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 4月5日に行われたJ2のゲーム、横浜FC対ジュビロ磐田の一戦で、横浜FCのフォワード三浦知良選手がゴールを挙げました。

 三浦選手の得点は48歳1か月10日という、自身の持つ記録を518日更新する「Jリーグ最年長記録となりました。
 また、このゴールでJリーグの得点通算記録も158(J1で139得点、J2で19得点)に伸ばしています。

 右サイドからのクロスに走り込んでのヘディングで、相手ディフェンダーに競り勝ってのゴールでした。ボールに対する反射神経・得点感覚、スピード、高さ、全ての点で「まさに現役Jリーガー」のトップレベルのプレーであったことは間違いありません。このゴールの最も素晴らしいポイントはそこでしょう。

 カズは全盛時に「日本サッカー界の頂点」に立っていたプレーヤーです。そうしたプレーヤーが、48歳になってもプレーし、ゴールを挙げるというのは「称賛の言葉を探すのに苦労する有り様」と言えるでしょう。我が国のみならず、世界中を見回しても、眼にすることが出来ない存在なのではないでしょうか。

 「生きる伝説」であるキング・カズに、大きな拍手を送ります。
 2015年の全日本綱引き選手権大会は、3月8日に東京の駒澤オリンピック公園総合運動場体育館で開催されました。
 今年もテレビ放送されました。

 ご存じのように、「綱引き競技」は近代オリンピックの初期の時代(1900年~1920年)にはオリンピック種目でもあった、歴史と伝統を誇る競技ですし、大きな競技場や大掛かりな設備ではなく、「綱」と相応のスペースが有れば楽しめますので、手軽なスポーツといっても良いと思います。

 一方で、「綱引き競技」で日本一を目指すとなれば、それは生半可なことでは到底不可能なことです。歴史と伝統を誇る競技ですので、不公平が無く、実力がきちんと結果に現れるレギュレーションとルールが確立されているのです。

 さて、2015年の大会を観てみましょう。

① 女子の部 マドラーズ大阪チームが圧勝

 女子の決勝は、マドラーズ大阪VS神戸PULL-BARの顔合わせとなりました。「4年連続同じカード」となったのです。

 今年こそ「王者」マドラーズ大阪の牙城を崩したかった神戸PULL-BARでしたが、結果はマドラーズ大阪の圧勝でした。
 これで、マドラーズ大阪チームは「9連覇」を達成し、自らが持つ連覇記録を伸ばしました。

 決勝の1セット目、マドラーズ大阪の8人の選手の合計体重は、上限とされる500kgより少なかったのですが、2セット目には選手を交代し「丁度500kg」のチームとしました。つまり、万が一1セット目を落としたとしても、2セット目は必ず取り、3セット目で勝負する作戦だったのでしょう。

 ご承知のように、綱引きは選手の体重が重い方が有利です。同じ筋力同士であれば、重い方が引かれ難いのは道理。従って、綱引き競技では「チーム全体(8名)の体重の合計上限」が定められています。現在は、女子が500kg、男子が600kgです。

 「力が強くて体重が重い選手」を揃えれば有利なスポーツなのですが、チームの合計体重上限が決められていますので、事はそう単純ではありません。大男・大女?ばかりを集めれば勝てるという競技とならないようなレギュレーションとなっているのです。

 さて、本題に戻ると、万一も考慮した第1セットも勝利したマドラーズ大阪ですから、第2セットも圧勝して、セットカウント2-0で優勝ということになったのです。

 神戸PULL-BARも相当強くなっているのですが、主審の「プル」の声で競技が始まった瞬間に、「マドラーズの方が強い」と感じます。
 選手の足が余計な動きをしていないことと、綱の位置が高いのです。

 全日本綱引き選手権大会・女子の部は、まだまだマドラーズ大阪の時代が続きそうな感じです。
 それにしても、「女子の部」は何時の時代も「強力なチーム」が存在している感じです。かての「旭川BL(北海道)」、「コスモレディースTC(大分)」、「コベルコ科研(兵庫)」、そして現在のマドラーズ大阪と続きます。そして、マドラーズ大阪が「最も長い王朝」を継続しているのです。

② 男子の部 進友会(長野)がリベンジ

 男子の決勝は、進友会とBIWAKO同志会(滋賀)の顔合わせとなりました。こちらも「4年連続同一カード」です。2012年と2013年は進友会が勝ち、2014年はBIWAKO同志会が優勝しています。

 決勝戦は「互角の様相」となりました。女子とは異なり、男子は凌ぎを削る戦いとなったのです。

 もともと「まずは相手に引かせて、相手チームの体勢が崩れたと見るや引き返す」戦術を得意としている進友会は、今年も同じ「伝統の戦術」を取りました。一方のBIWAKO同志会は最初から引いて、じりじりと相手を追い詰める作戦でした。

 第1セットは、双方譲らぬ引き合いからBIWAKO同志会が反則3回となって反則負けでした。反則とは、シッティング(尻餅をついたままプレー体制に戻れない時)、ロッキング(ロープの自由な動きを妨害する持ち方をした時)等々ですが、綱引き競技においては相手チームとのギリギリの引き合いの中で、チームとしてバランスが崩れることも多く、選手がお尻を床に付くことは、まま発生します。こうしたプレー振りを審判が厳しくチェックしているのです。

 第2セットは「ノーブル(引分け)」となりました。両チームが殆ど同時に「反則3回目」となったのでしょう。この戦いが互角の戦いであることを如実に示したセットでした。

 第3セット(やりなおしの第2セット)は、進友会が「反則3回」となりBIWAKO同志会が取って、セットカウント1-1のタイになりました。
 
 最終セットは、両チームが秘術を尽くした引き合いを展開しましたが、最後はBIWAKO同志会が「反則3回」となり、進友会が優勝しました。

 2014年大会のリベンジを果たした進友会の選手達はとても嬉しそうでした。これで進友会は通算7度目の優勝と成りました。2005年からの過去11回の大会で7度目の優勝ということですから、現在の男子綱引き界は「進友会の時代」と言って良いのでしょう。

 BIWAKO同志会も素晴らしいパフォーマンスを示しました。進友会とともに、これからも日本の綱引き競技を引っ張って行く存在であることは、間違いありません。
 少し気になったのは、BIWAKO同志会チームは、苦しくなるとロッキングを取られることが多いのです。ギリギリの戦いの中で、一定止むを得ないことなのでしょうが、「勝ち切るためには、こうした反則を減らしていく必要」がありそうです。

 大会の歴史を見ると、男子には「金沢レスキュー隊(石川)」という強豪チームが存在します。過去12度の優勝という、最高回数記録を保持しているチームです。
 その金沢レスキュー隊は、2011年の優勝以降は勝ちきれない大会が続き、今大会もベスト4で敗れてしまいました。「日本の綱引き競技を文字通り引っ張ってきたチーム」ですので、再びその姿を「全日本の決勝」で観たいものです。

 2015年の全日本綱引き選手権大会も、女子はマドラーズ大阪、男子は進友会の優勝で幕を閉じました。
 大会最高齢選手、67歳の女子選手が、「楽しくて仕様がない様子」でインタビューに応じていたのが印象的でした。綱引きとは、そういう競技であり、とても良い競技だと感じます。
 2014年~15年の欧州各国のリーグ戦も佳境に入りました。

 4月1日時点で、
① ドイツ・ブンデスリーガは、バイエルン・ミュンヘンが勝ち点64で断トツの首位。定位置とは言え、いつもながらの強さを魅せています。2位には勝ち点54でVfLヴォルフスブルクが続き、3位は同47でボルシア・メンへングラードバッハとなっています。

 個人的には、メンヘングラードバッハの今後の活躍が楽しみです。

② スペイン・リーガエスパニョーラは、FCバルセロナが勝ち点68でトップ、レアル・マドリードが同64で2位、3位にはバレンシアCFが勝ち点60で続き、4位が同59のアトレティコ・マドリードです。

 バルセロナ、レアル、アトレティコの「3強」は相変わらずの強さを魅せている一方で、バレンシアの健闘が目立ちます。

③ イングランド・プレミアリーグは、チェルシーが勝ち点67で首位、同61でマンチェスター・シティが続き、3位には同60でアーセナル、同59でマンチェスター・ユナイテッドが4位です。

 ジエゴ・コスタ、アザール、オスカルを擁するチェルシーの優位は動かないところでしょう。一方で、ファン・ハール新監督が率いるユナイテッドも健闘していると見て良いと思います。

④ イタリア・セリエAは、勝ち点67でユベントスが断トツの首位。同53でASローマ、同52でラツィオが続きますが、「ユーベ1強」の時代が続いています。

 以上、欧州4大リーグの現況でした。

 どのリーグも「優勝候補」チームが順当な戦いを展開していますけれども、気になったのはリーガ・エスパニョーラで3位に付けているバレンシアCFでしょうか。

 バレンシアCFは、もともとスペイン1部リーグで優勝6回、スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)で優勝7回を誇る名門チームです。
 あのアルフレッド・ディ・ステファノが監督を務めていた1970年代には、あのマリオ・ケンペス(1978年ワールドカップで母国アルゼンチンを初優勝に導いたFW)らを擁して、黄金時代を築き上げました。

 1970年代は、欧州サッカーの情報が日本にも定期的に相応の量が入ってくるようになった時代ですから、私などには「バルセロナは強いチーム」という印象が有ります。

 ところがバレンシアCFは1980年代~90年代にかけて、つまり20世紀の終盤には、すっかり低迷してしまいました。レアル・マドリードやFCバルセロナの活躍の陰で、「バレンシアはどうなってしまったのだろう」という時代が長く続いたのです。

 そして、2000年前後から復活の兆しを見せて、21世紀に入り2度のリーグ優勝、1度の国王杯優勝に輝き、バレンシア復活かとも見えましたが、2010年代にはクラブの財政状態が悪化して、有力選手(ファン・マタ、ダビド・シルバ、ダビト・ビジャ等)を次々と放出し戦力ダウン。再び低迷期に入っていたのです。

 そのバレンシアCFが、現在リーグ3位に付けているのですから、正直に言って驚いています。

 昨2014年7月に就任したヌノ・エスピリト・サント監督の采配が活きていると見て良いのでしょう。
 現役時代はポルトガルでゴールキーパーGKとして活躍し、FCポルト時代にはUEFA-CL優勝を経験していますし、ポルトガルリーグでの監督経験もありましたが、監督としての実績はメジャーなものとは言えませんでしたから、バレンシアCFとしては「賭けに近い」選択であったのかもしれません。「1年契約」にも表れています。

 しかし、「チームを予想外(失礼な書き方で恐縮です)の活躍」に導いています。

 メッシ、ネイマール、スアレス、シャビ他のスター選手を擁するバルセロナや、クリロナ、ベンゼマ、ハメス・ロドリゲス、トニ・クロースといったこちらもスーパースター揃いのレアル・マドリードを相手にしての3位という成績は、「驚異的」でしょう。

 今期のバレンシアCFの得点上位3プレーヤーは、ダニエル・パレホが9得点、パブロ・ピアッティが7得点、フランシスコ・アルカセルが7得点ですが、メッシの32得点やクリロナの31得点と比較すれば、戦力差は明らかです。

 その少ない得点を活かしながら、キッチリと勝ち点を挙げて行くゲーム運びは、まさにヌノ監督の真骨頂なのでしょう。

 「バレンシアCF」の名前が上位に居るリーガ・エスパニョーラは、一層面白いリーグだと感じます。今シーズンの健闘と、来シーズン以降の更なるチーム強化をお願いしたいものです。

 第87回選抜高校野球大会の決勝は4月1日に行われ、敦賀気比高校が3-1で東海大学第四高校を破り優勝しました。

 福井県の敦賀気比と北海道の東海大四という「雪国チーム同士の決勝戦」として注目されたゲームは、1回の表裏に共に1点ずつを取り合い1-1、2回以降は敦賀気比・平沼投手と東海大四・大沢投手の「息詰まる投手戦」となりました。

 まずチャンスを掴んだのは敦賀気比でした。4回の裏、ヒットとエラー2つで「ノーアウト満塁のチャンス」が到来したのです。
 東海大四から観ると、2つのエラーで招いてしまったピンチですから、失点の可能性が高いと思われました。

 しかし、ここで東海大四・大沢投手が素晴らしい投球を魅せました。敦賀気比8番の加門選手を見逃がしの三振、9番の木下選手を空振りの三振、1番篠原選手をショートゴロに打ち取って、この大ピンチを凌ぎ切ったのです。
 「取りたい時に三振が取れる」というのは、相当レベルが高い投手です。それも甲子園大会の決勝戦なのですから、この大沢投手の投球は「見事の一語」でしょう。

 1-1の同点から、これ以上無い・無死満塁というピンチを切り抜けたのですから、「試合の流れが東海大四に傾く」のは、自然なことです。
 6回表にワンアウト1・2塁、7回表に1死2・3塁のチャンスを逃した東海大四に、8回表絶好のチャンスが到来しました。2塁打とエラーでノーアウト2・3塁としたのです。

 イニングも8回まで進んでいますから、この段階での得点は重いものです。
 ここで東海大四はスクイズを選択しましたが、敦賀気比バッテリーは完全に見抜いていて、これを外し、3塁ランナーを三本間に峡殺しました。
 このプレーで、5回以降東海大四に在った試合の流れが、敦賀気比に傾いたのでしょう。

 8回裏、四球と送りバントで1死2塁として、6番の松本選手を迎えました。そして、その松本選手がレフトスタンドにホームラン。今大会・自身3本目のホームランは、第87回の紫紺の大優勝旗の行方を決めるホームランともなりました。

 東海大四・大沢投手にとって惜しまれるのは、この回先頭の敦賀気比4番の平沼選手(投手)へのフォアボールでしょう。
 ゲームの流れが大きく変わっている中での与四球は、ノーアウトランナー1塁という状況以上のプレッシャーを東海大四チーム・バッテリーに及ぼし、これまで「思い切った投球を展開」してきた大沢投手の投球にも、大きな影響を与えたと感じます。

 珍しく甘く球威が不足した球が、松本選手に投じられたのです。これを見逃すことなく、ライナーでレフトスタンドに運んだ松本選手のバッティングを褒めるしかないプレーでした。

 「全く互角の決勝戦」であったと思います。

 4回の大チャンスを逃した時には、敦賀気比が苦しくなったかと思いましたが、7回・8回のチャンスを東海大四が物に出来なかったことで、試合の流れは再び敦賀気比に戻ってきたのでしょう。

 「どちらが勝っても初優勝」というゲームに臨んで、「勝利の神様」も迷いに迷ったのでしょうが、最後は「既に夏の甲子園で優勝経験が有る北海道勢」よりも「まだ一度も優勝したことが無い北陸勢」に微笑んだ、ということなのかもしれません。

 このところ、甲子園大会のベスト8以上への進出が目立つ「雪国チーム」に大いなる勇気を与える、敦賀気比高校の初優勝でした。

 そして、全国各地域の高校野球のレベル差が本当に小さくなったと感じさせる「センバツ2015」でもありました。
 3月31日に行われた、大阪桐蔭VS敦賀気比、浦和学院VS東海大四、の準決勝2ゲームは、戦前の予想や甲子園大会の常識・記録を大きく超える内容となりました。

① 雪国チームが快勝したこと

 福井県の敦賀気比高校と北海道の東海大四高校は、ともに雪が多い地域のチームです。雪解けもままならぬ時点で開始される春の甲子園大会では、練習量や実戦感覚といった諸点で、相当なハンディキャップが存在するように思われますが、その2チームが決勝に進出したのです。

 福井県のチームとしては1978年の福井商業高校以来37年振りの、北海道代表チームとしては1963年の北海高校以来52年振りの、決勝進出という事実を見ても、こうした地域のチームが甲子園大会の決勝戦に駒を進めることの難しさが、よく分かります。

 加えて、2015年大会は、決勝進出の2チームが共に雪国のチームだったのです。これは史上初のことです。

 甲子園大会の歴史を踏まえた、準決勝前の予想を超える結果であったと感じます。

② 現代の強豪校を破っての勝利

 大阪桐蔭と浦和学院の両校は、現代の高校野球の名門校であり、甲子園大会の優勝経験も保持する強豪校です。

 敦賀気比と東海大四は、この両チームを破ったのです。それも快勝でした。

 「くじ運に恵まれた」とか「相手チームの大ミスにより」勝ったといった誹りを受ける心配は皆無でしょう。

 「21世紀のPL学園」と呼ばれる大阪桐蔭と敦賀気比は、夏の甲子園2014の準決勝でも対戦し、打ち合いの末15-9で大阪桐蔭が勝っています。

 春の甲子園2015でも準決勝で戦うこととなった両チームが、現在の高校野球界のトップクラスに君臨するチームであることは間違いないでしょう。そして、今度は敦賀気比が11-0で圧勝したのです。

 浦和学院は春の甲子園2013の優勝チームであり、常に埼玉県そして関東地区の高校野球をリードする存在です。
 そのチームを東海大四は3-1で下しました。浦学に先制を許しながら直ぐに逆転し、その後はキッチリと守り切った試合振りは、どちらが甲子園常連校か分からない印象でした。

 「大阪桐蔭VS敦賀気比」「浦和学院VS東海大四」という、準決勝の2つのカードを観て、敦賀気比と東海大四が決勝に進出すると予想することは、甲子園大会のファンであればあるほど、難しいことなのではないでしょうか。

③ 驚異的なプレーの数々

 大阪桐蔭VS敦賀気比のゲームを決めたのは、敦賀気比の6番打者・松本選手の「2打席連続・満塁ホームラン」でしょう。

 ゲームの1回と2回に飛び出した2本のホームランは、強烈なダメージを相手チームに与えたと思います。もちろん、「2ホームランで8打点」という数字上の威力も大きいのですが、それ以上に「プレーとしてのインパクト」が大きかったのではないかと考えます。

 さすがの常勝軍団・大阪桐蔭高校チームをも意気消沈させるプレーだったのでしょう。何しろ「甲子園大会の歴史上初めてのこと」なのですから。歴史を塗り替えるプレーだったのです。

 夏の甲子園2014の準決勝でも、先制を許した大阪桐蔭ですが、このときはグイグイと追い上げて逆転しました。9-15で敗れた敦賀気比ナインにとっては「9点取っても勝てないのか」という感じであったと思いますが、リベンジを期した今大会は「得点の形が違った」のです。

 エース・平沼投手の好投もあって、11-0での快勝となったゲームですが、あの大阪桐蔭打線が、いかに大会屈指の好投手とはいえ平沼投手から「1点も取れない」というのも意外ですので、やはり先制パンチのインパクトの大きさを感じます。

 一方の東海大四チームでは、エース・大沢投手の変幻自在かつ攻撃的というか「思い切った投球」が印象的でした。

 例えば、3-1と東海大四がリードして迎えた9回表の浦和学院の攻撃。2アウトながらランナー1・2塁と、長打が出れば同点・逆転という場面で、大沢投手は浦学の1番打者・諏訪選手に「チェンジアップを多投」しました。
 私の記憶では、多投というより、投じた6~7球の「全球がチェンジアップ」でした。
 これは、こうした緊迫した場面で、好打者を迎えた局面では、「相当に思い切った投球」でしょう。

 大沢投手・小川捕手のバッテリーは、この打者にはチェンジアップで勝負と決めたからには、徹底的にチェンジアップを投じたのです。「打者の眼が慣れる」といった観点から、ボール球になるストレートやカーブを交えるといった戦術は取らず、とにかくチェンジアップを投げ続けました。

 このプレーも「従来の常識を大きく超えていた」と思います。

 さて、2015年の第87回選抜高校野球大会決勝戦は、敦賀気比と東海大四のカードになりました。どちらのチームが勝っても「春夏を通じての甲子園大会初優勝」であり、東海大四が勝てば「北海道勢初の春の甲子園制覇」、敦賀気比が勝てば「春夏を通じて北陸勢初の甲子園大会優勝」ということになります。

 この極めてフレッシュなカード自体が、甲子園大会の歴史を変える今大会最大の事実であることは言うまでもありません。
 4月5日(日本時間6日)の開幕に向けて、MLBのスプリング・トレーニング(日本プロ野球NPBのキャンプに相当)も佳境に入りました。

 例年同様、プレシーズン・ゲーム(NPBのオープン戦に相当)も行われています。

 MLBのスプリング・トレーニングでは、全30チームを15チームずつ2つのリーグに分けて、プレシーズン・ゲームを行います。
 2つのリーグとは「Cactus League(サボテン・リーグ)」と「Grapefruit League(グレープフルーツ・リーグ)」。

 3月31日時点で、「サボテン・リーグ」は、オークランド・アスレティックスが20勝9敗で首位、カンザスシティ・ロイヤルズが18勝10敗で続いています。昨2014年のワールドチャンピオンであるサンフランシスコ・ジャイアンツは10勝20敗の15位=最下位に沈んでいます。

 一方の「グレープフルーツ・リーグ」は、ニューヨーク・メッツが18勝10敗でトップ、ピッツバーグ・パイレーツとボストン・レッドソックスが15勝10敗で続いています。こちらの最下位は10勝18敗のデトロイト・タイガースとなっています。

 NPB以上に、プレシーズン・ゲームに「調整色」が強いMLBにおいて、この成績は本番=レギュラーシーズンの成績とは関係性が薄いとされていますが、それでも成績が上がっていないチームのファンは、ヤキモキしていることでしょう。

 田中将大投手や岩隈久志投手は上々の調整を進めていると伝えられていますし、イチロー選手の存在感もさすがです。

 MLB2015シーズンは、4月5日のシカゴ・カブスとセントルイス・カージナルスのゲームでスタートします。残りの28チームは、翌6日が開幕戦となります。

 待ち遠しいですね。
 3月31日に行われた「JALチャレンジカップ2015」、日本代表対ウズベキスタン代表のゲームは、5-1で日本代表チームが快勝しました。

 前半を1-0とリードして終えた日本チームでしたが、前半早々の青山選手のゴール以降は、攻め込みながらも中々決定的な形を作れない時間帯が続き、決して好調とはいえない試合運びでした。

 後半に入り、先発メンバーを次々と交代させていく過程で、日本チームに次々と得点が入りました。これまで持ち味を発揮できなかった選手も得点を挙げて行きます。
 相当に強いと感じられるウズベキスタンチームを相手に、後半だけで4得点というのは、何かマジックを見せられているような感じがしました。

 以下、順不同の感想です。

① 先発メンバー

 3月27日のチュニジア戦で、その前のゲームの日本代表チームから「9人を入れ替え」て先発させたハリルホジッチ監督でしたが、今度は27日のゲームの先発から「11人全員を入れ替え」て先発させました。

 とはいえ、11人全員を入れ替えたとはいえ、先発メンバーを観れば、GKが川島選手、DFに内田選手、森重選手、酒井高徳選手、MFに今野選手、香川選手、FWに岡崎選手と本田選手、という布陣ですから、「見慣れた代表チームの姿」なのです。

 つまり、「11人全員を入れ替えた」といっても、27日の先発メンバーがフレッシュであったということになります。これは「ひとつのマジック」なのではないでしょうか。

 一方で、DFに初代表の昌子選手、MFに青山選手、FWに乾選手といったフレッシュな顔ぶれも加えています。この3人の選手にとっては、周りをベテランプレーヤー・ビッグネームに囲まれて、「安心感十分」のプレーが出来たのではないでしょうか。
 丁度、「1塁手・王選手と3塁手・長嶋選手」に挟まれてデビューした巨人軍の新人投手のような感じです。

 一方で「負けることが大嫌い」と公言しているハリルホジッチ監督ですし、これから戦って行くワールドカップ・アジア予選でも強敵になりそうなウズベキスタンチームを相手に、不覚を取ることは許されませんから、「勝てる可能性が高い布陣」を先発させたであろうことも、想像に難くありません。

 この先発メンバーで、前半に2-0とリードして、後半にフレッシュなメンバーを投入しようと考えたのではないかと思います。

 穿った見方をすれば、世界ランキングでも相当上位のチュニジア戦は、万一負けても大きなダメージにはならないので、絶対に負けられないアジアのライバル・ウズベキスタン戦を見据えた先発メンバーとしたとも言えるもしれません。

 何をするにも「良く考えて対応する」のが、ハリルホジッチ流なのでしょう。

② 青山・柴崎・宇佐美・川又のゴール

 このゲームでは、これまで中々A代表では実績を上げられなかったプレーヤーが、次々とゴールを挙げました。素晴らしいことであり、驚くべきことだとも思います。
 「まさにハリルホジッチ監督のマジック」そのものでしょう。

 岡崎選手の「アシスト」による柴崎選手の得点もありましたが、いずれにしてもあの局面で相手キーパーの動きを十二分に把握して、「あのシュート」を放った柴崎選手のプレーは、持ち味を存分に発揮したものでした。
 公式戦であれば、当然に岡崎選手が押し込んでいる得点ですが、「岡崎選手が押し込めばゴールに繋がるプレー」を魅せたのが柴崎選手であることには、何の違いも無いのです。

 ペナルティエリア付近で5m前後の素早く切れ味満点の楯へのドリブルを魅せて、ゴール左側のサイドネットにシュートを突き刺した宇佐美選手のプレーも、「まさに宇佐美」というものでした。宇佐美選手のストロングポイントが、全国のハリルジャパンファンに明示された瞬間と言っても良いのでしょう。

 混戦からの川又選手のゴールも、いかにも川又選手らしい「左肩から背中にかけてのエリア」でのシュートでした。混戦からゴールをこじ開けるのは「ストライカーの仕事」なのです。これまで、日本代表チームのこうした仕事は、岡崎選手の専門業務でしたが、二人目の仕事師が登場したのは、心強い限りです。

 そして、この試合のフレッシャーズによるゴールの中で最も輝いていたのは、前半6分の青山選手のミドルシュートでした。相手ゴール右側上部に突き刺さったシュートは「ワールドクラス」そのもの。
 これまでの日本代表チームでは、中々見られなかった種類のゴールでした。センターライン付近からのドリブルを起点に得点する武藤選手と共に、新生日本代表のミドルシューターとして、大活躍が期待されます。

③ 1失点

 相手が、日本チームと同等の力を保持しているウズベキスタンチームでしたから、「1失点くらいは止むを得ない」という見方もあるのでしょうが、そうは思いません。

 フレッシャーズへの交替が完了して数分の後、私は「今の日本チームは失点するよ。球際が極端に弱くなったから。」と、一緒にテレビ観戦していた友人に言いました。そして、その2~3分後に失点してしまいました。

 お兄さんたち、というか「従来のA代表メンバー」とフレッシャーズの最大の違いは、そこなのです。
 球際の競り合いに弱点があり、パスの強さ・精度とも劣る、のです。従って、相手チームに押し込まれるシーンが増え、DFラインがどんどん下がりますから、「いつでも点を取られる形」になってしまいます。

 代表選に慣れるに従って、こうした欠点は改善されていくこととは思います。

 以上、勝手な感想でした。

 いずれにしても、5-1で勝利したのですから、2戦目のハリルジャパンとしては大成功のゲームであったと思います。そして「公約?」通り、GKの2人を除く全てのプレーヤーがピッチに立ちました。
 「公約?通り、選出した全てのプレーヤーを使いながら2-0・5-1で2ゲームを連勝したこと」こそが、ハリルホジッチ監督の最大のマジックだったのでしょう。日本代表チームは、素晴らしい監督を得たように感じます。

 それにしても、様々な点でウズベキスタン代表チームには「強さ」を感じました。次回ワールドカップに向けて、ワールドカップ初出場の活躍を見せる可能性は、相当高いと思います。
 もちろん、日本代表チームにとっても、今後のゲームにおいて、ゆめゆめ油断できない相手でしょう。
 3月22日に行われた、卓球ワールドツアー・ドイツオープン大会の女子シングルス決勝で、大阪・昇陽中学2年生の伊藤美誠(いとう みま)選手が勝利し、ツアーのシングルスで初優勝を飾りました。

 14歳と152日での女子シングルス優勝は、卓球ワールドツアー史上の最年少記録でした。まさに快挙です。

 ワールドツアーですから強豪選手が目白押しの大会でしたが、準決勝でロンドン・オリンピック銅メダリスト、現在世界ランキング4位のファン・ディアンウェイ選手(シンガポール)を4-0のストレートで破ったことは、特筆に値すると思います。

 伊藤選手は、昨2014年のドイツ・オープンとスペイン・オープンで、平野美宇選手(14歳)と組んだダブルスでも優勝しています。こちらの14歳ペアのワールドツアー制覇も、驚きを持って迎えられましたが、今度はシングルスでも優勝を遂げたのです。

 この優勝後、伊藤選手は「びっくりしている。もっとタイトルを取りたい。リオデジャネイロ・オリンピックの出場権を獲得して経験を積み、東京オリンピックで個人と団体の金メダルを取るという夢を実現したい。」とコメントしたと報じられました。

 何とも、頼もしい14歳です。
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
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我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

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