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HOME   »  2014年06月09日
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 6月3日の日本経済新聞電子版に、田口壮氏のコラムが掲載されました。

 田口壮氏は、日本プロ野球のオリックス・ブルーウェーブで活躍の後、MLBのセントルイス・カージナルスに移籍、チームのワールドシリーズ制覇にも大きく貢献した名プレーヤーです。
 現在は野球解説者などで活動中ですが、その田口氏が時々日経新聞にコラムを載せます。このコラムが、とても面白いのです。

 掲題のコラムは、MLBの球場について書かれたものですが、MLB各球場のことが詳細かつ軽妙に描かれていて、とても楽しく読ませていただきました。

 まず、5月11日のイチロー選手の故障について触れています。敵地ミラーパークでの守備の際にイチロー選手の膝が芝生に挟まり、腰他の故障につながった事例ですが、「・・・ミルウォーキーは寒冷な土地で・・・太陽の光をあまり浴びないからかどうか、ここの芝生とその下の地面は軟弱です。」とコメントします。
 「ミラーパークの場合はメジャーの球場で一番というほど柔らかいのです。しかも、飛球のワンバウンド目が、他の球場とは全く違う跳ね方をします。・・・」と加えます。

 「・・・アメリカンリーグのチームに所属してきたイチロー選手がミラーパークでプレーしたのは2002年のオールスターゲームくらいでしょう。何試合か経験していないと、あのフィールドに慣れるのは無理かもしれません。」と、この項を結んでいます。

 守備の絶対的名手であるイチロー選手が、おかしな倒れ方をしたプレーだなと思っていましたが、こうした事情もあったのです。

 さらに話題は他の球場に移ります。
 「守りやすいのは西海岸の球場です。短めに刈り込んであるので足もとられませんし、変なバウンドもあまりありません。・・・私にとっては西海岸のドジャー・スタジアムやジャイアンツのAT&Tパークは守りやすい球場でした。」と。

 「中西部や東海岸は日差しが強すぎたり、弱すぎたりであまり刈り込むと芝が死んでしまうからでしょうか。比較的長く芝を伸ばしていました。こういうフィールドで怖いのは”スネーク”です。といっても蛇が出るわけではありません。
 バウンドしたボールが右左、右左とジグザグに、それこそ蛇がはうような軌道でバウンドしてくるのです。・・・どんな名手でも付き合いきれない『きまぐれな蛇』がたまにいるんですね。」と続きます。

 なるほどと思います。実際に、MLBの色々な球場でプレーした田口氏ならではの記述です。

 「天然芝はあんなに気持ちよさそうにみえて、実はなかなかくせ者です。」
 「こうした”芝目”を読みながらプレーするのも野手の技術のうちです。」といったまとめのコメントもベースボールの奥深さを感じさせてくれます。

 こうしたコラムは、田口氏の経験・知識のごく一部を表したものでしょうが、実際にプレーしたプレーヤーでなければ知り得ない知見に満ちています。しかも、私のような素人にも分かりやすく記述していただけるのです。有り難いことです。

 今後も、楽しく興味深いコラムを、よろしくお願いいたします。

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