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HOME   »  2017年03月22日
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 ワールド・ベースボール・クラシック大会2017は、テレビ視聴率、観客動員の両面から、史上最高の人気と言って良い状況です。

 例えば日本戦の視聴率を見ると、1次ラウンドのキューバ戦が22.2%、オーストラリア戦が21.2%、中国戦が18.0%、2次ラウンドのオランダ戦が25.2%、キューバ戦が27.4%、イスラエル戦が27.4%(いずれも関東地区の平均視聴率)と素晴らしい数字が並びました。
 試合前に2次ラウンド進出が決まっていた中国戦を除けば、20%超えというか、20%を大きく超える視聴率を叩き出したのです。

 野球人気の高い北海道地区では、2次ラウンド・キューバ戦の平均視聴率が32.1%、最高視聴率(内川選手の勝ち越し犠牲フライ→山田選手の2ランの瞬間)が41.4%に達しました。
 まさに驚異的な数字です。

 テレビの野球番組の視聴率が、他の番組を圧倒するという状況は、「野球人気の底堅さ」を明確に示しているものといえるでしょう。
 
 「プロ野球人気の低迷」が叫ばれて久しいのですが、感覚的には「一時の低迷から抜け出し、復活の道を歩んでいる」ように見えます。我が国におけるプロスポーツにおいて、何試合にも渡ってこれほどの高視聴率を獲得できるのは「野球以外には無い」と思います。

 もちろん、この人気が「日本プロ野球の人気」なのか「WBC大会・日本代表チームの人気」なのかは、検討してみる必要があるのでしょうが、日本代表チームが概ね日本プロ野球の選手によって構成されていることを考え合わせれば、やはり日本プロ野球、ひいては「日本野球の人気の高さ」を示していると判断するのが、妥当でしょう。

 テレビ画面に映し出される、東京ドームの観客席の様子も、凄いものでした。立錐の余地なく満席ですし、立ち見の姿も相当数ありましたから、真の「大入り満員」なのでしょう。
 4万人を大きく超え、試合によっては4万5千人近い大観衆が詰めかけたと報じられていました。
 視聴率同様に、WBC2017の高い人気を如実に示している事実です。

 いつもは「鳴物入り」で応援している観客が、この大会では「自らの声」で応援しています。一挙手一投足に一喜一憂し、大歓声や大きなため息が東京ドームに溢れています。
 相手チームが攻撃しているときの「静けさ」も特筆すべきでしょう。
 今大会の観客は、グラウンドを凝視し、野球を熱心に観ていたのです。

 当たり前のことではないでしょう。
 加えて、大半の観客が試合終了まで席を立たないのは、滅多に観られない光景と言うべきです。

 4時間57分に及んだ、2次ラウンドのオランダ戦は、試合終了時刻が午後11時54分でしたから、試合終了と同時に「終電に向けてダッシュ」した観客が多かったと報じられました。
 自動車でスタジアムに来ているわけではない、我が国の野球ファンが「大きなリスクを取って観戦」したのです。
 それほどに「面白い」「目の離せない」「とてもじゃないが途中で帰ることなんてできない」試合だったのです。

 最高のエンターティンメントであったことは、間違いないでしょう。

 ナショナルチームの世界大会における活躍は、当該スポーツの人気上昇に繋がるのは、どんなスポーツ競技・種目においても同じです。

 もともと高い人気を有する「野球」が、代表チームの活躍により、ますます人気を上げているのが、今の状況でしょう。
 「3度目の世界一」を実現できれば、その人気上昇に一層拍車がかかることは、言うまでもありません。

 WBC2017の高い人気は、日本ラウンドに限ったことでは無く、アメリカ他における1次ラウンド、2次ラウンドも、過去の大会以上の大人気を博していると伝えられています。
 もともと国民の支持が高い、ドミニカ代表チームやプエルトリコ代表チームはもちろんとして、ようやく「メンバーが揃ってきた」アメリカ代表チームにも注目が集まっているのでしょう。

 「野球」も「ベースボール」も大人気なのです。
 WBCは、まさに世界一を争う大会に成長したとも言えそうです。
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