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HOME   »  2014年08月04日
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 2014年に第96回を迎える夏の甲子園大会(全国高等学校野球選手権大会)ですが、長い歴史の中で様々な記録が誕生しています。

 今回は「出場回数の多い高校」を観てみましょう。2013年大会までの出場回数を観ることにします。手許に正確なデータベースがあるわけではありませんから、記憶を中心に書いて行きます。

1.北海(南北海道) 35回出場

 夏の甲子園大会に良く出場してくる学校として、まず思い出されるのが、現在は南北海道地区に所属する北海高校でしょう。
 20世紀の中盤には「北海道代表といえば北海高校」という時代が続きました。春の甲子園で準優勝の記録もあります。

 近時は、駒大苫小牧高校などが強豪校となって、北海高校はなかなか甲子園大会に出場できなくなっていますが、野球部の活動は続いています。また、懐かしい校名を聞く日も近いことでしょう。

1.松商学園(長野) 35回出場

 北海高校と同様に、20世紀の半ばから後半にかけて、長野県の代表といえば松商学園という時代が長く続きました。20世紀初めにおいては、長野県というか全国的に見ても「野球先進エリア」であった松本市にある学校です。

 1928年の夏の甲子園大会優勝チーム(当時は松本商業学校)であり、1991年の春の甲子園準優勝の記録も残しています。

 近時は、なかなか夏の甲子園大会には出場できなくなっていますが、久しぶりに伝統を感じさせるユニフォームを観てみたいと思います。

3.龍谷大平安(京都) 32回出場

 春の甲子園2014の優勝チームです。春は38回、夏は32回、計70回の甲子園出場は、全国一の回数です。

 以前は、単に「平安高校」でした。京都代表といえば平安という時代は、長く続いていましたし、近時復活の狼煙を上げている感じで、昔以上の強さを見せている感じがあります。
 とにかく「上手い野球」に定評がある高校だと思います。

 夏の甲子園では、優勝3回、準優勝4回という、見事な実績を残しています。
 伝統校でありながら、一層強さを増している高校は、実は珍しい存在かもしれません。

4.県立岐阜商業(岐阜) 28回出場

 少し前まで、岐阜県出身の友人と高校野球について話をすると「岐阜には県岐商がある」と言われたものです。

 最近では、大垣日大高校などが強くなってきましたが、それでも県岐商はまだまだ岐阜県の強豪校であり続けています。今年2014年の岐阜大会決勝も大垣日大対県立岐阜商業でした。

 1936年の夏の大会優勝チームであり、1938年大会では決勝で松本商業(松商学園)に敗れての準優勝でした。太平洋戦争以前から、日本の高校野球を支えてきたチームだと思います。

 平成になってからも10度の出場を数えますから、伝統校としての意地を感じます。

5.松山商業(愛媛) 26回出場

 松山商業高校チームというと出場回数も多いのですが「出てくると強い」という印象です。おそらく勝率が高いと思います。
 26回の出場で、優勝5回、準優勝3回という成績を観ても、勝率の高さが伺われます。20世紀後半には「何故、松山商業は甲子園で強いのか」といった趣旨の特集が、甲子園マスコミで度々組まれていたと記憶しています。

 「長きに渡って甲子園に出てくると強い学校」という面では、中京大中京高校と松山商業が双璧でしょう。

 現在では、宇和島東高校や今治西高校、済美高校、西条高校等の強豪校と愛媛代表の座を争っている松山商業高校ですが、愛媛県勢の甲子園大会優勝となれば、やはり1996年の松山商業に遡らなければならないのです。

 「(甲子園に)出てくれば松山商業は強い」のです。

5.中京大中京(愛知) 26回出場

 松山商業と並んで26回の出場を誇り、加えて7度の優勝に輝くのが中京大中京高校(旧、中京商業)です。

 中京大中京の7回の優勝の内6回は中京商業時代(1931年~1966年)に成し遂げられています。
 オールドファンにとっては「中京商業」という響きには、何とも言えない郷愁というか、昭和の甲子園大会そのものといった趣を感じさせるものなのではないでしょうか。

 そして、決勝戦進出7回で7回の優勝という、決勝戦勝率100%の高校でもあります。

 この勝負強さは間違いなく伝統です。2009年の大会、最終回に日本文理高校(新潟)の猛反撃を受けながら、日本文理最後の打者の火を噴くようなライナーは三塁手の真正面に飛びゲームセット。10-9で逃げ切っての優勝でしたが、あのサード正面の打球を見た時「中京商業の伝統が戦っている」ように感じたものです。

 2014年の愛知大会では準決勝で敗退しましたが、中京大中京は引き続き愛知県の高校野球をリードする存在であり、「出てくれば強い学校」なのです。

7.広島商業(広島) 22回出場

 松山商業、中京大中京と「甲子園に出てくれば強い」学校が続きましたが、広島商業も同様で、出場22回で優勝6回・準優勝1回という、これも素晴らしい成績です。

 そして「広商野球」といえば、送りバントやスクイズに代表される、現代風に言えば「スモールベースボール」ということになるのでしょう。
 従って、金属バットが導入され「打ち勝つ野球」が主流となってからは、残念ながら広商野球の醍醐味は失われてしまいました。1988年を最後に優勝から遠ざかっていますし、甲子園出場辞退も2004年が最後となっています。少し寂しい感じがします。

 現在の広島県の高校野球は、もうひとつの広島の伝統校である広陵高校(20回出場)や瀬戸内高校、如水館高校といった強豪校が争う状況ですが、やはり「江川投手擁する作新学院との激突」といった甲子園大会の名シーンに、広商野球は欠かせないものなのです。

 名門復活を祈ります。

 ここまで、7校を採り上げました。夏の甲子園大会出場回数が多い学校の中から、印象に残る学校を採り上げたつもりです。

 松本商業(松商学園)、県立岐阜商業、松山商業、中京商業(中京大中京)、広島商業と、商業高校(あるいは、もともとは商業高校)が5つ並びました。やはり「高校野球は商業高校が強い」のかもしれません。少なくとも「20世紀の甲子園大会は商業高校の時代」であったと言えるのでしょう。

 こうした伝統校の中には、最近は甲子園でお目にかからなくなった学校もあれば、継続して甲子園大会の常連であり続けている学校もあり、そして「しばらく見なかったが最近復活している学校」もあります。

 「ビッグネーム」高校は甲子園大会でお馴染みですので、これからも時々は姿を見せて欲しいものだとも思います。

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