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HOME   »  2014年09月11日
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 全米オープンテニス大会・男子シングルス決勝は9月8日に行われ、マリン・チリッチ選手(クロアチア)が錦織圭選手を、セットカウント3-0で下して初優勝しました。
 日本の錦織選手にとっては、とても残念な結果となってしまいました。

 試合前、センターコートに両選手が入場するシーンで、チリッチ選手が早々に姿を見せたのとは対照的に、錦織選手は中々登場しませんでした。係員に促されて、ようやく現れたのです。
 そして、その表情は緊張感溢れる固いものでした。一方のチリッチ選手は、とてもリラックスしているように見えました。

 試合後のインタビューで、錦織選手は「前日中々寝付けなかったり、準決勝までとは違う緊張感があった。」とコメントしていましたから、全体として錦織選手は、相当気負った状況で試合に臨んだことになります。

 大試合を前にしての緊張は止むを得ないことだとは思いますが、この過度の緊張の一因として、「錦織選手の調子がピークアウトしていたこと」が挙げられると思います。準決勝のジョコビッチ戦が調子のピークだったのではないでしょうか。
 残念なことに、準決勝戦以降調子は下降し始め、ベスト16・準々決勝の4時間を超えるハードな試合の疲労影響も一気に出た形で決勝戦を迎えたのではないかと考えます。

 そうでなければ、いかにチリッチ選手のビッグサーブとはいえ、錦織選手がほとんどリターンできないなどという試合内容になる筈がないからです。何しろ、この試合までの対戦成績は錦織選手の5勝2敗だったのですから。

 一方のチリッチ選手は、決勝戦が調子のピークだったのでしょう。準決勝でロジャー・フェデラー選手を、決勝で錦織選手を、共に3-0のストレートで破ったプレーは見事なものでした。

 おそらくピークアウトしていた錦織選手にとって惜しまれるのは、第一セット・第一ゲーム、チリッチ選手がサーブ権を持っていたゲームですが、30-40とブレイクポイントを迎えたのです。
 試合の最初のゲームでのブレイクは、試合全体に大きな影響を与えたことでしょう。調子が下降気味の錦織選手と、絶好調のチリッチ選手との差を埋めてくれる可能性があったゲームだと思います。

 しかし、チリッチ選手は次のポイントを取り40-40としてから、冷静にこのゲームを取りました。
 後から思えば、このゲームが錦織選手にとって千載一遇のチャンスだったのでしょう。

 錦織圭選手は決勝で敗れ準優勝でしたけれども、「全米オープン・男子シングルス決勝進出」という偉業はいささかも色褪せるものではありません。まさに日本テニスの歴史を変えた快挙なのです。世界トップクラスの選手達を相手に、素晴らしいプレーを展開していただきました。

 錦織選手、本当にお疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。
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 PGAツアー2013~2014シーズンのプレーオフ第三戦「BMW選手権大会」は、アメリカのビリー・ホーシェル選手が優勝しました。

 ホーシェル選手は1986年12月生まれの27歳。2009年にプロデビューし、2013年4月のチューリッヒ・クラシックでPGAツアー初優勝を遂げましたが、その後はあまり良い成績を残せませんでした。

 2014年もトップ10入りが2回、予選落ち5回という不本意な成績でプレーオフに突入。しかし、8月のプレーオフ第一戦ザ・バークレイズ大会も予選落ちしてしまいましたから、プレーオフを勝ち抜いていくのは相当難しいのではないかと見られていました。

 実は、ホーシェル選手は、リッキー・ファウラー選手と同世代で、大学時代はファウラーとホーシェルの2人が、アメリカ学生ゴルフ界を席巻していたのです。
 ファウラー選手の方は、2014年のメジャートーナメント4戦すべてにおいてトップ10入りを果たすなど、アメリカを代表するプレーヤーのひとりに成りつつありますが、一方のホーシェル選手はその実力を発揮できない日々が続いていました。

 ところが、プレーオフシリーズの第二戦「ドイツバンク選手権大会」で、突然の様に覚醒したのです。最終日まで優勝を争い、惜しくも2位となりましたが、フェデックスカップ・ポイントランキングを一気に上げて、第三戦に進出しました。
 そして、第三戦に優勝したのです。

 ビリー・ホーシェル選手に何が起こったのでしょうか。「パッティングが大幅に改善した」と伝えられています。
 8月24日まで行われたザ・バークレイズ大会まで上手く行かなかったパッティングが、8月29日からのドイツバンク選手権大会から上手く行くようになり、9月4日から始まったBMW選手権大会では優勝を遂げる、というのですから、あまりの急激な変化に驚かされるばかりです。

 もともと、全米学生界のトッププレーヤーであった選手が「何か一つを掴む」と、これ程に覚醒するのですから、地力十分なアスリートというのは凄いものです。

 BMW選手権大会のプレー振りを観ると、ドライバーショットも300ヤードを遥かに超え、十分な飛距離ですが、何より「アイアンショットの切れ味」が抜群でした。
 低い姿勢から、ピンポイントに打っていけるプレー振り・スイングは、かつてのベルンハルト・ランガー選手を彷彿とさせるものです。

 タイガー・ウッズ選手のカムバックが遅れ、フィル・ミケルソン選手の調子が上がらず、ババ・ワトソン選手やダスティン・ジョンソン選手にはムラがあるといった状況下、このところロリー・マキロイ選手(北アイルランド)、マーティン・カイマー選手(ドイツ)、アダム・スコット選手(オーストラリア)といったプレーヤーの攻勢の前に、相当押されてきたアメリカ・プロゴルフ界ですが、ついにというか、ようやくというか、若手プレーヤーが揃ってきました。

 ジョーダン・スピース選手やクリス・カーク選手、リッキー・ファウラー選手に加えて、ビリー・ホーシェル選手が登場したのです。ホーシェル選手は、そのプレー振り・切れ味から観て、「強い時にはとことん強いプレーヤー」に観えます。時々、大仕事をやってのけるのではないでしょうか。

 ツアー最終戦・ツアー選手権大会を前にしてのポイントランキング上位選手は、
・1位 クリス・カーク
・2位 ビリー・ホーシェル
・3位 ババ・ワトソン
・4位 ロリー・マキロイ
・5位 ハンター・メイハン
・6位 ジミー・ウォーカー
・7位 ジム・フューリック
・8位 マット・クーチャー
・9位 リッキー・ファウラー
・10位 ジェイソン・デイ
・11位 ジョーダン・スピース
・12位 アダム・スコット
 となっています。

 ゴルフ王国・アメリカの威信を賭けた「ツアー選手権大会」が、9月11日から始まります。
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我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

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