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HOME   »  2013年09月17日
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 国際野球連盟IBAFが主催する、16歳から18歳までのプレーヤーによって争われる「U-18野球ワールドカップ」の2013年大会の決勝戦が、9月8日、アメリカ代表と日本代表の間で行われ、アメリカが3-2で日本に競り勝ち、優勝しました。

 1981年から始まったこの大会ですが、開催時期が夏の甲子園大会と重なるため、実質的な日本代表チームが参加したのは2004年が初めてであり、本2013年大会が3度目の出場であると思います。
 過去2度は、2004年が準優勝、2012年が6位でしたから、2013年大会は優勝が期待されました。

 2013年日本代表チームは、夏の甲子園2013で活躍した選手を中心に、地方大会で敗れたチームからも選手を選出し、真の日本代表チームになっていたと思います。

 日本は1次予選、2次予選と快進撃を続けました。2次予選では優勝候補のキューバを相手に10-0のコールド勝ちを見せるなど、特に打線の好調が目立ちました。

 決勝戦は、日米両先発投手(日本は神奈川・桐光学園の松井投手)の好投で投手戦となり、前半は日本がやや押し気味に進めましたが、アメリカに先制を許し、その後の競り合いをアメリカチームが制した形でした。どちらが勝ってもおかしくないゲームであったと思います。

 日本代表チームは、今回も優勝できませんでしたが、日本の16~18歳のプレーヤーによるベースボールが、十二分に世界に通じることを示したと思います。

 この大会は、2015年からは「U-18ワールド・ベースボールクラシック大会」に引き継がれることになっています。日本代表チームの今後の活躍が、とても楽しみです。

 さて、この大会は木製バットを使用する大会です。8月の中旬まで、甲子園大会で金属バットを使っていたプレーヤーが、2週間ほどの期間で木製バットに慣れるという、大変難しいことを期待される大会です。

 日本代表チームの打者は、この難しい課題に良く対応しました。韓国戦、キューバ戦の10得点・コールド勝ちは、普段金属バットで練習・試合し、少し前まで甲子園で金属バットを使って厳しい戦いを演じていた選手達とは思えない、素晴らしい活躍でした。さすがに我が国を代表する高校球児達です。その運動能力の高さを誇りに思います。

 とはいえ、野球・ベースボールというスポーツとして考えれば、やはり普段から「世界標準」のプレーをさせてあげたいとも思います。

 日本の高校野球に金属バットが導入されたころを思い起こしてみると、バット購入費用の問題が一番大きかったと思います。
 硬式野球というのは、お金がかかるスポーツなのです。特に、ボールと木製バットの費用が大きい。ボールは、使っていくうちに紐が解けたり汚れたりします。練習後、ボールを綺麗にメンテナンスするのは、下級生の大切な仕事です。日本プロ野球で、ファウルのボールを観客に進呈するようになったのは、それ程昔のことではありません。プロ野球においてさえ、ボール費用は無視できないものなのです。
 木製バットは、打ち方が悪ければ直ぐ折れます。当時1本3000円位だったと思いますが、技術が低いプレーヤーほど次々に折れますから、その費用は大きなものになります。

 スポーツに力を入れている私立高校ならまだしも、公立高校では木製バット費用を負担するのが大変であること、新しく硬式野球部を創設しようとした場合にはこの費用負担が大きな壁になる、ということで、金属バットが導入されました。
 折れにくい(壊れにくい)金属バットは、野球部の財政面を劇的に改善しました。この施策には、相応の効果があったと思います。

 しかし野球は本来、木のバットでプレーするものです。大学野球、社会人野球、プロ野球、いずれも木製バットです。
 加えて、野球の国際大会が増えてきていて、U-18ワールド・ベースボールクラシック大会も始まります。日本の高校野球も、木製バットに戻せないものかと思います。

 そこで提案ですが、「木製バットを高校野球連盟が支給する」形はどうでしょうか。甲子園大会や地方大会、そのほかの主催大会の入場料を少し上げるなどして資金を造り、長さ・重さなど数種類のバットを用意して、各高校からの注文を待つ形です。もちろん、不要に過大な注文はチェックします。

 当たり損ねでも、振り切っていれば内野の頭を超えるというのでは、正しいプレーは期待できません。野球そのもののクオリティの維持のためにも、プレーヤーの成長にとって大切な高校時代のプレーに、木製バットを復活させたいものです。
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