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HOME   »  2013年09月16日
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 先日、後楽園ホールにボクシング観戦に行ってきました。タイトル戦ではない試合が行われる日でした。
 久しぶりでしたが、後楽園ホールの面持ちは昔と全く変わらないものでした。

 4回戦、6回戦、8回戦の計6試合が行われました。
 場内は、4回戦の頃は2分位の入り、メインイベントの8回戦が近くなると7分位の入りで、この日の席設置数から見て700人前後の観客であったと思います。

 とても面白い試合が続きました。

 17歳の若手も居れば、30歳を大きく越えるベテランも居ます。30歳を大きく越えて4回戦・6回戦を戦うのですから、「世界を目指して」いるのではなく、ボクシングに賭けている、自らのボクシングを極めようとしている、何より「ボクシングが大好き」なのでしょう。
 そういうボクサーのファイトには、何とも言えない味があります。クリンチの仕方、コーナーへの戻り方、各ラウンド終了時の相手選手への挨拶、等々。ボクシングキャリアやボクシングを愛していることが、とてもよく分かるのです。

 この日、改めて強く感じたことが2つありました。

 ひとつ目は、「1ラウンドの3分間は長い」ということです。

 テレビで世界タイトルマッチを観ていると、3分は直ぐに過ぎてしまう感じがしますが、目の当たりにすると「長く感じる」のです。この長い3分間の間、打ち合いを続けること自体が容易なことではありません。
 この日登場したボクサーの多くは、デビューしてからの年数と試合数が同数に近い、つまり1年に1試合の方でした。当然、他の仕事に就きながら1年に1度の試合に向けて、トレーニングを続けるのです。そして、この長い3分間の打ち合いができるコンディションを造り上げるのです。素晴らしいなと思います。

 ふたつ目は、ヨネクラジム米倉健司会長の笑顔です。

 この日は、名門ヨネクラジム主催の試合が行われていましたので、セコンドに米倉会長が付いています。もう80歳に近いのではないかと思いますが、とても元気な様子でした。

 そして、4回戦、6回戦と自らのジムの選手が勝利を挙げると、リングサイドで本当に嬉しそうに笑顔を魅せます。この笑顔が素晴らしいのです。
 試合中には、リング下から前かがみの姿勢で、ジムの選手のファイト振りを真剣に観続けます。真剣そのもの。そして、勝てば満面の笑顔になるのです。

 米倉会長は、本当にボクシングが好きで、本当にボクサーを育て上げることが好きで、その情熱はいささかも衰えていないことに、深く感じ入りました。
 こういう御人柄だからこそ、選手もついていく、そして厳しい試合を戦い続けていけるのであろうと思います。

 技術論、指導法・・・もちろん大切でしょう。しかし、どんなに高度な技術論や指導法を知っていたとしても、この人柄というか人格が無くては、良い選手は育たないのでしょう。これからも、お元気でご活躍いただきたいと思います。

 後楽園ホールを後にして、JR水道橋駅へと歩きます。プロ野球の試合が無かったこともあって、歩道はとても空いています。東京ドームシティは、昔の後楽園に比べればとても綺麗になりました。
 しかし、時折聞こえる「打ち下ろすような右ストレート、凄かったなぁ」といった会話は、何も変わっていないのです。
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