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HOME   »  2015年06月12日
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 第3戦がキャブスの勝利で終わった時に危惧されていたことが、現実のものとなりました。
 45分以上出ずっぱりで、獅子奮迅の活躍を魅せたレブロン・ジェームズ選手の心身の疲れは、2日間では取れなかったのでしょう。

 第3戦に続いてクリーブランドのクイッケンローンズ・アリーナで、6月11日に行われたNBAファイナル2015・第4戦は、ウォリアーズが103-82で快勝しました。

 ゲーム前半は開始直後こそキャバリアーズが走りましたが、その後はウォリアーズのペースでした。
 第2Qを終えて54-42とウォリアーズが12点をリードしました。前半でウォリアーズがリードしたのは、このシリーズ初めてのことでした。

 キャバリアーズはレブロン・ジェームズ選手の動きに精彩がありませんでした。一方のエース、ステファン・カリー選手も3ポイントシュートこそ決めましたが、好調とは言えない出来。
 前半の得点は、レブロンが10点、カリーが8点でした。

 一方でウォリアーズは54得点と、過去3戦と比べて高い得点力を披露していましたから、ウォリアーズ持ち前のスピード十分の攻撃力が展開されていたということになります。

 これまでの3戦とは異なり、第3Qではキャブスが追い上げを見せました。
 第3Q残り5分2秒の時点で65-62と3点差に迫った時には、アリーナは大歓声に包まれました。
 第3Qを終えて76-70でウォリアーズがリードを守りました。

 とはいえ、キャブスの追い上げ基調でしたから、第4Qに注目が集まりました。

 しかし、第4Qのスターターに、レブロンの名前は有りませんでした。キャバリアーズは、レブロン抜きのメンバーで得失点差を維持して、最後の時間帯に賭ける作戦だったのでしょう。

 ところが、ウォリアーズの攻撃をキャブスは防ぐことが出来ませんでした。
 第4Q残り5分22秒、93-77とウォリアーズのリードが16点に広がりました。

 キャブスはレブロン・ジェームズ選手を投入して追い上げを図りますが差は縮まりません。
 レブロンの動きには明らかに疲労の色が濃く、他のメンバーの動きも鈍いものでした。キャバリアーズは「チーム全体が疲れていた」と感じます。

 第4Q残り3分6秒、レブロン選手はベンチに下がりました。
 キャブスは、このゲームを諦めたのです。

 これを見て、ウォリアーズもカリー選手を下げました。

 ゲームは「セカンド・ユニット同士」のものとなりました。残念ながら、時間潰しのゲームとなったのです。

 「レブロン・ジェームズ選手に多大の負担をかけることを前提としたシリーズ」という、キャバリアーズの戦略にほころびが観えたゲームでした。

 ウォリアーズの地元オラクル・アリーナで行われる第5戦までに、レブロン・ジェームズ選手の疲労が取れるのか、第6戦・第7戦を戦い抜いて行くための戦略・戦術を編み出すことが出来るのか、キャバリアーズは相当追い込まれたと観るべきでしょう。

 とはいえ、「レブロン・ジェームズはNBA史上に輝く怪物」です。
 どんな奇跡を魅せてくれるのか、それも楽しみです。
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 出場時間は40分を優に超えました。

 レブロン・ジェームズ選手は、試合を通じて殆どコートの上に居たのです。試合が終了した瞬間、レブロン選手は上半身を前向きに折り曲げたまま、しばらく動きませんでした。半端無い疲労感が彼を襲っていたのだと思います。

 「第3Qはキャバリアーズのもの」、そして「第4Qはウォリアーズのもの」というのが、今ファイナルの定理なのでしょうか。

 地元に帰ったキャブスは巧みなゲーム運びを見せました。

 ウォリアーズのエース、カリー選手の得点を「前半3点」に抑え込み、時間を十分に消化しながらロースコアゲームに持ち込み、第3Qを終って72-55と17点のリードを奪った時には、接戦続きというか2試合連続延長戦に縺れ込んだ両チームの対戦も、第3戦はキャブスが相応の点差で押し切るのではないかと思われました。

 第3Qで18点しか取れなかったウォリアーズにとって、17点の差は大きいと感じられたのです。

 ところが、第4Q開始早々から、ウォリアーズの攻撃力が爆発しました。
 10分近くの時間を残して、あっという間に72-63と9点差に追い上げたのです。3ポイントシュートもビシビシ決まりました。

 「これでまた大接戦になる」という雰囲気が漂いました。

 残り2分で84-80と僅か4点差となります。ウォリアーズは、第3Qまでとは別のチームになったかのようでした。一方のキャバリアーズの動きはめっきり悪くなりました。「逆転は時間の問題」という流れでした。

 残り時間1分52秒で、レブロン・ジェームズ選手が3ポイントシュートを決めました。この流れの中で、孤軍奮闘とも言えるシュートでしたが、この3点は大きく、87-80とリードが広がりました。

 そしてこの後、ボールを保持するカリー選手にレブロン選手はアタックしました。ベースボールの滑り込みのような動きで、カリー選手のボールをターンオーバーしたのです。
 気迫溢れるプレーであり、チームを鼓舞するプレーでした。

 残り51秒、88-83となってから、キャブスのデラベドバ選手がフリースロー2本を決めました。この状況でフリースローを2本とも決めるのは簡単なことではありません。
 負傷欠場のアービング選手に代わってのテラベドバ選手の健闘は、このゲームのキャブスにとってとてつもなく大きなものだったでしょう。
 
 残り28秒となって、カリー選手が3ポイントシュートを決めて92-88と、ウォリアーズが追い縋ります。凄まじい粘り。

 既に「ファウルゲーム」に入っていたウォリアーズは、キャブスボールになると直ぐに反則をするのですが、キャブスもレブロン選手にボールを集めていますから、フリースローはレブロン選手が投げることとなります。

 2投とも決めて94-88と再びキャブスが6点差にリードを広げます。

 ところが、残り19秒で再びカリー選手が3ポイントシュートを決めて94-91と追い上げます。
 この辺りのカリー選手の3ポイントシュートは神がかったものでした。絶対に外せないシュートをキッチリと決めるのです。

 ウォリアーズのファウルゲームが続き、再びレブロン・ジェームズ選手にフリースローが与えられました。
 これを2投とも決めました。96-91と再び5点差となったのです。

 カリー選手は、絶対に決めなければならない3ポイントシュートを2本連続で決めましたが、レブロン選手も絶対に決めなければならないフリースローを4本連続で決めたのです。
 NBAを代表する2人のスーパースターの「意地のぶつかり合い」でした。

 ゲームは、96-91でキャバリアーズが勝ちました。

 「レブロン・ジェームズ選手の気迫がキャブスに勝利をもたらしたゲーム」だと思います。

 今シーズンチームを支えてきた「ビッグ3」、レブロン・ジェームズ、ケビン・ラブ、アービングの内2人がコートに居ない、将棋で言えば「飛車角抜き」のキャブスにあって、レブロンは獅子奮迅の働きを魅せたのです。

 NBAのゲームにおいて、ましてやファイナルの舞台において、「ほとんど休み無く出続ける」というのは、超人的でしょう。

 この勝利によりキャバリアーズは2勝1敗とリードしましたが、レブロン・ジェームズ選手が、この後もこれだけの働きをし続けなければならないとしたら、まだまだシリーズの帰趨は分からないということになります。

 しかしそれでも、レブロンはこうした戦い方を続けるのでしょう。

 クリーブランドにタイトルを齎すために。
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