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HOME   »  2016年01月11日
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 1月8日朝、ドジャースのユニフォームを着た、笑顔の前田健太投手がテレビ画面に登場しました。入団発表会見でした。

 日本語はもちろん、たどたどしい英語も使っての会見でしたが、何にも増して「前田投手の喜びに溢れる表情」が印象的でした。

 前田健太投手のドジャースとの契約は「異例」なものでした。
 「長くて短い契約」でしょう。

 契約期間は8年間、これはヤンキースの田中将大投手の7年を超える長いものでした。ドジャースの前田投手に寄せる期待の大きさを示すものでしょう。

 一方で年俸は8年総額2500万ドル、1ドル120円とすると1年の年俸は3億7500万円となりますから、2015年シーズン広島カープ時代の3億円より多いものの、メジャーリーグに移籍した過去の日本出身プレーヤーと比較すれば、その増加額・率は低いものとなっています。

 これに、「毎年1015万ドル(約12億1800万円)」もの「出来高払い」が加わるのです。

 つまり、「開幕一軍」「32試合登板」「200イニング投球」などの条件をクリアすれば、前田投手の年収は約15億9300万円まで跳ね上がる、という契約なのです。これは、日本プロ野球NPB時代の年収を遥かに超えるものです。

 前田投手はMLB挑戦に際して、身体検査で明らかになった「右肘の異常」を開示して交渉に臨みました。交渉した複数の球団に、「私の右肘はこのような状態です」と明確に示したのです。

 加えて、MLBに挑んだNPB出身投手の多くは「デビュー3年以内に肘に故障を発症」していますから、MLBの各球団にとっては「大きなリスク」となっていました。

 この2つの点をクリアする契約内容が、今回の「マエケンの契約」だったのでしょう。
 この契約内容はMLBでも異例なもののようで、アメリカのスポーツサイトや新聞においても「奇妙。チームにこれほど有利な契約は非常にまれ。メジャーリーガーなら怒り心頭に達し、絶対拒否するタイプの契約」「本来、年俸は過去の実績に対して弾きだされるもの。こういう事がトレンドになっては困る」といった論調が多くなっています。
 明らかにチーム側に有利な「不平等契約」であるという指摘なのでしょう。

 一方で、こうした契約が成立したこと自体は「とにかくMLBで投げてみたい。メジャーに挑戦してみたい。」という日本出身プレーヤーにとっては、良いことだと感じます。高い意欲を持ってMLBに挑戦しようとするプレーヤーにとっては、チャンスが増えると思われるからです。

 前田投手は前述の会見で、「これまでほとんど休むことなく投げ続けて来た」とコメントし、右肘の異常?があってもマウンドに立ち続けることに対する自信を示していました。本当に頼もしい表情でした。

 MLB2016年シーズンに対する前田健太投手の挑戦が始まります。
 この挑戦は、少し大げさに言えば「NPBのMLBに対する挑戦」なのかもしれません。

 マエケン、ガンバレ!
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