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HOME   »  2014年08月15日
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 日本経済新聞スポーツ欄のコラム「権藤博の悠々球論」は、いつも楽しく読ませていただいています。

 8月7日掲載分も興味深い内容でした。

 「今、1軍のマウンドに立つ姿を一番みたいのはあと4日で49歳になる中日・山本昌だ。・・・」で書きはじめた稿は、山本昌投手の素晴らしさを述べます。

 「投球に『型』がないのがいい。打たせて取るわけでもなく、三振を取るわけでもなく・・・テンポはいいが、制球は全くアバウトだ。」

 「角度のある直球をとりあえずストライクゾーンに投げ、あとはスクリュー(沈むシュート)かスライダーで何とかというスタイル。この『とりあえず投法』でここまできたのがすごい。まさに天然記念物。」

 「・・・年をとると膝に負担がかかることなどから、フォームもおとなしくなるが、山本昌のはやんちゃなまま。・・・」

 こうした、やや乱暴な書きっぷりには、権藤氏の山本昌投手への愛情が溢れています。

 そして「山本昌がもう少し繊細で、型を持っていたら、ここまで長持ちはしなかったはず。軟体動物のようなとらえどころのなさで、年齢の壁もぬらりとすり抜けてきた。まさに世界に誇れる投手。・・・」と結びます。キチンとしていたら、ここまでの大投手にはなれなかったという逆説的なコメントですが、おっしゃる通りでしょう。

 打者の手許で変化するボールが必要だとか、コースギリギリのコントロールがポイントだとか、スライダー・スプリッターのキレがどうだとか、そうした投球術をうんぬんする前に、「ボールの威力が最も大切」であると権藤氏は言っているのでしょう。
 
 権藤氏のコメンにトは、本当のプロフェッショナルだけが知っている「本質」が常に述べられていると思います。

 どんなにコースギリギリの投球でも、威力が無ければプロの打者には簡単に打たれてしまいます。何しろ、ストライク投球は必ずベース上を通過するのですから、バットが届くのです。
 良い投手にまず必要なのは「ボールの威力」なのでしょう。

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