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HOME   »  2017年03月07日
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 3月2日、アメリカ大リーグ機構(MLB)と大リーグ選手会が、今シーズンのルール変更を発表しました。
 毎年この時期に行われる発表であり、今シーズンもいくつかの変更点が示されましたが、最もインパクトの有る変更点は「守備側の監督が審判に意思表示するだけで敬遠四球となる→投手が1球も投げずに四球が成立する」というルールでしょう。

① スピーディな試合進行をめざすものか

 近年のルール変更では「スピーディな試合進行実現を目指す施策」が多く、今年の変更点の中にも「監督がビデオ判定を要求するかどうかを判断する時間は30秒以内」といった変更も行われています。

 この「申告制敬遠四球」もその一環でしょう。
 観客にとっての「退屈な時間」を少しでも減らし、試合時間短縮を狙う施策であろうと思います。

② 暴投リスク

 敬遠四球で投手が4.球を投ずる際に、暴投が発生することがあります。
 ピッチャーにとっては「普段投げない位置」に投球するのですから、敬遠四球自体は、そう易しいプレーでは無いのでしょう。現役投手からも「易しいプレーでは無い」とのコメントが聞かれます。
 こうしたミスが生じないように、キャッチャーは大きくグラブを広げて、投球位置を示しています。

 この「敬遠四球」における不測の事態・暴投も、ベースボールのひとつのシーンであり、面白さの一部であるとのご意見も有りそうですが、このシーンは2017年シーズンでは観られないこととなりました。

③ 打って行くプレー

 これは滅多に観られないプレーですが、「敬遠四球」の投球を打者が打って行くというプレーがあります。日本プロ野球におけるクロマティ選手や新庄選手の打撃は、現在でも「好プレー・珍プレー」のひとつとしてテレビ番組で採り上げられることがあります。

 こうした「意外性満点のプレー」も、今シーズンは観られなくなりました。

 もちろん、敬遠四球プレー時に「暴投」や「ヒッティング」は滅多に起こらないことだからこそ、こうしたルール変更が実施されたのでしょう。

④ 投球数

 投手側から見れば、敬遠四球に要した「4球」の投球数が減ることになります。
 投球数が重要視されるMLBにおいては、この「4球」は思ったより大きな影響を与えるかもしれません。
 もちろん、敬遠四球の投球は通常の投球に比べて、投手の疲労蓄積が少ないという見方もあろうとは思いますが、前述のように「暴投」や「打ってくる」というリスクも存在しますので、そうそう手を抜いた投球も出来ないでしょうし、投球のリズムを変えることは投手にとってはリスクが大きいでしょうから、やはりこの「投球不要」は大きいと感じます。

 敬遠四球が2打者に対して行われれば8球になります。8球で1イニングを終らせることは、そう珍しいことでは無いでしょう。

 総合的に見れば、このルール変更は投手側・守備側に有利なものと言えそうです。

 この変更がレギュラーシーズンのプレーにどれ位の影響を与えるのか。
 とても興味深いところです。
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