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HOME   »  2015年06月01日
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 第16回世界剣道選手権大会は5月29日から31日にかけて、東京・日本武道館で開催されました。

 男女の個人戦・団体戦の4種目が行われ、日本チームが全ての種目で優勝しました。「宗主国」として当然の結果という見方もあるのでしょうが、国際化が進んでいるスポーツとして、各国のレベル向上が著しいことを勘案すれば、日本チームの大健闘と観るべきでしょう。

 男子の昨年の日本チャンピオンである竹ノ内佑也選手が再三見せた「あっという間の1本」、女子個人戦の決勝に初めて外国人プレーヤーが登場したこと、等々話題の多い大会でしたが、何より「剣道の大会らしくなってきたこと」が印象的でした。

 以前の大会では、チームによっては「剣道らしからぬプレー・行動」が目に付きました。

 1本を取った時に「喜びを露わにする・ガッツポーズめいたことをする」、「敗れた時に礼をしない」といった行動が、時々見られました。

 スポーツが国際化していく過程で、当該スポーツ発祥の地で当然に行われていたことが、次第にないがしろにされていくことは、あることなのでしょう。

 我が国発祥の剣道競技も、同様の道を歩むのではないかという危惧は、以前からありました。
 他のスポーツにも増して「精神面」が重要視される剣道において、「礼」が軽んじられ、勝った時には大はしゃぎし、対戦相手への敬意を忘れる、などということになれば、それは既に「剣道では無い」のかもしれません。

 大袈裟に言えば、そうした形で国際化していくことは「剣道の死」を意味するのでしょう。

 剣道は、試合後勝っても負けても表情ひとつ変えず、丁寧に静かに面を外し、正座して心身を整えるものであり、「試合前後の所作を含めて試合である」と思います。最大の目的は、自己の修練なのでしょう。

 久し振りの日本開催の大会前には、そうした危惧を抱いていました。

 終わってみて、とても良い大会であったと感じました。

 もちろん、私の意見は「日本古来の剣道が、可能な限りそのままの形で国際化することが望ましい」という考え方からのものです。
 今大会は、その視点から相当に高いレベルの大会であったと思います。

 また、各国の審判員の皆様のレベルも相当に向上していると感じました。競技の国際化には、ジャッジの国際化が不可欠なのです。
 おそらく、世界中の審判員の皆様に対する、高いレベルの指導・教育・トレーニングが続けられているのでしょう。素晴らしいことです。

 男子団体準決勝の場内放送も印象的でした。
 「アメリカ合衆国対大韓民国」の対戦と放送されていたのです。

 現在の各種の国際的スポーツ大会・試合において「アメリカ対韓国」と呼ばずに、「アメリカ合衆国対大韓民国」とコールされる競技が、他に在るでしょうか。

 いかにも剣道競技らしいのです。
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 東北楽天ゴールデンイーグルスの松井裕樹投手の活躍が続いています。

 今シーズン、クローザーに起用され定着した松井投手は、5月29日時点で20試合に登板して防御率0.36、11セーブポイント(パ・リーグ3位)を挙げる大車輪の活躍を魅せています。

 2014年のドラフト1位選手として、鳴り物入りでプロデビューを果たした松井投手でしたが、成績は上がりませんでした。
 2014年は27試合に登板し、4勝8敗、防御率3.80という結果でした。

 先発投手とクローザーという、異なる役割ですから一概に比較はできないのかもしれませんが、少なくとも「防御率が大幅に改善したこと」は間違いないでしょう。

 高校時代に、驚異的な三振奪取で注目された松井投手の最大の武器は「高目のスライダー」でした。打者の肩口から入ってくる、変化の大きなスライダーは、高校生打者を相手にした時には抜群の威力を発揮したのです。

 しかし、さすがに高めのスライダーでは「少し甘くなると」プロの打者には通用しなかったのです。コントロールの甘さも目立ちました。

 そして2年目となった松井投手は「低目で勝負するピッチャー」に変貌していたのです。コントロールも相当に改善しました。見事な「チェンジ」です。

 もともと思い切り投げ込むタイプで、「マウンド度胸十分」の投手でしたから、低めの制球と球種を身に付ければ、クローザーにぴったりということになります。

 現在の松井投手のピッチングは「見ていて楽しいレベル」に到達しています。プレーでお金が取れる選手になったのです。

 「次はどのコースに何の球種」をなげるのか、1球毎に考えさせてくれる投手に成長した松井裕樹投手の、2015年シーズンを通しての活躍が期待されます。
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我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

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