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 横綱・白鵬のコメントです。

 6月15日のフジテレビ「ワンダフルライフ」のゲストは白鵬関でした。幼年期から現在に至る足跡をたどる番組でしたが、興味深い話がいくつも登場しました。

 特に印象的だったのが、掲題のコメントに繋がる下りでした。

 「関脇に上がるまでは毎日が楽しかった。時には横綱に勝てたりして、土俵に上がるのが楽しかったんです。」

 「大関に上がってからは、横綱と大関の番付は1枚しか違わないし、大した違いは無いだろうと思い、昇進しようと努力しました。周りからは『横綱になってみなければ分からない世界がある』と言われていましたが。」

 「ところが横綱になってみると、負けが込めば直ぐに引退・・・と考えてしまい、責任の重さは大関とは比較になりません。」
 
 「今29歳ですが、もし今大関なら横綱になろうとは思わなかったでしょう。大関なら8勝7敗を続けていればいいんですから。」といった流れの話であったと思います。

 横綱でなければ分からない世界というのは、言葉では表すことが難しいものであろうと重いますが、その一端を感じさせるコメントでした。

 そして、15歳・身長175cm・体重62kgで来日したモンゴルの少年が、14年の期間をかけて日本語を学び、日本文化に深く親しみ、日本伝統の大相撲を支える大黒柱となった関取から発せられたコメントであるだけに、心に沁みるものがありました。

 やはり、白鵬関は大相撲の宝というべきでしょう。
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 [グループC ギリシャ0-0日本]

 ともに初戦を落とし、グループリーグを突破するためには絶対に負けられないギリシャと日本の対戦は6月19日に行われ、スコアレスドローに終りました。

 これで日本代表チームは0勝1敗1引分け・勝ち点1となり、僅かに可能性は残すものの決勝トーナメント進出は絶望的な状況となりました。とても残念です。

 このゲームはほぼ互角の内容でした。

 日本チームは、コートジボワール戦と比べればボールを良く動かしてギリシャゴールに迫りましたが、正直に言って「得点の匂い」はしませんでした。ワールドカップレベルのゲームでは、得点が入る前に「入りそうだ」という雰囲気というか、「独特の間」が存在します。

 プレーのスピード、相手チームとの関係等から生ずる雰囲気・間(ま)で、シュートの数秒前から直前までに感じられるものなのですが、このゲームの日本チームにはその感じは殆どありませんでした。前半37分にカツラニス選手がイエローカード2枚で退場し、11人対10人という数的優位を得た後も同様でした。

 その点では、ギリシャのコネ選手やトロシディス選手のプレーなどにはゴールの雰囲気がありましたから、強いて言えばギリシャが少し押していたゲームだったのでしょう。

 この結果、日本チームがグループリーグを突破する可能性は殆ど無くなりました。ゲーム後のインタビューでザッケローニ監督が「勝たなければならないゲームだった」とコメントしていたところにも、チームが追い込まれた状況が良く表れています。

 残念ながら日本チームは、第一戦・第二戦で結果を出すことが出来なかったのです。実力が不足していたのか、ゲームプランを失敗したのか、原因分析はこれからでしょう。

① コートジボワールが第三戦でギリシャに敗れ
② 日本がコロンビアに勝ち
③ 得失点差で上回る
 という条件を全て満たす結果を得ることは、相当困難なことは明らかです。実現するとすれば「奇跡」の類でしょう。

 こうした状況下でも、日本選手から「最終戦に勝って、突破を目指したい」というコメントが示されることについては、問題無しとしません。(リップサービスであろうとは思いますが)
そんな心持・決意では、コロンビア戦の勝利は覚束ないと感じます。結果を考えて戦う段階は第二戦で終わったのでしょう。

 実力的に明らかに上位のチーム相手に勝利を収めるためには、自らの最高のパフォーマンスをピッチ上で示していくしかありません。
 アジア地区予選を勝ち抜き、早々に本戦出場を決めたチームの実力を最大限発揮していくのです。

 ワントップに岡崎選手、その後ろに清武・本田・香川を配するザックジャパンのベーシックなフォーメーションで戦うべきではないでしょうか。大試合におけるザックジャパンの得点の源泉が、本田選手であることは明らかです。今大会も本田選手しか得点していません。極めて厳しい鬩ぎ合いの中で得点に結びつくレベルのシュートを放つ能力が、チーム内で最も高いプレーヤーが本田選手であることは、ゲームの結果が明確に示しています。

 その本田選手にラストパスを送るプレーヤーの数が多い程、得点の可能性は高くなると思うのです。

 6月24日のコロンビア戦、南米ブラジルで行われているワールドカップの南米地区予選を2位で勝ち上がったコロンビアを相手に戦うこのゲームは、「圧倒的なアウェイゲーム」でしょう。スタンドはコロンビアのチームカラーである黄色で埋め尽くされると思います。
 そのゲームで、勝ち負けなど考えることなく、日本代表チームの力を存分に示していただきたいと思います。

 頑張れザックジャパン!
 [グループD ウルグアイ2-1イングランド]

 ともに初戦を落とし、負ければグループリーグ敗退が決まってしまうウルグアイとイングランドのゲームは、6月19日にサンパウロ・アレーナで行われ、ウルグアイがスアレス選手の2得点の活躍で勝利を収めました。

 このゲームは「激戦」でした。今大会ここまでのベストマッチかもしれません。

 イングランドも初戦とは布陣を変更し、真ん中のトップ下にルーニー選手を据えて得点力アップを狙いました。ウルグアイもスアレス・カバーニの2トップという、破壊力抜群の布陣です。ただし、フォルラン選手はベンチスタートとしました。

 試合開始直後から、両チームはピッチを走り回りました。運動量が多かったのです。そして相手ゴールに迫ると、第二派、第三派と立て続けの攻撃が続きました。これは両チームに共通していましたので、5分毎に攻守が入れ替わる感じの試合でした。

 ウルグアイチームにとって、またこのゲームの帰趨にとってのポイントは、20日余り前に左膝の内視鏡手術を行い、初戦を欠場したルイス・スアレス選手の回復度合いでした。このゲームのスアレスは静かに始動した感じでしたが、前半20分を過ぎた頃から運動量を増加させたと思います。

 そして前半39分、左サイドからカバーニ選手がドリブルで上がり、相手ディフェンダーDFを引き付けてから、真ん中に走り込んだスアレス選手にパス。スアレス選手はこれを、「右に飛びながら、キーパーの左側にヘディングシュート」、これがイングランドのゴールキーパーGKジョー・ハート選手の動きの逆を突き、ゴールに吸い込まれました。

 素晴らしい、本当に素晴らしいゴールでした。何か、バスケットボールNBAのマイケル・ジョーダン選手のフェードアウトシュートを彷彿とさせるシュートでした。さすがに当代一の点取り屋の面目躍如です。

 この攻撃は、カバーニとスアレス2人によるもので、イングランドのDFは3人居ましたから、守備側の人数は足りていました。その状況でカバーニ選手は「ここしかない」絶妙のパスを出し、それをスアレス選手が「ここしかない」シュートを放ったのです。カバーニの極めて高い技術とスアレスの天才的な感性がマッチしたゴールでした。

 前半は1-0でウルグアイがリードして終了。

 後半も、両チームの動きの良さは変わりませんでしたが、1点リードした分だけ「ウルグアイチームが守備的」になりましたので、イングランドの攻撃時間が長くなりました。
 ルーニー選手やジェラード選手、ウェルベック選手、スタリッジ選手やスターリング選手が、代わる代わるウルグアイゴールに迫りますが、中々ゴールを割ることは出来ませんでした。

 特に後半9分のルーニーのシュートは、決定的というか何故入らないのか不思議なほどのチャンスでしたが、ウルグアイのGKムスレラ選手が好セーブ。
 ワールドカップを通じていまだ無得点のルーニーの運の無さも感じられるシーンでした。

 しかし、堅守速攻はウルグアイの十八番とはいえ、あまりに押し込まれる時間が長く、最終ラインもどんどん下がって来ましたから、いくらなんでも危ないだろうと観ていましたが、後半29分にゴール前に詰めたルーニーのシュートが決まりました。
 ワールドカップ初得点のルーニーは、左手を高々と上げて歓声に応えました。ワールドカップの1点というのは本当に重いものなのです。

 後半も30分を過ぎ、さすがに両チームに疲れも見え始めましたから、1-1引き分けの雰囲気も出てきました。そうなるとグループDは大変複雑な状況となり、最終第3戦の勝敗・得失点で、順位が大きく変動するなと考えていた後半39分、ウルグアイのGKムスレラのゴールキックが、センターサークル付近のカバーニ選手目掛けて蹴られました。

 しかし、ボールはカバーニを超えてイングランドのDFがヘディング、自陣ゴール方向にボールが飛びました。ここにスアレスが居たのです。前に走り出したスアレスは、ボールを確保、オフサイドはありません。そして、ペナルティエリア右サイドで右足を振り抜きました。
 ボールは、イングランドゴールに突き刺さりました。

 GKムスレラ→イングランドDF→スアレス→ゴールという、ウルグアイゴール前から10秒以内のゴールでした。

 このシュートも、GKハート選手の動きの逆を突いています。スアレス選手は動きの中で相手キーパーの動きを読んで打っていることになりますが、読むというよりは感じているのかもしれません。いずれにしても、その「決定力の高さ」には恐れ入ります。

 ルイス・スアレス選手の存在感というのは、本当に凄まじいものだと感じましたし、カバーニ選手の献身的な運動量も含めて、ウルグアイというチームの「しぶとさ」「勝負強さ」も改めて実感したゲームでした。
 
 6月25日のウルグアイ対イタリア戦がとても楽しみになりました。フォルランとスアレスの揃い踏みが観られるのでしょうか。

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