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HOME   »  2016年02月03日
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 1月31日に行われた大阪国際女子マラソンで、福士加代子選手(33歳)が圧勝し、リオデジャネイロ・オリンピック出場に大きく前進しました。

 日本女子マラソン歴代7位の2時間22分17秒で走り切った福士選手でしたが、何より「自身が満足できるレース」を展開することが出来たことが、嬉しかったのではないでしょうか。

 もともと、5000m競走、10000m競走といった長距離レースでは、その圧倒的なスピードで日本トップクラスに君臨していた福士選手ですが、これまでマラソンでは思ったような走りを魅せることが出来ませんでした。
 特に、30km以降にスタミナ切れに陥ることが多かったのです。

 何度挑戦してもスタミナ切れが続きましたので、「福士はマラソンには向いていない」との声も出ました。

 しかし、このレースで自身も周りの人々も、福士選手がマラソンでも戦えると感じたことでしょう。

 その理由ですが、「バネを使わない走り」に在るように感じます。

 福士選手の5000m・10000mは、天性の豊かなバネから生まれるギアチェンジを活かした走りが強みです。「バネ」は誰にでも備わっているものでは無く、まさに才能のひとつなのですが、このバネを活かした走りでは42.195kmを走り切ることは難しいのでしょう。

 このレースの福士選手は、スタート直後から、このバネを必要最小限しか使いませんでした。重心を低く抑え、腰の上下動を抑えた「省エネランニング」でトップグループに付いて行き、24km付近からじりじりと前に出て、独走に結び付けました。

 それでも、レース後の本人のコメントにもありましたように、「何時(スタミナ切れ)が来るかと不安で仕様が無かった」のですが、ついにゴールまで自らの走りを続けることが出来たのです。
 快心のマラソンだったことでしょう。

 トレーニング方法もレースに向けての戦略・戦術も成功したのです。

 スピードに定評があるランナーが、42.195kmを走り切る術を身に付けたのですから、これは鬼に金棒でしょう。
 インタビューエリアで月桂冠を被りながら、「リオ、決まりだろう」と満面の笑顔で叫ぶ姿は、まさに「強い時の福士加代子」でした。

 リオデジャネイロ・オリンピックにおける活躍が、とても楽しみです。
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