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HOME   »  2013年08月18日
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 世界陸上モスクワ2013も終盤に差し掛かった8月16日、男子走り幅跳びでロシアの新鋭アレクサンドル・メンコフ選手が、素晴らしい跳躍を見せて、8m56の今季世界最高記録で優勝しました。

 久しぶりに「バネ」を感じさせるジャンパーでした。

 身長178㎝と、現代では小柄な部類に入るメンコフ選手ですが、そのジャンプは見事の一語。

 跳躍フォームは挟み飛び・シザースジャンプですが、空中で脚を前後に動かすのは踏切直後の1回だけ。それも小さく素早く動かします。ですから、いわゆるシザースジャンプの狙いである「空中での重心を高く保つ」ことより、自身の体の左右のバランスをキープするための動きのように観えました。

 助走スピードは、当然ながら十分ですが、踏切にかけて色々な動きが無いのが特徴だと思います。「踏切直前2・3歩の歩幅を小さくする」「少し重心を沈み込ませる」といった、現代の走り幅跳び種目で一般的な動きが無いのです。僅かに、3歩前から走りのリズムが変わります。踏切に向けて、タイミングを合わせているのでしょうが、特別な動きはこれだけです。シンプルな跳躍と言えるでしょう。そのシンプルさが素晴らしいと思います。

 8m56は、こうした世界規模の大会でも好記録です。この大会も8m30を超えれば優勝争いが出来ると観ていましたが、それを遥かに超える記録でした。2位のガイザー選手(オランダ)の8m29、3位のリベラ選手(メキシコ)の8m27を見ても、メンコフ選手の記録のレベルの高さが解ります。

 男子走り幅跳び界に登場したアレクサンドル・メンコフ選手。カール・ルイス選手188㎝、マイク・パウエル選手188㎝の活躍から始まった、走り幅跳びは長身選手が有利といわれる時代に、一石を投じる活躍でした。日本人ジャンパーも、勇気をもらったと思います。
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