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HOME   »  2015年06月29日
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 陸上競技の第99回日本選手権大会・2日目の最終種目・男子200m決勝は、素晴らしい内容のレースとなりました。

 レース前は、今シーズン好調の高瀬彗選手が有力視されていました。
 高瀬選手は100m・10秒09、200m・20秒14と、今シーズンに入って自己記録を更新していました。どちらも非常に高いレベルの記録ですが、特に200mの20秒14は「世界に通用する」水準なのです。

 この高瀬選手が登場するレースですから、当然に「予選から高瀬選手の独壇場」になるかと思いきや、他の選手の記録と走りが素晴らしいものでした。
 「男子200mは本当に層が厚くなった」と感じました。

 そして、決勝レース。

 スタートは綺麗に揃いました。
 7コースの飯塚翔太選手が飛ばし、6コースの高瀬選手に抜かせません。しかし、60m地点でしょうか、飯塚選手は故障を発症してしまいました。

 4コーナーを回るに連れて内側の藤光謙司選手が加速、直線に出た所では高瀬選手と藤光選手が並んで先頭に立ちます。

 ここからの藤光選手の加速というか、減速が少ない走りは見事でした。高瀬選手をぐんぐん引き離します。

 5コースのサニブラウン・アブデル・ハキーム選手が追い上げて、高瀬選手に並びかけたところがゴールでした。

 藤光選手の優勝タイムは20秒32、2位にはサニブラウン選手と高瀬選手が同着で入り20秒57でした。4位には、長田拓也選手が20秒63で食い込みました。

 「世界を目指す日本男子200m」に相応しいレースであったと感じます。

 高瀬選手としては、コーナーで飯塚選手の思わぬ?抵抗に会い、力んでしまって走りが固くなったのでしょう。
 しかし、飯塚翔太選手は本ブログの記事(2013年5月9日「『男子200m』飯塚翔太選手 好走」)でも採り上げている通り、世界に通用する「重戦車型」スプリンターだと思います。
 このところ少し調子を落としていましたが、今大会では相当回復している様子でした。

 飯塚選手がレース途中で故障してしまったことは、とても残念ですが、「好調ゆえの故障」(筋肉が動き過ぎての故障)という感じですので、しっかりと治していただきたいと思います。

 さて、こうして見て行くと、男子200m種目は多士済々です。

 5年振りに優勝した藤光選手のラスト50mの走りは、間違いなく世界レベルのものであったと思いますし、2位のサニブラウン選手はまだ高校生です。「絶対筋力の高さ」が必要とされる短距離種目で、高校生が日本選手権で20秒5台で走ったのです。凄いことです。

 加えて、エースの高瀬選手が居て、原翔太選手や飯塚翔太選手も居るのです。

 もし、800mリレーという種目が現在の世界大会に存在するのなら、日本チームは相当上位に行くのではないでしょうか。メンバー選びが大変です。
400mリレーや1600mリレーでも、間違い無く強いチームが組めそうです。

 日本男子短距離チームは、本当に強くなりました。永年の強化に向けての取組の賜物でしょう。
 個人種目でもリレー種目でも、世界大会のメインスタジアムに日の丸が掲揚される日は、そう遠くないと感じます。

 頑張れ、日本陸上!
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 6月27日、第99回陸上競技・日本選手権大会の2日目、男子走高跳は戸辺直人選手が2m26cmの記録で優勝しました。

 雨が降ったり止んだりという難しい環境の下で、高いレベルの優勝であったと思います。

 また、その試技内容が素晴らしい。

 身長194cmの恵まれた体格と、しっかりとしたフォームの跳躍でした。

 一方で、比較的「距離が出るタイプの跳躍」ですので、前に飛ぶエネルギーを上に飛ぶ力として使うことが出来れば、記録は更に伸びそうです。

 1992年生まれの23歳、自己ベストは2m31cmの戸辺選手は、ハイジャンパーとしては最も伸びる時期なのでしょう。
 是非、その記録を2m35cm・40cmと伸ばしていただき、オリンピックや世界選手権でのメダル獲得に結び付けていただきたいと思います。戸辺選手なら出来る、と感じます。

 また、本大会の2位には同記録で衛藤昴選手が入りました。
 日本選手権大会とはいえ、2m26cmというのは相当高いレベルの記録だと思います。衛藤選手も、「通常の日本選手権?」なら、十分に優勝できる記録だったのです。
 そして、衛藤選手は2m26cmを3回目の試技で成功させています。「勝負強い」のです。

 平松祐司選や高張広海選手をも含めて、日本の男子走高跳種目は現在相当高いレベルに在ると感じます。嬉しい限りです。

 お互いに切磋琢磨していただき、「日本人には向いていない種目」と言われてきた走高跳種目で、「世界を驚かす跳躍」を魅せていただきたいものです。
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Author:カエサルjr
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我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

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