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 楽天ジャパンオープン大会の男子決勝は10月5日に東京・有明コロシアムで行われ、錦織圭選手がミロシュ・ラオニッチ選手(カナダ)をセットカウント2-1(7-6、4-6、6-4)で下して、2年振り2度目の優勝を果たしました。

 9月の全米オープン大会における準優勝達成を受けての、錦織選手にとっては母国への凱旋トーナメントでしたが、見事に優勝したという形です。

 この優勝にも、大きな価値があると感じます。

① 体調がそれ程良くなくても、ツアー大会で優勝できることを示したこと。

 この大会の錦織選手は、連戦の疲れからダブルスを棄権するなど決して好調とはいえない状態でしたが、それでも優勝しました。
 決勝第3セットでラオニッチ選手の220kmを超えるスピードサーブをキッチリと返すプレーには、驚かされました。
 悪い時には悪いなりに成績を残すというのは「世界トップクラスのプレーヤーの証」といえるでしょう。

② マレーシアオープン大会に続く2大会連続優勝。

 錦織選手にとっても初めての快挙でした。
 当然ながらATP(男子テニス協会)ワールドツアーのトーナメントは、世界最高水準の大会です。その大会を2週連続優勝するというのは、素晴らしいことです。

 ATPワールドツアー250シリーズのマレーシアオープン大会に勝ち、更に格上のATPワールドツアー500シリーズのジャパンオープンも制したのです。

③ ATPツアーファイナル出場へ歩を進めたこと。

 男子テニスツアーの大会の格付けは、グランドスラム大会(全豪、全仏、全英、全米の4大会)が最上位に位置し、次に位置するのが「ATPツアーファイナル大会」です。11月にロンドンで開催される大会ですが、そのシーズンのツアーポイントランキング上位8位までのプレーヤーしか出場できない大会でもあります。

 今般の2週連続優勝のポイントを上乗せした錦織選手は、ランキング5位に上がりました。まだ大会が残っていますので、ファイナルへの出場が決まった訳ではありませんが、十分な可能性を残しているといえるでしょう。

 このジャパンオープン大会での優勝で、錦織選手のツアー優勝は通算7回目となりました。
 2008年2月のデルレイビーチ大会での優勝から、2013年までに3回優勝し、2014年に入ってから2月のメンフィス大会、4月のバルセロナ大会、9月のマレーシアオープン大会、そして10月のジャパンオープン大会と一気に4度の優勝を積み上げています。

 本当に素晴らしい成績であり、錦織選手が間違いなく世界トップクラスにランクアップしたことを示しています。
 
 2013年までの錦織選手も戦後の日本男子テニス史上最強のプレーヤーでしたが、2014年に入ってからは「別次元の強さ」を魅せています。何度も書いて恐縮ですが、2013年以前と2014年の錦織圭選手のプレーにおける違いは何なのでしょうか?
 延長18回・6時間23分の死闘を制したのはサンフランシスコ・ジャイアンツでした。

 アメリカンリーグの地区シリーズ、ジャイアンツVSワシントン・ナショナルズの第二戦はナショナルズパークで行われ、ジャイアンツが2-1で勝ち2連勝、地区シリーズ制覇に王手を掛けました。

 初戦を落としているナショナルズにとっては、絶対に負けられないゲームでした。
 ナショナルズの先発ジョーダン・ジマーマン投手は見事な投球を見せて9回2死までジャイアンツを0点に抑え込みました。
 そして、9回表2死から初めての四球を与えたのです。ここでナショナルズベンチはジマーマンを交替しドリュー・ストーレン投手を投入しました。ジマーマン投手は100球を投じていましたが、ジャイアンツ打線は手も足も出ない感じでしたので、もう一人投げさせても良いのではないかと思いました。

 ここでジャイアンツ打線は連打を浴びせて1-1の同点とし、勝ち越しのランナーもホームを襲いました。きわどいタイミング(ジャイアンツがチャレンジし長い検証の結果アウト)でしたがホーム上で憤死。流れは、まだ決定的にはジャイアンツに傾いてはいなかった形で、ゲームは延長戦に突入したのです。

 連敗を避けたいナショナルズは、後攻の利点を活かしてサヨナラ勝ちを目指しますが、ジャイアンツのブルペン陣が踏ん張り続けました。特に、7番手で登板したペティット投手の力投が際立ちました。
 先発経験もあるペティット投手は、いわゆるロングマンの仕事をキッチリと果たして、6イニングを抑え切ったのです。延長に入ってからの登板で6イニング・80球を投げて、被安打1、奪三振7というのは驚異的なピッチングです。このゲームの最高殊勲選手でしょう。

 ジャイアンツは8人、ナショナルズは9人の投手を動員しての総力戦は、ジャイアンツのブランドン・ベルト選手が18回表に放ったホームランで決着しました。ベルト選手はこのゲーム7打数1安打、その1安打は値千金の一発でした。

 ジャイアンツは、これでこの地区シリーズを2勝0敗として、ホームのAT&Tパークに帰ります。
 これだけ凄まじいゲームが続くMLBのポストシーズンゲームで10連勝としたのです。もちろんMLB史上最高連勝記録です。

 その内訳は、
① 2012年リーグ・チャンピオンシップにおけるセントルイス・カージナルスとの対戦、1勝3敗と追い込まれてからの3連勝。
② 2012年ワールドシリーズのデトロイト・タイガースとの対戦で4連勝のストレート優勝で世界一。
③ 2014年ワイルドカードのピッバーグ・パイレーツ戦の勝利。
④ 2014年地区シリーズのワシントン・ナショナルズとの対戦で2連勝。

 となっています。

 世界最高レベルのMLBポストシーズンゲームでの10連勝というのは、素晴らしいというか不思議な感じ(100年以上の歴史の中で初めてなのですから)さえしますが、ジャイアンツナインは既に「ポストシーズンは負ける気がしない」という雰囲気になっているかもしれません。

 こうしたチームを相手にする時には、接戦ではなかなか勝ち切れないでしょう。

 3勝で勝ち抜けの地区シリーズにおいて、2連敗と追い込まれたナショナルズとしては、敵地で打線が爆発し大きなリードを取るゲームが出来るかどうかがポイントということになのでしょうか。
 ワイルドカードの1ゲームプレーオフから始まったMLB2014ポストシーズンゲーム。現在は、アメリカンリーグAL、ナショナルリーグNLのディビジョン・シリーズ(地区シリーズ)が行われています。

 例年のことながら、ポストシーズンのゲームは「これで負けてしまうと後が無い」ためでしょうか、レギュラーシーズン以上の気迫・集中力に溢れています。また、たったひとつの僅かなミスが勝敗を分けるシーンが時折見られます。一瞬たりとも目を離すことが出来ないゲームが続くのです。

 ボールパークは、どこも超満員。観客も大歓声で応援します。素晴らしい光景が展開されるのです。

 10月3日の地区シリーズ4ゲームを観てみましょう。

[アメリカンリーグ]
① ボルチモア・オリオールズ7-6デトロイト・タイガース

 AL東地区優勝のボルチモアVS中地区優勝のデトロイトの第二戦。第一戦でマックス・シャーザー投手を立てて敗れたタイガースは、ジャスティン・バーランダー投手を先発させて必勝を目指しました。
 バーランダー投手は5イニングを失点3で凌ぎ、チームは5-3とリードして、ブルペン陣に託しました。
 しかし、反撃の機を狙っていたオリオールズは8回裏一気に4点を挙げて逆転、7-6で勝利を収めました。

 第一戦で8点、第二戦で4点と、オリオールズ打線は「8回裏に集中打で大量点」を挙げています。チーム状態が絶好調なのでしょう。
 シャーザー投手・バーランダー投手という2人のサイ・ヤング賞投手を立てて2連敗してしまったタイガースは、相当追い込まれた状況です。

② カンザスシティ・ロイヤルズ4-1ロサンゼルス・エンジェルス

 第一戦で延長11回を戦い3-2で勝ち切ったロイヤルズが、この第二戦も延長11回表に3点を挙げて押し切りました。ロイヤルズはワイルドカード・プレーオフも延長12回9-8で勝っていますから、これで3ゲーム連続の延長戦勝利となります。MLBポストシーズンにおける新記録ですが、凄まじい勝負強さと言えるでしょう。

 29年振りにポストシーズン進出を果たしたロイヤルズですが、2連勝でホームに戻ることになりました。相当有利な状況です。

 AL西地区優勝チームであり、戦力面・スケジュール面で相当優位と予想されていたエンジェルスですが2連敗と追い込まれました。

[ナショナルリーグ]
③ サンフランシスコ・ジャイアンツ3-2ワシントン・ナショナルズ

 地区シリーズの第一戦。
 アウェーのジャイアンツが小刻みに得点して3-0とリードしましたが、7回裏にナショナルズが2本のホームランで追い上げたゲームでした。
 しかしナショナルズの反撃も及ばず、ジャイアンツが逃げ切りました。

 特にジャイアンツ先発ジェイク・ピービー投手の気迫溢れる投球がとても印象的。「ワールドシリーズ進出への強い思い」が感じられました。

 NL東地区で96勝を挙げて圧倒的な優勝を果たしたナショナルズが有利ではないかと見られていた地区シリーズでしたが、ワイルドカードを勝ち上がったジャイアンツが先勝しました。ホームのナショナルズとしては、第二戦は落とせません。

④ セントルイス・カージナルス10-9ロサンゼルス・ドジャース

 NL中地区優勝のカージナルスと西地区優勝のドジャースの激突。MLB史上における両チームの実績と伝統から観て「横綱同士の戦い」です。
 
 必勝を期してドジャースはクレイトン・カーショー投手を立てました。サイ・ヤング投手にして、今季も防御率1.77で21勝3敗という圧倒的な成績を誇るカーショー投手は「現在MLBで最も得点を挙げることが難しい先発投手」と言われています。

 そのカーショー投手は、ややボールが高めに浮いている投球内容ではありましたが6回までカージナルス打線を2安打2失点に抑え込み、味方打線も6点を挙げて6-2とリード、ドジャースの勝利は固いと見られました。

 ところが7回表、カージナルス打線はカーショー投手に襲い掛かり5点を挙げて7-6と逆転、リリーフ投手にもホリディ選手が3ランホームランを浴びせて、このイニング一挙8点、10-6とリードしました。

 計7失点で降板するカーショー投手の茫然とした様子というのも、あまり見たことが無い(今季の1試合最多失点が3なのです)というか、信じられない光景です。1戦必勝のポストシーズンゲームの怖さを改めて感じさせるものでした。

 1イニング8点というビッグイニングを見せられ6-10と逆転されてしまっては、ドジャースナインも意気消沈と思いきや、ドジャース打線は8回に2点・9回に1点と反撃し、9-10と1点差まで追い上げましたが、惜しくも再逆転はなりませんでした。

 しかし、このドジャースの反発力も凄いものです。「ポストシーズンで勝ち上がりたいというメジャーリーガーの思い」の強さは、私達の想像を遥かに超えるものなのでしょう。

 カージナルスVSドジャース、第二戦以降も横綱同士の大激戦が展開されることは間違いありません。

 ロイヤルズの3試合連続延長戦勝ちといい、オリオールズの2戦連続8回裏集中打(8得点・4得点)といい、カージナルスの1イニング8得点とドジャースの反撃といい、小説に書くことさえも憚られる「奇跡のような事実の連続」が、MLBポストシーズンゲームの凄さを示しています。

 世界最高レベルのベースボールプレーヤー達が一戦必勝で戦う時のパフォーマンスの高さこそが、MLBポストシーズンゲームの面白さの源泉なのです。
 アジア大会2014のサッカー男子・準々決勝、日本対韓国戦は9月28日に行われ、韓国代表チームが1-0で勝ち上がりました。

 ゲームは終始韓国チームが押し気味で、守勢の日本チームとしてはなんとか失点を防ぎ続けたという形でしたが、後半40分過ぎにペナルティーエリア内で反則を犯してPK。これを張賢秀選手がキッチリと決めて、勝負がつきました。

 日本チームが0-1で敗れたことは、勝負事でもあり止むを得ないことなのですが、そのプレー振りは決して褒められたものではありませんでした。

 イーブンボール・ルーズボールの取り合いで、ほとんど競り負けていたのです。
 どの選手も「へっぴり腰」のように見えたのは、残念というよりは情けないという感じでしょうか。

 また、味方の選手同士で「見合ってしまうプレー」も散見されました。日本チームのどのプレーヤーも「ボールに触りたくない」「他の人にボールを処理してもらいたい」と考えながらプレーしているかのようでした。ボールに触らなければ、ボールを取りに行かなければ、サッカーにはなりません。

 サッカーに限らず、どんなスポーツでも共通していることでしょうが、技術とかフィジカルとかいう以前の問題として、「気後れしない」心持ち・精神力は競技スポーツの基本だと思います。
 この心持ち無くして、どんな技術もフィジカルも活きてはこないのです。

 このゲームの日本チームと韓国チームの技術・フィジカル面は互角(もしこの点で大幅に劣っているようであれば日本サッカーに明日はありません)に観えましたが、ゲーム内容は「一方的な韓国ペース」でした。不思議なことです。

 互いに攻め合い守り合うのがゲームだとすれば、極端な言い方をすれば、これは「ゲームでは無かった」のかもしれません。

 U-21の日本代表チームには「1対1で気後れしないプレー」を身に付けていただきたいと思います。
 サッカーの能力で互角でありながら、常にボールを支配され続ける展開になってしまう原因は、個々のプレーヤーに「1対1で相手チームのどのプレーヤーとも戦う」という意気込みが不足していることだと考えます。

 良いパスを出してもらえれば良いプレーが出来るが、良いパスが来なければ何もできないプレーヤーが集まってしまうと、強い時は強いが、弱い時はとことん弱いチームになってしまいます。
 この日の日本チームは、そんなチームに見えました。

 「互角の勝負で皆苦労している。自分こそが良いパスを出してやる。」という具合に、チームメンバーひとりひとりが考えてプレーすれば、技術・フィジカルに大差が無いゲームであれば、少なくとも「一方的にボールを支配されるゲーム」にはならないでしょう。

 ゲーム開始直後に「強い相手だ」と感じると、気持ちもプレーも後手に回ってしまう、チーム全員が怯んでしまうのが、この日本チームの最大の弱点であろうと感じます。
 グループステージのイラク戦でも、同じようなゲームをしました。

 せっかく高い技術と強いフィジカルを有しているのに、「自ら局面を打開してみせる」といった気迫が不足しているプレーヤーは、代表チームには相応しくないと思います。

 ゲームの勝ち負けは時の運もあるでしょう。当然ながら、負けることもあるのです。
 しかし、厳しい言い方で恐縮ですが、「ゲームにならない」というのは、日本サッカーを代表して国際大会に臨むチームには、あってはならないことだと思います。
 凱旋門賞2014と同じ10月5日、今年は新潟競馬場の芝1200mコースで開催されるG1スプリンターズ・ステークスの注目馬検討です。

 直近の2年間は、絶対的本命馬が居ましたから、馬券への注目と共に「あの馬が、どんなレースを魅せてくれるのか」という視点からの観戦でしたが、今年は違います。G1レースとしては、珍しいほどの混戦模様だと思います。

 出走馬の力量が接近しているのに加えて、馬場が中山から新潟に変わっていることも、予想を一段と難しいものにしています。

 加えて、「新潟の芝の状態は良い」と思い込んでいましたが、先週のレースを見ると、思ったより荒れています。特に、馬場の内側は相当荒れている感じです。逃げ馬等を考える時、この馬場状態は気になるところです。

 さて、検討に入ります。

 ここまでの成績を見ると、最も実績を残しているのはグランプリボス。
 2010年の朝日杯FSと2011年のNHKマイルの2つのG1制覇に加えてG2レースを3勝の計重賞5勝の堂々たる成績。強豪馬の域に達しています。
 とはいえ、既に6歳。加えて本年6月以来久々の出走と、不安材料もあります。

 続いてG1ウイナーを挙げます。
 まずはローブティサージュ。2012年の阪神JFの勝ち馬。クラシック戦線の主役に躍り出ましたが、桜花賞5着、オークス9着と期待を裏切り、その後パッとしないレースが続いていましたが、今夏の札幌で復活、函館SS2着、前走キーンランドSでは久々の1着となっています。

 続いてはコパノリチャード。
 今年3月の高松宮記念(1200m)で2着に3馬身差の圧勝。ロードカナロアの後継馬となるかと期待されましたが、次走5月の京王杯SCでよもやの大敗。休養に入って、久々のレースとなります。

 続いてはハナズゴール。
 4月のオーストラリアのG1・オールAS(1400m)に勝ちました。海外G1優勝馬としての凱旋レースとなりますが、久々というのはやはり気になります。

 一方、過去の実績では見劣りしますが、最近のレースで好成績を上げている馬達も居ます。

 まずはハクサンムーン。
 前走セントウルステークスG2は2着。昨年のスプリンターズSはロードカナロアに3/4馬身差の2着と、短距離での安定した強さは見せますが、G1レースでは勝ち切れないという点は気掛かりです。

 続いてはセイコーライコウ。
 アイビスサマーダッシュG3の優勝馬。特別クラスを走っていた馬が本格化した感じですが、いきなりG1挑戦というのはいかにも荷が重い感じもします。

 続いてレッドオーヴァル。
 8月の札幌日刊Sで1着、続くG3キーンランドSで2着と上り調子でしょう。G1桜花賞で2着という実績はありますが、その後のG1レースでは結果を残せていない点は気になります。

 続いてガルボ。
 前走6月のG3函館SSで久々に優勝しました。とはいえ既に7歳、間が空いていることもあり、好調を維持できているか心配です。

 続いてストレイトガール。
 3月の高松宮記念、5月のヴィクトリアマイルとG1レースで連続3着と気を吐きましたが、6月のG3函館SSは11着と大敗。その後久々というのも気になります。

 以上、有力馬の検討でしたが、実績馬は久々という馬が多く、調子の良し悪しがよく分かりませんし、上り馬もむ一長一短です。「帯に短し襷に長し」という感じでしょうか。

 本当に難しいレースですが

 注目馬の第一は、1枠2番のローブティサージュ。
 G1ホースの中で順調に使われてきている強みがあります。4歳馬が強いこのレースで、3歳時の悔しさを晴らしてくれる快走を見せてもらいたいものです。

 注目馬の第二は、7枠15番のハクサンムーン。
 トライアルレース・セントウルSの2着馬にして、昨年のこのレースの2着馬です。名スプリンター・ロードカナロアと1馬身以内のレースを魅せた力を発揮してほしいものです。

 注目馬の第三は、7枠14番のグランプリボス。
 何と言っても実績上位馬。6月のG1安田記念以来久々の懸念はありますが、その安田記念もジャスタウェイの2着。G1レースで走り続け、勝ち負けの勝負をしてきた馬の強さが、ゴール前の大混戦の中で発揮される可能性は十分です。

 スプリンターズSは、以上の3頭に注目します。

 新潟競馬場の直線、残り50mでどの馬が抜け出してくるのか。とても楽しみです。
 男子シングルス決勝が9月30日に行われ、西岡良仁選手(19歳)が優勝しました。
 第5シードで臨んだ大会でしたが、第1シードの慮彦勲選手(台湾)に6-2・6-2のストレート勝ち。日本選手として、1974年の坂井利郎選手以来40年振りの快挙です。

 スポーツにおいては、ある選手がパイオニアとなって厚い壁を破ると、全体のレベルが一気に上がると言われますが、まさに錦織圭選手の全米オープン準優勝から、日本テニスが一気に躍動しているように見えます。

 同時に日本で行われているジャパン・オープンテニス大会でも、男子シングルス1回戦で、世界ランキング103位の伊藤竜馬選手が、同4位で第1シードのスタニスラス・ワウリンカ選手を7-5・6-2のストレートで破りました。
 近時のテニス界では、下位ランクのプレーヤーが上位のプレーヤーを破ることは珍しくないとはいえ、素晴らしい活躍だと思います。

 そして、当の錦織選手は先週のマレーシア・オープン大会で堂々の優勝を飾り、ジャパン・オープン出場で故郷に錦を飾っています。30日の男子ダブルスでは内山靖崇選手とのペアで、無事に緒戦を突破しました。シングルスでもベスト4に進出しました。

 当たり前のことですが、我が国には多くのテニスプレーヤーが居ます。そして、プロフェッショナルとして世界を相手に戦っているプレーヤーも沢山居るのです。
 正直に言って、そうしたプレーヤーの皆さんの名前を聞くことは、これまで稀でした。

 しかし、これからは世界中で日本人テニスプレーヤーの活躍を見聞きすることができるようになるでしょう。

 おそらく、日本人テニスプレーヤーが国際大会で勝つことは、もはや珍しいことではないのです。錦織選手の功績は、想像より遥かに大きいのでしょう。
 横綱白鵬の31回目の優勝や栃ノ心の十両全勝優勝、旭天鵬の40歳での幕の内勝ち越しなど、話題満載の大相撲9月場所でしたが、後世の人は「2014年9月場所」を「逸ノ城の場所」であったと評価するのではないでしょうか。

 2014年1月場所でデビューした新人力士が、僅か4場所で入幕を果たし、その新入幕の場所で10日目までに9勝1敗の好成績を上げて、11日目から大関・横綱との連戦に突入、大関稀勢の里、大関豪栄道、横綱鶴竜と3連破、14日目の横綱白鵬がようやくこの快進撃を止めたのです。

 新入幕力士が好成績を背景に大関との取組が組まれたことは、過去にも何度かありましたが、「大関・横綱4連戦」が組まれたことは無いと思います。もの凄いことだと感じます。

 ある意味では、日本相撲協会も大いなる勇気を持って取組編成に取り組んだとも言えます。万一白鵬が敗れていたら、大相撲の世界で絶対とされている「番付の意味・重み」が問われかねない状況だったからです。

① 新入幕で2横綱・2大関と対戦して3勝1敗
② 新入幕で13勝2敗の好成績
③ 新入幕で金星獲得(鶴竜戦)
④ 新入幕で殊勲賞・敢闘賞を受賞

 等々、この場所の逸ノ城の記録は、大相撲の歴史に深く刻まれるものばかりであったと思いますが、最も重みを感じる事実は、「逸ノ城との対戦が決まった横綱・大関4力士全員が、逸ノ城戦の前日の取組に負けていること」だと考えます。

 大関稀勢の里は宝富士に、大関豪栄道は横綱鶴竜に、横綱鶴竜は大関琴奨菊に、横綱白鵬は大関豪栄道に、悉く敗れました。これは偶然とは言えないでしょう。
 「翌日の逸ノ城との取組が非常にプレッシャーになった」のではないでしょうか。

 横綱白鵬に十分な体勢を許しながらも22秒間戦い続けたことや、角界一の巧者・安美錦との千秋楽の一番で、安美錦のスピードに十分に適応した取り口を観るにつけ、逸ノ城関が、「大相撲の歴史を変える存在」あるいは「世代交代の象徴」となり得る資質を保持していることは、間違いないでしょう。
 怪我・故障には十分に留意していただきたいと思います。
 MLB2014のレギュラーシーズン(各チーム162ゲーム)が終了しました。

 9月に入り、ポストシーズン進出を目指す各チームの戦いは熾烈を極めました。
 アメリカンリーグALでは、西地区のオークランド・アスレティックスとシアトル・マリナーズ、中地区のデトロイト・タイガースとカンザスシティ・チーフスの4チームが最後まで、中地区の優勝とワイルドカード進出の2つの座を巡って、目まぐるしい戦いを演じました。

 そして、中地区はタイガースが優勝、ワイルドカードにはアスレティックスとロイヤルズが進出しました。
 岩隈投手が所属するマリナーズは、2001年以来久しぶりのポストシーズンはなりませんでした。一方、青木選手が所属するロイヤルズは1985年以来29年振りのポストシーズン進出を果たしたのです。

 ロイヤルズは、9月28日までゲームを戦いました。10連戦の最終戦・28日のゲームは、シカゴ・ホワイトソックスとの対戦。これを6-4で勝ちました。
 アスレティックスも9月28日までゲームを戦いました。13連戦の最終戦・28日のゲームはテキサス・レンジャーズ戦。これを4-0で勝ちました。

 そして、この2チームは9月30日にワイルドカード・プレーオフで戦うのです。

 28日まで熾烈なレギュラーシーズンを戦い、中1日の30日にプレーオフを戦うというところがMLBらしいところでしょう。
 「たった1日しか休みが無い」のです。例年のことながら、このスケジュールには驚かされます。ポストシーズン進出の味をゆっくり味わう暇など皆無なのです。

 以下、ALのスケジュールです。

 この1ゲームプレーオフで勝ったチームは、中1日で10月2日からの「ディビジョン・シリーズ」に進みます。最大5ゲームを戦い、先に3勝した方が、続く「リーグ・チャンピオンシップ」に進むのです。

 もし、ディビジョン・シリーズが縺れると、10月8日に第5戦を戦うこととなりますが、リーグ・チャンピオンシップの緒戦は10月10日開始と決まっています。ここも中1日しかないのです。

 リーグ・チャンピオンシップは最大7ゲームを戦い、先に4勝した方が「ワールドシリーズ」に進出します。全てのメジャーリーガーが憧れるワールドシリーズです。
 リーグ・チャンピオンシップが縺れると、10月18日に第7戦が行われます。そして、ワールドシリーズは、10月21日に始まることが決まっています。ここは、中3日有ります。

 ナショナルリーグNLのポストシーズン・スケジュールは、リーグ・チャンピオンシップまで「ALから1日遅れ」となります。

 つまり、ALのポストシーズンゲームが無い、10月1日・10月9日には、NLのゲームが行われるか、行われる可能性があるスケジュールとなっているのです。
 MLBのファンはレギュラーシーズンはもちろんとして、ポストシーズンでもほとんど毎日ゲームを楽しむことが出来るスケジュールとなっているのです。

 「徹底したファン重視」の姿勢と言えるかもしれません。「ベースボール・イズ・アメリカ」の面目躍如たるものがあります。

 一方で、プレーヤー・チーム関係者の方は大変です。
 当然ながら、「プレーオフに向けてエース級の投手を準備すること」は、容易なことではありません。早々に地区優勝を決めたチームにのみ、その権利がある訳で、前述のアスレティックスやロイヤルズは、レギュラーシーズンから継続される先発投手ローテーションの中で戦っていくこととなります。

 「大切なゲームに投手力の全てを注ぎ込む」といった概念は、3勝3敗となった後のワールドシリーズ最終戦以外にMLBには存在しないのです。「絶対に勝たねばならぬ」ポストシーズン進出争いの過程およびプレーオフのゲームにおいても、先発投手の100球原則を守り、ブルペンピッチャーの温存に努め、常に明日のゲーム、その次のゲームを睨みながらのゲーム運び・プレー振りが、ベンチにもプレーヤーにも要求されます。

 シームレスなMLBのスケジュールが、MLBの面白さの源泉のひとつになっていることは、間違いないでしょう。

プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
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我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

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