FC2ブログ
HOME   »  2013年09月19日
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 本ブログでは従来から、打者の貢献度を測る指標としてOPS(on-base plus slugging)に注目してきました。アメリカで開発された指標で、特にチームの得点力に対する貢献度合いを良く示している指標と言われています。

 OPS=出塁率+長打率です。

 このOPSは、0.7が標準的なMLBプレーヤーとされていて、0.9以上が「素晴らしいプレーヤー」とされます。そして、1.0を越えるとリーグを代表するプレーヤーと位置づけられます。

 過去の日本プロ野球NPBにおける通算記録では、歴代1位が王貞治選手の1.080、2位が松井秀喜選手の0.995です。
 MLBにおいては、歴代1位がベーブ・ルース選手の1.164、2位がテッド・ウィリアムズ選手の1.116です。

 さて、先般NPBのシーズン本塁打数新記録を達成した、東京ヤクルトスワローズ・バレンティン選手の今シーズンのOPSが凄いことになっています。9月17日時点で1.268(出塁率0.460+長打率0.808)です。
 この数値は、NPBではもちろんトップですが、同時点のMLBトップのミゲル・カブレラ選手(デトロイト・タイガース。昨シーズンの三冠王にして、今シーズンも打率・打点でトップを走っています)の1.103をも大幅に上回っています。

 まさに驚異的な数値ですが、特に凄いのが長打率0.808です。長打率=塁打÷打数ですが、NPB2位と思われるDeNAブランコ選手の0.618を大幅に上回ると共に、MLBトップのミゲル・カブレラ選手の0.658をも完全に凌駕しています。
 バレンティン選手は、ヒットを打てば大半が長打という、凄い野球を展開しているのでしょう。

 このバレンティン選手にとってのライバルは、NPBのシーズン記録である1974年の王貞治選手の記録、シーズンOPS1.293です。現時点のバレンティン選手を0.025上回っています。

 こうして見ると、王選手の偉大さが改めて良く分かりますが、その王選手のシーズン本塁打数記録55本を破ったバレンティン選手には、王選手のシーズンOPS記録にも挑戦してもらいたいと思います。

 ちなみに、MLBのシーズンOPS記録は2004年のバリー・ボンズ選手の1.422、2位が1920年のベーブ・ルース選手の1.382となっています。これはまた、凄まじく高い数値です。メジャーリーグ超一流打者の長打力とMLBの長い歴史を改めて感じます。
スポンサーサイト



プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 123456789101112131415161718192021222324252627282930