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HOME   »  2013年09月25日
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 9月22日に東京体育館で行われた、バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン大会女子シングルスで、山口茜選手が優勝しました。山口選手は、福井県勝山高校1年生の16歳。1982年に開始されたこの大会での日本人プレーヤーの優勝は、男女のシングルス、男女および混合のダブルスの計5種目を通じて、初めてでした。

 16歳の高校一年生が、オリンピック・世界選手権に次ぐ格のスーパーシリーズ大会に優勝したという、素晴らしい快挙ですが、私はこの優勝には「日本バドミントン女子の躍進」という側面が大きいと考えています。

① この大会の女子シングルス決勝が、山口茜選手と打田しづか選手の日本人同士の対戦であったこと
② 2012年フランス・オープン大会の三谷美菜津選手に続く、スーパーシリーズ大会での優勝であったこと
③ 2012年ロンドンオリンピックの女子ダブルスで藤井瑞希選手・垣岩令佳選手ペアが銀メダルを獲得したこと

 これらの事例は、明らかにバドミントン競技の女子種目においては、世界トップのレベルに日本選手が近づいていることを示しています。
 ロンドンオリンピックの銀メダル獲得の際には、中国と韓国のペアによる手抜き試合事件により、強豪ペアが失格となったという要因がありましたが、考えてみれば強豪ペアが居なくなっただけで、銀メダルが転がり込む訳も無く、日本ペアの実力が高かったからこそ、残ったペアの中で第2位になれたのです。

 そして、ロンドン後、日本女子選手達は、その実力を次第に世界レベルの大会で発揮してきていて、その象徴として16歳の山口選手が優勝したと観るのが妥当でしょう。複数のプレーヤーが、世界レベルの大会で上位に来ている点が、素晴らしいことだと思います。

 バドミントン競技は英国発祥ですから、歴史的には欧州諸国が強く、20世紀の半ば以降はインドネシア、マレーシアといった東南アジアの国々が世界のトップを占めました。そして20世紀終盤には中国・韓国・香港の力量が上がり、現在では中国勢を中心に、欧州・アメリカ・アジアの国々が入り乱れているという状況です。
 我が国も、常に世界の上位には位置していたのですが、なかなか「世界一」には届きませんでした。

 しかし、バドミントン競技の用具となれば、これは大半が日本のヨネックス社製品であり、公式戦のシャトルコックはほとんどが同社製品でしょう。精度の高さが要求されるバドミントン用具は、日本企業の正確でキメ細かな対応なくしては製造できないのです。
 
 そして、道具の大半が日本企業製であるバドミントン競技において、ようやく日本人プレーヤーが世界一を目指せるレベルに上がってきたということです。
 女子種目における伸長を参考として、男子種目でも日本人プレーヤーの活躍が期待されます。2020年の東京オリンピックに向けて、のんびりしている時間はありません。
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