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HOME   »  2014年11月27日
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 Jリーグが来季から、最新の映像技術を応用した、選手とボールの動きを補足してリアルタイムにデータ化するシステムを導入すると発表したと、11月20日の日本経済新聞・朝刊スポーツ面で報じられました。
 このシステムは、スウェーデン・カイロンへゴ社の「トラキャプ」というシステムとのこと。欧州の主要リーグやチャンピオンズリーグで導入済みの仕組みです。

 適用される試合は、J1の全306試合とナビスコカップや天皇杯といったカップ戦が予定されています。

 より客観的で精緻なデータをリアルタイムに入手できることは、サッカーを行う立場、そして、観て楽しむ立場の両方に大きな影響を与えそうです。おそらく、導入前の現時点で推測するより、遥かに大きな影響を与えるだろうと感じますし、J1リーグの監督・コーチにとっては、「いかに早く当該データをチーム強化に活かして行けるか」の手腕が問われることとなるでしょう。

 こうしたデータをゲーム造りに活かすというのは、予想より相当に難しい事の様に思います。
 各プレーヤーの走った距離や速さが分かったところで、「どれだけ効果的に動いているか」「戦略的な働きが出来ているか」といった観点からのデータは、簡単には取れないであろうと考えられるからです。
 こうした観点無しに、例えば単純な例として、「運動量のデータのみを盲信し、長く走って運動量が多い選手の方が良く働いている」などという評価を行うようであれば、全く的外れでしょうし、有害でさえあるでしょう。

 プレーヤー個々の特性・強みやポジションの違い、戦法の違い等を加味した上で、新しく得られるデータを活用するというノウハウの確立には、相応の時間が必要なのではないでしょうか。

 こういう時こそ、すでに導入済みの欧州に行って、可能な限りそのノウハウの習得に努めるのは有効な施策であると考えます。おそらく、調査・研究というのは、そういうことを指すのです。
 新データを活用できるまでの所要時間を、例えば、1年間から半年間・3か月間に短縮することは、来季の監督・コーチの重要な責務であり、チームの成績に直結する仕事とも言えそうです。

 最新技術を活用して、どんなに詳細なデータがリアルタイムに入手できるようになったとしても、そのデータを活かすも殺すも、データの使い手の能力次第という状況は、昔も今も全く変わらないことなのでしょう。
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