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HOME   »  2013年07月25日
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 アイビスとは「鴇(とき)」のことです。鴇は、新潟県の佐渡島で繁殖・野生化が進められている新潟県の県鳥です。

 競馬番組の多様化を模索する流れの中で、我が国にも「直線路の重賞」を、ということから新潟競馬場を改装し、芝1000m直線コースを造り上げて2001年に開始されたのが、G3アイビスサマーダッシュ競走(以降、アイビスSD)です。21世紀開始ということですから、新しい重賞です。

 9月末から10月はじめに中山競馬場で開催される、秋の短距離G1レース・スプリンターズステークスの前哨戦という位置付けもあるといわれますが、私にはアイビスSDは独立性の高い重賞だと思います。
 真夏の青空が広がる新潟競馬場(例年、好天に恵まれる印象です)。芝付きも良く、緑が眼に痛いコース。スプリンター達が一気に駆け抜けるレースですが、日差しが強いので、常に「とても綺麗な絵」がテレビに映し出されます。真夏のお祭りのようなレースだと思います。

 直線路で行われる重賞レースといえば、英国クラシックレースの第一戦1000ギニーと第二戦2000ギニーを思い浮かべる方も多いでしょう。
 1000ギニーは桜花賞の、2000ギニーは皐月賞のモデルとなったレースです。この2つのレースは、イギリスのニューマーケット競馬場の芝直線1マイル(約1609m)コースで行われます。

 ロンドン郊外のニューマーケットは、世界最大の競馬の町(競走馬の生産・育成の施設が集中している)ですが、ニューマーケット競馬場はその一角にあります。広大な土地に自在に展開されている競馬場で、直線10ハロン(約2000m)までのレースが可能だそうですから、凄い広さです。

 第一回の2000ギニー競走は1809年に、第一回の1000ギニー競走は1814年に開催されたのですから、既に200年前後の歴史を誇る、まさに「クラシックレース」です。そして、その第一回競走から、ニューマーケット競馬場で開催されているのです。

 直線コースのレースは、周回コースのレースとは異なり、「最後の直線が無い」のですから、騎手にとっても、競走馬にとっても、競り合いのタイミングが難しいことになります。

 力量上位の馬が大差を付けて勝つことが多いように思いがちですが、私が見る限り、接戦が多く、ゴール前での逆転もしばしば眼にします。
 例えば、フランケル号が優勝した2011年の2000ギニーでは、前半から飛ばしたフランケルが一時は10馬身以上の差を付けて逃げましたが、ゴール前では6馬身差でした。少しずつ差を詰められていたのです。もちろん6馬身差というのは、2000ギニーの歴史上でも大きな差で、フランケルの力量を示すものですが、思ったほどは大差が付かないという点では、皐月賞にも通じるところがあります。

 もうひとつの特徴は、競走馬たちが集団になる点です。直線路ですから、自分の前の走路を真っ直ぐ走ればよさそうなものですが、必ず、ひとつかふたつの集団になります。ふたつの集団になると、馬群は内・外に大きく離れたりします。こうなると、最初にリードした馬が、ゴール前で遥かに離れたところに居る馬に追い抜かれるという事態が発生します。
 ひょっとすると、直線路のレースで逆転が多いということの原因のひとつなのかもしれません。

 春のニューマーケット競馬場は、いつも曇っている印象です。グレーの空、広大な競馬場、ほとんど観客が見えないテレビの絵。
 アイビスSDとは対照的な絵です。逆に言えば、日本唯一の直線路重賞として、そして真っ青な青空を背景とした夏の祭りとして、アイビスサマーダッシュ競走は、そのアイデンティティを確立してきているように感じます。
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 「白鵬以外と稽古する必用は無い」、大相撲7月場所14日目、白鵬と稀勢の里の取組で稀勢の里が勝った後、NHKテレビの解説であった九重親方(元、横綱・千代の富士)が、稀勢の里に向けて語ったコメントです。

 やや乱暴なコメントのようにも聞こえますが、何しろ大相撲史上1・2を争う大横綱の発言ですから、重みがあります。

 先代鳴門親方(元、横綱・隆の里)の指導方に則って、他の部屋への出稽古をしなかった、稀勢の里を始めとする鳴門部屋の各力士が、先場所・5月場所の前から、その禁を解いて、出稽古を始めました。

 そして、稀勢の里は先場所13勝、今場所11勝の好成績を残しています。高安も今場所は殊勲賞を受賞するなど好調でした。

 この様子を見て、九重親方は稀勢の里に、積極的な出稽古の実施、特に、横綱・白鵬との稽古に重点を置くようにとのアドバイスだったのでしょう。

 横綱・千代の富士の稽古方法を髣髴とさせるコメントですし、現在の稀勢の里にとって正しいトレーニング方法なのだろうと思います。

 また、横綱・白鵬が所属する宮城野部屋は所属力士が少ないため、白鵬も稽古相手に恵まれているとは言えません。稽古量も減っているようです。
 最近は、横綱の部屋に出稽古に行くことが減って来ているとも聞きますし、白鵬が他の部屋に出稽古に行こうとすると、断られることがあるなどという信じられない話も耳にします。

 ここは、宮城野部屋に稀勢の里が毎日出稽古に行って、角界の最高レベルの稽古を披露し、大相撲界全体を活性化する起爆剤となって欲しいものです。

 そして、振出しに戻ったと言われる稀勢の里の綱取りも、この稽古から再スタートするのだろうと思うのです。
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我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

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