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HOME   »  2016年06月13日
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 6月10日のボストン・レットソックスとミネソタ・ツインズのゲーム、レッドソックスの先発はスティーブン・ライト投手でした。

 S.ライト投手といえば「ナックルボーラー」として知られています。

 ベースボールの最高峰MLBといっても、ナックルボーラーには滅多にお目にかかれませんので、大変楽しませていただきました。

① 審判が危ない?

 このゲームのレッドソックスのキャッチャーはクリスチャン・バスケス選手でした。ナックルボーラーの相方は決まっていることが多く、ライト投手とバスケス捕手はペアなのであろうと思います。
 普通のというか慣れた捕手でないと、捕球することも出来ないのです。

 バスケス捕手はライト投手の投球を良く捕球していましたが、やはり「投げている本人もその変化が予想できない」と言われるナックルボールですから、時々取り損ねます。
 ボールを逸らしてしまうのです。

 そのボールが本塁審判を直撃したりします。
 このゲームでも、何回か主審に当たっていました。
 都度、主審は痛そうな様子ですが、誰に文句を言うことも出来ません。

② 投げるのはとても難しい。

 ナックルボールは、球に人差し指と中指を立てて、親指で支え、前に押し出すように投げます。
 「球に回転を与えない」ようにするために、こうした投げ方をするのですが、普通のピッチャーであれば、直ぐに爪に傷が付いたり、爪が剥がれたりしてしまいますので、投げることが出来ないと言われます。

 この「無回転の投球」の変化は極めて大きく、右に曲がったり、左に曲がったり、落ちたりします。
 「打者のバットスイングの風圧でも動いてしまう」とさえ評されます。さすがにそんなことは無いのでしょうが、とにかく「当てることも難しい球種」なのです。

 この日のライト投手のナックルは、球速が125km前後、投手の手を離れてから捕手のグラブに収まるまでに「1.5~2回転」という感じでした。見事なナックルだったのです。
 ライト投手は、108球・7と1/3イニングを投げて、被安打7、奪三振6、与四球2、失点1という好投を披露して、チームの8-1の勝利に貢献しました。

③ ナックルボールいろいろ

 ナックルを捕るキャッチャーのグローブは「普通のものより大きい」と言われますが、このゲームのバスケス捕手のグローブも、とても大きなものでした。どこに来るか予想できない投球を、この大きなグローブでキャッチしているのでしょう。

 また、ナックルボールは「打っても飛びにくい」とも言われます。
 通常のスピンの効いた投球、投本間で50回転位する投球は、スピードも有り、回転も多いので、キッチリと打ち返せば打球の飛距離が出ます。球に多くのバックスピンをかけて、軽々とスタンドまで運ぶホームランバッターも沢山居るのです。

 一方で、ナックルボールは殆ど無回転ですから、打者は自分の力だけで球を運ばなくてはなりません。遠くへ飛ばすのは、とても大変なのです。

 「ナックルボーラー」には、こうした様々なメリットがあるのですが、MLBにおいても滅多にお目にかかれません。
 それだけ、ナックルを投げること自体が「大変難しいこと」なのでしょう。

 少し前までは、ティム・ウェイクフィールド投手が代表格でした。
 2011年シーズンを最後に引退したウェイクフィールド投手は、キャリア通算200勝を誇る名投手でした。
 そういえば、ウェイクフィールド投手もボストン・レッドソックス所属でした。

 ひょっとすると、ボストンは「ナックルボーラー」が棲息?し易い地域なのかもしれません。
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