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 [グループD コスタリカ1-0イタリア]

 コスタリカの活躍が止まりません。ウルグアイ、イタリア、イングランド、コスタリカが所属するグループDですが、世界中の多くのサッカーファンは、ウルグアイとイタリアとイングランドの中から、どの2チームが勝ち抜くのだろうかと見ていたと思います。

 ワールドカップ優勝経験のある3チームが同組になってしまったため「死のグループ」とも呼ばれているのですが、チームのプレーヤー・ファンの皆さんには恐縮ながら、コスタリカは1勝を上げることも難しいのではないかと思われました。

 ところが、6月14日の初戦でウルグアイに3-1の快勝、続いて6月20日のこのイタリア戦も1-0で勝ち切ったのです。コスタリカチームは決勝トーナメント進出を決めました。イングランドの敗退が決まり、残る一枠をウルグアイとイタリアが直接対決で競うという、想像していなかった状況となっています。

 ワールドカップでは、どの大会でも「予想を超える活躍を見せるチーム」が出現しますが、今大会では、何と言ってもコスタリカでしょう。良い若手が育ってきていると伝えられてはいましたが、このグループでの一抜けと言うのは、見事としか言いようがありません。

 さて、コスタリカチームが1-0で勝ち切ったイタリア戦のポイントを観て行きましょう。

① 極めて高い位置からのプレス

 特に前半、コスタリカチームはイタリア陣のペナルティーエリア付近という極めて高い位置からプレスをかけて、ボールを取りに行きました。もの凄い運動量を必要とする戦術ですから、こんなことをして90分間持つのだろうかと心配になりましたが、コスタリカチームは整斉とプレスを続けました。気迫溢れるチームプレーであったと思います。

 イタリアチームは自陣においてさえ自由にボールをキープすることが出来ず、全く攻撃の形を作ることが出来ませんでした。前半25分を過ぎるまで、イタリアチームのシュートが0という事実が、その状況を物語っています。

② さすがのピルロ選手

 イタリアがこのゲームを落とした要因のひとつに、前半30分過ぎの2度の好機を逃したことが上げられます。ひとつ目はゴールキーパーと1対1になったマリオ・バロテッリ選手が、ふわりと浮かせたシュートを外したこと、ふたつ目はゴール正面からのバロテッリ選手の強烈なシュートをコスタリカのゴールキーパー・ナバス選手ががっちりとキャッチしたプレーです。
 この2本のシュートのどちらかが決まっていれば、ゲームは全く異なるものになっていたことでしょう。

 この2つの好機は、いずれもアンドレア・ピルロ選手のパスから生まれました。①から前半25分過ぎまではボールにタッチする機会が少なかったピルロ選手でしたが、30分を過ぎてから決定的なシーンを連続して演出しました。
 まるで「25分まではコスタリカチームの戦術やフォーメーションを見極めていた」かのようなプレー振りでした。さすがということでしょう。

 このピルロ選手率いるイタリアと、スアレス選手・フォルラン選手のウルグアイが決勝トーナメント進出を賭けて戦う6月24日のグループリーグ最終戦は、目が離せない大一番となりました。

 それにしても、10番のブライアン・ルイス選手や9番のジョエル・キャンベル選手、15番のフニオール・ディアス選手らを中心にスピード豊かなサッカーを展開するコスタリカチームの活躍には驚かされます。決勝トーナメントでもさらに上位に進出する可能性は十分にあると感じます。

 コスタリカチームは「世界を驚かせている」のです。
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 [グループB オランダ3-2オーストラリア]

 オーストラリアチームは良いゲームを見せました。現状の実力を全て発揮したゲームであったと思います。

 特に前半の出来は素晴らしく、高い位置からの積極的な守備が功を奏して、オランダチームに殆ど仕事をさせませんでした。強いフィジカルと豊富な運動量が可能にした戦術であったと思います。
 オランダのメンバーやベンチスタッフには、少し驚いた様子が見られました。それ程のプレーだったのです。

 オーストラリアが押し捲っていた前半ですが、そうした中で、ワンプレーで得点してしまうのがオランダのアリエン・ロッベン選手です。

 前半20分、センターライン付近でボールをもらったロッベンはそのまま相手ゴール左サイドに突進、高速ドリブルです。そして、ペナルティエリア付近でシュート。これがオーストラリアゴール右側に突き刺さりました。
 本当に素晴らしいプレーでした。殆どボールを保持できないゲーム状況で、ひとりでドリブルしてひとりで得点するのです。何というパフォーマンスでしょうか。

 場内がロッベン選手のプレーに対する驚きでざわついている中、今度はオーストラリアのエース、ティム・ケーヒル選手が魅せました。

 ロッベンの得点から1分も経っていない前半21分、右サイドバックのマクガワン選手のクロスボールを、オランダゴール前でダイレクトシュート。これがゴールポスト水平部分に当たり、斜め下に落ちてゴール!

 こちらも、凄まじいシュートでした。ケーヒル選手の運動能力を如何無く見せたプレー。世界最高レベルのシュートでした。

 ロッベン選手とケーヒル選手のプレーに共通しているのは、「シュートが強くて正確」であることです。当たり前のことを書いて恐縮ですが、枠を捉える強烈なシュートは、誰でも打てるものでは無いことは、今大会の沢山のゲームにおいて再三見られることです。

 世界最高レベルのディフェンダーとゴールキーパーを相手にして、キッチリとゴールを奪うシュート力は、ワールドカップに出場するチームに不可欠なものなのだと感じます。

 このゲームは後半に入り、オーストラリアがペナルティキックで2-1とリードしましたが、オランダはファン・ペルシ選手のゴールで同点とし、デパイ選手のゴールで3-2と逆転して、そのまま押し切りました。
 オーストラリアチームの大健闘は、勝利には結び付きませんでしたが、スタンドを埋めた18,000人のオーストラリアファンを喜ばせるに十分でした。オーストラリアサッカー史に残るゲームであったと思います。

 また、このゲームは予想外の影響を次ゲームに残しました。オーストラリアのケーヒル選手とオランダのファン・ペルシ選手がイエローカードを受け、累積2枚となって、グループリーグ最終戦・第3戦に出場できなくなったのです。
 このゲームが真に激戦であったことを、如実に示す事象でした。
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