FC2ブログ
HOME   »  2013年08月15日
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 8月12日の対ヒューストン・アストロズ戦、ダルビッシュ投手は見事な投球を展開しました。12勝目を挙げたことや、自己最多の1試合15三振を奪ったことも素晴らしいのですが、何よりその投球内容、特にスライダーの切れは芸術の域に達していたように観えました。

 初回、アストロズの3人の打者を三振に切って取ったのですが、決め球はいずれもスライダー。ストライクゾーンの外側から、ベース寸前に鋭く曲がって、ストライクゾーンに入っていく投球。「その変化の時間の短さ」は、これまで見たことが無いレベルのボールであったと思います。

 そして、これまで観てきたダルビッシュ投手の投球の中でも、最も切れていたように観えました。
 ストレート(4シーム)も94マイル・150kmそこそこの球速ですが、とても切れが良く、どんどん空振りが取れました。チェンジアップも少し使っていたと思いますが、この日のダルビッシュは、ストレートとスライダーだけで十分という感じ。

 さすがに回を追うにつれてスライダーの切れ味は落ちました。8回のスライダーは、変化が長く大きくなっていました。切れが悪くなっていたのです。「球数が増えると疲れるんだ」などと当たり前のことを改めて感じました。それ程に、序盤のスライダーの切れが凄かったということでしょう。

 テンポも良く、最高のピッチングだったと思います。良いものを見せていただき、感謝申し上げます。

 それにしても、6回裏ヒューストンの攻撃、ヴィラー選手が3ボール2ストライクから四球で歩きました。この日ダルビッシュが初めて許した四球でしたが、テキサスのピアジンスキー捕手が審判に抗議し、退場となりました。このボールの前のスライダーがストライクだと抗議したのです。
 あのボールはストライクでした。少なくともこの日球審が、ずっとストライクとコールしていたコースのボールでした。ここまでパーフェクトピッチングを続けていましたから、女房役の捕手としては我慢できなかったのでしょう。
 
 完全な誤審であったと思います。

 「審判も人間だから間違えることがある」と言われますが、私は、審判は間違えてはいけないと思います。特に世界トップレベルのベースボール・MLBの審判は、間違えてはいけないのです。

 先日、ヤンキースの黒田投手の投球に対して誤審をした審判が、ベンチに帰る黒田投手に「間違えたのは1球だけだろう」という、意味が分からないことを話したと伝えられました。

 「審判も人間だから間違えることがある」という言葉は、プレーを観ている周りの人が、慰めの言葉として使うものであって、審判本人が言ってしまっては笑い話になってしまいます。

 大相撲の立行司、木村庄之助と式守伊之助は現在も懐剣して土俵に立っています。指し違えた場合には切腹する、という覚悟のためです。無論、行司が差し違えたからといって切腹する必要は無いのでしょうが、それくらいの覚悟で判定するということです。

 大チャンスに凡退した打者が「打ち損ねたのは1球だけだろう」と言っても、誰も支持しないでしょうし、ホームランを打たれた投手が「投げ損ねたのは1球だけだ」と言っても、納得する人はいないでしょう。
 ベースボール・野球の勝負は「1球で決まる」のです。

 審判も「1球の重み」を十分に理解・認識して、プレーに臨むべきでしょうし、「間違えたのは1球だけ」などと考えたり、口にしたりするのは、その審判の能力自体が疑われてしまいますので、止めるべきでしょう。
 
スポンサーサイト



プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 12345678910111213141516171819202122232425262728293031