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[3月28日・埼玉スタジアム]
日本4-0タイ

 日本代表チームは、大事な試合をきっちりと勝ち切りました。
 得失点差も大きく改善する、狙い通りの勝利でした。

 ドリブルを主体としたタイ代表チームの攻撃に、再三ゴールを脅かされましたが、ゴールキーパーGK川島選手やディフェンダーDF森重選手を始めとする「全員守備」が機能して、タイチームを零封したのが、最大の成果かもしれません。

 こうしたゲームにおいて、その存在感を再び明確にしたのが、フォワードFWの岡崎選手でしょう。

 前半8分の香川選手の素晴らしい先制点の後、少し停滞気味であったハリルジャパンに「喝」を入れるような一撃でした。

 久保選手のセンタリングを、相手ゴール右サイドで合わせたヘディングシュートは、その威力・コース共にワールドクラスでした。
 何より、相手チームのDFと競り合い、ほとんど体を合わせてボールに向かっていく状況で、20cm程先にボールにコンタクトし、強烈なシュートを、ここしかないという位置に叩き込むプレーは、まさに岡崎慎司の真骨頂でしょう。

 FW大迫選手の怪我により、先発起用されたとも見られていますが、持ち味の違う2人のプレーヤーが居るというのは、頼もしい限りです。

 岡崎選手は、その後も精力的に動き回り、守備面でも再三タイチームの攻撃の芽を摘むプレーを魅せてくれました。

 いつも書くことで恐縮ですが、現在の日本代表チームにおいて、ワールドカップで得点したことがあるのは、本田選手と岡崎選手の2人だけです。
 この2人のプレーヤーが、現在の代表チームで「最も大試合に強いプレーヤー」であることは、間違いが無いところでしょうし、相当に年齢を重ねた現在においても、大事な代表戦でゴールを挙げるのですから、「ハリルジャパン最多得点」の本田選手と共に、代表チームに欠かせない選手であることを、改めて示してくれた大活躍でした。

 日本代表チームを、過去10年間余に渡って支えてくれた本田選手と岡崎選手にとっても、2018年のロシア大会が、最後のワールドカップとなる可能性が高いと思います。

 ハリルジャパンには、是か非でも出場権を確保していただきたいものですし、「確保」に向けて、このタイ戦の勝利は、とても大きなものであったと感じます。
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 2017年3月場所は、2000年3月場所以来の「四横綱」の場所となりました。

 「四横綱」自体は、それ程珍しいことでは無く、今回が「16度目」ということになります。

 とはいえ、現在の大相撲ファンにとっては、1990年9月場所に始まり1991年5月場所まで続いた「千代の富士、北勝海、大乃国、旭富士」の四横綱時代(14度目・5場所・千代の富士の引退により終了)と、1999年7月場所に始まり2000年3月場所まで続いた「曙、貴乃花、若乃花、武蔵丸」の四横綱時代(15度目・5場所・若乃花の引退により終了)が記憶に新しいところでしょう。

 ところで、四横綱時代においては「四横綱が揃って土俵に上がる日」は多くはありません。
 どうしても休場が多くなってしまうのです。

 例えば、14度目の時の最初の場所・1990年9月場所では千代の富士と大乃国が全休でしたから、観客にとっては2横綱の場所でした。この14度目の四横綱時代において、四横綱が揃って15日間を皆勤したのは1990年11月場所の1場所だけでした。

 15度目の四横綱時代には、四横綱が揃って15日間を皆勤した場所は1場所も有りませんでした。
 1990年から現在に至るまでの28年間に渡って、四横綱が揃って1場所・15日間の土俵を務め上げた場所は、僅かに1場所しかなかったことになります。

 さて2017年3月場所はどうか、と思っていましたが、白鵬が5日目から休場しました。
 やはり「四横綱15日間皆勤」は難しいものなのでしょう。

 四度の横綱土俵入りを始めとして、四横綱時代は「豪華絢爛」な空気が漂います。

 14度目も15度目も、四横綱時代は5場所で幕を閉じています。1年間続いていないのです。

 長く在位している横綱と昇格したばかりの横綱が併存しているからこそ、四横綱が実現するのでしょうから、その寿命が短いのも止むを得ないことなのかもしれませんが、1日でも長く続いていただきたいと思いますし、四横綱が揃って土俵に上がる日が1日でも多くあって欲しいと思います。
 2017年、産経大阪杯が大阪杯と名前を変えて、G2からG1に昇格しました。

 例年メンバーが揃うことが多く、最もG1に近いG2とか、G1を超えるG2と言われていましたので、「順当な昇格」と見ても良いのかもしれません。
 また、近年は1600mのマイル戦や1200mの短距離戦はレース体系が整備されてきましたが、所謂「中距離戦」とマイル戦の区別が曖昧な感じもしていましたので、「2000m・中距離戦」というジャンルを確立しようとする意図も有るのかもしれません。

 このレースの第33回、1989年に優勝したのがヤエノムテキです。

 ヤエノムテキはその生涯で良馬場の2000mを4度走り、3勝でした。下記がその3走です。
① 1988年 皐月賞
② 1989年 産経大阪杯
③ 1990年 天皇賞(秋)

 皐月賞と天皇賞(秋)はG1ですし、かつての八大競走でもありますから、その戦績はヤエノムテキのキャリアにおける代表的な勝ち鞍と言えるのでしょう。

 1988年の皐月賞は、1番人気がモガミナイン、2番人気サクラチヨノオー、3番人気トウショウマリオと続き、ヤエノムテキは9番人気でした。この年の日本ダービーを制したサクラチヨノオーをマークしてレースを進めたヤエノムテキは、直線で追い上げてくるディクターランドを3/4馬身抑えて優勝しました。

 1989年の産経大阪杯では、ヤエノムテキは1番人気でレースに臨み、2着のランドヒリュウに3・1/2馬身差を付けて快勝しました。3着はゴールドシチーでした。

 1990年の天皇賞(秋)では、オグリキャップ、オサイチジョージに次ぐ3番人気で臨み、メジロアルダンをアタマ差押さえて優勝しました。1分58秒2というレースレコードでの勝利でした。この頃、「地方競馬から14連勝中」で「中央競馬に移籍して重賞6連勝中」という、最も強かった時期のオグリキャップを抑えての、圧巻の勝利でした。

 ヤエノムテキの重賞勝ちは、前述の3鞍に加えて、京都新聞杯(2200m)、鳴尾記念(2500m)となっています。
 鳴尾記念にも勝っていますから、長距離がダメだったということには成りませんが、やはり2000m前後のレースに強かったことが分かりますし、不思議なことに1600mでは勝っていません(1990年の安田記念2着、マイラーズカップ3着)から、やはり「2000mに強かったサラブレッド」ということになるのでしょう。

 また、その2000mでも重馬場の毎日杯で4着、稍重の1990年産経大阪杯で3着でしたから、良馬場の方が力を発揮できたようです。

 良馬場の2000m戦で唯一敗れたのは1989年の天皇賞(秋)、スーパークリークの4着でした。このレースは、スーパークリーク、オグリキャップ、メジロアルダン、ヤエノムテキと入線し、6着にイナリワンという、当時の中央競馬を代表する好メンバーが揃った、とてもフィールドの高いレースでした。
 前述の安田記念2着も、オグリキャップの2着であり、3着がオサイチジョージでしたから、ヤエノムテキがこの頃の中央競馬を代表するサラブレッドの一頭であったことが良く分かります。

 引退後は種牡馬としても活躍しましたが、血統の流行に乗ることが無かったこともあってか、期待されたほどの成績は残せませんでした。

 2014年3月に死去が報じられました。29歳の大往生でした。

 ヤエノムテキ号、父ヤマニンスキー、母ツルミスター、父の父ニジンスキー、母の父イエローゴッド。通算成績23戦8勝、主な勝ち鞍、皐月賞、天皇賞(秋)。

 生産者の皆さんは「あのニジンスキー」の再来を目指したのかもしれませんが、ヤエノムテキはニジンスキーとは異なるタイプに見えました。
 栗毛の四白・大流星。その四白も白い部分が長めでしたから、遠目には「白いソックス」を履いているように観えました。その為もあって、ヤエノムテキのギャロップはとても目立ちました。

 ヤエノムテキは、500kg近い明るい栗毛の馬体が印象的な優駿だったのです。
 千秋楽の優勝争いは、大変劇的な展開となりました。

 13勝1敗の大関・照ノ富士と12勝2敗の横綱・稀勢の里の本割取組は、最初の立合いで稀勢の里が右に変化しました。
 右上手を取り、右からの上手投げで勝負しようとしたのでしょうか。
 これは立合い不成立となりました。

 2度目の立合いでは、今度は左に変化しましたが、もともと「注文相撲」など不得手な稀勢の里のやることですから、上手く行くはずも無く、照ノ富士は前みつをがっちりと取り、西土俵に押し込みました。
 ここで稀勢の里が左に突き落とし。照ノ富士の頭を押さえつけての突き落としでした。
 これが見事に決まって、照ノ富士は土俵外に転げ落ちました。

 優勝決定戦は、1度の立合いで取組が始まりました。稀勢の里は両手を照ノ富士の胸に当てましたが、照ノ富士の勢いと圧力が勝り両差しとなりました。そのまま、やはり西土俵に寄り立てました。
 ここで稀勢の里は小手投げ。乾坤一擲の小手投げで、照ノ富士が飛び、稀勢の里も飛びましたが、一瞬早く照ノ富士の体が落ちました。

 本割・決定戦と、稀勢の里が2連勝し、逆転優勝が成ったのです。

① 右腕と両脚

 左腕が使い物にならなかった稀勢の里にとっては、右腕と両脚で勝負するしかなかったのは道理です。
 この2番の取口は、稀勢の里が考えに考えた内容であったように感じます。

 寄り立てて来るであろう照ノ富士の勢い・パワーを利用した取口だったのです。
 この考え方は、本割・決定戦に共通しています。

② わざと両差しに?

 決定戦の稀勢の里の立合いからの動きは、不可思議なものでした。
 痛めている左肩に衝撃を与えないような立合いを目指した点では、本割も決定戦も同様でしたが、正面から当たっている決定戦は、左を差しこむことが難しいことを考慮すれば、照ノ富士に両差しを許す可能性が高いことは、あらかじめ予想できたはずです。

 それでも、この立合いを選択したのですから、「わざと両差しにさせて、出て来る勢い・パワーを活用して」の小手投げ、というとても思い切りの良い取口を、最初から予定していたのかもしれません。

 右腕と両脚のパワーを最大限活かそうという、作戦だったのです。

③ いつもの稀勢の里とは正反対の相撲

 左下手を差し込んで、右腕を自在に使って勝負するのが、稀勢の里というか、元横綱・隆の里・元の鳴門親方直伝の相撲です。

 しかし左腕を大負傷してしまった稀勢の里は、この「伝統の相撲」を取ることは出来ませんでしたから、全く別の相撲になりました。

 「全く別の相撲」になってしまったことが、照ノ富士にいつもの相撲を取ることを許さなかったのかもしれません。
 これまで戦ってきた稀勢の里とは、重心の位置も、パワーも、体の使い方も全く違う力士との相撲になったのです。
 いつもならば、もっとじっくりと寄り立てる相撲を得意とする照ノ富士が、この2番に限っては、「慌てて寄り立てた」ように観えました。

 これは、稀勢の里が意図したことではないのかもしれませんが、結果として、稀勢の里にとっての「勝機の拡大」に結び付いた可能性が有ります。

 「手負い」の新横綱は、伸るか反るかの「思い切った相撲」を展開し、見事に2番共成功させました。
 「思い切った相撲」ですから、失敗すれば簡単に負けてしまうリスクも高かったのです。

 それでも、このやり方を信じて土俵に上がったのでしょう。

 その稀勢の里に、相撲の神様が微笑んだ2番だったように感じます。

 「大相撲」を魅せていただきました。
 2017年のドバイミーティング(ドバイ・ワールドカップデー)は、3月25日、アラブ首長国連合のドバイ・メイダン競馬場で開催され、ドバイワールドカップ他のレースが行われました。

 今年も日本から多くの馬が、多くのレースに出走しました。
 このところ、世界各国のG1レースにおいて、日本馬の健闘が目立ちますが、2017年のドバイミーティングにおいても、ドバイターフG1(1800m)においてヴィブロスが優勝しました。

 2016年の秋華賞馬であるヴィブロス(4歳牝馬)が、2つ目のG1制覇に輝いたレースでしたが、そのレース内容も強烈でした。

 スタートから馬群の後方・後ろから3番手に控えたヴィブロスでした。4角を回って最後の直線に出た所でも、後方でした。
 ここからヴィブロスの追い上げが始まったのです。

 ぐんぐんと加速し、残り100mでは3番手まで上がりました。
 そしてゴール3~40m手前で、やはり追い上げて先頭に立っていたエシェム(牡4歳、アイルランド)を一気に交わしました。
 素晴らしい末脚でした。

 57㎏と55kgの2㎏の斤量差が有るとはいえ、国際G1レースにおいて、4歳牝馬が4歳牡馬を差し切っての勝利というのは、見事という他はありません。

 近年は、牝馬が牡馬を抑えて、世界的なレースで活躍する傾向が有りますが、ヴィブロスの今後の活躍が、とても期待されます。
[3月15日・第2戦・スタッドルイⅡ]
ASモナコ3-1マンチェスター・シティ

 ホームゲームを3-1で制したASモナコが、2戦通算6-6、アウェイゴール3-1の差を持って勝ち抜きました。
 モナコのファンには申し訳ありませんが、番狂わせという感じがします。

 前半、ムバッペ選手のゴールで1-0とリードしたモナコでしたが、後半26分シティのサネ選手に同点ゴールを許しました。
 こうなると、第1戦・5-3でシティ勝利が効いてきて、対戦は相当にシティ有利になったように感じられました。

 ところが、同点ゴールから僅か3分後の後半29分、モナコのファビーニョ選手が勝ち越しゴール、またその3分後の32分にバカヨコ選手がゴールと、ASモナコは僅か6分間で2ゴールを挙げてマンチェスター・シティをつき離し、残り時間を凌ぎ切ったのです。

 アグエロ選手、フェルナンジーニョ選手、ダビド・シルバ選手、スターリング選手と言った有名選手を、フォワードFW、ミッドフィールダーMFに揃えたシティでしたが、ついに「あと1点」を奪うことはできなかったのです。
 グアルディオラ監督にとっても、ショックな結果でしょう。

 ASモナコは、フランス1部リーグ・リーグアンの代表として、準々決勝のステージに進むこととなりました。
 この試合には出場できませんでしたが、大砲のファルカオ選手を擁した攻撃力は侮れません。
 今大会の「台風の目」と言って良い存在でしょう。

 それにしても、「両チーム合わせて12得点」というのは、UEFA-CL史上2番の大量得点・壮絶な打ち合いでした。(ちなみに1位は2008~09年シーズンの決勝トーナメント1回戦におけるバイエルン・ミュンヘンとスポルディング・リスボンの13得点)

 大会史上に残る打ち合いを制して、ASモナコに凱歌が上がったのです。

 3月26日、中京競馬場芝1200mコースで開催される、第47回高松宮記念競走G1の注目馬検討です。

 春のスプリンター王決定戦です。

 今回は、今後の短距離界を担って行くであろう馬達が揃いました。
 短距離の実績馬、軸となるであろう強豪馬は居ませんから、「混戦」ということになります。勝つチャンスのある馬が数多く居るレースとなっています。

 色々な角度からの検討が可能ですが、今回は今後の短距離界をリードしてもらいたい馬をえらんでいくことにします。

 第一の注目馬は、3枠6番のセイウンコウセイ。
 アドマイアムーン産駒の4歳牡馬。前走シルクロードステークスG3が初重賞で2着という上り馬です。スピードと粘り強い脚質が特徴でしょう。「強い世代」のスプリンター代表に育ってほしいものです。

 第二の注目馬は、7枠13番のソルヴェイグ。
 ダイワメジャー産駒の4歳牝馬。前走シルクロードSG3は6着と精彩を欠きましたが、昨秋のスプリンターズステークスG1では3着と好走しています。1200mのスペシャリストの道を選んだ彼女の活躍が待たれます。

 第三の注目馬は、2枠3番のレッツゴードンキ。
 キングカメハメハ産駒の5歳牝馬。2015年の桜花賞という大勲章を得てから、やや元気の無いレースを続けて来ましたが、2016年末から復活の兆しです。このレースで完全復活と行きたいところでしょう。

 今回は、以上の3頭に期待します。

 香港帰りのレッドファルクスや外国産馬メラグラーナも加わって、ゴール直前まで競り合いが続くレースになりそうです。
[3月14日・第2試合・キングパワースタジアム]
レスター・シティ2-0セビージャFC

 2月22日の第1戦を1-2で落としていたレスターが、ホームでの第2戦で2-0のスコアで勝利して、2ゲーム通算3-2で勝ち抜きました。

 レスター・シティはチーム史上初のチャンピオンズリーグ8強を達成したのです。

 今シーズンのプレミアリーグでは、苦戦を強いられているレスターですが、昨季の「プレミアリーグ優勝チーム」として、役割期待に応えていると言えるでしょう。

 レスターの地元のメディアでは、岡崎慎司選手の貢献が高く評価されていると報じられました。
 このゲームに先発し、後半19分までプレーした岡崎選手は、自身のゴールこそならなかったものの、後半9分には、岡崎選手のシュートからのこぼれ球をオルブラトン選手が叩き込んで、2点目が入ったのです。

 岡崎選手のこの活躍が「絶え間ない真実の努力と献身」「監督の信頼を正当化した」と地元メディアから称賛されているのです。

 ボール支配率が32%と低いチームにとっては、ボールを回しながらチャンスを伺うといった戦術は取るべくも無く、高い位置からのプレスで相手ボールを奪い、数少ないチャンスを形にして行くしかなかったのですが、この難しい試合運びを可能にしたのは、岡崎選手の献身的なプレーだったということでしょう。

 イングランドサッカー史上に燦然と輝く「大番狂わせ」をやってのけたレスター・シティにとって、岡崎選手は不可欠な存在であることを改めて示したのです。

 決勝トーナメント1回戦で、アーセナルが敗れ、レスターが勝ち抜く。
 もちろん組合せの問題もあるのでしょうが、「レスターの快進撃」はステージを代えて、まだまだ続いているのかもしれません。
[3月22日・決勝・ドジャースタジアム]
アメリカ8-0プエルトリコ

 「ベースボール発祥の国」アメリカの代表チームが、2017年、第4回のワールド・ベースボール・クラシック大会を制しました。
 初優勝です。

 接戦が予想された決勝でしたが、アメリカの完勝でした。

 3回表、キンズラー選手の2ランホームランで先制したアメリカは、5回にイエリッチ選手のタイムリーヒットなどで2点を追加、7回には2死満塁からクロフォード選手のタイムリーなどで3点、8回にもマカッチェン選手のタイムリーヒットで1点を加えて、先制・中押し・ダメ押しと順調に得点を重ねました。

 投げては、先発のストローマン投手が6イニングを73球、被安打1、奪三振3、与四球1、失点0の好投、続くブルペン陣、ダイソン投手、ニシェク投手、ロバートソン投手もキッチリと締めて、プエルトリコの強力打線を僅か3安打に封じました。

 投打が噛み合っての快勝でした。

 決勝ラウンドの日本代表およびプエルトリコ代表とのゲームで際立っていたのは「投手力」でしょう。
 準決勝と決勝の2試合で与えた得点は1点だけというのですから素晴らしい。

 アメリカチーム初優勝の原動力は投手陣の頑張りであり、相手チームの打線の特徴を良く把握して、最善の投手起用・リレーを展開したところに、リーランド監督をはじめとするアメリカチームのベンチの采配が光っていました。

 実際のところ、私が今大会で最も印象に残ったのは、アメリカチームのベンチワークでした。大袈裟に言えば「ベンチワークにベースボールの歴史の深さが生きていた」というところでしょう。

 アメリカ代表の決勝戦の先発メンバーを観てみましょう。

 「栄光の10人」です。

 1番は、イアン・キンズラー選手。2塁手。
 テキサス・レンジャーズのプレーヤーという印象が強いプレーヤーですが、現在はデトロイト・タイガース所属。2016年シーズンでは153試合に出場しているタイガースの中心選手です。2塁手にしてパワフルな打撃を持ち味にしており、決勝での2ランもキンズラー選手らしい打撃でしょう。

 2番は、アダム・ジョーンズ選手。中堅手。
 ボルチモア・オリオールズ所属。2016年は152試合に出場。通算225本塁打を誇る強打者です。

 3番は、クリスチャン・イエリッチ選手。左翼手。
 マイアミ・マーリンズ所属。イチロー選手の同僚として知られています。2016年シーズンは155試合に出場して172安打、21本塁打、OPS.859とバランスの良いプレーヤーです。

 4番は、ノーラン・アレナド選手。3塁手。
 コロラド・ロッキーズ所属。2016年は160試合に出場して182安打、41本塁打と強打者振りを発揮しました。

 5番は、エリック・ホスマー選手。1塁手。
 カンザスシティ・ロイヤルズ所属。2016年は158試合に出場して25本塁打。パワフルで広角に打ち分ける打撃が特徴でしょう。

 6番は、アンドリュー・マカッチャン選手。右翼手。
 ピッツバーグ・パイレーツ所属。2016年は153試合に出場し、やや成績を落としたものの、6年連続20本塁打以上の記録は継続中です。

 7番は、ブランドン・クロフォード選手。遊撃手。
 サンフランシスコ・ジャイアンツ所属。MLB屈指の遊撃手として、2016年は155試合に出場し、僅かに11失策、守備率.983を誇る名手です。

 8番は、ジャンカルロ・スタントン選手。DH。
 マイアミ・マーリンズ所属。MLB屈指の長距離打者であり、現役の中では飛距離はNO.1とする見方も多いプレーヤー。2014年は本塁打王に輝きました。

 9番は、ジョナサン・ルクロイ選手。捕手。
 テキサス・レンジャーズ所属。2016年は142試合に出場し(捕手としてはとても多い)、24本塁打と、強打の捕手として鳴らしています。

 投手は、マーカス・ストローマン選手。
 身長173cmとMLBの投手としては小柄ですが、スリークォーターからのツーシーム、フーォーシーム、カットボール、スライダー、カーブは、いずれも威力十分であり、相手打者に的を絞らせない投球が身上。
 プエルトリコとの決勝では持ち味を発揮してMVPを獲得しました。

 今回のアメリカチームは、スーパースターと言うよりは、「脂の乗り切ったプレーヤー」、シーズン150試合以上に出場している実戦経験豊かな選手を並べた感があります。(スター選手にWBC出場辞退が続いたこともあるのでしょうが)

 とても安定したプレーを身上としているチームによって構成された、とても安定した力を発揮できるチームだったのでしょう。

 投手についても、日本戦、プエルトリコ戦と、対戦相手を研究の上で先発投手を決めている感があり、加えて、例えば決勝でストローマン投手が不調であっても、直ぐに2番手を投入できる体制を敷くなど、2重3重構造の投手起用が印象的でした。

 さすがは、ジム・リーランド監督といったところでしょう。
 両リーグで、通算3度の最優秀監督賞を受賞している「老練な采配」がアメリカ代表チームに初優勝を齎したのです。

 ベースボール発祥の国として、WBCの優勝はある意味では必要なことであったかもしれません。

 WBC大会はアメリカ無しでは、MLBのプレーヤー無しでは、成り立たない大会でもありますから、今回のアメリカチームの優勝は、WBCの将来、WBCの繁栄のためには良いことだったと考えたいと思います。

 もちろん、侍ジャパンが準決勝で敗退したのは、とてもとても残念なことではありますけれども・・・。
[3月21日・準決勝・ドジャースタジアム]
アメリカ2-1日本

 残念ながら、日本代表チームの決勝進出はなりませんでした。

 まさに「互角」の戦いを披露していただいた、侍ジャパンに大きな拍手を送らせていただきます。

 菊池選手のホームランで1-1の同点に追いついた時には、後攻の日本チームに分があるかと思いましたが、アメリカチームが繰り出す7人のピッチャーを最後まで打ち崩すことができませんでした。

 このゲームは、アメリカの投手陣が良く踏ん張ったということになります。
 
 MLBのホームランバッターをずらりと並べたアメリカチームを、日本チームの投手陣は2失点に抑え込みました。
 芯に当たればホームランにすることが出来る、NPBの好打者が並ぶ日本チームの打線を、アメリカチームの投手陣は1失点に抑え込みました。
 共に、素晴らしい守りでした。
 
 野球・ベースボールには、「勝敗を分けたポイント」がよく分からない試合が存在します。
 それを「球運」と呼ぶのでしょうか。

 「球運」が存在するからこそ、このスポーツは人気があるのでしょう。
 ワールド・ベースボール・クラシック大会2017は、テレビ視聴率、観客動員の両面から、史上最高の人気と言って良い状況です。

 例えば日本戦の視聴率を見ると、1次ラウンドのキューバ戦が22.2%、オーストラリア戦が21.2%、中国戦が18.0%、2次ラウンドのオランダ戦が25.2%、キューバ戦が27.4%、イスラエル戦が27.4%(いずれも関東地区の平均視聴率)と素晴らしい数字が並びました。
 試合前に2次ラウンド進出が決まっていた中国戦を除けば、20%超えというか、20%を大きく超える視聴率を叩き出したのです。

 野球人気の高い北海道地区では、2次ラウンド・キューバ戦の平均視聴率が32.1%、最高視聴率(内川選手の勝ち越し犠牲フライ→山田選手の2ランの瞬間)が41.4%に達しました。
 まさに驚異的な数字です。

 テレビの野球番組の視聴率が、他の番組を圧倒するという状況は、「野球人気の底堅さ」を明確に示しているものといえるでしょう。
 
 「プロ野球人気の低迷」が叫ばれて久しいのですが、感覚的には「一時の低迷から抜け出し、復活の道を歩んでいる」ように見えます。我が国におけるプロスポーツにおいて、何試合にも渡ってこれほどの高視聴率を獲得できるのは「野球以外には無い」と思います。

 もちろん、この人気が「日本プロ野球の人気」なのか「WBC大会・日本代表チームの人気」なのかは、検討してみる必要があるのでしょうが、日本代表チームが概ね日本プロ野球の選手によって構成されていることを考え合わせれば、やはり日本プロ野球、ひいては「日本野球の人気の高さ」を示していると判断するのが、妥当でしょう。

 テレビ画面に映し出される、東京ドームの観客席の様子も、凄いものでした。立錐の余地なく満席ですし、立ち見の姿も相当数ありましたから、真の「大入り満員」なのでしょう。
 4万人を大きく超え、試合によっては4万5千人近い大観衆が詰めかけたと報じられていました。
 視聴率同様に、WBC2017の高い人気を如実に示している事実です。

 いつもは「鳴物入り」で応援している観客が、この大会では「自らの声」で応援しています。一挙手一投足に一喜一憂し、大歓声や大きなため息が東京ドームに溢れています。
 相手チームが攻撃しているときの「静けさ」も特筆すべきでしょう。
 今大会の観客は、グラウンドを凝視し、野球を熱心に観ていたのです。

 当たり前のことではないでしょう。
 加えて、大半の観客が試合終了まで席を立たないのは、滅多に観られない光景と言うべきです。

 4時間57分に及んだ、2次ラウンドのオランダ戦は、試合終了時刻が午後11時54分でしたから、試合終了と同時に「終電に向けてダッシュ」した観客が多かったと報じられました。
 自動車でスタジアムに来ているわけではない、我が国の野球ファンが「大きなリスクを取って観戦」したのです。
 それほどに「面白い」「目の離せない」「とてもじゃないが途中で帰ることなんてできない」試合だったのです。

 最高のエンターティンメントであったことは、間違いないでしょう。

 ナショナルチームの世界大会における活躍は、当該スポーツの人気上昇に繋がるのは、どんなスポーツ競技・種目においても同じです。

 もともと高い人気を有する「野球」が、代表チームの活躍により、ますます人気を上げているのが、今の状況でしょう。
 「3度目の世界一」を実現できれば、その人気上昇に一層拍車がかかることは、言うまでもありません。

 WBC2017の高い人気は、日本ラウンドに限ったことでは無く、アメリカ他における1次ラウンド、2次ラウンドも、過去の大会以上の大人気を博していると伝えられています。
 もともと国民の支持が高い、ドミニカ代表チームやプエルトリコ代表チームはもちろんとして、ようやく「メンバーが揃ってきた」アメリカ代表チームにも注目が集まっているのでしょう。

 「野球」も「ベースボール」も大人気なのです。
 WBCは、まさに世界一を争う大会に成長したとも言えそうです。
[第2日・第1試合]
盛岡大付10-9高岡商

 打ち合い・点の取り合いとなった試合でしたが、延長10回裏、盛岡大付が逆転サヨナラ勝ちしました。
 両チーム一歩も引かぬ大接戦であったと思います。

 大接戦でしたが、一方で少し荒さの目立つ試合でもあったと思います。

① 投手陣、打撃陣共に高いレベル

 両チームの先発投手、リリーフ投手は、いずれも球威十分な好投手でした。140kmを超えるストレートがコースに決まるシーンも観られました。

 両チームの打撃陣の破壊力が十分であったことは、両チーム合わせて27安打・19得点であったことを見ても明らかです。ホームランもそれぞれ1本ずつ飛び出しました。

② 相手チームが得点すると直ぐに得点するパターン

 この試合では、相手チームが得点した次のイニングで必ず得点するという「法則」が継続されました。

 1回表高岡商が2点を先制すると、1回裏に盛岡大付が2点を返して追い付き、2回裏盛岡大付が1点を勝ち越すと、3回表高岡商が1.点を挙げて追い付き、4回表高岡商が3点を挙げて突き放すと、4回裏盛岡大付が3得点で再び追い付き、5回裏盛岡大付が2点をリードすると、6回表高岡商が2点を挙げて追い付くというパターン。見事な程に「次の攻撃で追い付いて」いるのです。

 8-8のまま延長に入った試合でしたが、10回表高岡商が1点をリードすると、その裏盛岡大付が2点を挙げて逆転勝ちしたのです。「法則」は最後まで生きていました。

 前述のような強力な投手陣を要しながら、どちらのチームもリードを守れないというのは、とても不思議な感じがしましたし、強力な攻撃陣が、同点に追いつくことは出来ても、同じイニングで勝ち越し点を挙げることが出来ないのも、不思議でした。

③ 「丁寧さ」が足りないのか?

 両チームとも、実力十分な投手陣・攻撃陣を擁しながら、得点の取り合いになりながらも、なかなか突き放すことができない、試合展開になったのは何故なのでしょうか。

 投手について観れば、
A. 要所での投球がストライクゾーンに集まり過ぎていたこと
B. 死球が多かったこと
 が挙げられそうです。

 攻撃について観れば、
A. 打者は常にフルスイング
B. 超積極的な姿勢

 この両面の要素が相俟って、この試合は点を取り合う大接戦となったのでしょう。

 ピンチのシーンで、投手は常に全力でストライクゾーンに投げ込みます。打者は常にフルスイング。バットに当たる位置に投球が来るので、当たれば痛烈な打球が飛びます。
 こうした場面で「低目のボール球」が使えなかったものかと思います。ワンバウンドするような投球であっても、「積極的に打ちに行っている」打者が振ってしまう可能性が十分にあったと感じます。

 例えば4回裏、2死ランナー無しからの4連打で盛岡大付は3点を挙げました。
 盛岡大付打線が良く打ったという場面ですが、あまりにも正直すぎる投球のように観えました。高岡商投手陣とすれば、もう少し「工夫をすれば」、こうも連打を浴びなかったように思います。

 真ん中から外角の投球は痛打されるので、内角を突くと「死球」という悪循環。
 真ん中から外角でも、高低の変化・球速の違い等により十分に対応できたでしょう。何しろ「球威十分」な好投手揃いなのですから。

 攻撃面も同様で、常にフルスイング、超積極的というのでは、得点・追加点を挙げるチャンスを潰してしまいます。

 例えば8回裏の盛岡大付の攻撃、1死満塁で強攻、強い当たりの2塁ゴロ・ダブルプレーでチェンジ。9回表の高岡商の攻撃、1死ランナー2塁で浅めのライトフライ、ランナーはタッチアップから果敢に3塁を狙いましたが憤死。あの浅いフライでは3塁を取るのは打球が飛んだ瞬間に難しいように観えました。「相手チームのミスに期待する」プレーではリスクが高すぎます。

 自分達はこうやって勝ってきた、このチームはそういうチーム、「首尾一貫」した野球を展開しなければ勝てない、といったご意見もあるのでしょうし、そもそも甲子園では思いもよらぬ展開が生れる、というのも分かりますが、この試合では両チームともに「残念なシーン」が数多く観られたと思います。

 連打を浴びる可能性を少しでも下げる為に、得点する可能性を少しでも上げる為に、もう少しの丁寧さと工夫が有れば、強力な投手陣は失点を減らすことが出来たし、強力な打線はもっと得点を挙げることができたように感じました。

 甲子園大会で戦って行くことの難しさを改めて感じさせられた「大接戦」でした。
 第3回WBCの優勝チームであり、WBC2017の優勝候補でもあったドミニカ共和国代表チームのメンバーは、少し大袈裟に言えば「MLBオールスターチーム」の様に見えます。

 3月15日に行われた、2次リーグF組のプエルトリコ代表チームとのゲームの先発メンバーを観てみましょう。

・1番 ジーン・セグラ選手(DH)
 2017年シーズンはシアトル・マリナーズ所属の内野手。2016年シーズンはアリゾナ・ダイヤモンドバックスで153試合に出場して、203安打、打率.319。

・2番 マニー・マチャド選手(遊撃手)
 ボルチモア・オリオールズ所属の内野手。2016年シーズンは157試合に出場して、ホームラン37本、打率.294。

・3番 ロビンソン・カノ選手(二塁手)
 言わずと知れた「メジャーを代表するヒット製造機」。ニューヨーク・ヤンキースからシアトル・マリナーズに移籍して、MLB通算12シーズンで2210安打。現役プレーヤーの中で、最も3000本安打に近いプレーヤーのひとりと言われています。

・4番 ホセ・バティスタ選手(レフト)
 言わずと知れた「メジャー屈指のホームランバッター」。2010年、11年シーズンのホームラン王。

・5番 カルロス・サンタナ選手(一塁手)
 クリーブランド・インディアンス所属。2016年シーズンは158試合に出場し、チームのワールドシリーズ進出に貢献。四球の多い選手で、毎シーズン100個前後を選ぶ。

・6番 ネルソン・クルーズ選手(ライト)
 シアトル・マリナーズ所属の長距離打者。2016年シーズンは155試合に出場。直近の3シーズン連続で40ホームラン以上。

・7番 エイドリアン・ベルトレイ選手(三塁手)
 テキサス・レンジャーズの中軸打者。MLBを代表するホームランバッター。2016年シーズン迄19シーズンで2942安打、445本塁打。3000本安打も間近な強打者。

・8番 グレゴリー・ポランコ選手(センター)
 メジャー3年目。ピッツバーグ・パイレーツ所属。2016年シーズンは153試合に出場。

・9番 ウェリントン・カスティーヨ選手(捕手)
 ボルチモア・オリオールズ所属。メジャー経験6年。

 「当たればホームラン」と言う雰囲気の、ベルトレイ選手が7番、クルーズ選手が6番と言うのも凄い打線だと思いますが、1~8番がいずれも2016年に完全なレギュラー選手として、MLB各チームを支えているというところが、最も素晴らしいところでしょう。
 さすがに「ベースボールを国技とするドミニカ共和国」の代表チームなのです。

 このチームが、プエルトリコとの2次ラウンド緒戦では1-3で敗れてしまうのですから、プエルトリコのレベルの高さも伺われます。

 そして、アメリカ戦で敗れたドミニカチームは、決勝ラウンドに進出することが出来ませんでした。
 このチームを倒してきたアメリカ代表チームが、侍ジャパンの準決勝の対戦相手となったのです。
 
 強敵ですが、その試合がとても楽しみです。
 2017年3月場所も中日を終えました。

 ある意味では期待通りの、そしてある意味では意外な展開となっています。

① 稀勢の里と高安が8戦全勝

 横綱・稀勢の里と関脇・高安が、前半戦を全勝でクリアしました。田子の浦部屋と言うか、かつての鳴門部屋(元横綱・隆の里が親方の時代)の兄弟弟子が、その強さを誇示している形です。

 共に安定感も十分ですから、後半戦もこの2力士を中心とした展開となりそうです。

 気の早い話ですが「同部屋力士同士の優勝決定戦」の可能性もあります。
 そうなれば、5月場所では新大関が誕生することになるかもしれません。

② 「西」方の力士が好調

 もちろん偶然のことなのでしょうが、3月場所は「西」に好調な力士が集まっています。
 前述の2力士を始めとして、大関・照ノ富士、栃煌山が7勝1敗で続いているのです。
 「東」は、横綱・日馬富士、大関・琴奨菊、千代の国の2敗が最上位です。

 そして、東の横綱・白鵬と大関・豪栄道が休場しているのです。
 特に「打倒・稀勢の里」を公言していた白鵬の休場は、とても意外でした。

 もうひとりの横綱・鶴竜もなんとか2敗で踏ん張っていますし、千代翔馬や徳勝龍と言った前頭勢も2敗ですから、冷静に観れば、優勝に向かって大奥の力士に可能性があるのでしょう。

 主役が主役としての役割をしっかりと果たし、一方で横綱から幕尻まで多くの力士が頑張っている3月場所は、後半戦に入りました。
 ソフトバンクホークスの千賀滉大投手(24歳)が、WBC2017の1次ラウンド・2次ラウンドで素晴らしい活躍を魅せました。

 まず、3月8日・1次ラウンドのオーストラリア戦、3番手で登板し零封。
 続いて、3月12日・2次ラウンドのオランダ戦、3番手で登板し零封。
 そして、3月15日・2次ラウンドのイスラエル戦で先発し、5イニングを零封。

 計9イニングを投げて失点0、イスラエル戦の先発5イニング零封は、今大会の先発投手で最長・随一の成績です。

 リリーフも先発も熟し、「付け入る隙を与えない」というのですから、侍ジャパン投手陣の軸と評価すべきでしょう。

 さすがに、千賀投手にとっての緒戦となったオーストラリア戦の立ち上がりは、投球が落ち着かずコントロールに苦労していましたが、その後は本来のピッチングに戻り、試合を重ねるごとに安定感と威力が向上していった印象です。

 オーストラリア戦で披露した「155kmのストレート」は、大谷翔平投手に続く速球投手としてのパフォーマンスでしたし、持ち味である「消えるフォーク」も次第にペナントレース中の軌道に近くなって行きました。
 ここに切れの良いスライダーを交えるのです。

 「全てのボールが一級品」と評される理由が良く分かる投球内容でした。

 そうなると、いかにオランダチームやイスラエルチームのMLBプレーヤーといえども、容易には捕えられない投球、現在の野球・ベースボールにおける最高レベルのピッチングとなるのです。

 中学校時代には軟式野球の三塁手。
愛知県立蒲郡高校から育成選手としてソフトバンクホークスに入った千賀投手には、甲子園大会出場などの華やかなキャリアはありませんけれども、現在では日本プロ野球屈指の好投手と成りました。

 身長186㎝・体重96㎏の堂々たる体躯に恵まれた若きプレーヤーは、この大会で一気に世界デビューしようとしているのでしょう。
 新横綱・稀勢の里が、7日目まで全勝と好調な相撲を展開しています。

 過去の例を見ると、難しいと言われる「新横綱の場所」ですが、稀勢の里の取組を見ると「一段と強さを増した」ようにさえ感じられます。

 その表れのひとつが「土俵外に出ない」という点でしょう。

 初日から6日目まで、稀勢の里は押し出しや寄り切りといった決まり手で白星を挙げましたが、どの取組においても「相手を土俵外に出し、自らは土俵内に残って腰を落とした姿勢」で取組を終えています。
 「相撲という競技の性格上」絶対に負けない形を創り上げているのです。

 もちろん、相手を破った後、土俵外に出ても問題は無いのですが、土俵外に出ないという取り口には「何とも言えない余裕」が感じられます。

 その稀勢の里も7日目の御嶽海戦は、押し出した後、自らも土俵外に出ました。
 立合いからの御嶽海の寄りが強く、後退を余儀なくされた稀勢の里が押し返していく段階で「勢い余って」出てしまった形です。
 
 初日から6日目までと7日目の取組における「余裕度の差」が、この土俵際の動きに良く表れていたと感じます。

 新横綱・稀勢の里が、何日目まで安定感抜群の取り口を続けて行けるのか、この場所の最大の注目点なのでしょう。
[J2・3月12日・ニッパツ三ツ沢球戯場]
横浜FC1-0ザスパクサツ群馬

 50歳になって2017年シーズンを迎えた、「キングカズ」こと三浦知良選手が、3月12日の群馬戦で今季初ゴール、このゲームの決勝ゴール、そしてJリーグ最年長ゴール記録を更新するゴールを挙げました。

 前半40分、攻勢に出た横浜FCは、センタリングからシュートを放ち、ザスパクサツ群馬のゴールキーパーがこれを弾いたところを、ゴール左側に詰めていた三浦選手が左足を振り抜きシュート、これがゴール右隅に飛び込みました。

 フォワードFWとしてゴール前に詰めるという「基本的な動き」を忠実に行った結果であろうと思いますし、三浦選手の「嗅覚」とも言えそうなポジショニングからの、見事なゴールでした。

 自身の50歳の誕生日でもあった2月26日の開幕戦から3試合連続で先発出場し、3試合目のゲームでゴールを挙げるのですから、「キングカズ」の面目躍如たるものがあります。

 「50歳のキングカズ Jリーグ公式戦でゴール」の報は、世界を駆け巡ることでしょう。
 本当に凄いプレーヤーです。
 侍ジャパンの2次ラウンド第1戦、オランダとの戦いは、延長11回・史上初のタイブレークに縺れ込む、5時間近い激闘となりました。
 記録ずくめの試合となったわけですが、その7回に飛び出した、「菊池涼介選手の超美技」も歴史に残るものとなりました。

 日本チームが6-5と1点のリードで迎えた7回裏、マウンドにはリリーフの松井投手が上がり、1死1塁から、オランダ3番のボガーツ選手がピッチャー返しの強い打球を放ちました。
 センター前ヒットか、と思われた打球を菊池選手がバックハンドで好捕、グラブの中のボールをそのまま2塁ベース上の坂本選手にトスして、1塁ランナー・プロファー選手を刺したのです。

 超ファインプレー!

 ボールをグラブに深々と入れながらのトスに見えました。
 どのような技術によるプレーなのかは、私のような素人には到底わかりませんけれども、とても難しいプレーであろうとは感じました。

 その点はプロフェッショナルの世界でも同様なようで、MLBの公式サイトが直ぐに取り上げ、「キクチのファンタスティックプレー」として動画をアップ、解説も大興奮の絶叫であったと報じられました。
 MLBレベルで観ても、驚嘆すべきプレーだったのです。

 解説のマルティネス氏(2006年第一回WBCのアメリカチームの監督)は「キクチは昨シーズン141試合に出場して、僅かに4失策。彼はグラブを持った『魔法使い』だ。」とコメントしたと伝えられています。

 実は、菊池選手のファインプレーがアメリカ野球界から注目されるのは、これが2度目です。
 1度目は、2014年11月20日の日米野球(親善試合)の4回に飛び出した、やはりグラブトスプレーでした。

 当時のMLB公式サイトの動画において、「侍ジャパンの菊池涼介がすべてのグラブトスの理想像を披露」と称賛されたのです。
 この時の打者は、あのアルトゥーベ選手。MLBの盗塁王にも輝き、快速で鳴らすアルトゥーベ選手を見事に1塁でアウトにしたのです。

 「・・・全ての他のグラブトスは、ホセ・アルトゥーベを1塁でアウトにした、このグラブトスが壁に映り込んだ影に過ぎない。紳士淑女の皆さん、これこそグローブ達が抱く将来の夢です」と、哲学者プラトンの比喩を引用して、大絶賛されました。(MLB公式サイトにおいて、日本選手のプレーがこれほどの称賛を受けること自体が、滅多に無いことでしょう)

 「世界最高のグラブトス」は、「菊池涼介選手の代名詞」になりつつあります。
 初マラソンの安藤選手(22歳)が、3月12日の名古屋ウィメンズマラソンで素晴らしい走りを魅せてくれました。

 走破タイム2時間21分36秒は、初マラソンの女子日本最高記録でした。

 バーレーンのキルワ選手に、35km付近からじりじりと離されていったとはいえ、安藤選手の走りは安定感十分なものでした。

 「手を下げてのピッチ走法」でスタート直後からトップグループを走り、他のランナーが次々と脱落していく中で、キルワ選手にぴたりとつけ、相当の距離を並走したレース振りは、とても初マラソンとは思えない、堂々たるものです。

 この安藤選手の走りは、1998年12月のアジア大会で、2時間21分47秒という、当時の世界歴代5位のタイムで優勝した、高橋尚子選手の走りに匹敵する衝撃を齎した感じがします。

 この時の高橋選手も、この大会(当時は名古屋国際女子マラソン)を2時間25分48秒(当時の日本最高記録)で優勝し、12月のアジア大会に出場して「世界デビュー」したのです。

 8月の世界選手権大会(ロンドン)における、安藤選手の大活躍に期待したいと思います。
[3月12日・東京ドーム]
日本8-6オランダ

[3月14日・東京ドーム]
日本8-5キューバ

[3月15日・東京ドーム]
日本8-3イスラエル

 日本代表チームは、1次ラウンド3戦3勝に続いて、2次ラウンドも3戦3勝として、E組首位で準決勝進出を決めました。
 第一回と第二回のWBC優勝チームである日本代表ですが、予選を全勝で勝ち抜いたのは初めてのことです。「侍ジャパン2017」の充実ぶりがよく分かります。

① 3試合とも「8得点」

 侍ジャパン打線は破壊力十分です。「飛ばないボール」が使用されているにも関わらず、要所でホームランも飛び出しました。
 今大会の予選6試合における、安定した戦い振りのベースにあるのが「高い得点力」であることは間違いないでしょう。

 こうした世界大会で、MLB経験者をはじめとする一線級のピッチャーを相手に、3試合連続で8得点というのは素晴らしいことだと思います。
 スモールベースボール面はもちろんとして、長打力においても遜色ない力を魅せていただきました。

② 様々な試合展開への対応力

 第1戦のオランダ戦は、日本チームが常にリードしながら試合を進めましたが、オランダ代表チームの粘り強い攻撃に会って6-6の同点に追いつかれ、延長タイブレークでの勝利。

 第2戦は逆に、キューバ代表チームがリードし、侍ジャパンが追いかける展開。6回に5-5に追いついて、8回に突き放した形。

 第3戦は、日本代表チームがイスラエル代表チームを8-0とリードし、終盤のイスラエルの反撃を抑えて勝利。

 2次ラウンドの3ゲームは、それぞれ異なる展開でしたが、侍ジャパンはいずれのパターンにもしっかりと対応して、勝利をものにしました。
 実力が無ければ、できないことでしょう。

 第3試合の展開が最も望ましい形なのでしょうが、いつもいつもそういう訳には行かないでしょうから、「試合展開への自在の対応力」というのは、大切な要素でしょう。

 さて、アメリカ・ドジャースタジアムにおける準決勝、そこを勝ち抜けば決勝が待っています。

 一発勝負という、どのチームにとってもリスクの高いレギュレーションですから、先発投手の出来不出来と、1回表裏の攻防がとても大切でしょう。

 侍ジャパンのメンバーの皆様には、少し休養を取っていただき、明るいカリフォルニアの空のもとで、存分に力を発揮していただきたいと思います。
 2017年の欧州ラグビー6か国対抗は、3月11日までに第4節を終えました。

 そして、第4節のゲームで、スコットランドを61-21の大差で下したイングランドが、最終の第5節を待たずに、優勝を決めたのです。

 イングランドチームは、2016年大会に続いての優勝でした。

 2015年、自国開催のワールドカップで1次リーグ敗退という、史上最悪の成績に終わったイングランドチームでしたが、見事に復活、V字回復を果たした形です。

 この「復活」に大いに貢献したのが、エディ・ジョーンズヘッドコーチHCであることに、異論を差し挟む人は少ないでしょう。
 もともと、ラグビーに対する才能豊かなプレーヤーが数多く居るチームに、適切な指導が導入されれば「一気に強くなる」のは道理です。エディ・ジョーンズ氏の指導力の高さ・適切さが、改めて認識させられる「事実」でしょう。

 第1節・2月4日のフランス戦を19-16の接戦で制したイングランドは、第2節・2月11日のウェールズ戦も21-16で競り勝ち、第3節・2月26日のイタリア戦は36-15で快勝して、第4節を圧勝したのです。これで4戦全勝。第5節・3月18日のアイルランド戦に勝利することとなれば、2年連続の「グランドスラム」を達成するとともに、「テストマッチ19連勝」という、これまでの記録(オールブラックスの18連勝)を超える新記録樹立となります。
 優勝が決まったとはいえ、注目のアイルランド戦ということになるのでしょう。

 日本代表チームのHC時代から、エディ・ジョーンズ氏の練習の厳しさ、チームに求める「規律」の高さは有名でしたが、ラグビーの母国・イングランドチームのHCとなっても、その点は全く変わらないと伝えられています。
 2016年の6か国対抗を全勝(グランドスラム)で制した後、やや慢心が見えるメンバーに対して「勘違いするな。態度を改めなければ、イングランド代表から外す。」と警告したと報じられました。
 さすがのリーダーシップであり、何かNFL・ペイトリオッツのビル・ベリチックHCを髣髴とさせる手法です。

 当然のことながら、「規律の高さ」とともに「適切な指導・指揮」なくしては、世界トップレベルのゲームでの勝利は覚束ないでしょうから、エディ・ジョーンズHCのコーチングの「バランスの良さ」が際立つのでしょう。

 本ブログでは以前から書いていますが、「2019年・日本開催のワールドカップの優勝候補」は、やはりイングランドチームだと思います。
 3月19日に開幕する第89回選抜高校野球大会の注目校検討です。

 出場校の「選抜」に当たっては、2016年秋の各地の大会・秋季大会の結果が重要視されますので、少し見てみようと思います。
 各地区の秋季大会の優勝校と準優勝校、関東地区、近畿地区は準決勝進出校、そして各地区大会優勝校等が集う明治神宮大会2016のベスト4を挙げます。

[北海道大会]
① 優勝 札幌第一
② 準優勝 札幌日大

[東北大会]
① 仙台育英
② 盛岡大付属

[北信越大会]
① 福井工大福井
② 高岡商

[関東大会]
① 作新学院
② 東海大市原望洋
③ 前橋育英
健大高崎

[東京大会]
① 日大三
② 早稲田実業

[東海大会]
① 静岡
② 至学館

[近畿大会]
① 履正社
② 神戸国際大付属
③ 大阪桐蔭
滋賀学園

[中国大会]
① 宇部鴻城
② 市立呉

[四国大会]
① 明徳義塾
② 帝京第五

[九州大会]
① 福岡大大濠
② 東海大福岡

[明治神宮大会]
① 履正社
② 早稲田実業
③ 福岡大大濠
札幌第一

 冬の間のトレーニングによる実力向上の差はありますが、各チームの地力は秋季大会の成績に表れていると見るのが常道でしょう。

 従って、前述の高校の中から優勝チームが出る可能性が高いと思います。

 一方で、3月10日に行われた組合せ抽選会の影響度も大きなものが有ります。
 有力校同士が1回戦、2回戦でつぶし合うことや、センバツは最初からトーナメント表が確定していますから、有力校が入っている「山」に入っているかどうか、などがポイントとなります。

 2017年のトーナメント表を見ると、有力校同士の1回戦が目立ちます。
 まずは、第1日第2試合の「日大三VS履正社」。
 秋季大会2016の東京大会優勝校と近畿大会優勝校が緒戦でまみえるのです。これは「東西の横綱同士の対戦」といっても良い好カードです。
 履正社高校は、明治神宮大会2016の優勝校でもありますから、センバツの優勝候補筆頭でしょう。その履正社が明治神宮大会決勝で破った、打ち勝った早稲田実業高校を、東京大会決勝で、やはり打ち勝った日大三高と戦うのですから、これは大接戦が予想されます。
 緒戦の緊張感をも考慮すれば、全くの互角と言って良いでしょう。

 続いては、第3日第3試合の「健大高崎VS札幌第一」。
 明治神宮大会ベスト4の札幌第一と、近年充実著しい関東地区で「走力を活かした」独自の野球を展開する健大高崎の対戦です。
 眼の離せないゲームとなることでしょう。

 続いては、第5日第2試合の「早稲田実業VS明徳義塾」。
 東京大会と明治神宮大会で共に準優勝した早稲田実業高校と四国大会優勝校である明徳義塾高校の激突です。
 戦力的には、やや早実が上かと思いますが、「甲子園を知り尽くしている馬淵監督」率いる明徳は、試合巧者です。打打発矢の戦いが展開されることでしょう。早稲田実業の清宮選手に対して、馬淵監督が「敬遠四球」の指示を出すかどうかも面白いところです。

 いずれのゲームも力量が接近していますので、やはり「先取点の重み」がポイントとなりそうです。

 以上の要素等を考慮して、活躍が期待される注目の10高校を挙げてみます。

① 東海大市原望洋
② 作新学院
③ 履正社
④ 健大高崎
⑤ 大阪桐蔭
⑥ 早稲田実業
⑦ 盛岡大付属
⑧ 前橋育英
⑨ 仙台育英
⑩ 静岡

 とても難しい検討でしたが、今大会は以上の10校に注目したいと思います。

 日大三や明徳義塾は、当然ながら、緒戦を勝ち抜くことが出来れば一気にベスト4まで勝ち上がる可能性が有ります。
 「甲子園での勝率が高い」西谷監督率いる大阪桐蔭も有力ですが、とても強い高校が集まっている山に居るのが気になる所です。

 近時は、北信越地区や北海道地区の健闘が目立つセンバツですので、全国の実力差が小さくなっていることは明らかです。

 「接戦に次ぐ接戦」の大会になることでしょう。
 ドイツ・ブンデスリーガ、フランクフルトの長谷部誠選手は、3月5日、ホームゲームのフライブルク戦にフル出場し、ブンデスリーガ1部、235試合出場を達成しました。

 ブレーメンなどで活躍した奥寺康彦選手の持つ日本人プレーヤー最多出場記録であった234試合を抜く、新記録を達成したのです。

 本当に素晴らしい記録だと思います。
 記念すべきゲームに「フル出場」したというのも、特筆すべき事実でしょう。

 こうした記録は、様々な要素をクリアしなければ達成できないものです。

① 怪我・故障が無かったこと

 ブンデスリーガが世界屈指の国内リーグであることは異論のないところでしょう。
 世界屈指のレベルにあるリーグですから、試合内容が極めて厳しいことは言うまでもありません。
 ドイツサッカーの「当たりが強い」ことは、世界的にも有名な話ですから、大きな怪我や故障無く、2008年から2017年にかけて10年間にわたり戦い続けてきたことは、高く評価されるべきことでしょう。

② スキルの高さと弛まぬ進歩

 長谷部選手は、近時はフランクフルトでキャプテンを任されています。ニコ・コバチ監督が長谷部選手をとても高く評価していることも報じられています。
 「長谷部は、若い選手たちの模範となるプレーヤー」「展開を読む力が優れている・・・」といった監督のコメントが、そのことを良く表しています。

 今シーズン、ボランチのみならずリベロでも長谷部選手を起用している、コバチ監督の信頼は極めて高いのでしょう。

 一方で長谷部選手も33歳となりました。フィジカル面ではそろそろピークを過ぎる頃かもしれませんし、この10年間でサッカーの戦術も大きく深く変化していることも間違いないでしょう。その大きく深い変化に、長谷部選手はしっかりと対応しているのです。 ゲームにおけるリスク管理の高さと共に、「自らのサッカーを賞味期限切れ」にしない進歩が、そこには有ると感じます。
 もちろん、長谷部選手も、ブンデスリーガに来てから、ヴォルフスブルク→ニュルンベルク→フランクフルトとキャリアを積み重ねていく中で、なかなか試合に出場できない時期も経験しています。
 そうした時期を乗り越えて、現在の地位を確立しているのです。

 時代の流れに沿って、自らを変えていくというのは、スポーツに限らず全ての分野において、とても難しいことでしょう。長谷部選手の弛まぬ努力が実を結んでいるのです。

 今回の「快挙」に関するインタビューにおいて、長谷部選手は「(ドイツという国・ブンデスリーガが)自分のキャラクターに合っていたことも事実だろう。・・・違う国に行って上手くやれるかと言えば、そんなに簡単なことでは無いと思う」と述べています。

 ある意味でのツキもあったのでしょうが、長谷部選手の「選択」が功を奏したとも言えそうです。

 長谷部選手は「ドイツという国に感謝している」とも述べています。

 ドイツという国とブンデスリーガから多くのことを学び、自らのサッカーに活かしているということなのでしょうが、それとても「好学心」(あまり聞かない言葉ですが)無くしては活かすことも出来なかったわけですから、やはり長谷部誠選手の能力の高さが感じられますし、「世界で戦っていくための資質」を改めて認識させられるのです。
[3月8日・第2戦・ヴエストファーレンスタディオン]
ボルシア・ドルトムント4-0ベンフィカ

 敵地での第1戦を0-1で落としていたドルトムントが、オーバメヤン選手のハットトリックを含む4得点で第2戦を快勝し、勝ち上がりました。

 ベンフィカも良いプレーを披露したゲームでしたが、「ゴール前の集中力」でドルトムントが勝った印象です。

 オーバメヤン選手の1点目はヘディングシュートで決めました。
 ゴール前の競り合いから、フリーのオーバメヤン選手にボールが出て、これをしっかりと押し込みました。ベンフィカのゴールキーパー・モラレス選手も良く反応しましたが、惜しくも弾きだすことは出来ませんでした。

 プリシッチ選手が追加点を決め、ドルトムントが2-0とリードしての後半16分、今度はダイレクトセンタリングをゴール前で合わせて、オーバメヤン選手が2点目を挙げました。
 
 そして後半40分、これもゴール前へのセンタリングをオーバメヤン選手が押し込んだ形でした。

 この2ゴールは、現在のドルトムントの攻めの形そのものであり、それをキッチリと決めるところは、オーバメヤン選手の真骨頂でしょう。

 ピエール・エメリク・オーバミアン選手(27歳)は、フランス出身ですが、フランス、ガボン、スペインの3つの国籍を持ち、現在はガボン代表としてプレーしているようです。
 身長187㎝の恵まれた体躯と柔軟性十分なプレーを武器に、ドルトムントのエースとして活躍していますが、今後世界的なストライカーに成長していく可能性も十分あると感じます。
 
 ボルシア・ドルトムントが調子を上げてきました。

 レアル・バルサ・バイエルンの3強にとっても、脅威となる存在でしょう。
 3月4日と5日にかけて行われた、2017年の全日本綱引き選手権大会を、3月12日のNHK-BS放送で観させていただきました。
 毎年、とても楽しみにしている大会です。

 まずは女子。
 このところ負け知らず、無敵の女王であったマドラーズ大阪チームが、準決勝で神戸PULL-BARチームに敗れるという、波乱の展開。
 決勝は、久し振りの優勝を狙う神戸チームと、初優勝を狙う彩TCチーム(東京)の戦いとなりました。

 接戦が予想された戦いでしたが、意外にも彩TCチームがセットカウント2-0のストレートで勝利しました。準決勝の三輪女子綱引クラブ(秋田)戦で好調なプレーを魅せていた彩TCでしたが、その好調さを決勝でも発揮した形。
 神戸PULL-BARは宿敵マドラーズ大阪を倒して、少し「達成感」が出てしまったのかもしれません。

 彩TCチームの「引く力」は一頭抜けていた印象ですので、来年以降の活躍も十分に期待できると思います。

 続いて男子。
 BIWAKO同志会(滋賀)と進友会(長野)の決勝戦は、息詰まるものでした。
 第一セットは、まずBIWAKOチームが引き、進友会が耐えるという展開。
 じりじりと引くBIWAKOに対して、進友会は「BIWAKOの疲れを待つ」感じでしたが、進友会の待つ「疲労」は見られず、そのままBIWAKO同志会が引き切りました。

 追い込まれた進友会でしたが、その表情・様子に焦りは全く感じられませんでした。持久力に自信を持っている進友会チームにとっては「想定内」というか「予定通り」といった雰囲気も漂いましたから、第二セットの激戦が予想されました。

 さて第二セット。
 しばしの睨み合いの後、やはりBIWAKO同志会チームが引き始めました。進友会チーム我慢の展開が続きます。進友会の監督は相手チームの様子をひたすら観察し、引くタイミングを計っています。そして自チームには「重心を下げての現状維持」を指示し続けているのです。
 2分半を過ぎて、さすがに両チームに疲労の色が濃くなった頃、進友会に「引け」の指示が出ました。BIWAKO同志会チームが2m近く引いていた段階であったと思います。

 「引け」の指示が出た進友会ですが、綱は中々こちらには来ません。BIWAKO同志会のディフェンスも素晴らしいのです。10㎝単位で綱が左右に動くという「互角の時間帯」が続いた後、進友会が引き始めました。両チームとも着尻したり立ち上がったりが連続する展開の中で、ついに進友会が反撃に出たのです。

 しかし、BIWAKO同志会も再び引き戻し、進友会が再び引いて、一進一退の流れが続きましたが、ここで進友会の体勢が崩れたのを見てBIWAKO同志会が引いて、勝負が付きました。

 3分57秒の大激戦でした。

 「精根尽き果てた」という形で、両チームのプレーヤー達はグランドに突っ伏しました。
 素晴らしい戦いであったと思います。
 両チームの力量はほぼ互角ですが、基本的な「引く力」で僅かにBIWAKO同志会チームが上回ったという感じがします。

 2017年の男子の部は「各チームの力の差が極めて小さい」大会でした。
 準決勝で敗退した金沢レスキュー隊(石川)、京都消防ろぶすたぁも含めて、一回戦から接戦続き。例年なら、ベスト4に残るチームは「1セットも落とさずに進出」というケースが多かったと思いますけれども、今大会は「楽勝で勝ち進んだチームは無かった」印象です。

 男子の部に付いては、日本中でレベルアップが進んでいるように見えますので、来年以降も大接戦の大会が続くのではないでしょうか。
 別の言い方をすれば、金沢レスキュー隊、進友会、BIWAKO同志会といった常連チーム以外のチームが優勝するチャンスも十分に有る時代が来たということかもしれません。

 どのチームにとっても「新旧交代」の成否が、勝利へのカギを握っているのでしょう。
[3月7日・第2戦・アーセナルスタジアム]
バイエルン・ミュンヘン5-1アーセナル

 第1戦、バイエルンのホーム・フースバルアレーナで1-5と大敗したアーセナルが地元でどれくらいの反攻を見せてくれるのかと注目されたゲームでしたが、再び5-1でバイエルンが圧勝しました。

 アーセナルとバイエルン・ミュンヘンという、世界に名立たるビッグクラブ同士の戦いが、2戦通算10-2という一方的なものになってしまったのは、意外という他はありません。

 前半、ウォルコット選手のゴールでアーセナルがリードした時には、後半の戦い振りが期待されましたが、後半8分にコシェルニー選手が反則退場し、10分にバイエルンの大砲・レバンドフスキ選手が同点ゴールを挙げてからは、ゲームは一気にバイエルンに傾きました。
 23分にロッベン選手、33分にコスタ選手、そして35分と40分にビダル選手が畳み掛けて、5-1としたのです。

 名門アーセナルにとっては「屈辱的な敗戦」と言えるでしょう。
 
 イングランド・プレミアリーグとしても、とても残念な結果と言わざるを得ません。

 一方で、このところ一時の勢いが感じられなかったバイエルン・ミュンヘンにとっては、久しぶりに「溜飲を下げた」対戦・ゲームであったと感じます。

 やはり、レアル・マドリード、FCバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンの「3強」の時代が、まだまだ続くのかもしれません。
[3月8日・第2戦・カンプノウ]
FCバルセロナ6-1パリ・サンジェルマン

 第1戦を0-4で落とし、ベスト8への道が閉ざされたかに見えたバルサでしたが、ホームのカンプノウで行われた第2戦を6得点・5点差で勝利し、勝ち抜きました。

 本ブログの2月17日の記事も「バルセロナの敗退濃厚」といった趣旨でしたので、バルサのプレーヤーおよびファンにお詫び申し上げます。

 このゲームのFCバルセロナは「驚異的な強さ」を魅せてくれました。

 次のステージに進むためには「大量点と大量得失点差」が必須であったバルサは、メッシ選手を中盤に下げてチャンスメイクを増やす戦術を取って、ゲーム開始直後から攻め続けました。
 前半を2-0とリードし、2点目がオウンゴールでしたので、「流れ」はバルセロナに来ているかとも感じられました。
 そして後半5分にメッシ選手が3点目を挙げた時には、「大逆転」の可能性が高まったように観えました。

 ところが後半17分、パリ・サンジェルマンの大砲・カバーニ選手が得点しました。
 3-1となったのです。
 後半10分に投入されたディ・マリア選手が効いてのゴールでした。「アウェイでの1点」は重いものですし、何よりサンジェルマンの動きがとても良くなったのです。カウンタープレーなどは威力抜群でしたので、サンジェルマンの追加点の可能性も十分に観えました。

 「やはり逆転は無理だったか」と思いましたが、バルセロナは全く諦めませんでした。

 このところ調子が出ていなかったネイマール選手が、後半43分と46分に得点して5-1。
 インジュリータイムも残り僅かとなった後半50分、セルジ・ロベルト選手が、ついに6点目を挙げたのです。
 
 1点目のスアレス選手のゴールから、メッシ選手、ネイマール選手と「黄金の3トップ」が得点を重ね、ついには「必要・十分条件」をロスタイムのゴールで満たしてしまうというのは、力が無ければできない芸当です。

 世界を代表するビッグクラブの底力を魅せていただきました。

 それにしても、決して動きが悪いようには見えなかったパリ・サンジェルマン相手に、6-1で勝ち切るというのは尋常なことではありません。

 大ピンチに追い込まれていたバルセロナが、一気に優勝争いに加わる可能性も十分でしょう。
[3月7日・B組・東京ドーム]
日本11-6キューバ

[3月8日・B組・東京ドーム]
日本4-1オーストラリア

 ワールド・ベースボール・クラシック大会2017の1次ラウンドが幕を開けました。

 そして、我らが「侍ジャパン」は2戦2勝と、素晴らしいスタートを切ったのです。

 緒戦のキューバ戦は、キューバチームというネームバリューもあって、とても盛り上がりました。
 日本代表チームの関係者はもちろんとして、日本中の野球ファンが見つめた試合となったのです。

 この試合、日本チームは5回までに7-1とリードしました。
 大会前の「貧打」とは打って変わって、打線が好調なプレーを続けたのです。
 このまま圧勝かに見えた7回、キューバチームはデスパイエ選手、アービレイス選手のホームランとタイムリーヒットで3点を奪い、試合は打ち合いの様相を呈しました。
 しかし、「侍ジャパン」は動じることなく、打ち勝ったのです。4安打を放った松田選手や、追い上げられた7回に2ランホームランを放った筒香選手などなど、14安打11点の猛攻でした。

 こうした大きな大会の緒戦で、打線に火が付くというのは、とても良い滑り出しだと感じました。

 第2戦は、一転、投手戦となりました。
 やはり野球・ベースボールは、良い投手が投げると、そうそう点は取れません。
 オーストラリアのアサートン投手、日本の菅野投手、両投手の好投が目立ちました。

 前夜、好調な打撃を展開した「侍」でしたが、この日はフライを上げることが多く、アサートン投手の術中に嵌っているという印象。
 6回まで1-1と、緊張感満点の試合となりました。

 この均衡を破ったのが中田選手でした。7回の先頭打者として初球をレフトスタンドに運びました。少しタイミングを外されていた感じでしたが、ものともせずに「巻き込んで運ぶ」ところは、いかにも中田選手らしいところで、「侍」の中軸打者として、長距離砲としての役割をしっかりと果した仕事でした。

 そして8回には、筒香選手が2ランホームラン。
 これは、内角低めの難しい投球を、右ひじを折り曲げながら捉え、ライトポールの内側へ運ぶという、「パワーと技術」の両面が備わっていなければ、到底実現できない、とても高度なバッティングでした。

 ファウルにならないようにバットの面を作ることはできても、パワーが無ければ、あそこまでは飛ばせない、本当に見事なスイングであったと思います。

 主砲2選手のホームランが目立ったとはいえ、第2戦は投手陣の踏ん張りがポイントとなった試合でした。菅野投手、岡田投手、千賀投手、宮西投手、牧田投手と繋いだリレーは、安定感十分であったと思います。
 特に千賀投手は、最速155kmのストレートと多彩な変化球を織り交ぜ、オーストラリア打線に付け入る隙を与えませんでした。

 2戦2勝とした「侍ジャパン」は、3月9日の試合結果を経て2次ラウンド進出を決めました。
 第1戦は打線、第2戦は投手陣、が主役となった試合運びも、チームとしてのバランスの良さを示しています。

 大会前の練習試合で「打てず守れず」といった様相を呈し、とても心配されていた今大会の代表チームですが、大会が始まってみれば、投打共に「強さを存分に魅せて」います。
 いくつかのミスがありながらの、この強さは、「WBC2017の侍ジャパン」の実力を示しているのでしょう。

 「3度目の優勝」に向かって、伸び伸びと戦っていただきたいと思います。
 2年に一度開催され、ノルディックスキーの世界一を決める大会である世界ノルディック選手権2017が幕を閉じました。
 フィンランドのラハティを会場として行われた2017年大会でしたが、距離スキー種目においては、王国ノルウェー選手団の成績が目を引く結果となりました。

 男子チームと女子チームの成績に、大きな差が生じたのです。

 女子チームは「全種目金メダル」を達成しました。
 圧倒的な強さを魅せてくれたのです。

 大エースのマリット・ビョルゲン選手が、10kmクラシカル、15kmスキーアスロン、30kmフリースタイルの3種目を制し、4×5kmリレーでもアンカーとして優勝して、今大会4つの金メダルに輝きました。
 そして、スプリントとチームスプリント種目もノルウェーチームが制して、6種目完全制覇を成し遂げたのです。

 2015年12月に出産を経験し、36歳にして、その復活が注目されたビョルゲン選手ですが、出産前より強くなった印象です。まさに「女王」と呼ぶに相応しい「他を圧する強さ」を示しました。

 来年の平昌オリンピックの女子距離競技も、ノルウェーチームを中心として展開していくことになりそうです。

 一方の男子チームは、4×10kmリレー1種目の優勝に止まりました。
 そのリレー種目も、ロシアチームとの競り合いが続き、ゴールでは5秒弱の差と、ヒヤヒヤ物の勝利でしたが、この唯一の金メダルが無かったら、王国としては「とんでもない大会」になっていたことでしょう。

 男子の各種目においては、ロシアチームの健闘が目立ちました。
 30kmスキーアスロンでウスティゴフ選手が優勝し、チームスプリントも金メダルに輝き、50kmフリースタイルと4×10kmリレー、スプリントの各種目で銀メダル。金2、銀3という成績は、今大会の男子距離においては国別でトップでした。

 また、イタリアチームもスプリントで金メダル、チームスプリントで銀メダルと活躍を魅せました。

 一方で、これまでの強豪国、スウェーデンとフィンランドは、ノルウェーと共に精彩を欠いたのです。

 平昌オリンピックに向かっての男子距離界は「大混戦」と言えるでしょう。
 特に、50kmフリースタイルという「代表チームの底力」を示す種目で、北欧3か国のチームで3位以内に入ったのが、フィンランドのヘィッキネン選手の銅メダルだけというのが、この混戦を如実に表していると感じます。

 2015年大会までの大エース、ペッテル・ノートグ選手が不調であったノルウェー男子チームには「精神的支柱」が欠けていたのか、それとも世代交代が上手くいっていないのか(沢山の若手が出場していましたが)、いずれにしても、「王国」としては由々しい事態になっていることは間違いありません。

 もともと、世界選手権に比べてオリンピックでは本来の力を発揮できていないと指摘されているノルウェー男子チームにとっては、来年までの短い間にチームを立て直さなければならないという、難しい課題が示されたということでしょう。

 一方で、ロシアチームやイタリアチームの活躍は、ノルディックスキー距離種目が決して「北欧3ヶ国だけのもの」ではないことを示しています。
 平昌オリンピックでの大活躍も、大いに期待できるところなのでしょう。
 3月12日に開幕する大相撲3月場所は、いつもの場所にも増して、見所が満載です。

1. 新横綱・稀勢の里の初の本場所

 西の横綱に「稀勢の里」が入りました。
 当たり前のこととはいえ、番付を見ると思わず笑みがこぼれます。土俵入りから取組まで、一挙手一投足が注目されます。

2. 関脇・小結の充実

 今後の大相撲を支えて行くであろう力士がズラリと顔を揃えました。
 大袈裟に言えば「美しさ」さえ感じさせる番付でしょう。

 東関脇・玉鷲、西関脇・高安、東小結・御嶽海、西小結・正代・・・。
 これに大関復帰を目指す琴奨菊が加わった関脇・小結陣は、今場所の台風の目というより、今場所の中核という様相です。

3. 前頭も多士済々

 ベテランと新鋭がバランスよく配された前頭も、楽しみな力士が目白押し。
 「世代交代」の雰囲気を感じさせながらも、「ベテランの巻き返し」への期待も高まる布陣です。

 2枚目まで上がってきた蒼国来が横綱・大関を相手にどんな相撲を取ってくれるのか。
 同じく2枚目の貴ノ岩の捲土重来はあるのか。
 5枚目の遠藤と北勝富士が自分の相撲を披露できるのか。
 7枚目の逸ノ城と千代翔馬が暴れまわる姿が観られるのか。
 12枚目の宇良と13枚目の貴景勝は「次の次の力士」として、これまで通りのライバル関係を続けるのか。
 そして、8枚目に並んだ、魁聖と隠岐の海はベテラン勢の代表格として、若手の厚い壁になるのか。
 筆頭の豪風と4枚目の嘉風、「風風コンビ」の活躍やいかに・・・。

 挙げていけば、注目点はキリがありません。

4. 注目の10力士

① 横綱陣 稀勢の里
② 大関陣 豪栄道
③ 御嶽海
④ 正代
⑤ 遠藤
⑥ 高安
⑦ 宇良
⑧ 逸ノ城
⑨ 蒼国来
⑩ 貴景勝

 今場所は、今後の大相撲を占う場所と位置付けて、「昇り竜のパワー」に期待した選択になりました。

 優勝争いは、平幕力士も含めた大混戦となることでしょう。
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
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