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 シアトル・マリナーズの岩隈久志投手は8月31日のワシントン・ナショナルズ戦に先発登板し、6イニング・86球を投げて、被安打5(被本塁打3)、与四死球0、奪三振6、失点3という粘り強い投球を展開しチームの5-3の勝利に貢献、勝ち投手となりました。
 岩隈投手は、これで今シーズンの13勝目(6敗)。1か月遅れで開幕を迎えた岩隈投手でしたが、ついに日本人先発投手トリオ(ダルビッシュ有・10勝、田中将大・12勝)の中の勝ち頭に躍り出ました。

 本ブログでは「岩隈投手の投球内容がMLB先発投手として完成の域に達した」と再三書いて来ましたが、この日の投球もまさにMLBの先発投手そのものでした。

 2回表にハーパー選手、3回表にシェアホルツ選手、4回表に再びハーパー選手に、それぞれソロ・ホームランを浴びて、1-3とリードを許しました。
 「打者が打ちたくなるストライクコースのボールを初球から投じて行く」のですから、少しボールのキレが悪かったり、コースが甘ければ、ヒットやホームランを打たれることが有ります。これも、MLBの先発投手としては計算の内なのでしょう。

 一方で「6イニングまでを3失点以内で抑えること」は「クオリティスタート」と呼ばれ、先発投手に期待される役割なのです。
 この日の岩隈投手は、3イニング連続ホームランを打たれましたが、キッチリとクオリティスタートを達成しました。先発投手としての仕事は果たしたのです。

 味方打線が5回裏に反撃し、アクリー選手の3ランホームランが飛び出して4-3と逆転しました。
 打たれながらも3失点以内で抑える粘り強い投球を続けていた岩隈投手に、勝利投手の権利が生じた瞬間でした。

 シアトルは、先発岩隈投手の球数が86球の段階で降板させ、7回から4人の投手を繋いで5-3で勝ち切りました。強力なブルペン陣を活用し、先発投手の負担を軽減した形です。

 残念ながら故障で戦線を離脱しているダルビッシュ投手と田中投手に代わって、岩隈投手が着々と勝ち星を積み重ね、ついに13勝目を上げたゲームでした。
 そして少ない球数で、このゲームをクリアしましたので、岩隈投手は次の登板もローテーション通りでしょう。9月という大事な時期に向けて、体力・肩を温存するのは、極めて重要なことなのです。

 チームの残り試合数から観て、岩隈投手の先発登板はあと4~5ゲームでしょう。シアトル・マリナーズのプレーオフ進出に向け、一層の活躍が期待されます。

 2014年の柔道世界一を決める大会・世界柔道選手権大会が8月25日~8月31日にかけてロシアで開催されました。

 日本チームは、男子の個人種目で優勝2、2位1、3位1、団体優勝、女子の個人種目で優勝2、2位1、3位2、団体3位という成績でした。好成績だと思います。

 いまや「世界で最もメジャーなスポーツのひとつ」になった「柔道・JUDO」は、競技人口も極めて多く、フランスなどは日本より競技人口が多いことが知られていますから、その世界選手権ともなれば「優勝するのは至難の業」なのです。JUDOは、もはや「日本のお家芸」などという競技ではありません。それ程に、世界中で親しまれるスポーツとなったのです。
 そうした大会で、優勝5というのは見事な成績でしょう。

 特に、ロンドン・オリンピックで金メダル0と散々な成績だった男子チームが、優勝3というのは立派だと感じます。
 66kg級の海老沼選手は、世界選手権3連覇という偉業を達成しましたし、73kg級の中矢選手の優勝も見事。
そして、相当難しいと考えられていた男子団体戦決勝で開催国ロシアを相手に、66kg級・73kg級が連敗した後、81kg級の永瀬選手、90kg級ベイカー茉秋選手が連勝してタイに持ち込み、100㎏超級の七戸選手の一本勝ちで逆転したのです。
 日本男子柔道に勝負強さが戻ってきた印象ですし、最重量級での強さ=七戸選手の強さは頼もしい限りでもあります。

 女子チームは、惜しくも団体戦の連覇を逃したのがとても残念でした。準決勝の大一番・フランスとの対戦を2-3で落としたのです。とはいえ、3位決定戦では開催国ロシアを破っていますから、日本女子柔道チームの安定した強さは今大会でも健在でした。

 さて、頭書した通り「全てのスポーツを通じて屈指のメジャー競技」となった柔道ですから、世界大会において過半数の種目で優勝するというのは、極めて難しい時代となりました。

 一方で柔道宗主国としては、世界大会での優勝0というのは残念至極でしょう。

 今後は、オリンピック・世界選手権クラスの大会で男女とも6~7種目中3階級での優勝、および団体戦の優勝を目指して、強化を進めていただければと感じます。

 日本柔道は「2013年の喧騒」を踏まえて、間違いなく強くなりました。特に、精神面の充実振りが感じられます。
 引き続き、心身両面からの強化を継続していただき、「世界柔道界の範」としての役割を果たして行っていただきたいと思います。

 パンパシフィック水泳大会2014は、8月21日から25日にかけて、オーストラリア・ゴールドコーストで開催されました。

[日本代表選手のメダル獲得実績] 金7個、銀8個、銅4個、計19個

<男子チーム>
・萩野公介 200m個人メドレー・金メダル、400m個人メドレー・金メダル、200m自由形・銀メダル、400m自由形・銀メダル
・小関也朱篤 100m平泳ぎ・金メダル、200m平泳ぎ・金メダル
・入江陵介 100m背泳ぎ・金メダル、200m背泳ぎ・銀メダル
・瀬戸大也 200mバタフライ・金メダル、200m個人メドレー・銅メダル
・池端宏文 100mバタフライ・銅メダル
・小日向一輝 200m平泳ぎ・銅メダル
・男子400mメドレーリレー・銀メダル
・男子800mフリーリレー・銀メダル

<女子チーム>
・渡部香生子 200m平泳ぎ・金メダル、100m平泳ぎ・銀メダル
・星奈津美 200mバタフライ・銀メダル
・金籐理絵 200m平泳ぎ・銀メダル
・女子400mフリーリレー・銅メダル

 堂々たる成績です。

 萩野公介選手は日本のエースとなりました。
 200m個人メドレーのマイケル・フェルプス選手との戦いは、手に汗握るものでした。3位に入った瀬戸大也選手と共に、日米を代表する、世界を代表する競泳であったと感じます。
 さらに、メドレー種目のみならず200m自由形の銀メダルも見事でした。単独種目でも世界のトップクラスで戦えるようになってきたのです。厳しいスケジュールへの対応・持久力の向上も含めて、「日本のマイケル・フェルプス」への道を着実に歩んでいるように見えます。

 小関選手も金メダル2個という素晴らしい成績を残しました。北島康介選手を始めとする「日本男子平泳ぎの伝統」を見事に引き継ぎました。まだまだ未完成な泳ぎとも言われていますので、それだけ伸びしろが有るということでしょう。

 入江選手は貫録の泳ぎという感じでしたが、大きな国際大会で初めての金メダル(100m背泳ぎ)であったというのは意外でした。
 長い間、世界のトップで戦ってきた入江選手も、この優勝で一層強さを増した可能性があります。

 瀬戸選手の200mバタフライの優勝は素晴らしいものでした。萩野選手同様、メドレー種目のみならず単独種目でも世界のトップで戦えることを証明したのです。日本水泳は、同時期に萩野・瀬戸というライバルを得たのです。頼もしい限りです。

 池端選手と小日向選手の銅メダルも見事でした。日本水泳の層の厚さを示した活躍でした。

 そして、男子種目で最も見応えが有ったのは800mフリーリレーでした。
 優勝候補NO.1のアメリカチームと抜きつ抜かれつの大接戦。最後は、アメリカチームに0.13秒逆転されましたが、日本チームが勝っていても何の不思議も無い内容でした。

 女子チームの活躍も見事でした。
 17歳・渡部香生子選手の200m平泳ぎの金メダル獲得の泳ぎは、あの岩崎恭子選手を髣髴とさせるものでした。100mの銀メダルと共に、大きな自信となったことでしょうし、今後は追いかけられる立場になった大会とも言えるでしょう。
 また、200m平泳ぎ銀メダルの金籐選手は、この種目の日本チームの選手層の厚さを示しました。

 星選手の銀メダルも見事でした。女子200mバタフライも、すっかり日本の得意種目となった感じです。

 これまで、アメリカチームへのチャレンジャーであった日本競泳チームでしたが、この大会の戦いぶりを観ると、種目によってはライバルになってきた感じです。アメリカチームのライバルということは、世界のトップということでしょう。
 
 今後の国際大会における、日本競泳チームの活躍から眼が離せません。
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