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HOME   »  2016年06月22日
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 NBAファイナル2016は、クリーブランド・キャバリアーズがゴールデンステイト・ウォリアーズを4勝3敗で下し、優勝しました。
 1勝3敗からの3連勝での優勝という「NBAファイナル史上初の快挙」でした。

 本ブログでも、今ファイナルのキャバリアーズの戦い振りには「二度の驚き」が存在しているという記事(2016年6月15日付)を掲載していましたが、まさに「三度目の驚き」が示現しました。
 キャバリアーズにとっては「奇跡」とも言えるシリーズだったのです。

① 第七戦のスコアは「93-89」

 最終の第七戦はウォリアーズのホーム・オラクルアリーナで行われましたが、本シリーズで初めて「勝ちチームのスコアが100点未満」でした。ロースコアゲームだったと言って良いと思います。

 キャバリアーズとウォリアーズの対戦でロースコアゲームとなれば、キャバリアーズが勝利するのは自然なことでしょう。

 一方で、第七戦は「4点差」という、今シリーズ最高の接戦でしたが、結局キャブスが押し切りました。
 このゲームは「キャブスがキャブスのペースで戦った」のでしょう。

② 3ポイントシュートは決まらない時には決まらない。

 第七戦でも、ウォリアーズの3ポイントシュートはなかなか決まりませんでした。
 「スプラッシュブラザーズ」と称される、ウォリアーズ最強の武器が、これだけ決まらないと、苦しい戦いになるのは必定です。

 第一戦・第二戦では、「面白いように決まった」ウォリアーズのシュートが、それ以降、特に「第五戦の第4クォーターQ以降」決まらなくなったのは、とても不思議なことです。

 もちろんキャバリアーズの守備が機能していたことも有るのでしょうが、カリー選手やトンプソン選手といった、「NBA屈指のシューター」の決定率、世界最高レベルのスキル・テクニックを具備し、大試合でも存分に力を発揮する能力・経験を有している筈のプレーヤー達の決定率が揃って下がるというのは、やはり不思議なことだと言わざるを得ません。

 「ウォリアーズに何が起こったのか」という感じです。

③ ベンチプレーヤーの役割

 第一戦・第二戦をウォリアーズが圧勝した時、ウォリアーズのベンチプレーヤー・セカンドユニットの得点力が、高く評価されました。

 セカンドユニットが1ゲームで40点以上を叩き出していたのです。
 キャバリアーズとの差は、このセカンドユニットの得点力であると分析されていました。

 ところが、戦いを進めるうちに、「ウォリアーズのセカンドユニットの得点力が下がり」ました。

 ゲーム毎に得点力の上下が有るのは無理も無いところでしょうが、「得点力が趨勢的に下がる」というのは、やはり不思議なことでしょう。
 各々のゲーム後に、様々な対応策が立案され、実行されている筈なのですから。

 この点でも「ウォリアーズに何が有ったのか」という感じがします。

④ レブロン・ジェームズ選手の驚異的な活躍

 第五戦・第六戦と41点を挙げたレブロン選手は、第七戦でも27点を挙げ、11アシスト、11リバウンドと合わせて「トリプルダブル」という大活躍でした。

 レブロン・ジェームズ選手は、シーズンの最後の最後まで「動き続けた」のです。

 そのフィジカルの強靭さはもちろんとして、メンタルの強さには驚かされるばかりです。
 「オハイオ州に優勝を」という強い思いが原動力だと言われていますが、それにしても、2015年NBAファイナルで同じウォリアーズ相手に完敗し、2016年の第一戦・第二戦でも歯が立たなかった状況下での大逆転優勝というのですから、凄いことです。

 レブロン・ジェームズ選手に、またひとつ「大きな勲章」が付け加えられたのです。

 MLBのクリーブランド・インディアンズは1948年のワールドシリーズ制覇以来、優勝していません。MLBアメリカンリーグ創設メンバーのひとつという歴史を誇るインディアンズですが、このところ優勝できていなかったのです。

 NFLのクリーブランド・ブラウンズは、「4度のNFLチャンピオン」に輝いています。最新は1964年ですから、第一回東京オリンピックの年です。(この頃はまだスーパーボウルは存在しませんでした)

 クリーブランドの「アメリカ4大スポーツ」のチームが優勝したのは、この1964年のブラウンズが最後でした。
 オハイオ州の州都クリーブランドのメジャースポーツのファンは、半世紀以上に渡って、優勝を味わっていなかったのです。

 そして、ついにキャバリアーズがNBAチャンピオンとなりました。

 クリーブランドに「歓喜の嵐」がやってきたのです。

 「キャバリアーズの奇跡」が、インディアンズやブラウンズの奮起に繋がるような気がします。
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