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HOME   »  2017年02月22日
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 フィギュアスケートの四大陸選手権大会男子シングルフリー演技は、2月19日に行われ、アメリカのネイサン・チェン選手が、ショートプログラムSPトップの差を守り切って、優勝を飾りました。

 羽生結弦選手は、フリー演技で206.67点をマークしてトップとなり追い上げましたが、SPの6点差を巻き返すことが出来ず、2位に止まりました。

 チェン選手、羽入選手が共に300点越えを達成するというハイレベルな戦いであり、その差が3点余りという接戦でもありました。

 それにしても、羽生選手が4度の4回転ジャンプで200点越えのフリーを披露した後、チェン選手が5度の4回転ジャンプ着氷に成功するというのですから、ほんの2年前には想像も出来なかった技術面の進歩です。

 特に、チェン選手の最初の演目「4回転ルッツ+3回転」という技は、基礎点が17点以上あり、出来栄え点の2点余りを加えて、計20点以上でした。ひとつの技で技術点20点以上を獲得できる時代となったのです。
 ステップシークエンスやスパイラル、スピンといった技と、演技構成の巧みさで対抗するには「あまりにも大きな得点」と言えるのでしょう。

 極端に言えば「雰囲気と巧みさ」でジャンプに対抗できる時代は終わった、のではないでしょうか。

 昔から日本人プレーヤーが苦手としているルッツジャンプ(最も難度が高く、最も得点の高いジャンプでもあります)の4回転に、3回転ジャンプをミックスする技を、チェン選手は完全にものにしていました。
 今後、4回転ルッツからの3連続ジャンプをものにしてくるようなら、チェン選手は平昌オリンピックの金メダルに最も近い選手となることでしょう。

 とはいえ、羽生選手を始めとする日本勢も、「チェン選手の失敗待ち」というわけには行かないでしょうから、対抗策を練り上げて、実行に移していることと思います。

 例えば、羽生選手が320点を超える「世界最高得点」をマークしたときには、SPの得点も高かったのですが、フリーのジャンプにおける出来栄え点が非常に高かったのです。
 そうでなければ、4回転ジャンプの数が現在よりも少ないプログラムで、より高い得点を叩き出すことが出来るはずがありません。
 
 確かに、あの時の羽生選手の4回転トゥループの着氷からの伸び、滑らかで大きな滑りは「息をのむ」もの、本当に美しいものでした。
 「成功のレベルが違った」のでしょう。

 羽生選手や宇野選手は、プレーの完成度を持って、チェン選手に対抗していくのかもしれません。

 平昌オリンピック2018の本番リンクで開催された、四大陸選手権2017の男子シングルは、「4回転アクセルジャンプ」や「4回転+4回転ジャンプ」の登場が、そう遠い日ではないことを感じさせてくれたと思います。
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