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HOME   »  2013年08月10日
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 アメリカ合衆国ニューヨーク郊外のオークヒル・カントリークラブで、8月8日に開幕した、2013年の全米プロゴルフ選手権大会は、初日・2日目の予選ラウンドを終えました。

 活躍が期待される日本人プレーヤーですが、石川遼選手が初日1アンダーパー・2日目1オーバーパー、松山英樹選手が初日2オーバー・2日目2アンダー、の共に通算イーブンパー・28位タイの成績で予選を突破、3日目以降の決勝ラウンドに駒を進めました。

 オークヒルCCは、さすがにメジャートーナメントの常連だけあって、見るからに難しいコースです。特にグリーンとグリーン周りは難しいセッティングになっていると思います。

 その難コースで、石川選手はこのところの不振を感じさせない見事なラウンドを展開しました。石川選手の持ち味であるアプローチショットとロングパットの調子が戻りました。2日目の後半にはガッツポーズも出るようになり、乗って来ていると感じます。

 松山選手は、良いショットと悪いショットが交互に出ていて、パッティングもいまひとつ合っていない感じでしたが、要所を締めて、スコアを纏めたところは流石でした。

 4大メジャートーナメントですから、フィールドは極めて強く、予選突破は容易なことではありません。
 この大会も、ババ・ワトソン、カール・シュワルツェル、ルーク・ドナルド、アーニー・エルス、パドレイグ・ハリントン、ジェフ・オグルビー、といった実力者達が予選落ちしています。

 こうした中で、堂々と決勝ラウンドに進出した、石川・松山両選手の大活躍が期待されます。

 それにしても、雨が降ったこともあってか、2日目のグリーンはとても柔らかいものでした。ショートアイアンのショットが落下点に止まってしまいます。ナイスショットを打っても、バックスピンがかからず、下りのパッティングが残るケースが目立ちました。加えて、ショットの際にフェアウェイのターフが剥がれて飛ぶのが目立ちました。「わらじの様な」という形容がありますが、飛んでいくターフは、わらじよりも遥かに大きなものでした。いくら雨が降ったからといって、あれほど大きなターフが飛ぶコースも珍しいと思います。オークヒルCCの芝付の特徴でしょう。

 決勝ラウンドに期待されるのは、乾いて速く・固くなったグリーンです。おそらくそれが、本来主催者が狙っているセッティングなのでしょう。天候が回復すれば、3日目・最終日と「本当のオークヒルCCの姿」を観ることが出来ます。

 そして、本来のオークヒルCCでのプレーは、難易度が格段に上がり、2日目までとは全く違うものになるでしょう。全体のスコアも伸びなくなり、トップのスコアも下がってくると思います。
 綺麗な青空の下での、全米プロゴルフ選手権大会決勝ラウンドを観たいものです。
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 8月9日の対ソフトバンク戦に先発した、東北楽天の田中将大投手は7イニングを4被安打0失点に抑え、16勝目を挙げました。これで開幕から16連勝。日本プロ野球NPB新記録となりました。
 昨季から続く連勝も20に伸ばし、NPBタイ記録。どこまで伸ばして行けるのか、楽しみです。

 この日の投球の愁眉は、1回表ソフトバンク1死3塁、打席に好打者内川選手を迎えたシーンでしょう。追い込んで内角へのストレートで三振に切って取りました。バットに当てる技術ではNPB屈指の内川選手を、三振を取りたいところで、内角への速球で空振りが取れる技術・球威の高さ。素晴らしいと思います。

 それにしても、今シーズンの東北楽天打線と田中投手の相性が、とても良いのでしょう。この16連勝の間にも、先にリードされた試合がありましたが、打線が逆転してくれました。このゲームも0対0から5回に2点、6回に3点の計5点を挙げ、結果を見ると圧勝です。
 東北楽天チーム全体の実力アップが如実に示された試合と言えるでしょう。

 次のゲームは、連勝のNPB記録を狙うことになるのでしょうが、そのことより「キチンとした試合を継続すること」が大切だと思います。田中将大投手の登板・投球は「チームのリズムを創る」ものだと思うからです。
 初優勝に向かって驀進する東北楽天の基軸となるゲームは、勝っても負けてもしっかりと戦っていかなければなりません。

 飛ぶボールになったシーズンに、防御率1点台前半を継続し、16連勝の新記録を樹立した田中投手。報道に踊る「平成の神」という言葉は、決して大袈裟なものではないと思います。
 男子100m競走には「10秒の壁」が存在します。この壁は相当厚く、日本人スプリンターにとっては、いまだに破れないものです。

 距離を計る「メートル」という単位と、時間を計る「秒」という単位は、別々に定められたものでしょうが、これに「人類の走る能力の限界」という要素が加わると、100m競走に10秒の壁が現れるというのですから、ある意味では不思議なことです。

 この人類にとっての厚い壁に、初めて到達したランナー、10秒の壁を初めて叩いたのが、アルミン・ハリー選手でした。
 アルミン・ハリーは、旧西ドイツのスプリンター。1960年6月に10秒0の世界新記録を樹立しました。それまでの記録は、アメリカのウィリー・ウィリアムズ選手が1956年の8月に出した10秒1でしたから、この0.1秒を縮めるのに、人類は約4年を要したのです。

 アルミン・ハリー選手のランニングフォームは、過去の映像で見ることが出来ますが、何より「スタートが速い」のが特徴です。

 「スタートが速い」といっても、2つのタイプに大別されると思います。
① スターティングピストルの号砲に対する反応が速いタイプ
② スタートから10m位の走りが速いタイプ

 ハリー選手は、①のタイプでした。いくつかのレースの映像を見ても、必ず他の選手より「動き出しが早い」のです。あるレースなどは、フライングに見えるほどです。

 ハリー選手の場合には、号砲の音を聞いてから、脳が体全体に動くように指示する時間が短かったことになります。
 スタートで50cm~1m位リードしたハリー選手は、その後20m~40mの加速がとても素晴らしい。この区間で、その差を2m前後に拡大して、ラストの30mは逃げ込みを図るというレース振りであったと思います。
 もちろん、ハリー選手にも好不調があり、あまり調子が良くないレースでは、ゴール前追い上げられて50cm位の差で逃げ切り、調子が良いレースでは2m差でゆうゆうと勝つという感じです。

 ちなみに、前述の②のタイプのランナーとしては、元日本記録保持者だった飯島秀雄選手や元世界記録保持者のアサファ・パウエル選手(ジャマイカ)が挙げられると思います。
さらに、この2人の走りにも違いがあるように思います。飯島選手はスタート直後の上体の起き上がりが早く、足を速く動かすことで加速しますが、パウエル選手は、スタート直後は上体の起き上がりを抑えながら、両腕を速く大きく振ることで、ストライドとピッチを上げているように観えます。
 100m競走の一流ランナーも、千差万別ということでしょう。

 アルミン・ハリー選手に付いて言えば、抜群に速い反応からのスタート直後の3歩は、大きめのストライドに観えます。この段階では、脚を速く動かすことより、バランス良く重心を前に移動させることに注力している感じです。身長182cmという、当時の100mランナーとしては長身で、脚が長い体型の選手でしたから、こうした走り方が向いていたのかもしれません。
 そして、20m付近からの爆発的な加速に結び付けていたのでしょう。

 ハリー選手は1960年のローマオリンピックの100m競走で金メダルを獲得しましたが、タイムは10秒2でした。同じ年の6月に10秒0の世界新記録を出していたのですが、やはり、オリンピックといった大舞台で自己ベスト記録を出すことが難しいことであることが判ります。

 それにしても、ハリー選手が現代のランナーであったなら、あまりの反応の速さから、スターティング・ブロックのフライング検知器に引っかかってしまう可能性があります。現代の検知器は、号砲の音より一定時間経過後でないと、人間の体は動かないことを前提としてセットされていますから。
 どれほど凄い反応だったのか、現代の機器で正確に計ってみたかった気がします。
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