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HOME   »  2014年08月06日
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 ウェーバー公示をすることなく、支配下のプレーヤーをトレードすることができる期限である7月31日、毎シーズンのことながらも今シーズンも大物プレーヤーの移籍が、各球団から発表されました。
 
 メジャーリーグのレギュラーシーズンも4ヶ月を経て、シーズンの成績の傾向が明確になってきていますから、「プレーオフ進出を目指すチーム」と「今シーズンは諦めて来シーズンに向けてチーム作りに入るチーム」との間で、トレードなどが行われるのです。

 チーム作りを目指すチームは、高い年俸のプレーヤーを放出し、若手・安い年俸のプレーヤーを獲得し、8月~9月のゲームで試してみるという形を取ります。
 結果として「高年俸の大物プレーヤーが7月末に放出される」事象が、毎年発生するのです。

[ボストン・レッドソックスBOSの場合]
① ジョン・レスター投手がオークランド・アスレティックスに移籍
② ジョン・ラッキー投手がセントルイス・カーディナルスに移籍

 BOSは「左右のエースピッチャーを放出」しました。投手陣を支えるエース「2人のジョン」を放出したのです。
 左のレスターは、今シーズンここまで10勝、右のラッキーは同11勝と、まさに2本柱と呼んでよい実績のピッチャーの放出。特にレスター投手は「BOS生え抜きのピッチャー」であり、高校卒業後8年間BOS一筋のプレーヤーでした。

 こうした「チームの顔」とも言えるプレーヤーを2人も平然と?放出するのは、いかにもメジャーリーグという感じですが、日本プロ野球NPBではなかなか見られないことかもしれません。
 例えば読売ジャイアンツなら、内海投手と菅野投手を同時に放出するようなものでしょうか。

 昨2013年シーズンのワールドシリーズWS覇者であるBOSは、今シーズンは地区最下位に沈んでいます。前年のワールドチャンピオンが翌年不成績なのは珍しいことではなく、近年では普通のことになっています。

 これは、WS優勝に貢献したプレーヤーの年俸が高くなってしまうので、シーズンオフに高給プレーヤーを放出することが多いためです。サラリーキャップが存在するMLBにおいては、ある程度致し方ないところで、結果として近時は「WS連覇は激減」しました。

 BOSも例外ではなく、一気に低迷してしまいましたから、「来季のチーム作り」を目指して、高給・大物プレーヤーを放出するであろうと、予想されていました。

 本ブログでも、「上原浩治投手がトレード要員となるのではないか」と心配していましたが、これは幸いにもありませんでした。もちろん、たまたま無かったのであって、相手チームの希望やトレード要員の構成によっては、上原投手に白羽の矢が立っても何の不思議もなかったと思います。

 この移籍により、BOSは年俸1,300万ドル(約13億3千万円)のレスターと年俸1,595万ドル(約16億3千万円)のプレーヤーを放出したことになります。もちろん、トレードで受け入れるプレーヤーも居ますが、来季に向けて「有望な若手に投資する資金」を確保できた形です。

[タンパベイ・レイズの場合]
① デビッド・プライス投手がデトロイト・タイガースに移籍

 デビッド・プライスと言えば、文句無しのレイズの大エースであり、2012年には20勝をも記録してサイ・ヤング賞にも輝いた、リーグを代表するピッチャーでもあります。
 大学を卒業してから「レイズ一筋」で6年間をプレーしてきた、「レイズの顔」でもあります。

 そのプライス投手が、7月31日に移籍したのです。
 2014年シーズンも、ここまで11勝を挙げチームの勝ち頭であったピッチャーを放出するのですから、レイズも今シーズンに見切りをつけて、来季への準備に入ったということでしょうか。

 それにしても、少し前まではアメリカンリーグAL東地区の弱小チームと呼ばれていたレイズが、地区優勝できるまでに力を付けてきた過程において、中心的な役割を果たし、サイ・ヤング賞まで獲得するピッチャーに成長した「生え抜きのエース」を、ポンと放出しているような印象を受けるのは、私だけでしょうか。

 ヤンキースやレッドソックスといった、有名プレーヤーが目白押しのチームならともかく、歴史が浅いレイズにとっては「貴重なビッグネーム」のように思いますが、そのプライスも「7月31日の要員」のひとりであったことは、毎年見て来ていることとはいっても、少しショックでした。

 BOSの2本柱の代わりやってきたのは、レスター投手の代わりがセスペデス選手(アスレティックス)、ラッキー投手の代わりがクレイグ選手(カーディナルス)と、共に「強打で鳴らす野手」でした。
 セスペデス、クレイグの2人も、相当の大物プレーヤーですから、チームにとっては痛い移籍だとは思いますが、アスレティックスもカーディナルスもプレーオフに向けて「勝ち星が読める好投手」がどうしても欲しかったということになります。

 2014年の7月31日も、アッと驚く移籍が目白押しでした。

 こうした「超大物」の移籍が、7月31日に突然発表されるというのもメジャーリーグなのですが、毎年毎年・何度もこうした移籍に遭遇してきているのに、なかなか慣れることは無く、いつも驚かされる日でもあります。
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