5月場所は中日を終えて、白鵬と稀勢の里が8戦全勝で折り返しました。
注目の両力士が並走している形ですので、とても盛り上がる場所になっています。
稀勢の里は、3月場所に続いての全勝ターンです。序盤の取りこぼしが指摘されることが多い力士ですが、今場所は「落ち着き払った」取り口が際立っています。
取組を待つ土俵下での様子も、わずかに笑みを浮かべているように観え、かつての眼を瞬かせての神経質な様子とは全く違います。
稀勢の里の「心持ち」に変化が有ることは、間違いないのでしょう。
取り口も「堂々」としていて、勝った後の所作にも余裕が感じられます。
風格さえ感じさせる場所になっているのです。
右の上手を取ってからの寄りには、「リスクの極小化」を図る意思が強く感じられますが、一方で「スピード感」には欠けますので、今後は、動き回る力士との対戦で、どのような対応力を見せるかが鍵となりそうです。
白鵬の方は、「いつもの全勝ターン」です。これで41回目の中日勝ち越しというのですから、この横綱の安定感というのは空前絶後のものでしょう。前半戦で取りこぼさないのが「当たり前」というのですから、驚異的です。
取り口は「スピード相撲」です。
相手力士によって様々な工夫を展開し、「勝つ確率の高い」取り口に徹しています。立合いで下手を取り、上手を取って、万全の型で寄りきるといった取り口は、ほとんど見られなくなりました。
相撲を変えながら強さを維持していることが、凄いところです。
次々と目先を変えながら技を繰り出す「変幻自在」の取り口ですが、取組の過程で相手力士の型に嵌ってしまった時の対応力には、少し心配が残ると思います。
37回目の優勝を目指す白鵬と、初優勝に向かう稀勢の里が、今後どのような相撲を魅せてくれるのか、とても楽しみな5月場所ですが、前述のように心配な点もありますので、このまますんなり終盤まで並走していく可能性は低いのではないでしょうか。
1敗の日馬富士や豪栄道、あるいは2敗力士達にも、まだまだチャンスが有ると感じています。
注目の両力士が並走している形ですので、とても盛り上がる場所になっています。
稀勢の里は、3月場所に続いての全勝ターンです。序盤の取りこぼしが指摘されることが多い力士ですが、今場所は「落ち着き払った」取り口が際立っています。
取組を待つ土俵下での様子も、わずかに笑みを浮かべているように観え、かつての眼を瞬かせての神経質な様子とは全く違います。
稀勢の里の「心持ち」に変化が有ることは、間違いないのでしょう。
取り口も「堂々」としていて、勝った後の所作にも余裕が感じられます。
風格さえ感じさせる場所になっているのです。
右の上手を取ってからの寄りには、「リスクの極小化」を図る意思が強く感じられますが、一方で「スピード感」には欠けますので、今後は、動き回る力士との対戦で、どのような対応力を見せるかが鍵となりそうです。
白鵬の方は、「いつもの全勝ターン」です。これで41回目の中日勝ち越しというのですから、この横綱の安定感というのは空前絶後のものでしょう。前半戦で取りこぼさないのが「当たり前」というのですから、驚異的です。
取り口は「スピード相撲」です。
相手力士によって様々な工夫を展開し、「勝つ確率の高い」取り口に徹しています。立合いで下手を取り、上手を取って、万全の型で寄りきるといった取り口は、ほとんど見られなくなりました。
相撲を変えながら強さを維持していることが、凄いところです。
次々と目先を変えながら技を繰り出す「変幻自在」の取り口ですが、取組の過程で相手力士の型に嵌ってしまった時の対応力には、少し心配が残ると思います。
37回目の優勝を目指す白鵬と、初優勝に向かう稀勢の里が、今後どのような相撲を魅せてくれるのか、とても楽しみな5月場所ですが、前述のように心配な点もありますので、このまますんなり終盤まで並走していく可能性は低いのではないでしょうか。
1敗の日馬富士や豪栄道、あるいは2敗力士達にも、まだまだチャンスが有ると感じています。
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このところ、MLBのゲームをテレビで観ていると、観客席に空席が目立つ感じがします。
1990年代の不振から立ち直り、人気絶頂期を迎えていると言われるMLBですが、2016年シーズンは、観客動員力が落ちている可能性があります。
① たまたま?
私は主にNHKのBS-1放送を観ていますので、勢い「日本人プレーヤーが所属しているチーム」のゲームが多くなります。
結果として、ボストン・レッドソックスのホーム・フェンウェイパーク、ニューヨーク・ヤンキースのホーム・ヤンキースタジアム、シアトル・マリナーズのホーム・セーフコフィールド、ロサンゼルス・ドジャースのホーム・ドジャースタジアム、でのゲームが多くなります。
こうした球場での観客数が減っているだけで、他のボールパークの観客は維持・増加しているのかもしれません。
それにしても、長期間に渡って「チケット売切れ・満員」が続いていたフェンウェイパークの上階席や外野席に空席が目立ったり、イチロー選手が居た時代には毎試合満員だったセーフコフィールドで「2~3割しか入っていない」状況や、新スタジアムで観客動員力が増した筈のヤンキースタジアムがガラガラだったりするのを観るにつけ、少し心配になってしまうのです。(ドジャースタジアムはMLB最大の球場ですから、もともと超満員というゲームは多くは無かったと思います)
② フェンウェイパークやヤンキースタジアムに行くなら、今がチャンス?
どういう理由なのかはともかくとして、従来なら入手困難だったボールパークにおける「生観戦」のチャンスの時期が来ているのかもしれません。
特にフェンウェイパークやヤンキースタジアムは、是非行ってみたいと感じます。田中投手や上原・田沢投手の登板を眼にすることが出来る可能性も有ります。
もう少し詳細に情報収集をして、本当にフェンウェイパークのチケットが手に入り易くなっているのなら、アメリカ旅行も検討してみたいものです。
1990年代の不振から立ち直り、人気絶頂期を迎えていると言われるMLBですが、2016年シーズンは、観客動員力が落ちている可能性があります。
① たまたま?
私は主にNHKのBS-1放送を観ていますので、勢い「日本人プレーヤーが所属しているチーム」のゲームが多くなります。
結果として、ボストン・レッドソックスのホーム・フェンウェイパーク、ニューヨーク・ヤンキースのホーム・ヤンキースタジアム、シアトル・マリナーズのホーム・セーフコフィールド、ロサンゼルス・ドジャースのホーム・ドジャースタジアム、でのゲームが多くなります。
こうした球場での観客数が減っているだけで、他のボールパークの観客は維持・増加しているのかもしれません。
それにしても、長期間に渡って「チケット売切れ・満員」が続いていたフェンウェイパークの上階席や外野席に空席が目立ったり、イチロー選手が居た時代には毎試合満員だったセーフコフィールドで「2~3割しか入っていない」状況や、新スタジアムで観客動員力が増した筈のヤンキースタジアムがガラガラだったりするのを観るにつけ、少し心配になってしまうのです。(ドジャースタジアムはMLB最大の球場ですから、もともと超満員というゲームは多くは無かったと思います)
② フェンウェイパークやヤンキースタジアムに行くなら、今がチャンス?
どういう理由なのかはともかくとして、従来なら入手困難だったボールパークにおける「生観戦」のチャンスの時期が来ているのかもしれません。
特にフェンウェイパークやヤンキースタジアムは、是非行ってみたいと感じます。田中投手や上原・田沢投手の登板を眼にすることが出来る可能性も有ります。
もう少し詳細に情報収集をして、本当にフェンウェイパークのチケットが手に入り易くなっているのなら、アメリカ旅行も検討してみたいものです。