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 2014年の日本プロ野球NPBとメジャーリーグベースボールMLBのポストシーズンは、福岡ソフトバンク・ホークスとサンフランシスコ・ジャイアンツの優勝で幕を閉じました。

 太平洋を挟んだ、世界のベースボールと野球をリードする2つのリーグのチャンピオン決定に向けて、2014年は2人の左腕が重要な役割を果たしました。大活躍したのです。

1. NPB 大隣憲司投手

 ソフトバンク・ホークスの左腕・大隣投手は、2014年夏に故障から復帰、ペナントレースの後半に、ようやく力を発揮したのですが、ポストシーズンの活躍は見事でした。

・10月15日 クライマックス・シリーズCSファイナルステージ初戦に登板して、122球・7と2/3イニングを投げて、被安打5、失点2。降板時にはチームはリードを許していましたが、9回裏に一気に3点を挙げて逆転、3-2でホークスが日本ハム・ファイターズを下しました。大隣投手の粘り強い投球が、逆転に結び付いた形です。

・10月20日のCS(結果としての最終戦)に登板し、99球・7イニングを投げて、被安打6、失点0の好投。チームは4-1でファイターズを下して、日本シリーズへ進出を決めました。

・10月28日の日本シリーズ第3戦、阪神タイガースと1勝1敗を受けての第3戦に登板し、101球・7イニングを投げて、被安打3、失点0の好投。ホークスの5-1の勝利に貢献しました。
 2勝1敗とリードしたホークスは、この後連勝して4勝1敗で日本シリーズを制しました。

 以上の様に、大隣投手はポストシーズンのキーとなるゲームに登板し、ベンチの期待に違わぬ好投を展開したのです。

2. MLB バムガーナー投手

 サンフランシスコ・ジャイアンツSFの左腕・バムガーナー投手は、2014年のレギュラーシーズンでも33ゲームに先発し、217と1/3イニングを投げて、18勝10敗という見事な成績を収めましたが、ポストシーズンでの活躍はそれ以上でした。

・10月1日 ワイルドカードのワンゲームプレーオフで、ピッツバーグ・パイレーツPITを相手に109球・9イニングを投げて、被安打4、失点0の完投シャットアウト。チームの8-0の勝利に大貢献しました。

・10月6日 地区シリーズの第3戦、ワシントン・ナショナルズWASを相手に92球・7イニングを投げて、被安打6、失点3で負け投手になりました。MLBポストシーズン2014でバムガーナー投手が喫した唯一の敗戦ゲームですが、このゲームでもキッチリとクオリティスタートを実現しているところに注目します。

・10月11日 ナショナルリーグ・チャンピオンシップシリーズNLCSの初戦に先発登板して、セントルイス・カージナルスSTLを相手に112球7と2/3イニングを投げて、被安打4、失点0。SFの3-0の勝利に貢献しました。

・10月16日 NLCS第5戦(結果として最終戦)に登板して、98球・8イニングを投げて、被安打5、失点3と好投。8回を投げ切った時には3-3の同点でしたが、9回にSFが3点を勝ち越し勝利。4勝1敗でNLCSを制して、ワールドシリーズに進出しました。

 NLCS2014で2勝を挙げたバムガーナー投手は、シリーズMVPを獲得しました。

・10月21日 ワールドシリーズWS2014の初戦に先発登板して、カンザスシティ・ロイヤルズKC相手に106球・7イニングを投げて、被安打3、失点1の好投。チームの7-1の勝利に貢献しました。

・10月26日のWS第5戦、2勝2敗のタイで迎えた第5戦で先発、117球・9イニングを投げて、被安打4、失点0の完投シャットアウト。チームの5-0の勝利に大貢献しました。

・10月29日のWS第7戦、3勝3敗のタイで迎えたゲームで5回(3-2でリードした局面)からリリーフ登板。68球・5イニングを投げて、被安打2、失点0の好投・セーブポイントを挙げました。チームの3-2の勝利、ワールドシリーズ制覇に大貢献したのです。

 WS2014で2勝1セーブを挙げたバムガーナー投手は、シリーズMVPを獲得しました。

 NPBとMLB、舞台こそ異なりますが、大隣投手とバムガーナー投手は、ポストシーズンのポイントとなるゲームに先発し、役割期待に見事に応える好投を魅せました。

 2014年のワールドシリーズと日本シリーズは、この2人の左腕が勝利をもたらしたと感じます。

 この2人の左腕に共通しているのは、

① 真ん中付近にボールが来ないこと

 当たり前と言われそうで恐縮ですが、大隣投手とバムガーナー投手は「低目と高目の両方を駆使」した点が共通しています。

 「低目に投げることがピッチングのポイント」とは、よく言われることなのですが、この2人の左腕は、高目にも多くの球数を投じていました。低目ばかりでは、ボール球は振ってもらえませんが、低目と高目を織り交ぜることで、打者の打ち気に応えました。
 そして、後から見てみると「ほとんど真ん中付近には投げていない投球」が実現しているのです。

 左右のコントロールよりも、上下のコントロールを活かした投球術が印象的でした。

② 年俸が高くないこと

 29歳の大隣投手は、年俸6千万円と報じられています。NPBのエース級投手の年俸としては高くはありません。

 25歳のバムガーナー投手の年俸は395万ドル(1ドル114円として4億5千万円強)と報じられています。MLBのエース級先発投手としては高くはありません。
 同じ、SFのマット・ケイン投手の20百万ドル(同22億8千万円)、ティム・リンスカム投手の17百万ドル(19億3千万円強)と比較しても、相当低いと言わざるを得ません。

 つまり、この2人の左腕は2014年の活躍により2015年の年報大幅アップを目指している、売出し中の投手ということになります。

 大隣憲司投手とマディソン・バムガーナー投手、2人の左腕の献身的かつ見事な登板は、福岡ソフトバンク・ホークスとサンフランシスコ・ジャイアンツに、日本一・世界一の称号をもたらしました。
 同じ2014年に、太平洋を挟んだ2つのリーグで、2人の左腕が大活躍したことは、素晴らしいことであり、不思議なことでもあると感じます。
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