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 この秋、年代別の男子サッカー日本代表3チームが、アジア地区の大会で悉く準々決勝で敗退しました。

1.U-16(16歳以下)日本代表チーム

 タイで9月に行われたU-16アジア選手権(兼U-17ワールドカップ予選)の準々決勝で韓国に0-2で完敗。ゲーム全般は日本チームが押していたと報道されていますが、0-2というスコアは言い訳の出来ない完敗です。

2.U-21(21歳以下)日本代表チーム

 本ブログでも採り上げましたが、9月に開始された仁川アジア大会の準々決勝で韓国に0-1で敗退。一方的に攻められるゲーム内容の下、後半の後半にPKで失点しました。

3.U-19(19歳以下)日本代表チーム

 10月にミャンマーで開催されたU-19アジア選手権(兼U-20ワールドカップ予選)の準々決勝で北朝鮮に1-1からのPK戦4-5で敗退しました。

 個別には色々な敗退原因や言い訳があるのでしょうが、国際大会公式戦の結果は重いもので、「実力通り」と見るのが妥当です。
 将来のA代表チームを考える時、大きな問題が有る結果と言えるでしょう。

 20世紀終盤のJリーグ発足を契機として、日本サッカーは飛躍を遂げました。FIFAワールドカップにも連続して出場できるようになり、「アジア最強」との評価も固まりつつあったように感じますが、この若い世代の国際大会における「勝負弱さ」を観ると、日本サッカーの進歩が止まってしまったかのように観えます。

 現状把握と問題点について書きたいと思います。

① 良いプレーヤーが育っていないとは思えないこと

 高校サッカーの各大会の様子や中学生世代、小学生世代、幼年世代のサッカー熱の高さを考慮すれば、日本サッカーの裾野は決して小さくなってはいないし、育成も組織的・計画的に行われているように観えます。

 こうしたバックグラウンドの下で、「良いプレーヤーは確実に育っている」と観るべきでしょう。トップレベルのプレーヤーの力は「落ちてはいない筈」です。

② 代表チームのメンバー選定に問題が有るのではないか。

 どの世代のチームも「小粒で迫力不足」であると様々な場所で指摘されています。私もそう感じます。①にもかかわらず、こうした迫力不足のチームになってしまうのは、とても残念ですし、不思議でもあります。

 代表メンバーの選定に問題が有るのかもしれません。

 もし、テクニック優先でメンバーを選んでいるとすれば、こうした「脆弱なチーム」が出来上がってしまう可能性があるでしょう。

 国際大会における代表チームメンバーには、「当たり負けず120分間動き続けることが出来るフィジカル」と「精神面の強さ」が不可欠です。技術面はもちろん大切な要素ですが、国内大会で目立つ程度のテクニックを具備してはいるが、フィジカルが弱く、気も弱い、というのでは国際大会では実力を発揮できないでしょう。

 「ボールの取り合いで絶対に負けない」という気迫無くして、テクニックは活きないのです。ボールを保持できなければ、パスワークのテクニックなど全く無意味でしょう。

 ポジション毎のプレーヤー選定も大切でしょう。例えばバックスならば、一層気迫・しぶとさが重要になります。少し極端に言えば、「体格よりも気迫」でしょう。

 例えば、1974年FIFAワールドカップの優勝チーム・西ドイツのバックスであったベルティ・フォクツ選手は決勝戦で、身長168cm・体重67kgの体格ながら、あのヨハン・クライフ選手(「空飛ぶオランダ人と呼ばれた当時の世界最高のプレーヤー)のマークに付き、ついにクライフ選手に自由なプレーを許しませんでした。

 また、2006年ワールドカップの優勝チーム・イタリアのジェンナーロ・ガットゥーゾ選手は、177cm・77kgの体躯ながら、ディフェンスラインの高い位置で果敢なタックルを連発し、センターバックのファビオ・カンナバーロ選手(175cm・75kg)とともにイタリアゴールを守り抜きました。

 ちょうどカンナバーロ選手の話が出ましたので、代表プレーヤー選出に際してのもうひとつの重要な要素を挙げます。「考える力」です。「考える力」に優れたプレーヤーを選定すべきでしょう。いつの時代も、口の悪いサッカーファンからは「頭の悪い選手はダメだ」といったコメントを再三耳にしますが、全くその通りだと思います。

 カンナバーロ選手は、ゴール前で相手チームの攻撃の芽を悉く摘んでいきました。あの予測力、そして対処力はカンナバーロ選手の「考える力」から生まれているのでしょう。前述の書き方風に言えば、「カンナバーロは頭の良いプレーヤー」ということでしょうか。

③ ベンチ・監督の力不足

 3つの代表チームが、全て完敗した以上、その責任の多くが監督とベンチに負わされるのは仕方がないところです。
 そして、この3チームのベンチ・監督は、代表チームを活かすことが出来なかったのです。マネジメントの能力と技術が足りなかった可能性が高いと思います。

 第一には、②の「メンバー選定におけるミス」が挙げられますが、より大きなミスは「チームを鼓舞し、戦闘意欲溢れる状態でゲームに臨ませる」ことが出来なかったことでしょう。当然ながら、萎縮した状態のチームにはサッカー理論も戦術論も何の意味も無いのです。
 「チームを鼓舞させるノウハウ・技術」が不足している人物は、国際大会の監督には不適格でしょう。当然ながら、代表監督に最も必要なスキルであることは、言うまでもありません。

 代表チームにはいつでも、相手チームを上回る気迫を持ってゲームに臨んでいただきたいと思いますが、それが無理なら、「相手チームと互角の気迫」はお願いしたい。気迫で互角であれば、テクニックの差が活きる可能性はあります。
 頭書の3チームの様に、気迫で押され縮こまったようなプレーを展開するのでは、「日本代表チーム」には相応しくないでしょう。

 1994年ワールドカップ・アメリカ大会の最終予選に臨む際に、日本代表のラモス選手が「みんな戦争に行くという覚悟が足りないよ。これは戦争なんだよ。」と何度も何度も言っていたのが思い出されます。

 「戦争」という表現は過激なものかもしれませんが、それ位の覚悟でピッチに立ち戦わなければ、勝利は到底覚束ないということでしょうし、相手チームは常に、それ位・以上の気迫でゲームに挑んでくるということでしょう。
 ラモス選手という、サッカー大国ブラジル出身の「当時の日本代表チームで屈指のテクニシャン」のコメントですから、一層重みがあります。

 1994年と2014年、20年間の月日が過ぎましたが、国際試合に臨む際のライバルチームのプレーヤーの気持ちの持ち様・レベルは、全く変わっていないのでしょう。

 まとめます。

 現在の我が国には、国際大会で十二分に戦っていける若手が数多く育っているが、まずメンバー選定の段階で、フィジカルと気持ちが強い選手が選ばれにくく、ゲームに臨んでは監督・ベンチに選手・チームを戦闘意欲十分な状態に持っていくノウハウ・技術が不足している、ということだと思います。

 一度「負け癖」が付いてしまうと、そこから抜け出すのはなかなか大変です。いつのまにか、それが定位置になってしまうのです。

 2014年のサッカー男子日本代表チームは、6月のワールドカップ・ブラジル大会でA代表が1勝も出来ずに敗退し、秋には若手が3世代に渡って、世界どころかアジア地区のベスト8止まりでした。この現実は「負け癖」寸前の惨状でしょう。

 各世代共に、次の大会でこの殻を絶対に破っておく必要があります。
 今大会には、41年振りに京都大学チーム(2回目)、2大会連続で東北大学チーム(9回目)が出場しました。

 古い話で恐縮ですが、太平洋戦争前の旧帝国大学から2つのチームが2014年の全日本大学駅伝大会に出場したことの意義は、大変大きいように思います。

 京都大学は1区の平井健太郎選手が区間4位の快走を魅せました。大会前に「区間賞を狙う」と伝えられての4位は、ご本人は不満かもしれませんが、強豪ひしめく1区で、村山兄弟や市田選手を相手にしての4位は素晴らしい成績だと思います。
 特に、スタート直後から、一色選手とともにレースを引っ張り、5km付近で村山謙太選手・村山紘太選手他に一度引き離されながら、7km付近から再度追い上げを開始、2区との引継地点まで食い下がったレース振りは見事でした。

 この平井選手の活躍が刺激となって、京都大学チームが久しぶりの全日本出場を果たしたことは間違いないのでしょうが、何より、「相当強い8人以上のメンバーが必要」な大会にキッチリとチームを組んで挑戦できることが素晴らしいと感じます。

 東北大学チームとも共通するのは「メンバーに大学院生が多い」ということです。
 このレースで走った8人のランナーの内、東北大学は5人、京都大学は4人が院生でした。

 高校駅伝界のスター選手は少ないであろう両チームにおいて、じっくりと時間をかけてランナーが育ってきている点が見事だと感じるのです。。

 予選会も実施され、本大会は全国ネットによるライブのテレビ放送が実施されるこの大会は、全国の全ての大学長距離ランナーの注目の的でしょう。「我こそは」というランナーは、全て挑戦していると言っても過言ではありますまい。

 そうした大会に、勉学主体の大学と見られがちな旧帝大のチームが出場してくるのは、容易なことではないというか、とても困難なことであろうと感じます。
 
 一方、これは我が国の陸上競技長距離界にとって、とても良いことだと思います。本当の意味で、当該競技の裾野が広がっていることを明示しているからです。そして、どこで走っていても、全国大会に出場するチャンスが有ることも示しています。必ずしも環境が整っていなくとも、自分達でよく考え、キチンとした練習を積み上げれば、全国大会出場の可能性が広がることを体現しているのです。
 全国の多くの高校生・大学生ランナーに大いなる勇気を与えていることでしょう。

 1区・2区の引継地点を目前にした京大チーム・平井選手の「届かなかったか」という感じの悔しそうな様子が印象的でした。本気で区間賞を狙っていたアスリートの姿でした。
 第150回天皇賞(秋)は、11月2日好天の東京競馬場で行われ、牡5歳馬スピルバーグが、直線一気の追い込みを決めて優勝しました。

 本当に見事な末脚でした。

 レースの上り3ハロンは34秒6でしたが、スピルバーグは33秒7で飛んできました。

 馬群が府中の長い直線に向いて、好位に付けていたイスラボニータ(1番人気)が残り350m辺りで抜け出しました。ルメール騎手が良く我慢して追い出した形です。ここから、いつものように「良い脚を100m」使ったのです。イスラボニータが先頭に立ちました。

 ここで最内を付いたジェンティルドンナ(2番人気)が追い込みを開始しました。最強牝馬が意地を魅せた感じで、2頭の競り合いとなるかと観えた瞬間、馬群の一番外から一頭が伸びてきました。

 「この馬は?」
 ライトブルーの勝負服。一瞬馬名が分かりませんでしたが、スピルバーグでした。

 内に刺さり気味に飛んで来る躍動感は別次元のもので、ジェンティルドンナとイスラボニータの2頭をまとめて差し切りました。

 G1ホース・重賞勝ち馬17頭を相手に、唯一の重賞未勝利馬が天皇賞(秋)の栄冠に輝きました。5番人気に支持したファンの皆様の慧眼には、いつもながら畏れ入ります。

 これで、2014年秋競馬のG1レースは、4戦連続で重賞未勝利馬が優勝したことになります。このメンバーでも重賞未勝利馬が天皇賞(秋)に勝つのです。

 競馬というのは本当に面白くて、とても奥行が深いものだと改めて感じます。
 駒澤大学チームが1区~8区までトップを維持した「完全優勝」を遂げました。

 大学駅伝シーズンの開幕を告げる筈の出雲駅伝が、台風の影響でよもやの中止となったことを受けての今大会は、大会前は「例年に比べて大砲(際立って強い選手)が少なく、小粒なメンバーによる大会」と言われていました。

 確かに、大学長距離界のレベルを超えて、全日本や世界に挑戦できるランナーはとても少ない今シーズンではありますが、逆に言えば「粒ぞろいの大会」とも言えて、各チームのレベルが拮抗していることから、11月2日の第46回全日本大学駅伝は「6校に優勝のチャンスが有る大混戦」と予想されていました。

 しかし、駒澤が圧勝しました。

 駒澤としても、昨年までに比べれば小粒と言われていたチームが、過去3年より強い勝ち方を魅せたのですから、全日本における駒澤の強さは、際立っているということでしょうか。

 駒澤チームの強さを示すデータは複数あるのでしょうが、各区間の引継時における2位との差も、そのひとつでしょう。

 第1区で村山謙太選手が、城西大の双子の兄弟・村山絋太選手との大接戦の中からトップで2区に繋いでからの、各引継地点での駒澤と2位チームとの差を観てみます。

・2区→3区 1分1秒
・3区→4区 1分22秒
・4区→5区 2分4秒
・5区→6区 2分40秒
・6区→7区 2分43秒
・7区→8区 3分50秒

 つまり、駒沢大学チームは各々の引継地点において、着実に2位との差を広げ続けたのです。最後の襷リレーに至るまで、「一度も2位との差を詰められなかった」というのは、凄いことです。

 2位以下の明治大、青山学院大、東洋大他の激しい順位争いを尻目に、どのチームが2位に上がろうとも、駒澤は襷リレーの都度、当該チームとの差を広げ続けました。1区で先頭に立ったチームとしては、理想的なレース運びということでしょう。

 今年の優勝で、駒澤大学チームは、早稲田や大東文化に並ぶ全日本4連覇を達成し、通算12度目の優勝という史上最高優勝回数(11度で日体大と並んでいました)を達成しました。そして最近の10年間で7度の優勝という、圧倒的な強さを改めて示した形です。
 近時の箱根駅伝で常に優勝争いを演じている東洋大学チームが、いまだ一度も全日本を制していないことと考え合わせると、「全日本における駒澤の強さ」は群を抜いています。

 一方で、不思議なことに全日本を3連覇した過去3年間、駒澤大学チームは箱根に勝っていません。3年間ともに惜しいところで優勝を逃しているのです。「全日本大学駅伝と箱根駅伝は別物」ということを示す事実でしょう。

 今大会の2位は明治大学チーム、3位は青山学院大学、4位は東洋大学、5位は山梨学院大学、6位は東海大学と、ここまでが来年のシード権を得ました。
 2位の明治は史上最高順位、3位の青学は優勝を狙うと宣言しての大健闘でした。全日本大学駅伝の上位常連チームでは無く、こうした新興チームの頑張りが大会を一層盛り上げてくれたと感じます。

 さて、残るビッグイベントはお正月の箱根駅伝です。
 
 全日本4連覇の駒澤は今年こそ箱根制覇を目指すでしょうし、実力十分の明治・青学・東洋も虎視眈々と優勝を狙うことでしょう。今大会7位だった早稲田も、現状のメンバーから観ると大健闘の印象です。例年、箱根一本に絞っているチームでしょうから、良い弾みとなったかもしれません。

 「大砲が少ない」箱根駅伝2015は、例年以上の大激戦が展開されることでしょう。
 10月23日、FIFA(国際サッカー連盟)による最新の各国男子A代表チームの世界ランキングが公表され、日本は52位となりました。

 1993年に開始され20年以上に渡って継続されているFIFAランキングは、評価時点から過去4年間の国際Aマッチの成績を基に(成績「のみ」を基に)算出され、毎月公表されるもので、各国のフル代表であるA代表の実力比較を行う上で、とても重要かつ権威有るものです。

 日本代表チームのランキングは9月の48位から4つ下がって10月は52位でした。

 次々と実施される国際Aマッチの結果が加味されていきますから、順位は変動するものなのですが、このところ「日本の順位は長期低落傾向」にあります。

① 過去の日本代表の最高順位は9位

 日本は1998年3月に9位という、トップ10入りを果たしています。1998年というのは6月~7月にFIFAワールドカップWCフランス大会が開催された年であり、日本はワールドカップ初出場を決めていた時期で、ワールドカップ大会前の国際Aマッチでも好成績を連発していたのです。

 この頃のランキング算出方法が現在のものとは異なっていた(結果には大きな違いは無いと言われています)とはいえ、日本がトップ10入りしていた時期があったというのは、現在では考えられないことです。

② 過去の日本代表の最低順位は62位

 2000年2月のランキング62位が、過去最低のランキングです。1998年のWCフランス大会が終了し、2002年のWC日本・韓国大会を控えたこの時期、新チームを稼働させていた日本代表は、国際Aマッチで苦戦を強いられていたのです。

 前述②のような苦しい時期もありましたが、平均的な日本代表チームは、高い時には20位前後、低い時でも40位台前半のランキングをキープしてきたのですが、ついに50位台に下がってしまいました。

 2014年WCブラジル大会を終えて、新生代表チームが稼働したばかりとはいっても、「それはFIFAに加盟する全ての国々のチームに共通したこと」ですので、何の理由にもなりません。

 現在の日本代表チーム・アギーレジャパンを観ると、WCブラジル大会を戦ったメンバーに、武藤選手や柴崎選手といった新戦力が加わり、実力は向上しているように観えますが、ランキングは下がっています。
 これは「相対的な実力が下がっていること」に他ならないでしょう。日本チームは実力をアップしているが、他国のチームの方がより一層実力をアップしているので、日本の順位が下がっているということです。

 もちろんFIFAランキングに一喜一憂する必要は無いのでしょうが、趨勢的に下がっているという事実は、重く受け止める必要があります。
 1993年以降の最低ランク62位も視野に入って来ました。

 日本男子サッカー界が総力を挙げて強化に取り組まなければならない時期が、来ているのでしょう。
 11月2日、東京競馬場芝2000mコースで行われる、第150回天皇賞(秋)競走の注目馬検討です。

 かつては古馬最高の栄誉、現在では3歳馬も加わった秋の大レースですから、今年も18頭のフルゲートとなりました。

 格から観れば、NO.1はジェンティルドンナ。2012年の牝馬三冠にして、ジャパンカップも2012・2013年連覇、そして2014年のドバイシーマクラシックも制しているとなれば、現役最高というより史上最高牝馬の一頭と言って良いでしょう。ジャパンカップにおいて、あのオルフェーヴルとの一騎打ちで勝っているように、東京コースでの強さも際立っています。
 前走の宝塚記念では意外な大敗(9着)でしたが、ドバイシーマCの前走・京都記念でも6着に敗れてから、国際G1に圧勝したことを考慮すれば、実力を発揮すれば最右翼の存在であることは間違いありません。

 続いてはフェノーメノ。2013・2014年の天皇賞(春)を連覇しました。3200mの天皇賞(春)の連覇は、本物でなければできない芸当です。2012年の天皇賞(秋)で、エイシンフラッシュに内をすくわれて1/2馬身差の2着に苦杯しましたが、東京2000mコースへの適性も十分に示しました。

 続いては、エピファネイアとイスラボニータ。
 エピファネイアは2013年の菊花賞馬、イスラボニータは2014年の皐月賞馬と、両馬はクラシックホースです。
 エピファネイアは菊花賞以降、3着・4着と勝ち切れないレースが続いていますが、まさに「相手が強いレース」に挑戦し続けているのです。調子が戻っていれば、十分に勝負になることでしょう。
 イスラボニータは菊花賞トライアルのセントライト記念に快勝して、こちらに挑戦してきました。順調さでは一番です。

 さらには、カレンブラックヒル。2012年のNHKマイル優勝馬です。但し、このG1を勝って以降やや成績が上がっていないのが気になります。

 G1ホースでは無いので、格では劣りますが、G1レース常連馬の中にも注目したい馬が居ます。デニムアンドルビーです。2013年のオークス3着、ジャパンカップ2着と大健闘を見せました。2014年に入ってからはG1で勝ち切れないレースが続いていますが、地力は相当高いと見ます。

 そして、上がり馬。
 まずは、マイネルラクリマ。前走G2オールカマーに優勝しました。初のG2制覇ですから、生涯最高の状態でしょう。
 続いては、マーティンボロ。前走G3新潟記念に勝ちました。最近7走で4着以下が無いという安定感も売りです。

 さて以上から、注目馬を選定します。

 第一の注目馬は、7枠15番イスラボニータ。
 他の有力馬に比べて、使い込まれて順調であることがポイントでしょう。これまで8戦6勝2着2回という、圧倒的な安定感も魅力です。もしこのレースを勝つようなら、12戦して3着以下無しのダイワスカーレットや19戦して3着以下無し(史上1位)のシンザンの記録に挑戦できるスーパーホースということになります。
 とても器用な脚を使い、最後の直線で良い脚を必ず100m程使えるのが特徴です。大崩れしない理由もそこにあります。但し、どのレースでも残り100mからの脚が甘くなるのが気になります。東京コースは、そこからが勝負なのです。C.ルメール騎手の手綱さばきにも注目しましょう。

 第二の注目馬は、1枠1番ジェンティルドンナ。
 史上屈指の名牝、かつ東京コースでの凄まじい強さを考え合わせると、9着に敗れた前走から4か月ぶりといっても、この馬は外せません。古馬になって少しずぶくなったかとは感じますが、気分良く走れば圧勝する力が有るからです。「今春ドバイのG1を勝った馬」が、昔の馬である筈がないと思います。
 
 第三の注目馬は、7枠14番のマーティンボロ。
 直近の4走で3勝2着1回と、5歳の秋にして本格化したディープインパクト産駒です。中距離馬というよりも2000mのスペシャリストの感がありますので、上がり馬ならこの馬を選びたいと思います。

 天皇賞(秋)2014は、以上の3頭に注目します。
 少し馬場が渋りそうな天気予報ですが、程よいお湿りで、走り易い馬場になっているのではないかと見ています。

 良いメンバーが揃いました。良いレースになりますように。

 今シーズン終了後フリーエージェントFAとなっていた上原浩治投手が、ボストン・レッドソックスBOSと2年契約で合意したと、10月31日に報じられました。

 2013・2014年シーズンをレッドソックスで過ごした上原投手にとって、引き続き戦い慣れたBOSでプレーできることは素晴らしいことだと感じます。

 本ブログでも、2012年にテキサス・レンジャーズTEXとの契約を終了し、2013年からBOSに所属することとなった際に、1年425万ドルの2年契約を結んだこと、および2013年のポストシーズンで大活躍し、アメリカンリーグ・チャンピオンシップシリーズALCSのMVPに選ばれながら、2014年の年俸が上がることが無いことから、2014年シーズンで活躍し、処遇改善に結びつけなければ2013年の活躍が活きてこない旨の記事を掲載しました。

 そして迎えた2014年シーズン、上原投手は良い仕事をしたのです。
 64ゲームに登板して6勝5敗26セーブ1ホールドと堂々たる内容でした。特に、シーズン初めに39歳の誕生日を迎えた大ベテランが64ゲームに登板したことは見事だと思いますし、レギュラーシーズンの早い時期にポストシーズン進出が難しくなったチームにあって、田澤投手と共に奮闘を続けたことに対して、大きな拍手を送りたいと思います。

 フリーエージェントとなった上原投手の2015年の所属チームや契約については、色々と取り沙汰され、「1年契約1000万ドル前後」ではないかと報じられていましたが、今般BOSと「2年・1800万ドル」の契約で合意したと伝えられました。
 2013・2014年の上原投手の頑張りが実を結びました。

 上原投手は2015年4月には40歳になります。

 MLBには40歳を超える投手は多くはありませんが、そう珍しい存在でもありません。例えば、あの「ビッグ・ユニット」ランディ・ジョンソン投手は46歳まで登板しましたし、フィル・ニークロ投手は48歳、グレッグ・マダックス投手は42歳、ジョン・スモルツ投手も42歳、カート・シリング投手は40歳と、錚々たるメンバーが40歳以降もマウンドに上がっています。

 しかし、日本人投手となると話は別です。
 野茂英雄投手が39歳、佐々木主浩投手が35歳(NPBで37歳までプレー)、長谷川滋利投手が37歳、といった形で、40歳を超えてメジャーのマウンドにはなかなか立っては来なかったのです。
 その点でも、上原投手はパイオニアということになるのでしょう。

 上原投手は2009年シーズン、ボルチモア・オリオールズBALの一員として35歳でメジャーデビューし、2011年シーズン途中にTEXに移籍、そして2013年からはBOSに所属と6年間で3チームを経験しました。
 日本プロ野球NPBにおける圧倒的な実績を引っ提げてMLBに挑戦したのですけれども、BALとTEXでは、思ったような活躍が出来ず、2013年のBOSでようやく「さすがは上原」という評価を得たのです。

 上原投手は今回の契約に際して「この年齢で2年を取れたことは本当にありがたい」とのコメントを自身の公式ブログに掲出したと伝えられています。

 「ありがたい」ことなのでしょうが、これは「上原投手の努力のたまもの」でしょう。MLBが上原投手をこのように評価したのです。見事なものです。

 当該ブログには「でもここからが大変。いい契約をしたんだから結果を出さないとね」と意欲を示したとも伝えられました。

 2015年には、より進化した「上原投手の3分クッキング」が観られることを楽しみにしています。おめでとうございました。
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Author:カエサルjr
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