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HOME   »  2015年06月30日
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 6月27日に行われた、サッカー女子ワールドカップ・カナダ大会準々決勝、日本対オーストラリアのゲームで、印象的なシーンがテレビ画面に映し出されました。

 オーストラリアのコーナーキックCK、日本ゴール前のシーンです。

 宮間あや選手が、ゴール横ピッチ外のスポーツ飲料が入ったボトルを取り上げました。そして、近くにいるなでしこの同僚に渡します。その選手がまず飲みました。続いて、近くにいる2人目の同僚に渡します。その選手も飲みました。

 宮間選手が飲んだのは、一番最後でした。

 好天のエドモントンのピッチは気温30℃、人工芝ピッチということもあり、体感温度は40℃近いとも言われていましたから、各プレーヤーは体力回復に向けて積極的に給水しなければなりません。
 加えて、反則が極めて少ないチーム同士のゲームでしたから、なかなか給水のタイミングが無かったのです。

 選手達は皆、咽喉がカラカラの状態で戦っていたと思います。

 そうした状況下で、ようやく訪れた給水の場面で、宮間選手はまず同僚を気遣い、2人に飲ませてから、ようやくボトルを口にしたのです。

 さすがは、なでしこジャパンのキャプテンだと感じ入りました。

 「まずは、キャプテンからだろう」という考え方の人も居るかもしれません。
 「私は偉いのだから最初に飲む権利がある」「私はキャプテンという重責を担っているのだから最初に飲まなければならない」「他の選手はともかく、キャプテンが脱水症状に陥っては話にならない。私は他のプレーヤーより重要な欠くべからざる存在なのだ」といった考え方も、有るのかもしれません。

 サッカー競技に限らず、私達の日常生活に置いても、こうした場面は多々登場するでしょう。どの行動・考え方が正しいのかは、私には判りません。

 なでしこジャパンのキャプテン・宮間あや選手は頭書の行動を選択したのです。宮間選手のキャプテンシー、組織を引っ張っていく方法・考え方を見させていただいたと感じます。

 そして、そのチームがワールドカップのベスト4に進出したことは、まぎれもない事実です。筋力・体格面で劣る日本代表チームが、ディフェンディング・チャンピオンとして大会に臨み、期待に応える活躍を魅せているのです。

 宮間あや選手の行動は、組織のリーダーの「ひとつの有り方」であることは間違いないでしょう。
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 陸上競技・日本選手権大会、6月27日に行われた女子200m競走で福島千里選手が圧勝しました。
 タイムは23秒23、2位に0.58秒の大差を付けての優勝でした。

 もちろん、福島選手といえば日本陸上競技・女子短距離界のエースであり、4年連続でこのレースに優勝して来たランナーですから、今大会で優勝したと言っても驚くことではないのかもしれませんが、その走りの内容が素晴らしい。

 得意のコーナーを先頭で抜けた後、直線でも後続を寄せ付けませんでした。

 「走りが変わった」印象です。

 もともと「ピッチ走法」の福島選手ですが、昨年までは「ペタペタ」とトラックを叩く感じの走りでした。あまり太腿を上げることなく、速いピッチでトラックを掻いて行く走法であったと思います。
 もちろん、こうしたピッチ走法のランニングも存在しますし、何より他を寄せ付けない、日本NO.1ランナーの走りなのですから、完成度の高い走りでした。

 一方で、世界大会で戦って行くためには、もう少しタイムを伸ばす必要があるのも事実でした。

 そして、今大会の走りです。

 従来よりやや太腿の上りが高くなり、膝から下が前に出るようになっているように観えました。そして、「トラックを叩くイメージ」も出てきています。

 今シーズン前のトレーニングで「フォーム改造」に取り組んだのか、「筋力アップ」に成功したのか、その要因は分かりませんけれども、速さに力強さが加わった印象です。

 走破タイムの23.23には、ご本人は満足していませんでしたけれども、レース直前まで雨が降っていた新潟・スワンスタジアムの環境を考慮すれば、立派なタイムでしょう。

 2位に食い込んだ藤沢沙也加選手の走りも堂々たるものでしたが、その400mランナーの強烈な追い込みを物ともしなかった福島選手の走りには、一皮剥けた感がありました。

 28日の100mでも11秒50で優勝しました。レースの環境もあって、タイム的には十分とは言えないものとなりましたが、その走りは、スタートからゴールまで力強くスムーズなものでした。
 走りのスケールが大きくなった印象です。

 8月の世界選手権大会(北京)における、福島千里選手の大活躍が期待されます。
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