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HOME   »  2016年08月31日
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 リオデジャネイロ・オリンピックの陸上競技、男子100m競走と200m競走はウサイン・ボルト選手の「3大会連続両種目金メダル」という結果となりました。

 オリンピックの歴史に輝く、素晴らしい成績です。

 一方で、ボルト選手の最大のライバルとなる筈のアメリカチームの元気の無さが感じられました。

 100mはジャスティン・ガトリン選手が2位に食い込みましたが、200mはラショーン・メリット選手の6着が最高成績でした。
 常に世界の男子スプリントを牽引し続けているアメリカとしては、不振といってよいでしょう。

 そもそも、ガトリン選手は2004年アテネ大会の100m金メダリストですから、もう13年間にわたってアメリカスプリント界のトップクラスを維持してきているランナーです。また、メリット選手は2008年北京大会の400m金メダリストであり、400mのスペシャリストといってよい存在です。

 そうすると、アメリカチームには長い間100mと200mの「新星」が育っていないということになりそうです。

 とても意外な感じがします。

 もう少し視野を広げると、「世界の男子100m・200m」に「新星」が育っていないとも言えるのかもしれません。

 もちろん、今大会の100m銅メダリストは21歳・カナダのアンドレ・デグラッセ選手ですし、5位は22歳・南アフリカのアカニ・シンビネ選手ですから、若手が育っていないとは言い切れないことも事実なのでしょうが、2008年の北京大会を9秒69、2012年のロンドン大会を9秒63で勝ったボルト選手が、9秒81と記録を落とした大会で、その足元を脅かす若手が居なかったことは、意外な感じもするのです。(一概に記録の比較は出来ないことも事実でしょうが)

 200mも同じで、2位にデグラッセ選手が入り、4位に22歳・イギリスのアダム・ジェミリ選手が入ったとはいえ、雨の中の難しいコンディションであったことを考慮しても、タイムは20秒を切れませんでした。やはり、若いスプリンターがボルト選手の足元にも及ばなかったという状況は、変わりません。

 少なくとも、2008年北京大会以降、世界の男子スプリント界には「新星」と呼べるようなトップクラスのランナーが登場していない、特にアメリカからは表れていないということになるのかもしれません。

 かつて、オリンピックで勝つよりアメリカの代表選考会で勝つ方が難しいとさえ言われた、「世界の男子スプリンター供給の地」であった筈のアメリカが、その力を失いつつある原因は何なのでしょうか。
 そして、アメリカの「供給力」は復活するのでしょうか。

 「ボルト後」の男子100m・200mを考えると、とても気になるところです。
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