プホルスは打率.250前後、ハミルトンにいたっては打率.230を行ったり来たりという有様。
 チーム打率はMLB全体の4位とまずまずですが、チーム得点は同9位と期待外れ。

 2012年にMLB最高のバッター・プホルスを獲得し、2013年には同地区テキサス・レンジャーズの主砲ハミルトンを獲得した意図が、全く反映されていない感じです。

 これだけの選手を集めても成績には結びつかないという事実を観ると、やはりベースボールは難しいものだと再認識させられるのです。
 
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 第142回全英オープンゴルフ選手権大会は7月21日に最終日を迎え、日本の松山英樹選手が2バーディ・1ボギーの71打でラウンド、4ラウンド通算2オーバーパーで6位タイの成績を収めました。

 メジャートーナメントでは、6月に行われた全米オープンの10位タイに続いての10位以内のフィニッシュであり、メジャートーナメントの2大会連続のトップ10フィニッシュは、日本人ゴルファー初の快挙だそうですが、何よりも「戦う意欲の継続」が見事だと思います。

 今大会は4日間を通じて、調子も良かったと思います。松山選手のスイングは、トップから少しアウトサイドインで振りおろしてくる感じですが、このトップからの切り返しが僅かに早く、体の開きが少し早くて大きい日は、ショットが曲がります。調子が悪い日は、左に引っ張るショットが多くなるのでしょう。

 しかし、この大会は4日間ともタイミングが合っていました。

① 飛距離と持久力で、海外のトッププレーヤーに引けを取らない強靭な肉体を保持しているということ。
② トーナメントが進むにつれて、そのコースに合わせたマネジメントが出来るということ
③ 不可解な3日目のペナルティーにもめげず、4日目をアンダーパーのラウンドとする精神面の強さ

 という諸点から、松山選手にはメジャー制覇の可能性が十分にあります。日本のプロゴルフ史上最強のプレーヤーのひとりであることは間違いないと感じます。

 これだけの成績を残しながらも「もっとできた」と悔しがる様子が、とても印象的な松山選手。今年最後のメジャートーナメントである全米プロ選手権にも招待され、出場が決まっています。
 プロになった初年から、4大メジャートーナメントの全てに出場できるというのも、凄いことですが、「勝って欲しい」と期待できるレベルにあるということは、本当に素晴らしいことだと思います。
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